2017/03/18 - 2017/03/19
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nichiさん
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朝早く横浜の家を出て、今晩の箱根の宿泊先の小涌園ホテルには7時過ぎに着。
宿泊予定でるあることをホテルフロントに伝え、駐車場所を指示してもらいます。
後はホテルでトイレを借りて靴を履き替えてハイキングに出発です。
今回は、箱根の鎌倉古道である「湯坂道」を歩くのが目的です。
湯坂道(ゆさかみち)は旧東海道が1603年(慶長8年)にできる前のさらに古い旧街道です。
それまでは足柄道が主な箱根越えの為の街道。803年の富士山の噴火で一時閉鎖されて、代わって湯坂道が開かれました。
それだけ古い箱根越えの街道です。
しかし、 江戸時代に入り交通量が多くなり、坂が多く狭い湯坂道は人馬の往来に向かなくなりました。そこで、2代将軍徳川秀忠が1618年に湯坂道に代わり、旧東海道を作りました。
そんな湯坂道を夫婦で歩いてみました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
朝の7時過ぎ、小涌園ホテルに着きました。
横浜の自宅から1時間20分で着きました。
道はめちゃ空いてました。 -
老舗ホテルですが、初めて宿泊します。
この前の通りを何度通ったことがあるかわかりません。
「はこーねこわきえんー」
というテレビコマーシャルが懐かしいです。
小学生の頃(昭和40年代に流れていました)このTVCFのマネをして唄っていました。
イヤミの「シェー」の時代です。
お正月の箱根駅伝でも定点カメラが中計する場所ですね。 -
すみませーん。
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今晩宿泊予定なんですが、、
とフロントで尋ねると、名前を聞かれ、駐車する場所を教えてくださいました。
「山歩きですか?」
と尋ねられ、
「はい」
と応えると、地図をくださいました。
ありがとうございます。 -
出発です。
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はす向かいにはユネッサンが見えます。
行ったことはありませんが、、、 -
小涌園が誇る名園「蓬莱園」の横を通ります。
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蓬莱園の先を左に曲がり坂を下ります。
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すぐに右に曲がります。
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お目当ての千条の滝はこちらですね。
(ちすじのたき)と読むそうです。
(せんじょうのたき)ではないんですね。 -
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水の音が聞こえて来ました。
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眼下に水が見えます。
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蛇骨川です。
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滝が見えました。
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千条の滝の小さな看板。
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千条の滝に朝日がさしています。
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こちらがメイン看板&説明書きですね。
「この滝は蛇骨川上流に位置し、苔むした岩肌をつたって流れ落ちるさまは、いく条もの糸に見え、いつのころからか「千条の滝」と呼ばれるようになりました。
その名にふさわしく、優しく幽玄な雰囲気をかもし出しています。」
という説明文を読んで、再び振り返ります。 -
なるほどね。。
確かに糸に見えるのは判ります。
でも、幽玄??
幽玄とは、高尚で優美で気品があることでは?
この風景で高尚?気品?
その場でスマホでググってみると、意味は私の認識通りですが、「深くほのかな余情の美」
という意味もありました。
たぶん、この意の「幽玄」の使い方ですね。
勉強になりました。
水が簾のように流れています。 -
高さ3m 幅25m の滝です。
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ここからのハイキングコースの確認です。
湯坂路と言う鎌倉古道を進みます。 -
ここから鎌倉古道である湯坂路を歩きます。
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蛇骨川を渡ります。
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マイナスイオンをいっぱい感じて歩きます。
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気持ちいい!!!
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浅間山を目指します。
読みは
「あさまやま」ではありません。
「せんげんやま」
です。 -
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最初は比較的に整備された路でした。
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だんだん悪路に。
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荒地を進みます。
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昔と状況は違うのでしょうが、東西の大動脈としては急勾配すぎる気がします。
秀忠が馬車や馬の往来には不向きと捉え、徳川秀忠が、箱根越えの為の東海道を作った理由がわかります。 -
だいぶ上がってきました。
だいぶ寒くなってきました。 -
風も強くなってきました。
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急勾配を登ります。
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えっ?
雪? -
ありゃ?
雪? -
かなり寒いっす!
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開けている所に出ました。
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浅間山山頂です。
「標高804m
江戸時代、富士山への信仰から、浅間信仰が起こり、この山の中腹に浅間神社を祭ってから、浅間山と呼ばれるようになりました。
鷹巣城があったのはこの山だったと思われます。」
との表記です。
鷹巣城は、元々は北条の城でしたが、家康に攻め落とされ、その後家康の小田原攻めの拠点となった城です。
歴史好きにはたまらない場所でもあります!!!
でも、この次に行った鷹巣山山頂にも鷹巣城跡があります。
実際にはどちらにこのお城があったのかは不明のようです。 -
この辺にお城があったのかなー?
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ここから視界は開けていないので、小田原は見えません。
残念。 -
ここより鷹巣山を目指します。
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湯坂路(鎌倉古道)の案内図。
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雪が残る寒い道を鷹巣山を目指して進みます。
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こんな道を進みます。
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緩やかな下りの雪が残る道です。
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浅間山と鷹巣山の中間地点です。
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少し抜けた景色が見えました。
正面は箱根の外輪山の金時山です。
昨年の12月に夫婦で登った山です。 -
今度は上りです。
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ひたすら登ります。
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登ってきた道を振り返ります。
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雪で真っ白な道を進みます。
寒いーーー -
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相模湾が見えました。
真下は小田原の街です。 -
開けている所に出ました。
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鷹巣山山頂の鷹巣城後です。
「鷹巣城は、秀吉の小田原攻めに備えて、後北条氏が建築した箱根山の諸城のひとつ。
天正18年(1590年)秀吉の小田原攻めが始まり、同年3月下旬には、秀吉軍は箱根山に入ったと思われるが、この時に秀吉に従って参陣した家康も、しばらくこの城に滞在したという記録がある。
しかしその城跡については、位置、規模など不明な点も多い。」
つまり、お城の正確な場所は、先ほどの浅間山かこの鷹巣山かよく判っていないということですね。 -
山頂のベンチには雪が積もっていて座れません。
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鷹巣山山頂をあとにします。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 琉球熱さん 2017/04/02 12:54:48
- 鷹巣山
- nichiさん、こんにちは
湯坂路、なかなか良いですね、風情があって。
私も2013年秋に逆コース(畑宿〜鷹巣〜浅間〜千条)で歩いたことがあります。
鷹巣山の山頂も浅間山の山頂も、広くて気持ち良かった記憶が残っています。
千条の滝、私もあの看板を見るまで「せんじょう」かと思っていました(笑)
私が行った時はもう少し水量も多く、それなりにきれいでしたよ。
のんびり散歩するには好適地ですね。
- nichiさん からの返信 2017/04/03 16:46:55
- RE: 鷹巣山
- いいね&コメントを頂きありがとうございます。
最近、箱根周辺を改めて見て回るようになりました。
今までは見向きもしなかった所に趣を感じたり、小説と重ねてみたり。。
湯坂路における箱根越えは相当大変なものであったことを、石仏群を観て
感じました。
今度は湯本から古道を登ってみようと思います。
琉球熱さんが登っていらした明神ケ岳にも行きたいと思っております。
(冬では無いですよーー笑)
これからも宜しくお願い申し上げます。
-
- 働きマンさん 2017/03/28 12:28:41
- ご夫婦での登山!いいですねー!
- nichiさん
こんにちわ!
ご夫婦での箱根の登山!
いいですねー!
箱根小涌園にもいかれたみたいで。
私もあそこはよくいきますよー!
駐車場が広くて、CAFE使用ですが・・・(笑)
それにしても、箱根の山で登山できる場所があるなんて驚きました。
お写真には奥様しか写っていませんでしたが、他の登山者の方は
いらっしゃらないのでしょうか?
お二人で登られたんですかね?
この雰囲気だと。
すごいですねー。
私も昔・・昔・・・主人と登山しようと某山にいきましたが、他の登山者が
おらず不安になり・・・引き換えしてしまいました・・(笑)
これからトレッキングの気持ちのよい季節ですね!
我が家も多分嫌がるであろう子供達をつれて登山に挑戦してみたいです!
楽しい旅行記をありがとうございました!
働きマン
- nichiさん からの返信 2017/03/28 19:08:17
- RE: ご夫婦での登山!いいですねー!
- こんにちは。
コメント&いいね
ありがとうございます。
今回は登山と言うほどでもなく、
軽いハイキングと言った感じでしょうか?
この後、芦ノ湖までブラブラ歩きました。
箱根登山と言えば、やはり金時山か明神ケ岳でしょうか?
金時山しか上ったことがありませんが。。。
今回が本当に人に会いませんでした。
ビックリするぐらい。
ずーっと私たち2人のみでした。
季節もまだ早かったせいもあるのかもしれません。
箱根小涌園は初めて訪れました。
よって食事も宿泊も初めて。
春から秋はお庭も素敵なんでしょうねーーー
続きは少しづつアップしてまいります。
年明けからスキー続きで、その間に義母と小田原に行ってそして箱根。
すっかり旅行三昧でした。
役職定年で暇になった私に
現役バリバリで多忙な会社員の家内が合わせてくれました。
暫く打ち止めです。
ゴールデンウィークまで、、、、
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