箱根へ！　箱根古道を歩きます。　その５　旧街道杉並木から箱根恩賜公園へ。

2017/03/18 - 2017/03/19

小涌谷から鎌倉古道（湯坂道）から旧東海道を抜けて芦ノ湖までやってきました。
このまま旧街道の杉並木を抜けて恩賜箱根公園へ。

エリア 元箱根・芦ノ湖周辺(神奈川)

元箱根港です。
遊覧船はいませんが。。。。。

富士の高嶺に雪は降りけり。。。。。

箱根神社の鳥居が鮮やかです。

これより元箱根旧街道杉並木を歩きます。

歩道橋の上からの景色ですがなんかドキドキします。

1618年(元和4)、幕府の命令で川越城主・松平正綱が植林しました。

400本を越える樹齢400年近くの杉が連なり、夏の強い日差しや冬の寒風から旅人を守っていました。

元箱根から恩賜箱根公園まで約500m続いています。

真上を見るとこんな感じ。

江戸時代、ここはどんなだったのでしょう？

想像すると楽しくなります。

家内と話していると、

暴れん坊将軍が馬に乗って走り抜けるとか、水戸黄門の御一行様が歩く姿が思い浮かんでます。

発想が貧困ですねーー

でもここを水戸のご老公と助さん格さんが歩く姿が思い浮かんでしまいます。

光や風を遮る為の杉かーーー
庶民も大切にしていたんですね。

恩賜箱根公園へ。

江戸時代、東海道には名橋といわれた石橋が３つあり、そのひとつが芦川橋でした。

もともとは旧街道の芦川地区にあったそうですが、交通量の増加のため、
ここに移築されました。

肝心の橋の写真を撮るのを忘れました。

芦川橋からの景色。

橋を渡って恩賜箱根公園へ。

二百階段を登って展望台に行きます。

これが二百階段。

登り切り振り返ります。

展望台に向かいます。

美しく整備された公園です。

展望台へ。

明治時代に、皇族の避暑と外国からの賓客の為に造られた離宮。
その跡地です。

美しい日本庭園が素敵です。

展望台に上ってみます。

公園の向こうは芦ノ湖、奥には富士山も見えます。

絵になります。

公園からの眺めは秀逸です。

この景観が日常になるなんて凄いことですね。

このお庭の手入れは大変だと思います。

キチンと整備された公園です。

箱根離宮の西洋館。

入ってみます。

昔の離宮。
右が西洋館。
左が日本館(災害で倒壊）

宮内庁はここに皇族の避暑と外国からの賓客のために離宮の造営を計画しました。明治17年、塔ヶ島を中心に163000平方メートルを買収し、完成した箱根離宮は、二階建ての西洋館と日本館を中心に官舎・兵舎が建ち並び、華麗な姿を芦ノ湖に映していましたが、大正12年の関東大震災・昭和5年の北伊豆地震と続いた災害によって倒壊してしまいました。

医学者ベルク。
群馬の草津でも偉人でした。

西洋館の２階バルコニーからの景色。

バルコニーから見る芦ノ湖と富士山。

ここは、「塔ヶ島」と呼ばれ、芦ノ湖に突出した半島の形をなしています。

公園の西側に出ました。

急な階段を降ります。

富士山もだいぶガスってきました。