2017/03/17 - 2017/03/17
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たびたびさん
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函館って言葉の響きはロマンチックで悪くはないのですが、函館山からの夜景と教会や洋館の眺めであれば、そう何度も見るものでもないような。また是非行きたい街ということではなかったのですが、逆にどれだけ函館のことが分かっているかと言われるとはなはだ心もとない。
それに、日本海側の北前船の歴史を考えるとまだ見ていない江差はやっぱり押さえておく必要があるし。そんなこともあって、もう一度、江差と函館をセットにして、チャレンジしてみようと考えたわけです。
例えば、北海道の歴史は札幌より函館から始まったというのは、よく聞きますが、それを言うなら、松前や江差と函館の関係はどうなるんでしょうか。その辺りのことが分かっていないようでは、函館の魅力もなにも語る資格はないでしょう。とにかく、いろんな反省も含め、例によって、あちこち歩き回って、その答えを探す旅。どこまでできるか、四日間の旅の始まりです。
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羽田空港から函館空港へ。
函館空港は、海岸近く。着陸する際は海沿いに位置する函館市街から函館山がきれいに見えて、いい眺めです。それに、空港から函館市街までは地形が平坦なので、空港に降りてからもやっぱりこうして函館山が見えている。一気にテンションが上がりますね。 -
函館空港から函館駅までのシャトルバスは函館帝産バスです。空港を出てから川湯温泉で途中下車しましたが、函館空港からだとあっという間。
ちなみに、川湯温泉から函館市街へは五稜郭公園経由で市電が頻繁に走っているので、川湯温泉で途中下車しても、何の問題もありません。 -
湯川温泉の海岸端のバス停で降りたところに、湯川黒松林。
本州だとクロマツの防風林とか珍しいものではないのですが、金森倉庫の創業者、渡辺熊四郎氏が私財を投じ造林した北海道最初の防風砂防林。今でも青々とした林は健在です。 -
これも近くの湯浜公園。海岸にも近い松倉川に面した場所です。
さっきの防風林の続きのような感じで、松の林に覆われた公園。 -
周囲には大きなホテルも建ちますが、ただ、周辺のそぞろ歩きのコースになっているのかどうか。ここまでわざわざ歩くほどのこともないように思います。
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そこからは、函館市熱帯植物園に回ります。
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この時期、温泉に入る猿が見れるという情報でしたが、あ、あれですね。
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長野の地獄谷みたいにすぐ目の前で見れるというものではありませんが、
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イチオシ
動物園にあるいわゆる猿山のようなところに露天風呂があって、たくさんの猿が風呂に入っています。
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気持ちよさそうに入っていて、見ているこちらからするとむしろうらやましくなるような感じです。どっちにしても、こちらが見ているんだか、見られているんだか。人間に近い猿の見物は妙な気分がするものです。
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で、本来のメイン、熱帯植物園の方もちょこっと回って、
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こちらはまあまあ普通です。
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函館市熱帯植物園から、湯倉神社に向かう途中の根崎公園です。大通りの脇に少し遠くからでも小山風の地形も見える、それなりに規模の大きな公園です。ただ、公園に入ってみると芝生のグラウンドのような感じ。のんびり憩うというのではなくて、運動公園といった方がいいと思います。
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で、これは、コーヒーさくら。
湯の川温泉のちょっと外れといった場所ですが、なかなかの人気のようなんですね。 -
珈琲のソフトクリームはシャリシャリとしたシャーベットのよう。あっさりした味わいは悪くはないんですが、北海道であれば濃厚な牛乳のソフトクリームとか絶品ソフトクリームがそこそこありますよね。それらを抑えて上位にくるほどのものかなとは思います。
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そして、もう一つの湯の川温泉の名物店といえば、こちらの若竹。三色だんごとお店のおばあちゃんが有名です。
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訪ねると開いてはいたんですが、何かおかしい。例のおばあちゃんが出てきて、足を折ってしまって、今はお団子が作れないんだそう。それは大変ですねと思ったら、おばあちゃんは意気軒昂。息子が米国の大学に留学して卒業した話や安住アナが訪ねてきたとか話し出して止まらない。だんごはないけど一番昆布というのがあるからこれを持って行きなさいと小さな袋もくれました。噛むに従って粘っこい粘りが出てくる昆布。三色だんごが食べれなかったのは残念でしたが、なるほど、おばあちゃんも含めて名物店であることはちゃんと確認ができました。
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今度は、電車通りの方に戻って。
函館湯の川温泉発祥の地碑は、湯倉神社のふもとといった場所。電車通りにも面しています。
湯の川温泉の歴史は江戸時代中期に遡り、松前藩主の息子が湯治したとも伝わる温泉。その息子は湯治によって病が全快し、喜んだ母がお礼に建てたのが湯倉神社だそう。そうした湯の川温泉と湯倉神社の関係も碑文には書かれています。 -
これが湯倉神社。
松前藩主の息子の話とは別に、一人のきこりが温泉を発見し、湯治で病が治ったことに感謝して薬師堂を建てたのが始まりという言い伝えもあるようです。ただ、松前藩主の息子の母が社殿を再建したという史実は確かな話。
市電の終点からすぐの小山の上に鎮座する神社。赤い大きな鳥居に向かって石段を登ると意外に広い境内がありました。 -
本殿は、雪に備えた構えが北海道らしいです。
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湯の川温泉の電車通り沿いを少し歩いて、これはやきだんご 銀月。
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従業員も大勢いて活気あるだんご屋さんです。
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みたらし団子をいただきましたが、このお餅の柔らかさはちょっと印象的。薄味のタレをたっぷりつけるのも銀月風かなと思います。お客さんが次々やってきて大量買いしていくのもちょっとすごいです。
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さらに進んで、湯巡り舞台は、市電の湯の川温泉電停すぐの交差点に面した場所。足湯の施設としてはちょっと近代的なデザインだと思いますし、ここからなら行き交う市電とかものんびり眺められるでしょう。
ただ、この日は何かの点検中のようで、何人かの作業員が湯を止めて検査しているようでした。放ったらかしではなくて、ちゃんと手を掛けてある施設だということでしょう。 -
イチオシ
ここから、函館市電で五稜郭に向かいます。
いろんな電車があって、けっこうカラフル。次はどんな電車が来るのかなとか楽しみになるようなところがあって、観光地函館の雰囲気にはとても合っていると思います。 -
五稜郭公園前電停のすぐ前には丸井今井。函館では函館駅前に棒二もありますがあれはスーパーなので、百貨店としてはこれが唯一かなと思います。デパ地下らしいデパ地下は、やっぱりここ。お菓子の類も六花亭や千秋庵総本家など北海道のスイーツも充実しています。
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その向かいの餅の北屋です。さっきの銀月に続いて、こちらでもみたらし団子をいただきます。
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ふむふむ。ここの団子は表面のツルツル感がいいですね。固さもスタンダードかなと思います。
なお、スペースのある店内にちょっとした腰掛もあるので、そこでイートイン可能です。 -
五稜郭公園前電停から少し歩いて、五稜郭タワーが見えてきました。
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ただ、タワーはスルーして五稜郭公園の方へ。
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こちらは、稜堡式の城郭、五稜郭を整備した公園。ところで、堀はまだ氷が張っていて寒々としています。
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橋を渡ると
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もう、いわゆる本丸のエリアに入ってきました。
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すぐにあるのが、武田斐三郎顕彰碑。これは、稜堡式という土塁で囲まれた洋式城塞、五稜郭を設計した武田斐三郎の碑。五稜郭の中心部に入って順路を行くと他に目立つものもないので、すぐに分かります。
もともとは伊予大洲藩士で、緒方洪庵の適塾で塾頭を務めたという英才。ただ、碑には武田斐三郎のことではなく、むしろ函館戦争のことが記してありました。 -
ところで、五稜郭タワーから見下ろすと全景が分かるんですが、一見見晴らしがいいようでも、こうして公園を歩いているだけでは全景はよく分かりません。周囲を土塁が囲んでいるなというくらいです。それでも、大砲を使った近代戦ではこちらの方が理に適っているというのですから、不思議な感じは否めません。
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イチオシ
ここで、目立つのは、この箱館奉行所。五稜郭公園の中心に復元された豪壮な建物です。
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展示コーナーがあって、箱館奉行所の役割や箱館戦争の説明がありましたが、ちょっと雑駁な感じ。
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箱館奉行所は、日米和親条約で開港した、下田と並ぶ当初の二港のうちの一つにあって、諸外国との重要な窓口としての役割を負うことになります。
元々、松前、江差、函館は松前藩の三大港ということだったのですが、大型船が入れる函館の有利性があって、その重要性がこの頃から一気に高まったということでしょう。 -
そうはいっても、やはり見どころは、この建物自身でしょうか。
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大広間やゆったりした廊下は城郭建築と同じなので、その雰囲気を楽しむべきかなと思います。
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かつての五稜郭の建物は解体されたものも含めてほとんど残っていませんが、唯一残っているのが、兵糧庫として使われていたこの土蔵です。ただ、説明も何もないし、当然、中の見学もできない。外からざっと見るだけです。
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箱館奉行所が五稜郭の見どころであることは間違いないのですが、しかし、周囲を囲む土塁も見逃せないポイント。
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イチオシ
濠を臨む土塁の上を歩くと土塁に囲まれた地形がそれなりに感じられるんですよね。
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桜並木もいい感じだし、石垣の城にはない独特の楽しさがあるように思いました。遠くに雪で白くなった山も見えて、冬の景色もなかなかです。
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かつて、実際の戦闘が行われた五稜郭ですが、
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今では平和そのものの光景です。
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続いては、五稜郭公園の隣りの北海道立函館美術館へ。
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常設展の鴎亭記念室を拝見しました。
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ちなみに、鴎亭というのは、金子鴎亭。北海道松前出身の書家で、文化勲章も受章。近代詩文書を提唱したとあって、井上靖の文章を丁寧な筆致で書き上げた作品とかもそうだと思いますが、
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ちょっと不思議な心地よさを感じました。
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美術館からもう一度五稜郭タワーを確認して、
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これは、函館市芸術ホール。北海道立函館美術館と並んで建つ大きな建物で、この一角は函館市の文化ゾーンといったエリアとなっています。
コンサートのほか多目的なホールのようですが、今回は併設されている北洋資料館の方を見学します。 -
これが函館市北洋資料館。
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名前は、少し漠とした名前なんですが、展示内容は北洋漁業の関係が中心。
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間宮林蔵や
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高田屋嘉兵衛の功績紹介もありましたが、
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函館に本社を置くニチロ漁業が業界のリーダー。サケ・マス漁業に、カニ漁、クジラ漁の漁法や漁場の変遷など。
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北海道は北前船の時代のニシン漁があまりにも有名ですが、むしろ、その後は北洋漁業の華やかな時代が始まります。
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戦後であれば、ソ連との漁業交渉といった困難な要素が思い浮かびますが、始まりは明治末期。1905年、日露戦争の勝利で結ばれたポーツマス条約で日本の漁業権を認めさせると、ベーリング海やオホーツク海といったロシア沿岸での漁業が拡大します。幕末から明治にかけて、開港による海外との交易の開始は、北海道における政治経済の中心地としての函館の地位向上に繋がったのでしょうが、北洋漁業もまた一段と函館の繁栄を促進するエンジンとなったはず。
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そして、函館だけでなく、釧路、根室も。船団の母港となった北海道の各港は大いに潤ったのだと思います。しかし、敗戦後の様変わりは、やむを得ない。残念ながら、間宮林蔵や高田屋嘉兵衛の苦労なども、ほとんど失ってしまったような印象は否めません。
さて、以上で五稜郭の周辺はおしまいです。 -
五稜郭公園から函館駅を過ぎ、宝来町電停までやってきました。
この阿佐利本店で昼飯をいただきます。 -
ただ、到着したのが金曜日の13時半。1600円のランチは平日の13時までということでタッチの差でもう終わっていました。
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仕方がないので、代わりに梅の2600円を注文。それにしても一人でもちゃんといい感じの個室に案内されて、さすが老舗は違います。
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ほどなく運ばれてきたのは
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イチオシ
サシの入った見事な赤い牛肉。
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ちょっとレアな感じのところでとろとろの玉子に付けていただきます。一方で、味は意外なほど薄味。この味付けは函館スタイルなんでしょうか。これも印象に残りました。
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落ち着いたところで、これは近くの千秋庵総本家。
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お店に入ると予想外の商品種類の多さ。どれにしようか悩んでいたら、函館暦64年というおばちゃんがドラヤキがいいというのでそれにしました。バターの香りがほんのりした生地に豆の形が程よく残る餡子。全体にまじめに丁寧に作りましたというようなどら焼き。なるほどねという感じです。
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ここから、残りの時間を使って、市街の散策です。
千秋庵総本家の目の前にあるのは高橋掬太郎の歌碑。護国神社坂の下。高田屋嘉兵衛の銅像のある中央分離帯の中です。
説明板があって、高橋掬太郎は函館日日新聞社の部長を務める傍ら、歌謡曲を作詞。函館の繁華街のイメージから作詞した「酒は涙か溜息か」のヒットなど3千曲以上の作品を残したと紹介されていました。
碑文は、自身のものだそうで、ちょっと雰囲気はあるのですが、ただ、この歌碑自体が目立ちにくい。気が付かない人も多いような気がします。 -
亀井勝一郎文学碑は、高橋掬太郎の歌碑から上がっていった公園通り。住宅地の真ん中のちょっとした公園のようなスペースです。
碑文は、「人生邂逅し 開眼し 瞑目す」。意味深なようでいて、そうでもないような。亀井勝一郎は、終生函館を愛した函館を代表する文芸評論家。この辺りを散策していたということでこの地に碑が置かれたようです。 -
そのまま長い坂を上りきると函館護国神社です。
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境内の正面奥に、背後を高い木が覆った本殿が建っていました。
函館戦争が終わった後に、新政府軍が作った招魂場が始まりのようで、官軍墓地もあるはずなんですが、雪が積もっていてそれを確認するのはちょっと無理でした。 -
そこから函館山のすそ野を回って。
有名な夜景の函館山の頂上に向かうのは、函館山ロープウェイが一般的でしょう。眺望もいいのですが、山頂駅まで3分、125人乗りのゴンドラという、その輸送力がすごいです。しかし、それでも大型バスが何台も乗り付けて混雑しだすと長い待ち時間ができることがある。どれだけ函館山がすごい人気なのかお分かりいただけると思います。 -
南部坂は、函館山ロープウェイ乗り場から下る坂。幕末、外国船の蝦夷地近海への出没等を受け、幕府は奥羽諸藩に警備を命じます。その一つ、南部藩がこの坂の上に陣屋を置いたことから南部坂という名前になったのだそう。ただ、坂自体は特に眺めがいいということではありません。
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函館山ロープウェイ乗り場の山側にあるのは元町配水場。芝生のきれいな公園風の場所ですが、門が閉まっていて、見ると開放は4月からだとか。
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門のところから眺めて終わりにしたんですが、裏に回ってみると敷地の中に少し入れる。古いレンガの事務所があって、ちょっといい感じ。赤いレンガと緑の組み合わせが春になると美しいのだろうと思います。
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FMいるかも、すぐそば。広い駐車場に意外と立派な建物ですが、こんなところにこんなものがあるんだなあというくらい。中の見学も出来なさそうだし、外から眺めるしかありません。
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さらにチャチャ登りを登りきった場所が妙福寺。
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境内からは、人気の函館ハリストス正教会、カトリック元町教会、函館聖ヨハネ教会がすべて見下ろせて、もしかしたらこの辺りのベストスポットかもしれません。写真だとちょっと手前の建物が気になりますが、それはまあ仕方がないでしょう。
チャチャ登りを下ると、大三坂につながります。 -
しばらく下って、これは港ヶ丘教会。看板も何もない建物です。一応見つけたのですが、今では教会でもないような。というのも、レストランが入っていたみたいですが、そのレストランは店を閉めますという案内文が貼られている。どっちにしても、観光スポットではありません。
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坂を下りきって、末広町。これは旧函館市役所末広町分庁舎です。かつては、丸井今井が入っている時代もあったようですが、今は函館市地域交流まちづくりセンターが入っています。
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石造りの堅牢な建物。北海道で一番古いエレベーターとかもありまして、二階の方も見学できます。イベントに使うようで、準備の作業をしている人がたくさんいました。夜はライトアップされておしゃれな函館の夜を彩っています。
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末広町の電車通り沿いを歩いて、これは元町ぼんぱん。変わった名前ですね。
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店内にはあんパンとかたくさんの種類のパンが並んでいましたが、私はチョコのコロネをいただきました。パン生地はしっかり焼いた固めの仕上がり。このタイプはコロネとしてはちょっと珍しいかも。パンのおいしさを強調しているのがいいと思います。
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末広町の電車通り沿いには、歴史的な建物がいくつかあって、これはSEC電算センタービル。第百十三国立銀行の本店だったものです。国立銀行の設立は明治11年。当時は北海道の経済の中心は函館。北海道に本店を置いた初めての銀行は、その函館に作られました。
建物は大正15年のものということですが、とてもそうは見えない。今でも十分近代的なデザインだと思います。 -
そのまま進んで。
函館市文学館は、地元出身の作家たちの紹介。代表格は亀井勝一郎。この扱いは札幌だと渡辺淳一に相当する感じですね。髙橋掬太郎の歌謡曲には格調が必要だといったコメントとかもおもしろいですね。 -
イチオシ
一方で、二階はすべて石川啄木の関係。自筆の手紙とか、一級品の遺品もあって、盛岡の石川啄木の施設よりもこっちの方が充実しているのではないかと思うくらいでした。展示の仕方も美しいです。
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そして、北島三郎記念館は、ウイニングホテルというホテルの入ったビルの中。
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上磯郡知内村出身の北島三郎の生い立ちを紹介していて、苦労の末に今の地位を得る、その意志の強さはなかなか驚異的です。
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生家はニシン漁の船を持ち裕福な家庭環境だったのですが、
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そこから経済的に困窮したのは間もなくのこと。
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函館の中学に通う時、両親はその船を手放そうとしたそうです。
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地内駅から函館駅まで
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毎日、長い時間をかけて通う三郎少年。
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イチオシ
朝早いので、朝飯はいつも列車の中で食べていたそうです。苦学生という感じですが、学校の成績のほうもよかったということでした。
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しかし、NHKのど自慢に出たことがきっかけとなって持ち始めた歌手になる夢を諦めきれず、
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青函連絡船で暗い海を渡り、一路、東京を目指します。
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ただ、現実はそう甘くはない。
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長い下積み時代には、
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酒場の流しをしながら、
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なんとか食いつないでいくことになる。その時の大家の娘さんが今の奥さんです。
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その後、酒場で偶然知り合った関係者から芸能界にスカウトされて、ようやくスターダムへの道が開かれていく。
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場面、場面が忠実に再現されているので、共感も持ちやすいと思います。
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歌だけでなく、映画でも活躍。実は二枚目俳優だったんですね。
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ヒット曲の数々は、さすが大御所。しかし、明るい性格や華やかな歌声の背後にある生い立ちを知ってしまうと、また余計その凄さが沁みてくるような。歌は人生であるといったよくきく言葉もやけに感動的に思えてきます。
以前、美空ひばりについてインタビューを受けていた時に、自分は紅白で白組のトリで歌を歌ったが、その後、ひばりさんが歌うと自分の歌はなんだったのか。スーッと消えてしまいますというようなことを言っていました。ひばりは確かにそれくらいすごいんですが、それを正直に語る北島三郎も凄いなと感じました。素の自分で勝負してきた人ならではの凄さかなと改めて思い出しました。 -
最後は、大仕掛けのステージ演出。
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サブちゃんが現れて、
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イチオシ
代表曲の「祭り」を大熱唱。ド派手な演出で大サービスをしてくれました。
ただ、あえて言えば、このステージの音響はイマイチ。声が拡散してしまうので、改善の余地があるかなと思います。 -
続いては、函館市北方民族資料館。
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入ると、
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いきなりアイヌの関係の展示が始まって。生活の様子を描いた絵画に、
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衣服や漁の道具、
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装飾品など
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実生活で使われていたものを
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イチオシ
広くコレクションしていて、予想以上の充実度。
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これまで、アイヌのものは、学術的な観点から展示されたり、一種おどろおどろしい面が特徴的な異質さのようなものが強調されることが多かったような気がしますが、ここのコレクションはまずもって美しい。使命感のようなもので集めたのではなくて、これが好きだから集めましたといった本来あるべき姿があるような。そういう意味で、とても好感を持ちました。
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函館市北方民族資料館から海側に出て。
新島襄海外渡航の地碑は、海を隔てた向かいに緑の島を臨む、ちょっと寂しげな一角。
当時21歳の新島襄はここから上海経由で渡米したのですが、それは1864年で海外渡航は許されていなかった時代。しかし、無事に渡航は成功し、10年後に帰国。後の同志社大学創立にもつながります。説明文は誇らしげにその経過を説明しています。 -
この緑の島は、元町地区の目の前に作られた人工島。深い森のように木々が覆っているし、傍らにはヨットハーバーなんかも見えていて、眺めは悪くないですね。
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島にはけっこう立派な橋が架かっていますが、時間が過ぎていたからでしょうか。鍵がかかっていて島には渡れませんでした。安全の問題もあるのでしょう。管理はそれなりに厳しいようです。
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さて、今日はこれから江差に向かいます。
バスの出る函館駅まで帰ってきました。 -
バスの待ち時間を利用して、駅の周りをぶらぶら。函館市観光案内所は、函館駅の緑の窓口の奥。複数のスタッフがいて、グルメの情報とか的確。近くだと棒二に目当ての有名店が入っていることが分かって助かりました。なお、窓口は夜7時まであいているので、これもけっこう利点です。
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函館駅前店というか駅ビルの中にあるので駅内店という感じ。逆に、函館駅ビルでお土産物類を買うならここしかありません。お菓子類のコーナーとそれ以外の食材のエリアは分かれています。気になったのは、北海道新幹線の形をしたお弁当箱の駅弁。見れば見るほどよくできています。
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気になったのは、北海道新幹線の形をしたお弁当箱の駅弁。見れば見るほどよくできています。
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ところで、晩飯はバスの中で食べるつもりなので、駅前の棒二森屋へ。函館駅ビルの商業施設は限られているので、やっぱりこの棒二森屋の価値は健在です。
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棒二森屋のハセガワストア。ここの焼き鳥弁当は函館の名物なんですよね。
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イチオシ
群馬の登利平の鳥めしとどっちがおいしいかなあとか興味津々でしたが、なるほどこれも負けてませんね。しっかり焼いた鳥の串焼きは香ばしいし、旨味がギュッと詰まった感じ。海苔が敷いてあるのもアクセントになっています。
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それから、ラッキーピエロ。
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ラッキーピエロは、函館市内にあちこち店舗があるんですが、函館駅前店は棒二本館の裏手です。
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一番人気のチキンバーガーをいただきました。はみ出したレタスがビジュアル的にはインパクト大。一方のチキンは揚げた鳥肉に甘いタレで味付けした濃厚タイプ。それがパンにあっているかというとかなり微妙。私的にはどこがいいのかちょっと意味が分からない。料理の鉄人のコメンテーターが絶賛と紹介されていましたが、ちょっとありえないと思います。
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さて、函館駅から江差までは函館バス。路線バスなので、2時間半もかかるんですが、函館駅から新函館北斗駅までJRならほぼ20分のところをきっちり1時間。あまりにも時間がかかってちょっといらいらしました。
なお、あんまり時間がかかるので帰りには新函館北斗駅からJRにしようと思ったのですが、料金設定が江差・函館駅間と江差・新函館北斗駅間は同じになっている。やっぱり郷に入れば郷に従え。北海道のバスは時間を気にしてはいけません。 -
なんとか、江差に到着。
今夜の宿のホテルニューえさしは、新地バス停の真ん前。江差の高台側の市街地、上町の中心部です。基本はビジネスホテルですが、ロビーも広いしフロントの応対もしっかりしていて、これなら申し分なし。暖房が強力でしたが、慣れるとこれが気持ちいい。北海道の暖房は特別です。
明日は、朝から江差の散策ですが、今回の旅は4日間。まだ始まったばかりです。
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この旅行記へのコメント (4)
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- fuzzさん 2017/10/01 09:13:22
- おさるさん
- たびたびさん、おはようございます。
熱帯植物園で、お猿さんの入浴ですか(^◇^)
可愛いですね。
テレビでこういう画像を見る事がありますが、なんだかホッコリとしますね。
fuzz
- たびたびさん からの返信 2017/10/03 14:11:54
- RE: おさるさん
- 長野の地獄谷が圧倒的に有名だと思いますが、あそこはとにかく欧米中心に外国人が多すぎ。近くに寄れるし、写真映えするからなんでしょうかね。ここは気楽に見れました。
たびたび
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- 黒田(温泉)さん 2017/09/28 18:11:52
- 素晴らしいですね!
- 今晩は。
貴4トラを拝見致しました。
「湯の川温泉」、行きたくなりました。
素晴らしいレポートですね!
- たびたびさん からの返信 2017/09/29 09:38:36
- RE: 素晴らしいですね!
- ただ、湯の川温泉には結局入らずじまい。ちょっと心残りです。
たびたび
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