2015/04/25 - 2015/05/02
76位(同エリア324件中)
ポポポさん
4月28日、旅行4日目です。
中世の水の都ブルージュを出発して西フランドルの中心都市ゲントを観光しました。ブルージュが中世貿易で栄えた町ならば、ゲントは繊維業とその交易で栄えた町です。
その富と栄華を今に伝えるのはレイエ川沿いに並び立つギルドハウスや鐘楼・繊維ホール、聖バーフ大聖堂などの建物です。
ツアーによる駆け足の旅行のため、ほんのさわり程度にしか観光することができませんでしたが、今に残る巨大な石の建造物は他を圧するような威容でゲントが中世いかに栄えたか、その片鱗を伺い知ることはできたと思います。
当日は午前中にゲントを観光し、午後はオランダに移動しました。
そしてハーグのマウスリッツハイス美術館ではフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」に会うことができました。もう感激でその場をしばし動くことができませんでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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レストランで食事を終え当日の宿泊先ホテルNHブルージュに帰ってきました。
ここはホテルのフロント。内部の色調はシックな色で統一されていました。 -
このホテルは昔の館をホテルに改装したものだそうです。
ここはロビーの一部、落ち着いた雰囲気の場所でした。
WiFiは無料でした。 -
室内の様子です。内装や床のカーペットは正直くたびれていて古さは隠せません。
でも、湯沸かしポットが付いていたので便利でした。
コンセントは一つしかなく、床のぎりぎりのところに付けてあったので使いにくかったです。
ポットのコードも一杯一杯でした。 -
室内の様子。
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室内の様子。
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同じく室内の様子です。
このホテルは外国人の観光客が多く、日本人は私たちのツアーだけでした。特記すべきはホテルの朝食です。
種類が豊富で美味しいです。お勧めですよ。 -
4月28日、旅行4日目です。
ホテルで早めの朝食を取り、早朝の散歩に出かけました。ホテルの前にあるバスセンター付近では通学中の学生たちに出会いましたが、一歩旧市街に入ると歩いている人がいません。早朝の景色を一人占めでした。ブルージュ歴史地区 旧市街・古い町並み
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ここは昨日レストランに行く途中に歩いた石畳の道ですが、ここも誰もいません。
昨日はあんなに観光客や住民が歩いていたのに、人っ子一人いない町を歩いていると不安な感じにもなってきます。 -
この日はホテルの出発が早かったのでマルクト広場までは行けず途中で引き返しましたが、朝のブルージュの町を満喫することができました。
ブルージュ歴史地区 旧市街・古い町並み
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このホテルは4つ星ホテル、ここはホテルの入り口です。
定刻にブルージュを出発し、今日はゲント、風車のキンデルダイク、デン・ハーグを観光します。 -
ブルージュから約53kmのところにあるゲントに1時間弱で着きました。
現地のガイドさんは今日も日本人のガイドさんでした。
バスを下車して少し歩いて行くと聖バーフ大聖堂が見えてきました。
聖バーフ大聖堂は16世紀に完成した聖堂でファン・アイク兄弟が製作した「神秘の子羊」で有名です。
訪問したときは鐘楼が修復中でした。
写真で聖バーフ大聖堂の奥に見えているのは鐘楼です。聖バーフ大聖堂 寺院・教会
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聖バーフ大聖堂の手前にはファン・アイク兄弟の銅像が在りましたが、コンデジでは撮影していませんでした。
聖バーフ大聖堂 寺院・教会
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シント・バーフス広場に建っている鐘楼とその手前は繊維ホールです。
鐘楼はゲント市民の自治のシンボルであり、ギルドの繁栄の象徴だったそうです。
この塔にもカリヨンの鐘があり美しい音色が響き渡っていました。
繊維ホールは繊維業などで富を得た街の有力者たちが事務所を構えた所で、毛織物商人たちの会議場としても使われたそうです。鐘楼と繊維ホール 建造物
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シント・バーフス広場に面して建っている劇場です。
この劇場はファザードが素敵でした。 -
劇場の正面です。
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シント・バーフス広場を抜けてレイエ川方面に歩いて行きます。
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商店が並ぶ通りを抜けるとコーレンマルクトに出てきました。この通り沿いの建物も絵になる風景です。
コーレンマルクト広場 広場・公園
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コーレンマルクトからホーイアールト通りを抜けるとレイエ川に出てきました。
写真奥の橋がミヒャエル橋です。
左岸のギルドハウスが並ぶ地区をグラスレイ、右岸をコーレンレイと呼んでいます。
ここレイエ川では遊覧船に乗って川の両岸の建物を観光出来るそうで、今しも英国国旗を掲げた遊覧船が出港する所でした。グラスレイ 建造物
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レイエ川沿いの景色をアップにしてみました。
川に架けられている橋がミヒャエル橋です。この橋の上から望むグラスレイとコーンレイの風景がゲントで最も美しい景色だと言われています。
ツアーの旅程にはミヒャエル橋の観光が組み込まれていたので添乗員さんがガイドさんにミヒャエル橋を案内するように促していましたが、ガイドさんの見解では時間内にミヒャエル橋に行き聖バーフ大聖堂内を観光するのは時間的に厳しいという理由で割愛されてしまいました。
私達は橋の上からの風景を見たかったんですがガイドさんの思惑は別の所にあり、その思惑は聖バーフ大聖堂ではっきりすることになりました。聖ミヒエル橋 建造物
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レイエ川沿いの建物。正面の建物は旧魚市場の裏側の部分です。
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旧魚市場の建物の奥に塔の先が見えていますが、この建物がフランド伯の居城です。
内部観光ができますが、私達の旅程には入っていないのでスルーしました。 -
大肉市場の内部です。
レイエ川に面して建っている中世の屋内肉市場です。現在はレストランになっていて内部は無料で見学できます。
天井に架け渡すされた柱からは多数の骨付き肉のレプリカが吊り下げられ、往時の市場の雰囲気が演出されていました。大肉市場 建造物
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市庁舎です。レイエ川から聖バーフ教会に行く途中にありました。
この市庁舎は着工から完成迄300年の月日を要したため様々な建築様式が混じりあった建物です。
主要な建築様式は着工当時のゴシック(写真右の暗い建物部分)とずっと後に建てられたイタリア・ルネサンス様式(写真正面緑の窓枠の建物)。まるで2つの建物が時代を超えて合体しているかのように見えて、なんとも不思議な風景です。
私だったら建物が明るくて美しいイタリアル・ネサンス様式の方に断然軍配をあげますね。市庁舎 建造物
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こちらの旗が架けられている方がゴシック様式。
市庁舎 建造物
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シント・バーフス広場に戻って来ました。
こちらは鐘楼の上部の飾り部分です。
街歩きを終了してこれから聖バーフ大聖堂に入場し、ファン・アイク兄弟の祭壇画「神秘の子羊」を観賞します。鐘楼と繊維ホール 建造物
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大聖堂の鐘楼は修復中で工事用ネットですっぽり覆われていたため、正面の写真は撮りませんでした。
中に入ると美しいステンドグラスや荘厳な雰囲気の主祭壇など大聖堂らしい雰囲気の教会でしたが、なんといってもこの教会の目玉はファン・アイク兄弟が描いたゲントの祭壇画「神秘の子羊」です。
この祭壇画のみ有料で、この絵のみ写真が撮れません。祭壇画の前でガイドが説明することも禁止されていました。
そのため側廊の一室に複製画が置かれ、そこでガイドが絵の説明をするようになっていました。
複製画はオリジナルよりかなり小さかったですが、この複製画は写真撮影OKです。
ここではすでに他の団体が絵の説明を行っていたので、終わるまで外で待たなければなりません。この時間を見越して先程ガイドさんはミヒャエル橋の観光を割愛したようです。
しばらく待つと私達のグループの番になりました。複製画とはいえ鮮やかな色彩の絵でした。上下2段構成の12枚の板絵の祭壇画です。写真が無くて申し訳ありません。ネットで確認してみてください。
ここではガイドさんから祭壇画を見る場合の基本的約束事からこの絵の細部に渡るまでの懇切丁寧な説明がありました。
この祭壇画の中心に描かれている血を流し金杯に血を注いでいる生贄の子羊はイエス・キリストです。
子羊(=イエス・キリスト)、その上の鳩(=聖霊)、さらにその上の父なる神で三位一体を表しているそうです。
私はキリスト教徒では無いので、今まで祭壇画や宗教画を見ても何が描かれているのか分かりませんでした。
このガイドさんのおかげで聖人にはその人のお印があり、その持ち物や描かれている花で聖人が誰かなのか分かること、あるいは描かれた衣装の色で特定の人を表しているという事を知りました。
例えば青い衣を着た女性は聖母マリア、香油壺を持つ聖女はマグダラのマリア、子羊を抱くのは聖アグネス。谷間の白いユリの花は聖母マリアなどでした。
この日を境に少しづつですが宗教画が好きになっていきました。
この絵のオリジナルは大きなガラスケースに入れられた状態で鑑賞できます。但し観光した時はこの絵も修復中で、上段にあるアダムとイブは修復のため見ることができませんでした。また祭壇画の裏側に描かれた8枚の絵も全て修復中で見ることができませんでした。
今年の10月までは中心部の神秘の子羊のパネルが修復中のためゲントの観光は11月以降がいいと思います。
この祭壇画は過去に何度か修復されているので色彩は大変鮮やかでした。また大きな祭壇画なので圧倒されるような迫力があります。
機会があれば是非鑑賞してみてください。聖バーフ大聖堂 寺院・教会
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ゲントを後にしてオランダへバスで移動。レストランで昼食を取った後、世界遺産のキンデルダイクの風車群を観光しました。移動距離は160km、2時間40分かかりました。
ちなみに昼食はワーテルゾーイだったのでベルギーのレストランでしたが、写真が無いのでどんなレストランだったか覚えていません。
キンデルダイクには世界遺産に登録された19基の風車が残っています。オランダの風車は主に排水用に利用されてきましたが、ここの地形がオランダ特有の地形であることがよく分かりました。
オランダ特有の地形、それは海抜0mよりも土地が低いと言うことです。
ここキンデルダイクは正にその通りの地形でした。
川の水面よりも水車がある土地の方が遥かに低いのです。(風車がある場所は川では無くクリークです。)
キンデルダイクに着くまでバスは北海に流れていくノールト川、レック川沿いの土手を走ってきました。ロッテルダムに注ぎ込むレック川沿いにはいくつもの造船所があり、船を建造中でした。
この時バスの左右の車窓からは異なった景色が見えていました。左側の車窓には同じ目線で川に浮かぶ船や建造中の船舶が、一方右側では土手の遥か下側にクリークや風車や家屋があったんです。
一瞬ではありますが左右の平衡感覚が狂ったような感覚に陥りました。数秒後これが海抜0m以下の地形なのだと分かると、多くの水車があることに納得しました。キンデルダイク=エルスハウトの風車群 文化・芸術・歴史
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水路の左右に風車が並んでいます。風を受けて回っている水車もありましたが、大半の水車は動きを止められていました。
水車を設置するくらいの場所ですから偏西風が吹き付けてとにかく寒かったです。観光中強風が吹き付けていました。春でこれですから秋や冬は寒くて震え上がるのではないでしょうか。 -
水路右側の風車群。
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内部が見学できる観光用の風車は2基あり、この風車はそのうちの1基です。
そして白い跳ね橋。
オランダらしい風景がここにはありました。キンデルダイク=エルスハウトの風車群 文化・芸術・歴史
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キンデルダイクからバスで約45分、デン・ハーグに到着しました。
デン・ハーグではビネンホフとマウリッツハイス美術館を観光します。
マウリッツハイス美術館にはフェルメールの「真珠の首飾りの少女」があります。この絵画は過去日本に来たことがありますが、残念ながらこの時は見に行けませんでした。学生の頃にはフェルメールと言う画家の名前は知りませんでしたが、この絵は美術図鑑などで目にして鮮烈な印象を受けた絵でした。とにかく美しい絵と言うのが印象でしたので、そのオリジナルに会えるのを楽しみにしていました。
ここはビネンホフとホフフェイファの池です。
キンデルダイクではあんなに寒かったのに、ここでは春真っ盛りの陽気です。ビネンホフ 城・宮殿
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デン・ハーグはオランダの政治の中心地、ビネンホフはホラント伯爵の宮殿でした。ここに13世紀以降国会議事堂や総理府など政治に関する建物が建てられ現在の姿となりました。
写真はビネンホフの入り口です。
ビネンホフの入り口前にはオランダに春を告げる移動遊園地がありました。 -
ブネンホフ内にある教会の様な建物は騎士の館と呼ばれる最も古い建物で、13世紀に建てられた国会議事堂です。
ビネンホフ 城・宮殿
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国会議事堂と言われてもピンときません。どう見ても教会にしか見えないんですから。
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ビネンホフの一画にマウリッツハイス美術館がありました。17世紀に建てられたヨハン・マウリッツハイス伯爵の邸宅ですが、1年前に改修工事が完了したため内外ともに綺麗な建物です。
マウリッツハイス美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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この美術館にはフェルメールの作品が3点あります。
まず最初に鑑賞したのがフェルメールの秀作「真珠の首飾りの少女(以前は青いターバンの少女と呼ばれていました)」。
ターバンの青色は高価な宝石ラピスラズリを原料とした顔料です。当時ラピスラズリは金に匹敵する高価な宝石でした。この高価な宝石ラピスラズリを顔料に使用したのがフェルメールで、彼の絵画には多く用いられているそうです。
ラピスラズリを原料とした顔料はウルトラマリンと呼ばれますが、このうちブルーのものをウルトラマリンブルーと呼んでいます。フェルメールが顔料として使用していたのは、このウルトラマリンブルーなんだそうです。
団体が一斉に鑑賞するため、絵の正面がこの時は確保できず、横合いからの写真になってしまいました。マウリッツハイス美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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この写真は後ほど自由行動になった時に撮った正面からの写真です。
この時は閉館10分前で、フェルメールの絵画の前には誰もいませんでした。
通常は多くの人が入場する美術館ですが、私たちの団体が入場したのは午後4時30分を過ぎていたため館内には来館者がすでに少なく、他の団体と混み合うことも無くゆっくりとガイドさんの説明を聞きながら鑑賞できました。
最後の自由時間はこの絵だけを見つめていました。 -
2点目は「デルフトの眺望」、この絵もフェルメールの秀作です。
フェルメールが描いた風景画2枚の内の一枚で、こちらの絵が特に有名です。
ちなみにもう一枚の風景画はアムステルダム国立美術館が所蔵する「デルフトの小道」です。
フェルメールは生涯のほどんどを故郷のデルフトで過ごしているため、風景画を書く場所としてはデルフト以外考えられなかったんでしょうね。 -
そして3枚目が「デイアナとニンフたち」。
ローマ神話の女神ディアナと侍女である4人のニンフが描かれています。神話を題材にした唯一の作品ですが、主題が珍しくフェルメールとすぐわかる部分も少ないためフェルメールの作品ではないと疑義があった作品です。 -
ルーベンスの「聖母被昇天」。アントワープの聖母大聖堂(ノートルダム大聖堂)の主祭壇画「聖母被昇天」と人物も構図もほぼ同じです。
そのためこの絵は大聖堂の祭壇画の下絵だと言われています。 -
レンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」。
初期の集団肖像画です。 -
アップにしてみました。
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レンブラントの「ホメロス」。
ここには最晩年のレンブラントの自画像があるのですが、生憎その絵は他の美術館に貸出中でした。 -
パウルス・ポッテルの「若い雄牛」。
牛の毛並みが実写のように写実的に描かれた作品です。この雄牛は角が2歳、歯は4歳のものを合成した絵なんだそうです。 -
ヤン・ステーンの「親に倣って子も歌う」。(タイトルが「大人が歌えば子供が笛吹く」とされているものもあります。)
ヤン・ステーンは特に農民を描いた風俗画で有名な画家です。風刺的な作品が多いのも特徴で、アムステルダム国立美術館にいくつもの作品が展示されています。 -
ハルスの「笑う少年」
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ファブリティウスの「五色ヒワ」
レンブラントの優秀な弟子で将来を嘱望されていましたが、若くして事故で亡くなりました。
そのため僅か10作品しか残っていません。マウリッツハイス美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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美術館の閉館は18時でしたがその時間の前から係員が各部屋のドアを閉め始め、フェルメールの絵を見ていた私も追い立てられるようにして美術館を出ました。
日本のように時間ギリギリまで美術館の中には居られないようです。
その後、美術館の外で人数確認がなされてビネンホフを後にしました。
写真は騎士の館の側面の様子。国会議事堂ですが私にはどうしても教会に見えて仕方がありませんでした。ビネンホフ 城・宮殿
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ビネンホフの前でバスに乗車し、北海の海岸沿いにあるレストランに向かいました。
途中スヘーフェニンゲン森林公園を抜けて行きましたが、その入り口にあるのが平和宮(国際司法裁判所)です。
この建物はアメリカの鉄鋼王カーネギーの寄付によって1913年に完成しました。
写真は車窓から撮ったものです。
日本大使館はこの建物の近くにあります。首都のアムステルダムでは無く政治の中心地のハーグに置かれているんですね。平和宮 (国際司法裁判所) 建造物
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北海です。ここカールトンビーチにある「Noordzee Boulevard」というレストランで夕食を食べました。
写真では分かり難いのですが北海の海の色は黒っぽかったです。群青色よりもさらに濃い色。
偏西風の強風でとにかく寒かった。時々突風が吹き、体を持っていかれそうになりました。この海は冬は時化るでしょうね。
レストランの写真が無いので簡単に説明しておきます。
砂浜に建てられた平屋のレストランで、内部は広かったです。日本人のグループは私達のみで、後は外国人の団体客で一杯でした。その様子からシーズンオフは団体専門のレストランとして営業しているようです。
前菜はサラダ、メインは鮭のソテーでしたがこれがでかい。欧州人はこれが平均的なんでしょうが、日本人には多すぎます。食べられるかなと思ったけど大丈夫、完食しました。
私たちの横の席はポーランドの団体さんでした。
初老の御婦人から「どこから来たの?」と聞かれたので「日本です。私達は日本人の旅行者です。」と答えると、満面の笑みを浮かべて「日本の人達ね。お会いできてうれしいです。私達はポーランドから来ました。」そして同席の人達に「ねえ、ねえ、日本の人達よ」と声をかけていました。
ポーランドは日本の友好国と聞いていましたが、やはりそんな印象でした。
ポーランドのクラクフに在住している方たちで、オランダとベルギーを観光し明日ポーランドに帰国するそうです。クラクフはいい所だから是非観光にいらっしゃいとおっしゃってました。
私が「ポーランドにはいずれ訪れたいと思ってます。」と伝えると、「いつかではダメです。明日クラクフにいらっしゃい。」と誘われました。
この会話は全て私がしたわけでは無く、ツアーの同行者の女性で私よりずっと英語が堪能な人に通訳していただきながら会話したものです。
ただこの時会話した内容がその年の8月に実現するとは、この時思ってもいませんでしたから、不思議なものです。私は8月にポーランドに旅行に行きクラクフを訪れたのですから。 -
夕食後は今晩の宿泊先ハーグの北海沿いのホテル、ノボテル・ワールド・フォーラムに到着しました。
ホテルの外観の写真がありませんが、4つ星の大きなホテルでした。
室内の様子。ソファーベッドがあって3人宿泊用の部屋でした。一人の宿泊なので3人部屋でなくてもよかったのですが、他の部屋もソファーベッドが設えてあったそうです。
ベッドはフカフカのダブルベッドだったので、ぐっすり眠れました。ノボテル デン ハーグ ワールド フォーラム ホテル
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室内の様子。
ノボテル デン ハーグ ワールド フォーラム ホテル
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湯沸かしポットはありがたい。コーヒーとハーブティがありました。
ノボテル デン ハーグ ワールド フォーラム ホテル
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洗面はこんな感じです。スッキリしていました。
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バスタブ付き。清潔に清掃されていました。
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