2016/12/08 - 2016/12/14
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ミズ旅撮る人さん
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1週間で、4か国・10か所のクリスマスマーケットを訪れるという無謀なツアーに参加しました。
訪問国は、クロアチア・スロヴェニア・オーストリア・イタリアです。
第15回目は、イタリアのヴェローナです。ここは、「ロミオとジュリエット」の舞台として、イタリア旅行の定番ですが、ここでもクリスマスマーケットが行われていることは、あまり知られていないかもしれません。
この日は、トレントから始まり、ボルツァーノ・メラーノと3つのクリスマスマーケットを巡り、最後の4か所目がヴェローナです。
既にメラーノで日が暮れて、ヴェローナは20時に到着しました。ここで1時間の自由行動です。ところが、連れて行かれたのは、ただのつまらない露店市。クリスマスマーケットはもっと先のシニョーリ広場でやっているんです。
駐車場から遠かったので、集合時間まで45分しかありませんが、イルミネーションを辿って、ジュゼッペ・マッジーニ通りを急ぎ足で突っ切りました。
こんな時間なので、観光できる場所は一切なしです。さてさて・・・
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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なんだか、古い映画の一場面のようですが、ヴェローナです。
例のごとく、旧市街の外にある駐車場にバスが停まり、旧市街をぐるっと囲むように流れるアディジェ川を渡ります。
その河畔で、居並ぶカモメを見つけました。 -
それにしても、すごい霧です。メラーノにいた頃から強い南風が吹き込んでいて、それが霧をもたらしたようです。
日本でも濃霧はありますが、ヨーロッパは照明が黄色を多用するので、「白い霧」ではなく、「黄色い霧」になります。 -
アレアルディ橋を渡っています。川に落ちても、見つからないなあ。
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パッローネ通り(Via Pallone)には、古い城壁が残ります。このまま城壁に沿って中心部へ向かいます。この道の右側が旧市街です。
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あまり馴染みのない黄色(またはオレンジ色)の世界です。
車のフォグランプが黄色いのは、白より霧に反射しても見やすいからなんでしょうね。
霧の多いヨーロッパでは、フォグランプは必需品です。 -
ヴェローナの地図です。S字カーブを描くアディジェ川の右下にある駐車場から橋を渡って、赤い◎の場所にいます。
そのまま左に歩くと大きな赤丸。これがアレーナです。添乗員は、このアレーナで自由行動にしました。
アレーナからなお北に向かって600mほど行った所にエルベ広場があり、更にその奥にクリスマスマーケットをやっているシニョーリ広場があります。 -
真っすぐ城壁に沿って歩いているのでなければ、帰り道がわからなくなりそうな霧と暗さです。
ツアーで、こんな状態の夜道を延々歩くなんて、考えても見ませんでした。 -
前方の照明が変わりました。ブラ広場(Piazza Bra)です。
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ここでクリスマスマーケットをやっているのかな?それにしては、なんだかつまらないテント小屋・・
ブラ広場 広場・公園
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グラン・グアルディア宮(Palazzo della Gran Guardia)。
元は軍の施設だったそうで、現在は美術展などを開催しているようです。今回の催し物は「マヤ展」ですね。 -
グラン・グアルディア宮の横の道を真っすぐ行くと、ポルタ・ヌォーバ(Porta Nuova)に出ます。駅はその近くです。
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ねえ、このマーケットちょっと変!売っているものが、単なるおもちゃか日用品だよ!
それもその筈、ブラ広場ではクリスマスマーケットはやっていないんです。
それなのに、添乗員はここで解散。45分後の21時に集合としました。わざわざヴェローナまで来て、このつまらない露店を見て過ごせですって?
猛烈に怒りました。これはもう、絶対にシニョーリ広場まで行ってやる。このままじゃ、悔しすぎる。 -
ブラ広場の前には、円形闘技場アレーナがあります。ローマのものほど大きくはありませんが、雰囲気はいいです。
霧のせい?アレーナ ディ ヴェローナ 劇場・ホール・ショー
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ブラ広場から、このアレーナを右に見ながら進むと、ジョゼッペ・マッジーニ通りがあります。
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ルイ・ヴィトンとアレーナの間のイルミネーションが導く真っすぐな道。
これがジュゼッペ・マッジーニ通り(Via Giuseppe Mazzini)です。ルイ ヴィトン (ベローナ店) ブランドショップ
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ツアーの人たちが付いて来ようとしましたが、この通りは長いんです。45分しか時間がないから、猛ダッシュで歩きます。
しかも、そうまでして行っても、クリスマスマーケットは閉店している可能性の方が高いんです。
閉店時間は19~21時で、都市によってまちまちです。現に昨夜のトレントは閉まっていました。
そのため、理由を話して丁重に同行をお断りしました。 -
つんのめりそうになりながら、ズンズン歩いているくせに、こういう建物があるとチャッカリ写真を撮る。性(さが)だなあ(古い!)
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できる限り速足で歩きたいのに、路面がタイルでツルツルで、ちょっと歩きにくいです。デコボコの石畳よりはいいんですが。
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脇道なんか、誰もいない。どうしよ、昨日のトレントみたいにイルミネーションが消えちゃったら。
一抹の不安を抱えながら、一層歩みを速めます。 -
なんでこの道はこんなに長いの?なにしろ、突き当たるまで600mくらいあるんです。
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突き当たってカッペッロ通り(Via Cappello)を左に曲がります。エルベ広場(Piazza Delle Erbe)です。
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うっわ~、綺麗。これ見ただけでも、来た甲斐があったかも。
LEDの青い光が、ツツツ・・と雨のように滴り落ちます。 -
ヴェッキオ城(Palazzo del Mercato Vecchio)。14世紀後半に建てられた居城。現在は市立博物館。
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ランベルティの塔(Torre dei Lamberti)。ヴェッキオ城のエルベ広場側に建つ、高さ84mの塔。
霧を纏って幻想的です。ランベルティの塔 建造物
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エルベ広場には、青物市場が立ちます。昼間はこれらのパラソルが開いていたのでしょう。
右端の白い円柱は、ヴェネツィア共和国の象徴であった「サンマルコの円柱」です。エルベ広場 広場・公園
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ここ数年、この滴り落ちるタイプのイルミネーションが目に付きます。動きがあるから、引き立ちますね。
この広場の雰囲気にとても合っていると思います。 -
ここでも、青春、真っ只中。いい時間を過ごしてね。
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「コスタ・肋骨のアーチ」(Arco della Costa)。変な名前ですが、確かに骨みたいなものがぶら下がっています。
ここがシニョーリ広場への入り口です。クリスマスマーケットの横断幕があり、電気が点いています! -
やった!クリスマスマーケットは、まだやっていました。ハレルヤ!
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天使も祝福の角笛を吹いてくれています。
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本当にわずかな時間しかないので、写真を撮るだけです。
霧と遅い時間のせいで、人が少ないので撮るのは楽です。シニョーリ広場 (ベローナ) 広場・公園
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周りの建物が、独特で、かつてヴェネツィア共和国の主要都市だったことはあるなと思います。
ヴェネツィア共和国は、7世紀末期から1797年まで1000年以上に亘り、歴史上最も長く続いた共和国です。シニョーリ広場 (ベローナ) 広場・公園
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クリスマスマーケットが開かれているここは、シニョーリ広場(Piazza dei Signori)です。
シニョリーア( Serenissima Signoria)は、ドージェ、6名の評議員(Minor Consiglio)、四十人委員会の3名の代表から構成される合計10名の執政機関で、日本語で「政庁」と表記されます。
なので、シニョーリ広場は政庁広場と訳されます。シニョーリ広場 (ベローナ) 広場・公園
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ドージェ( Doge)は、国家元首のことで、ヴェネツィア共和国や、ジェノヴァ共和国に君臨していました。
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広場の中央にはダンテの銅像が立っています。今朝、トレントの駅前でも見掛けました。
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グリューワイン(イタリアではヴァンブリュレVin brule)のマグカップは、ブーツ型です。
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ここにも、ドイツ・ローテンブルクのクリスマス屋さん、「ケーテヴォールハールト」が出店していました。
先程、メラーノでも見掛けました。クリスマスマーケットのある所、「ケーテ」在りですね。 -
ドージェの君臨した場所も、今ではイタリアの国旗とEUの国旗がはためいています。
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鹿の角の延長のような、印象的なイルミネーション。
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小さなツリーが置いてあるだけなのに、何故か絵になります。
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右の横断幕にある「メルカティーノ・ディ・ナターレ(Mercatino di Natale)」は、クリスマスマーケットのイタリア語です。
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昼間来ていたら、もっと素晴らしいものがたくさん見られたんでしょうね。
もちろん、「ジュリエットの家」も。ヴェローナは、ロミオとジュリエットのモデルになった逸話のある街で、エルベ広場の近くに「ジュリエットの家」があります。
架空の話なのですが、訪れる人が絶えません。かく言う私も前回訪れた時には、ジュリエットが佇んだヴァルコニーを見上げ、中庭のジュリエットの像に触って来ました。
ヴェローナ到着が20時では、どの観光名所も見ることが出来ません。シニョーリ広場 (ベローナ) 広場・公園
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並んでいるアーチがイタリアらしい。昼間ならもう少し周りの建物も楽しめるでしょう。
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やはりイタリアで売っているものは、デザインが違うと思います。国民性が出るんでしょうね。
生産国が、イタリアであって欲しいものです。 -
大甘のものが好きな人向けのお菓子です。中身はメレンゲクッキーのようなものです。
ドイツのリューデスハイムで初めて食べて、あまりの甘さにびっくりしました。中がスポンジ生地なのかと思って買ったのです。 -
一面、真っ赤なお店。
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売っているものは、これ。ちょっと欲しかったな。
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広場の真ん中から派生するフォッジェ通り(Via delle Fogge)。ちょっと行ってみたいけれど、余裕がありません。
突き当りには、レストランが集まっているようです。 -
この可愛い小皿は、ただの小皿ではございません。
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店員さんの実演販売で、これはおろし金ならぬ、おろし皿なんです。実演では、やはりイタリアですから、にんにくをすりおろしていました。
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もっとじっくり見たいのですが、アレーナまで戻らなくてはなりません。
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シニョーリ広場を後にします。
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ところが、真っすぐ帰れなかったんです。ヴェッキオ城の中庭でもクリスマスマーケットをやっていたのです。
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中庭を囲む建物は、全部横縞模様。
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こちらのクリスマスマーケットは、緑のツリーがたくさんあって、シニョーリ広場とは雰囲気が違います。
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階段の上から、中庭を見下ろしてみました。
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物語の一場面のよう。
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最後に見たのは、ハーブの石鹸屋さんでした。
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イチオシ
エルベ広場のイルミネーション。とても素敵なので、シャッタースピードを遅くして、光が滴っている部分が長くなるようにしました。
霧の風景と相まって、本当に素敵です。ここまで来て本当に良かったです。 -
さあ、再びジュゼッペ・マッジーニ通りを抜けます。
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一瞬「ティファニー?」と思うような、色のプレゼントがいっぱい。
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空中浮遊のイルミ玉
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サンタ帽の彼らは、何に並んでいるんだろう?
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こういうコートの人が闊歩しているのが、イタリアなんだろうなあ。行きと違って、帰りは気持ちに余裕があります。
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おしゃれなイタリアの町は、日除けの緑と壁の黄色がいいセンス
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アレーナに戻って来ました。まだ若干時間があるので、アレーナの周りをぐるっと回ってみます。
アレーナ ディ ヴェローナ 劇場・ホール・ショー
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3階建て
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外壁は、だいぶ壊れてしまっています。
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霧とアレーナは似合う。
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なんでこう路地って魅力的なんでしょう。さすがにここを一人で歩くつもりはありませんが、写真だけは撮らずにおられません。
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あの黄色い照明が不思議。大丈夫かしら、あの辺り。
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アレーナの中も霧が集まっているんですね。靄の中から中世の音が聞こえて来そう。
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ぐるっと回って、ブラ広場が見えて来ました。
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ブラ広場の露店もかなり規模は大きいです。
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ヴェローナ市庁舎(Palazzo Barbieri Comune di Verona)
市庁舎 (ベローナ) 建造物
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オーバー・ザ・レインボウ。虹の向こうに行かれそうです。
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虹の端っこが、こんなところに落ちています。
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ブラ広場には、国王ヴィットーリオ エマヌエーレ 2 世の大きな騎馬像があって、中心にはヴェローナの姉妹都市ミュンヘンから贈られたアルプス噴水が湧き出しています。
残念ながら、露店があって、どちらも見ることは出来ませんでした。
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21時に集合して、これから夕食のレストランに延々歩いて行きます。それから、駐車場までまた延々歩いて、そして、ホテルまでの想像もしなかった長い道中が待っていたのです。
霧のために道に迷ったのか、詳細は不明です。ヴェローナ空港の傍にあるホテルの筈ですが、なんと辿り着いたのが23:40。
元々、日程表でもチェックインが22:30でしたが、この真夜中到着とは、どういうことなんでしょう。
運転手の労働時間制限がなどと、ごちゃごちゃ言っていましたが、そんなことは最初からわかっていることです。
まともな説明もなしに、ホテルのロビーで日付が変わりました。
一日に4つもクリスマスマーケットを詰め込んで、90kmも余計に往復して、当然の結果がこれです。コースの企画自体が滅茶苦茶でした。
次回は、いよいよ最後の訪問地、ベルガモです。
ヴェローナは、最後の宿泊地だったんですね。最悪でしたが。
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