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昨年の秋は海外には行かず、じっくり日本の秋の風情を訪ねてみることにしました。<br />その中で日帰りができる範囲の観光地で紅葉が楽しめる場所の一つとして選んだのが旧堀氏庭園です。<br />テレビドラマの撮影場所になったこともあり、最近人気が高まっている場所です。<br />以前から気にはなっていましたが、かなり山奥で到着するまで相当時間がかかるため、行きたいとは思うものの足踏みしてきた場所です。<br />昨年秋は例年になく紅葉が美しいとの話を聞き重い腰を上げて訪ねてみました。<br />津和野は何度も行ったことがあるので事前に地図を見て道順を確認して出発しましたが、結局はナビのお世話になりました。<br />但しナビの案内では大廻りになってしまいました。(笑)

奥津和野の山里にある旧家の庭園を訪ねて (燃えるような紅葉が素晴らしかった)  ①

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2016/11/16 - 2016/11/16

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ポポポ

ポポポさん

昨年の秋は海外には行かず、じっくり日本の秋の風情を訪ねてみることにしました。
その中で日帰りができる範囲の観光地で紅葉が楽しめる場所の一つとして選んだのが旧堀氏庭園です。
テレビドラマの撮影場所になったこともあり、最近人気が高まっている場所です。
以前から気にはなっていましたが、かなり山奥で到着するまで相当時間がかかるため、行きたいとは思うものの足踏みしてきた場所です。
昨年秋は例年になく紅葉が美しいとの話を聞き重い腰を上げて訪ねてみました。
津和野は何度も行ったことがあるので事前に地図を見て道順を確認して出発しましたが、結局はナビのお世話になりました。
但しナビの案内では大廻りになってしまいました。(笑)

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
一人旅
交通手段
自家用車

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  • 中国自動車道小郡インターを下りて国道9号線をひたすら北に進むと津和野町に到着します。<br />山沿いを走る国道9号線から下り坂を下りて町中に入り、森鴎外旧宅方面に進んで県道17号線を北に取れば目的地に着くのですが、地図を忘れてしまったのでナビを使用をしました。ナビを使用すると反対方向の道を指示してきます。<br />ナビの指示通りに進めば迷わず到着するので、指示通りに走ることにしました。<br />ここは津和野町の中心殿町通りです。

    中国自動車道小郡インターを下りて国道9号線をひたすら北に進むと津和野町に到着します。
    山沿いを走る国道9号線から下り坂を下りて町中に入り、森鴎外旧宅方面に進んで県道17号線を北に取れば目的地に着くのですが、地図を忘れてしまったのでナビを使用をしました。ナビを使用すると反対方向の道を指示してきます。
    ナビの指示通りに進めば迷わず到着するので、指示通りに走ることにしました。
    ここは津和野町の中心殿町通りです。

    殿町掘割 名所・史跡

  • 通りの左右に幅の狭い掘割があり、水路には鯉が泳いでいます。掘割の所々には菖蒲が植えてあり、菖蒲の開花時期には観光客が大勢訪れる場所です。<br />菖蒲の間を泳ぐ鯉と白壁は津和野を代表する風景で、観光ポスターや津和野を紹介する観光写真でよく見かけます。<br />秋は人通りもなく、紅葉したイチョウの葉が風に吹かれて落葉していました。<br />車はJR津和野駅の前を通り抜け、津和野川沿いの町道から山越えで県道17号線に合流し、堀庭園の駐車場に到着しました。<br />インターから堀庭園まで約1時間30分、ナビは大回りでした。

    通りの左右に幅の狭い掘割があり、水路には鯉が泳いでいます。掘割の所々には菖蒲が植えてあり、菖蒲の開花時期には観光客が大勢訪れる場所です。
    菖蒲の間を泳ぐ鯉と白壁は津和野を代表する風景で、観光ポスターや津和野を紹介する観光写真でよく見かけます。
    秋は人通りもなく、紅葉したイチョウの葉が風に吹かれて落葉していました。
    車はJR津和野駅の前を通り抜け、津和野川沿いの町道から山越えで県道17号線に合流し、堀庭園の駐車場に到着しました。
    インターから堀庭園まで約1時間30分、ナビは大回りでした。

  • 堀庭園に到着しました。無料駐車場が堀氏邸宅付近の3か所(1か所は入り口のすぐ近くにあります。)にありました。<br />2個所の駐車場は邸宅から歩いて約5分の所にありますが、こちらの方が広いので駐車しやすいと思います。<br />紅葉の時期としては丁度見ごろで、邸宅の周囲は燃えるような赤色でした。

    堀庭園に到着しました。無料駐車場が堀氏邸宅付近の3か所(1か所は入り口のすぐ近くにあります。)にありました。
    2個所の駐車場は邸宅から歩いて約5分の所にありますが、こちらの方が広いので駐車しやすいと思います。
    紅葉の時期としては丁度見ごろで、邸宅の周囲は燃えるような赤色でした。

    堀庭園 公園・植物園

  • モミジは真紅に染まっています。綺麗というよりは、凄いという印象でした。

    モミジは真紅に染まっています。綺麗というよりは、凄いという印象でした。

  • 特に蔵の後ろの紅葉の赤がすごい。

    特に蔵の後ろの紅葉の赤がすごい。

  • 邸宅の中の書院造りの客殿「楽山荘」。この建物の2階から眺める紅葉の風景が素晴らしいそうですので、楽しみです。

    邸宅の中の書院造りの客殿「楽山荘」。この建物の2階から眺める紅葉の風景が素晴らしいそうですので、楽しみです。

    堀庭園 公園・植物園

  • 楽山荘のアップ。

    楽山荘のアップ。

  • 遠目で見るといずれの紅葉も紅に閉まっていますが、アップにしてみると、色の濃さが微妙に違うことが分かります。

    遠目で見るといずれの紅葉も紅に閉まっていますが、アップにしてみると、色の濃さが微妙に違うことが分かります。

  • 紅葉がとても綺麗なため、同じ場所を何度も撮ってしまいましたが多少は位置をずらしていますので、紅葉の景色をしばしお楽しみ下さい。

    紅葉がとても綺麗なため、同じ場所を何度も撮ってしまいましたが多少は位置をずらしていますので、紅葉の景色をしばしお楽しみ下さい。

  • 楽山荘と紅葉。

    楽山荘と紅葉。

  • 再び庭園と背後の山の紅葉。

    再び庭園と背後の山の紅葉。

  • 道路脇に建てられている紅白のポールは、降雪で周囲が雪で埋もれた場合に道路を識別するための目印として立てられたものです。<br />このポールがあると言うことは、この地域がかなり雪深い地域であることを示しています。

    道路脇に建てられている紅白のポールは、降雪で周囲が雪で埋もれた場合に道路を識別するための目印として立てられたものです。
    このポールがあると言うことは、この地域がかなり雪深い地域であることを示しています。

  • 紅葉が美しいですね。庭園の紅葉はモミジとばかり思っていましたが、実は楓でした。<br />堀邸の庭や周囲には多くの楓があるそうです。そのため燃えるような赤色に色づいたんでしょうね。

    紅葉が美しいですね。庭園の紅葉はモミジとばかり思っていましたが、実は楓でした。
    堀邸の庭や周囲には多くの楓があるそうです。そのため燃えるような赤色に色づいたんでしょうね。

  • こちらの楓も真っ赤っか。

    こちらの楓も真っ赤っか。

  • 楽山荘の左側の建物は蔵です。

    楽山荘の左側の建物は蔵です。

  • 楽山荘の右側が堀邸の庭園です。

    楽山荘の右側が堀邸の庭園です。

  • 蔵の白壁が紅葉を一層引き立てているようです。

    蔵の白壁が紅葉を一層引き立てているようです。

  • 白壁となまこ塀が素敵ですね。この邸宅は江戸時代の建物がそのまま残っているんです。

    白壁となまこ塀が素敵ですね。この邸宅は江戸時代の建物がそのまま残っているんです。

  • この部分だけなら城壁に見えなくもない。

    この部分だけなら城壁に見えなくもない。

  • 堀邸の入り口です。拝観料は邸宅、楽山荘、庭園、和楽園(邸宅の向かい側にある庭園)の全てが観光できて500円でした。<br />堀家の子孫は大正時代に山村の診療所を開業されていたそうで、その診療所が邸宅の近くに復元されています。現在は資料館として公開されており、その資料館が拝観できる共通券は600円です。<br />なお、診療所は昔の木造小学校の建物とそっくりでした。<br />チケット売り場は入り口の向かい側にあります。

    堀邸の入り口です。拝観料は邸宅、楽山荘、庭園、和楽園(邸宅の向かい側にある庭園)の全てが観光できて500円でした。
    堀家の子孫は大正時代に山村の診療所を開業されていたそうで、その診療所が邸宅の近くに復元されています。現在は資料館として公開されており、その資料館が拝観できる共通券は600円です。
    なお、診療所は昔の木造小学校の建物とそっくりでした。
    チケット売り場は入り口の向かい側にあります。

  • 堀家があるこの村は堀家の裏山から銀と銅が産出されたため、江戸時代には幕府から一村こぞって天領に指定され、大森銀山の代官の支配下に置かれました。<br />そして堀家は山師として代々銅山年寄役を世襲する天領差配家を務めてきた家柄です。<br />堀邸は家屋が山深い山里に建てられていたことが幸いしてか、大きく改築されることも無く江戸時代の建物がそのままの状態で残っています。<br />それでは、門を潜って中に入りましょう。

    堀家があるこの村は堀家の裏山から銀と銅が産出されたため、江戸時代には幕府から一村こぞって天領に指定され、大森銀山の代官の支配下に置かれました。
    そして堀家は山師として代々銅山年寄役を世襲する天領差配家を務めてきた家柄です。
    堀邸は家屋が山深い山里に建てられていたことが幸いしてか、大きく改築されることも無く江戸時代の建物がそのままの状態で残っています。
    それでは、門を潜って中に入りましょう。

  • 門に取り付けられた「堀庭園」の表示板。

    門に取り付けられた「堀庭園」の表示板。

  • 主屋の玄関です。正面の玄関は家人や武士階級以外のものが出入りする玄関。左の玄関は大森銀山代官所の幕府役人が使用する玄関です。<br />

    主屋の玄関です。正面の玄関は家人や武士階級以外のものが出入りする玄関。左の玄関は大森銀山代官所の幕府役人が使用する玄関です。

  • こちらの玄関は格式高い様式で作られていました。玄関を上がればすぐに座敷ですが、家人が使用する玄関の先は土間です。<br />

    こちらの玄関は格式高い様式で作られていました。玄関を上がればすぐに座敷ですが、家人が使用する玄関の先は土間です。

  • 観光順路案内。

    観光順路案内。

  • 左側に前庭があるんですね。

    左側に前庭があるんですね。

  • 左側には蔵がありますが、その前に小さな門が。<br />その奥が前庭かな。

    左側には蔵がありますが、その前に小さな門が。
    その奥が前庭かな。

  • ここを潜った先に庭がありますよ。

    ここを潜った先に庭がありますよ。

  • これが前庭。座敷から眺めるように設えた庭ですね。

    これが前庭。座敷から眺めるように設えた庭ですね。

  • 右側には楽山荘と庭園の案内板がありました。

    右側には楽山荘と庭園の案内板がありました。

  • この奥に楽山荘と庭がありました。<br />では主屋から見学しましょう。

    この奥に楽山荘と庭がありました。
    では主屋から見学しましょう。

  • 二間続きの座敷。奥の座敷は床の間です。<br />さて皆さん、この床の間は少し変だと思いませんか?おかしい所に気が付きませんでしょうか?<br />この屋敷の床の間は、普通の床の間と造りが大きく違っているんです。普通なら座敷の正面に床の間が造られるはずです。中央に床柱、左に床の間、右に床脇と違い棚があり、左の庭側に出書院や雪見障子などが取り付けてあるはずです。<br />しかしこの家では右側の壁に床脇が配置され、正面に床の間と左の縁側にあるはずの障子があり、床柱がどこにもありません。<br />わざわざこの家では床脇部分をスペース分だけ右に移動させて仕立ててあるんです。なぜこのような造りにしたのでしょうか。<br />しかもお客様(この家では代官所の役人)が座る上座の間の造りを敢えて変形にしているんです。不思議ですね。何故なんでしょう。

    二間続きの座敷。奥の座敷は床の間です。
    さて皆さん、この床の間は少し変だと思いませんか?おかしい所に気が付きませんでしょうか?
    この屋敷の床の間は、普通の床の間と造りが大きく違っているんです。普通なら座敷の正面に床の間が造られるはずです。中央に床柱、左に床の間、右に床脇と違い棚があり、左の庭側に出書院や雪見障子などが取り付けてあるはずです。
    しかしこの家では右側の壁に床脇が配置され、正面に床の間と左の縁側にあるはずの障子があり、床柱がどこにもありません。
    わざわざこの家では床脇部分をスペース分だけ右に移動させて仕立ててあるんです。なぜこのような造りにしたのでしょうか。
    しかもお客様(この家では代官所の役人)が座る上座の間の造りを敢えて変形にしているんです。不思議ですね。何故なんでしょう。

  • これが変形の床の間です。どこにも床柱がありません。しかも障子が座の正面に設えてあります。床脇は縁側を向いて造られていて伝統的純日本家屋に設えている床の間とは配置が全く違います。<br />これは何か特別な理由があってそうしたと考えざるを得ません。<br />私の家は古民家ですが、床の間は決められた通りに設えてあるので、どうしてわざわざこのような造りにしたのか理由を知りたいと思います。<br />

    これが変形の床の間です。どこにも床柱がありません。しかも障子が座の正面に設えてあります。床脇は縁側を向いて造られていて伝統的純日本家屋に設えている床の間とは配置が全く違います。
    これは何か特別な理由があってそうしたと考えざるを得ません。
    私の家は古民家ですが、床の間は決められた通りに設えてあるので、どうしてわざわざこのような造りにしたのか理由を知りたいと思います。

  • 前庭です。座敷から眺めるものでしょうが、全景が入らないので庭だけ写真に撮りました。

    前庭です。座敷から眺めるものでしょうが、全景が入らないので庭だけ写真に撮りました。

  • 二間続きの座敷。座敷の正面奥の床の間に障子が入れてあるので違和感があります。<br />普通江戸時代の古民家は田の字型に和室が造られており、襖を取り外すと大広間ができるようになっています。<br />この大広間が冠婚葬祭の宴席や村人の集いの場やお客事の宴席、はたまた習い事の稽古場になったりしていました。<br />この家は右隣の座敷とは壁で仕切られていて、大広間を造る必要が無かったと推測されます。村人が集まるような場所ではなかったようですね。<br />でも部屋数は多かったですよ。

    二間続きの座敷。座敷の正面奥の床の間に障子が入れてあるので違和感があります。
    普通江戸時代の古民家は田の字型に和室が造られており、襖を取り外すと大広間ができるようになっています。
    この大広間が冠婚葬祭の宴席や村人の集いの場やお客事の宴席、はたまた習い事の稽古場になったりしていました。
    この家は右隣の座敷とは壁で仕切られていて、大広間を造る必要が無かったと推測されます。村人が集まるような場所ではなかったようですね。
    でも部屋数は多かったですよ。

  • ここは台所から続く板の間。奥の畳の間が仏間でした。金庫が置いてある座敷の間もありました。

    ここは台所から続く板の間。奥の畳の間が仏間でした。金庫が置いてある座敷の間もありました。

  • 板の間にある囲炉裏。囲炉裏と自在鉤が懐かしい。

    板の間にある囲炉裏。囲炉裏と自在鉤が懐かしい。

  • 囲炉裏の次の間(広い板の間)が食事の間と思われます。

    囲炉裏の次の間(広い板の間)が食事の間と思われます。

  • 台所のかまど。このかまどはレンガ作りのため大正~昭和にかけてのものだと思います。<br />江戸時代のかまどは土かまどですから。

    台所のかまど。このかまどはレンガ作りのため大正~昭和にかけてのものだと思います。
    江戸時代のかまどは土かまどですから。

  • 流しです。コンクリート製ですから新しい時代の物ですね。古い時代の物は石を加工した流しを使っていたはずです。<br />真ん中に置いてあるのは蒸し器です。我が家でも同じものを使っていました。<br />伯母が餅つきのもち米を蒸したり、柏餅やふかし饅頭を作る時によく使っていましたので、懐かしいです。<br />我が家ではこの蒸し器、金属製の物に変えた時に処分してしまいました。

    流しです。コンクリート製ですから新しい時代の物ですね。古い時代の物は石を加工した流しを使っていたはずです。
    真ん中に置いてあるのは蒸し器です。我が家でも同じものを使っていました。
    伯母が餅つきのもち米を蒸したり、柏餅やふかし饅頭を作る時によく使っていましたので、懐かしいです。
    我が家ではこの蒸し器、金属製の物に変えた時に処分してしまいました。

  • 台所の様子。奥に人が見えますが、あそこが玄関です。玄関から台所まで土間が続いています。<br />こういう作りが江戸期の民家の代表的な造りです。我が家の古い家も、堀家の邸宅より規模は小さいものの同じ作りになっていました。

    台所の様子。奥に人が見えますが、あそこが玄関です。玄関から台所まで土間が続いています。
    こういう作りが江戸期の民家の代表的な造りです。我が家の古い家も、堀家の邸宅より規模は小さいものの同じ作りになっていました。

  • 台所の天井の梁です。太い見事な梁ですね。このような太い梁が使ってあるから長い年月家が保てるんでしょうね。

    台所の天井の梁です。太い見事な梁ですね。このような太い梁が使ってあるから長い年月家が保てるんでしょうね。

  • 屋敷の背後は塀で囲まれ、木戸が設けてありました。ここから裏山の銀・銅鉱山に入って行ったんでしょうね。<br />この裏山の紅葉も美しかったです。

    屋敷の背後は塀で囲まれ、木戸が設けてありました。ここから裏山の銀・銅鉱山に入って行ったんでしょうね。
    この裏山の紅葉も美しかったです。

  • 裏山が一斉に紅葉しています。

    裏山が一斉に紅葉しています。

  • 背後の山で一番紅葉しているのはこのあたりのようです。

    背後の山で一番紅葉しているのはこのあたりのようです。

  • 裏山の木戸あたりが一番紅葉していました。

    裏山の木戸あたりが一番紅葉していました。

  • 主屋の隣にも蔵があります。これで確認した蔵の数は4棟。<br />流石は銅山師で天領差配家のことはあります。すごいですね。<br />この村は山間部にありながら銀や銅の産出で栄えたそうですよ。

    主屋の隣にも蔵があります。これで確認した蔵の数は4棟。
    流石は銅山師で天領差配家のことはあります。すごいですね。
    この村は山間部にありながら銀や銅の産出で栄えたそうですよ。

  • この木戸を抜けると楽山荘と庭園があります。

    この木戸を抜けると楽山荘と庭園があります。

  • 楽山荘です。数寄屋風書院造りの2階建ての客殿で、明治33年に建てられました。<br />この建物の1階には茶室もありました。<br />人が多いので先に庭園を観光することにしましょう。

    楽山荘です。数寄屋風書院造りの2階建ての客殿で、明治33年に建てられました。
    この建物の1階には茶室もありました。
    人が多いので先に庭園を観光することにしましょう。

  • 楽山荘の2階部分と紅葉した楓。

    楽山荘の2階部分と紅葉した楓。

  • これが堀庭園です。裏山を借景として築かれた池泉回遊庭園です。<br />庭の中央では紅葉した楓の古木が存在感を主張していました。周囲は楓の木が多いそうです。<br />だからこの庭園は紅葉が鮮やかなんですね。と、一人で納得してしまいました。<br />

    これが堀庭園です。裏山を借景として築かれた池泉回遊庭園です。
    庭の中央では紅葉した楓の古木が存在感を主張していました。周囲は楓の木が多いそうです。
    だからこの庭園は紅葉が鮮やかなんですね。と、一人で納得してしまいました。

    堀庭園 公園・植物園

  • 庭園の築山から眺めると一段と楓があでやかでした。庭園の向こうには和楽園という庭園があります。紅葉のシーズンになるとモミジが赤く染まって、その風景を背景として取り込むように作庭されているんですが、この日見えたのはわずかに紅葉したミミジのみで、後はすでに散っていました。<br />しかも訪問した時、和楽園はすでに日陰になっていて、2つの庭を同時に鑑賞することはできませんでした。<br />紅葉シーズンは早朝に観光した方がいいようです。

    庭園の築山から眺めると一段と楓があでやかでした。庭園の向こうには和楽園という庭園があります。紅葉のシーズンになるとモミジが赤く染まって、その風景を背景として取り込むように作庭されているんですが、この日見えたのはわずかに紅葉したミミジのみで、後はすでに散っていました。
    しかも訪問した時、和楽園はすでに日陰になっていて、2つの庭を同時に鑑賞することはできませんでした。
    紅葉シーズンは早朝に観光した方がいいようです。

  • 紅葉の写真は逆光で取ることにしています。その方が紅葉が綺麗に撮れるからです。日光が紅葉した葉を透して差し込むと、思いもしない美しさで写真が撮れる場合があります。<br />今回も幸いなことに楓の古木は逆光で写すことができました。

    紅葉の写真は逆光で取ることにしています。その方が紅葉が綺麗に撮れるからです。日光が紅葉した葉を透して差し込むと、思いもしない美しさで写真が撮れる場合があります。
    今回も幸いなことに楓の古木は逆光で写すことができました。

  • 紅葉と楽山荘。右は赤く染まったモミジ、左は楓です。

    紅葉と楽山荘。右は赤く染まったモミジ、左は楓です。

  • 背後の紅葉は燃えるような色合いですね。

    背後の紅葉は燃えるような色合いですね。

  • この紅葉と楽山荘と庭園の景色が一番気に入りました。

    この紅葉と楽山荘と庭園の景色が一番気に入りました。

  • そこで写真を横に撮ったり、縦に撮ったりしてみました。<br />この感じでさらに左の庭がもっと映り込めばよかったと思いますがこれが限界でした。

    そこで写真を横に撮ったり、縦に撮ったりしてみました。
    この感じでさらに左の庭がもっと映り込めばよかったと思いますがこれが限界でした。

    堀庭園 公園・植物園

  • 横にすると庭の下の部分が写りません。これ以上後ろにも下がれませんのでやはりこれが限界。

    横にすると庭の下の部分が写りません。これ以上後ろにも下がれませんのでやはりこれが限界。

  • 行けには鯉が、これ黄金の鯉かな?いや右の鯉は色が濃すぎる。

    行けには鯉が、これ黄金の鯉かな?いや右の鯉は色が濃すぎる。

  • 真ん中の鯉が黄金の鯉に一番似ていました。津和野は殿町の水路に鯉が放流してあるように、昔から鯉を飼っている家が多いんですよ。<br />この家もその一つですね。

    真ん中の鯉が黄金の鯉に一番似ていました。津和野は殿町の水路に鯉が放流してあるように、昔から鯉を飼っている家が多いんですよ。
    この家もその一つですね。

  • 築山から降りて庭を歩いてみましょう。<br />池の周りを巡るように作庭してある庭園です。手前は雪見灯篭。

    築山から降りて庭を歩いてみましょう。
    池の周りを巡るように作庭してある庭園です。手前は雪見灯篭。

    堀庭園 公園・植物園

  • 池には橋がいくつか架け渡してありました。

    池には橋がいくつか架け渡してありました。

  • この橋を渡って庭の奥に行きましょう。

    この橋を渡って庭の奥に行きましょう。

  • 庭の一番奥には小さな築山があり、十三重の塔が配置されていました。<br />苔むした石も風情があります。この庭園は5月の新緑の頃も美しいそうですよ。<br />

    庭の一番奥には小さな築山があり、十三重の塔が配置されていました。
    苔むした石も風情があります。この庭園は5月の新緑の頃も美しいそうですよ。

  • 塔を中心にアップにしてみました。

    塔を中心にアップにしてみました。

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