2016/05/30 - 2016/05/30
157位(同エリア364件中)
風待人さん
歴史に名高い、いや悪名高い「裏紙四番崩れ」により捕縛されたキリシタン達は、日本各地に流罪になり中国地方では萩と津和野に封印され、そこで棄教すべく残忍で非人道的な拷問や弾圧が行われました。
津和野の乙女峠では老人から子供まで実に36名の殉教者を出しました。
その乙女峠に初めて足を運びました。
乙女峠は山陰の山奥のさぞ冬は寒いだろうと容易に想像できる山奥になり、この場所で冬は氷の張った池に裸でつけられたり、1m四方にも満たない箱に入れられたり、食事を制限されたりとそれは苦しい惨たらしい責め苦を受けた場所だということです。
今は乙女峠マリア聖堂とともに小さな公園となり当時の惨劇とキリシタンの信仰の尊さを伝えてくれます。
この地には聖母マリアが現れた聖地でも有り、私もそれを実感しました。
織部灯篭を見ていた時に空から無数の雨粒が落ちてきました。
それは実は昨日来、木々に降り注いだ雨粒が風に吹かれて落ちてきたのですが不思議な事に風が吹いたのは私の頭上だけで周辺は木々の葉先さえ揺れていません。
乙女峠に聖母マリアが現れたと信じるには十分な出来事でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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駐車スペースに車を停めてから徒歩で乙女峠に向かいます。
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行く先に小さな滝があり気分をな和ませてくれます。
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苔むした急な歩道を山の手に向けて進みます。
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手摺があるので助かりますが、足元は滑りやすいです。
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左手には川が流れています。
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目先が開けてきて建物が見え始めました。
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キリシタン殉教史跡、乙女峠の石碑が有りました。
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こちらが乙女峠マリア聖堂で平屋で小さな建物です。
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乙女峠の由来が書かれた立派な石碑が有りました。
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乙女峠の周辺の説明書きが有りました。
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説明書きは絵と文で示されています。
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乙女峠マリア聖堂の内部です。
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美しく気高い聖母マリア象が有りました。
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ステンドグラスにはキリシタンへの弾圧やここでのエピソードが刻まれています。
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この先の山道を行くと千人塚まで続いているそうです。
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守山祐次郎少年、殉教の十字架です。
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乙女峠の聖母とその殉教者のレリーフです。
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真冬にこの池に信者をつけて棄教を迫ったそうです。
人間のやることじゃないですね。 -
明治二年一月十日裸のまま雪の中の三尺牢に入れられた、安太郎という若者の前に現れた聖母マリアの姿をあらわしています。
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キリシタン灯篭とも呼ばれている織部灯篭です。
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公園の様子です、ここで多くのキリシタンが命を落とし殉教していきました。
悲しい歴史がそこにはありました。
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