2016/12/04 - 2016/12/05
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morisukeさん
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オッサンネコです。
前日にウボンラチャタニの街をふらふら観光した翌日のお話。
向かった先はウボンから東に約100km行ったところにあるパーテム国立公園。
パーテム国立公園はタイとラオス国境線近くにある荒涼とした砂岩の大地で、
断崖絶壁・奇岩・そして先史時代の壁画など、見所が多い自然系スポットなのです。
タイで最も気温が下がる12月の空の下、タイの最果てパーテム国立公園の絶景を楽しんできました。
その時の記録です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 徒歩 バイク 飛行機
-
おはようございます、オッサンネコことモリネコです。
私は今ラオス国境とウボンの中継地 ピブンの町で寒さに震えています。
朝6:30にホテルを出発して1時間ほど走って来たのですが、
12月のウボンの朝は川面に水蒸気が立つほど、とにかく寒い寒い。
ギブミーコンビニおでん。ギブミー缶コーヒー。
頼りない朝の陽射しで体温を整えてから、再びバイクにまたがり出発でーす。 -
ムン川に架かる橋。
パーテム国立公園やタイ最東の町コンチアムに行くにはこの橋を渡ります。
天気は昨日に引き続き雲一つない晴天。おやっ、いつもの曇り神様は一体どこに…?
曇りメンのオッサンにとってこれは非常に珍しい事ですよ ヽ(◎´∀`)ノ -
ピブンの町を過ぎると、ホント何もない荒野の中をひたすら進んで行きます。
コンチアムまで20km パーテムまではあと38km。もうひとっ走りですな。
あれっでも雲行きがなんか怪しくなってきたような… -
コンチアムの入口まで来ました。
ワット・タム・クーハ・サワン(Wat Tham Khuha Sawan)
うーん、さっきまでの晴天は一体どこへ行ったのやら…
やっぱ私の後ろにはしっかり曇り神様が憑いていらっしゃるようです (*´・д・)
「モリネコさん、モリネコさん。今日もお空を曇りにしてみたのねん。」
もういいです、雨じゃなければ何でもいいです… -
このお寺は高台の上にあってコンチアムの町を一望できるビューポイントがあります。
町の先には雄大なメコン川、そして対岸にはラオスの大地が広がっているのです。
いやー遠路はるばる来ちゃいました。 -
おっ最近流行りの太眉か!?
っていうか後ろのナーガ、雑すぎだろ… -
こっちは本気度の高いナーガ。
-
タイの最果ての町、コンチアムに到着しました。
向かった先はワット・コンチアム(Wat Kong Chiam)
メコン川のホトリ、国境線ギリギリに立つ寺院でございます。 -
ここワット・コンチアムには少し変わったスポットがあります。
Two Color River タイ語ではメナーム・ソン・シー。
まぁその言葉「二色の川」が示す通り、この先はメコンとムン川が合流する地点であり、
濁ったメコンの水と澄んだムン川の水がくっきり分かれて見えるからなのです。
でも残念。12月乾季のメコンは水量が少なくそこまで濁っていないので、
陸の上からその差をはっきり見る事は出来ませんでした。 -
イチオシ
ここがタイとラオスの国境線。
川の先にある浮き島は既にラオスの国土になるのです。
これを見ると所詮国境線なんて概念上のものでしかない事が良く分かりますね。
「No Border」 この言葉が持つ意味は計り知れないのです。
人種・国籍・宗教。海外で生きていくと色んな一線に戸惑うけれど、
こんな見えない線で価値観を囚われない様に、私はこの言葉を大切にしたいと思います。 -
ワット・コンチアムの風景。
-
コンチアムの町を出てパーテム国立公園まで再びバイクをすっ飛ばします。
だだっ広い空と延々続く道。それだけ。
最果てまで来たなぁと実感する一時です。
途中でパーテム国立公園に入る時に料金ゲートがありました。
外国人はなんとまぁ400バーツ (゚Д゚ )ムハァ
日本円で1,300円くらいなので、ちと高いなぁ。
でもこういうところでしかお金を落とせない旅人なので、そこはヨシとしましょう。
入場券はすぐ近くにあるゲーンタナ国立公園も入れる併用チケットの様です。 -
パーテム国立公園(Pha Team Natinal Park)
荒野ってイメージがぴったりですなぁ。
パーテム国立公園の楽しみ方は主に3つ。
1.断崖から見下ろすメコン川の絶景
2.先史時代の人類が残した壁絵
3.メコンがつくりあげた奇岩(サオ・チャリアン)
まずは切り立った断崖から母なるメコンを見に行こうじゃないですか!
この荒野をズンズン先に進むと…お目当ての景色がオッサンを待っています。 -
Oh, God !! What a great view I am in !!
どうでしょう。この断崖絶壁から見下ろすメコンの景観 Ψ(`▽´)Ψ
写真では伝わりにくいですが、この高度感ハンパないッス!
断崖のまえに柵など一切ありません。
正に自己責任の世界、これぞ大自然の絶景だ!! -
砂岩が作り出す奇形。これどうやったら出来るんだろな?
-
イチオシ
We are amazed in the grand landscape of Mother River, you are beautiful !
(*゚∀゚)b -
続いてパーテム国立公園 ハイライトの二つ目。
先史時代から残る壁絵を見に行きますが、壁絵はどうやら崖の下に描かれている模様。
まぁ崖の下にあったからこそ風雨から守られて現代まで残ったのですが、
崖の下まで降りて、壁絵を見て、駐車場まで戻ってくるコースが4km強。
(しかもかなりのアップダウン有)
うーん、こりゃ大変だが、ここまで来たからには行くしかない (*゚∀゚)ノ
というわけで崖の下まで続く階段を延々降り始めます。 -
崖の下の世界。
日差しが遮られているのですが、鬱蒼とした森の湿気に思わずムハッと来てしまう。 -
見えますかね。パーテム断崖の壁絵になります。
頭が逆三角形の人が並んでて、その上には魚が飛んでます。
この図式は… よいこ浜口の「捕ったド━━━」ですね。きっとそうだ。
「メコンフィッシュ、捕ったド━━━━━━!!Ψ(`▽´)Ψ」
小学生の落書きにしか見えんのだが、当時の生活を知る上では貴重な遺跡になります。
これが描かれたのは3,000-4,000年前の先史時代。
彼らの生活はメコンの恩恵を受けてとても豊かだったのではないでしょうか。
何気なく描かれた壁絵、その姿が何千年も風化されずに残り、
現代に描き手の意思をそっと伝えている事が、奇跡的な事の様に思えるのです (*゚∀゚)ノ -
でも何で頭が逆三角形 (゚∀゚ ;)エッ!? 宇宙人でしょ、これ。
-
壁絵は本当に崖の下にあります。
さっきメコン川を見下ろしていたビューポイントはちょうどこの真上に当たります。 -
壁絵ゾーンは第1群から4群まであって、こちらは第3群。
ちょっと見え辛いんですが、放牧と農耕を表している壁絵になります。
タイの東北部にあるプープラバート公園でも同じような放牧の壁絵がありますが、
いずれも肥沃なメコンの大河があって成り立つ生活であったことがよく分かります。 -
崖下のゾーンを超えると、砂岩の大地の遊歩道が続いていきます。
案内板とかは一切ないので道に迷わない様に気を付ける必要があります。 -
少し道を外れて、ここが第4群の壁絵。
壁絵の標識がある割にはどこにそれがあるか全くわからん。
って左側は完全に切れ落ちた崖で通路は幅1m程。めっちゃ怖えぇぇ (゚ロ゚;ノ)ノ
そして微かに何か変な音が聞こえる…
ん…? コレなにかバヤい予感が… 上をふと見上げると… -
…。
ややややべェ━━━Σ(゚ロ゚;)━━ェェェ!! これ絶対絶対あかんやつや。 -
颯爽とした岩盤の大地、あとは駐車場までゆっくり帰るだけ (о´∀`о)
-
イチオシ
振り返ったパーテムの断崖絶壁。
岩が雪庇のように前に張り出しているのがめっちゃ怖いッス。
さっきあの下をテクテク歩いていたんですが、落石があったら一発で御ダブツですな。 -
そしてメコン。
この大河の魅力は一言では語りつくせない。
とにかく魂を揺さぶるものがこの大河には確かにあるんです (´∞` )
ある時はナマズのデカさに驚愕したり、ある時は昔から続く原風景に弧愁したり、
そしてある時は河に沈む真っ赤な夕日に涙を流したり…
自分の旅の原点はこのメコンにあると言っても過言ではないのです。 -
パーテムとメコンの風景。
-
パーテムとメコンの風景。
しつこいですが、落ちたら間違いなく冥途の旅が始まります。 -
パーテムのインフォメーションセンターまで戻ってきました。
この首長竜みたいな人、何だろうと思っていたらさっきの壁絵に描かれていた人ですね。
こういう茶目っ気があるアピールは大好きです ш(´∀`*)ш -
トイレもこの通り(笑) こりゃいいやー。
-
帰り際に少し天候も晴れ間も広がってきました。よしよしいまの隙に…。
学生時代にバイクで日本一周したのを思い出すなぁー。 -
イチオシ
そんでパーテム国利公園 最後のハイライト。
サオ・チャリアン(Sao Chariang)
雨風によって浸食されたキノコ型の奇岩ですが、どうやったらこんな風になるのか?
個人的にはもっとこのキノコがニョキニョキ生えている風景を想像していたのですが、
残念ながらこの狭い一画だけにしか奇岩はないようです (*´・д・) ガックリ -
サオチャリアン。
よく見ると茎の部分は完全に堆積岩ですな (゚∀゚ *)ホウホウ
っていう事は、昔ここはメコン川の底だった可能性があります。
川の底に泥や砂礫が積み重なり、その後地殻変動で隆起でもあったのかな。
簡単に言えば、キノコのカサの部分は完全に岩石。茎は堆積岩。
堆積岩は泥や砂礫の塊なので、風雨でここだけがどんどん削られて行くわけですね。
果たしてこの形になるまで一体何万年かかっているのか、
おそらくは気の遠くなるような年月を重ねて出来上がった自然の造形美でしょう。 -
サオチャリアン。
もう一枚。逆光気味で撮りにくいわい。 -
パーテム国立公園を出て、コンチアムの町まで戻ってきました。
途中のフルーツ屋台に寄って、スイカシェークで水分補給。
ここから1時間半かけて、またウボンの街まで帰ります。 -
ウボンの街まで戻ってきました。
バイクを返しに行く前に寄ったのがこちら。ダオ・コーヒー(Dao Coffee)
ラオスの専属農園で採れたコーヒー豆を取り扱う、ジモティーおススメのお店です。 -
店でも珈琲が飲めるし、お土産でも焙煎した豆、挽いた豆など選んで買う事ができます。
個人的な所感ですが、タイの方はあんまり珈琲の煎れ方にはこだわらないみたいです。
みんな珈琲はチョー大好きですが、基本激アマのカフェラテばっか飲んでます。
私の周りで豆を挽いてる奴なんて皆無、まぁ元々珈琲文化ではない国ですから。
なので珈琲豆の種類は驚くほど少ないのです。 -
こちらお土産。
インスタントが225バーツ(700円)
珈琲豆がこのサイズで495バーツ。(1,600円)
この日から食事後にゴリゴリ挽くのが楽しみになってます♪
というわけでウボンの旅路はこれにてお終い。
やはりタイの地方都市めぐりは面白いですね~ (*゚∀゚)b
次はどこに行こうか、また地図とにらめっこの日常に戻ります。
それではまた~。
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この旅行記へのコメント (2)
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- アルカロイド ダリルさん 2017/02/05 10:00:48
- エリンギ人と首長竜
- こんにちわ~ダリルです!
スリン島の情報ありがとうございました!
めちゃワイルドな遠出でしたが、体力でむりやりクリアしてきました! 飛行機が雷雨でプーケット空港に着陸できず、ずっと上空で待機という、悪天候の翌日だったので、透明度はイマイチでしたが、お魚がたくさん見られてステキな所でした!
三角波の中、往復4時間かけて行くという荒業で、舌を噛みそうな揺れなので居眠りもできず、インナーマッスルのコア過ぎるトレーニングでした! うーん? 宇宙飛行士のトレーニングに最適? なレベル? 一般ピーポには、ハード過ぎだなぁ?
と、平均年齢60才の一行を心配したのですが、旅好きな熟年世代は、酔い止めも必要とせず、元気いっぱいでシュノーケリングできました! うねりが強く、真剣な泳ぎで船に戻るという、マジに遭難スレスレな訓練? という、体育会系なスリン島でした! 若いうちに行かないと、2度と行けなくなりそうな場所ですので、morinekoさんもタイ勤務のウチに、ぜひどうぞ! 天国に1番近い島?かも~
sting boyさんに誘われて、コミュに入会したらmorinekoさんがいらっしゃったので、ビックリ! どうぞよろしくお願いします!( コミュって、何する所なんですか?)
- morisukeさん からの返信 2017/02/06 03:31:20
- RE: エリンギ人と首長竜
- ダリル姉さん
おかえりなさい。無事生還されて何よりです♪ この時期あんまり海は荒れないはずなんですが…これはアンラッキーとしか言いようがないですね…。笑い事ではないかもですが、遭難と隣り合わせのシュノーケリング、ちょっと見てみたいッス。それはもう体育会系ではなく軍隊系ですね。ある意味天国に一番近い島、よく理解できました(笑)
こちらは未だビーチでリゾートをした経験がありません。のんびりする…って言ってものんびりする仕方がわからんのです(涙) パタヤくらいからデビューしてみようかな。
あとコミュは楽しく旅会話をするところ、だそうです。(Sting先生、ありがとうございます!)
私の様なごく普通にうぶ毛が生えたくらいの旅ネコは、諸先輩方の会話に感心しっ放しです(笑)
Mori Neko
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