ヒヌマイトトンボ観察会に参加して [2015](1)

2015/07/11 - 2015/07/11

涸沼自然公園で、絶滅危惧種のヒヌマイトトンボ観察会が開催され、友人に誘われて参加してきました。

表紙写真は、涸沼自然公園管理事務所の風景です。

エリア 大洗(茨城)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車

涸沼自然公園の案内板

涸沼自然公園 公園・植物園

涸沼自然公園の入口付近の花壇

「涸沼」がラムサール条約に登録されました。

「あじさいまつり」もあるようです。

涸沼公園管理事務所に、「ヒヌマイトトンボ観察会」参加者が集まってきました。

観察ポイントに移動します。

涸沼が見えてきました。

この葦原の中で観察するようです。

近くで休息していたカルガモが、慌てて逃げ出しました。

最初に、「シオカラトンボ」を発見。ＤＮＡの複製作業中です。

シオカラトンボのメスです。
俗にムギワラトンボとも言われています。

シオカラトンボのメス

絶滅危惧種「ヒヌマイトトンボ」です。

私は初めて見ました。

小さいですが、わかりますか？

「ヒヌマイトトンボ」は、葦原の中に隠れているので、発見や撮影が難しいです。

葦原のそばに、ヘクソカズラが咲いていました。

クズ（葛）の花。

梅のような実がたくさんついています。何だろう？

涸沼の水辺に出てきました。

湖面をコサギ（小鷺）が飛んで行きます。

コブハクチョウ（瘤白鳥）の家族。

カルガモ（軽鴨）御一家。

トビ（鳶）さんです。

突然、上空から轟音が・・・。
航空自衛隊のＦ１５かな？

道端の草に、「ヒヌマイトトンボ」のメスが止まっていました。

ヒヌマイトトンボのメス

ヒヌマイトトンボは、体長約30mm。1971年に発見された日本で唯一の半鹹水(はんかんすい)特産のイトトンボ。生息が局地的です。

ヒヌマイトトンボのメス

ヒヌマイトトンボ観察会終了後、涸沼がラムサール条約に登録された記念の講演会を見てきました。

「日本野鳥の会」会長の柳生博さんの講演です。

俳優・タレント・声優でもあります。
コウノトリファンクラブ会長もしているようです。

柳生博さんです。

『柳生新陰流』で知られる柳生宗厳（柳生氏）の末裔にあたる家系に誕生したそうです。（Wikipedia参照）

柳生博さんです。

さすが、俳優さんだけあって、身振り手振りも大きい。

本日のパネリストの皆さんです。

ヒヌマイトトンボのスライドを使って説明がありました。
左がメスで、右がオスです。

開発により、「ヒヌマイトトンボ」の生息地がどんどん減少しているそうです。

パネリストの紹介。

「ラムサール条約の魅力」について説明していました。

ラムサール条約登録湿地は、世界に２２０８サイト（世界１７０カ国）もあるそうです。

スライドでの説明が続きます。

という事で、講演会は無事、終了しました。