タスマニアでウォンバット探し＆シドニーでカウントダウン11日間⑥

2016/12/23 - 2017/01/02

この旅行記は、⑤の続きです。
⑤の旅行記
http://4travel.jp/travelogue/11202833?lid=notice_vote_travelog


⑥2016.12.29は、タスマニアに来て６日目。

今日は、とうとうタスマニアを離れ、シドニーに移動です。

エリア フレシネ国立公園周辺(オーストラリア)

朝６時半。
一度起きるけど、外はどんよりとした空。小雨が降っている？
ダンナさんの体調も、あまり良くないって。

「クレイドルマウンテン国立公園」、「ナラウンタプ国立公園」に続き、ちょっと離れているけど「フレシネ国立公園」にも行こうと、このホテルにしたんだけど、どうしよう？

「フレシネ国立公園」で、世界の美しいビーチ100選にも選ばれている「ワイングラスベイ」を見たかったけど、この天気じゃ霞んで見えないかもしれないし、そこが見える一番近い展望台までも、駐車場から30分くらい歩かなきゃいけない。

迷ったけど、天気も体調も良くない中、ムリに行くのはやめよう！ってことに。

結局二度寝して、８時に起床。
９時にチェックアウトしました。
ホント、天気が良ければ、このホテルからの眺めもサイコーなんだろうなぁ～

ホテルの目の前にあるスーパー(IGA)へ。

ダンナさんは100％のオレンジジュース２L、私は、アツアツのソーセージロールで軽く朝ゴハン。

車で10分。
スワンシーにある「ケイト ベリー ファーム(Kate's Berry Farm)」に到着。

ここも、一昨日の「メリタ ハニー ファーム(Melita Honey Farm)」、昨日の「ブライドストゥ ラベンダーファーム(Bridestowe Lavender Farm)」に引き続き、テレビ番組で紹介されていた農園です！

スタッフの方々と思いますが、雨の中イチゴを摘んでいました。

店内では、ラズベリーやイチゴなどの色々なベリージャムや、ハチミツの試食ができます！

9：30にオープンですが、まだ９：40なのにカフェは大混雑。

お茶をするにも座る席がありません。

外のテラスも人でいっぱい。

ちょっと肌寒いくらいですが、店内ではアイスを立ったまま食べている人がたくさん。

せっかくだから、私も何か食べたいな～

ダンナさんが空いた席をすかさずキープ！
ナイス～！

ケーキやパンケーキも美味しそうでしたが、ウォルナッツブラウニー(4.5ドル)に。

あ、ここはベリーファームだった。。。

ドリンクはせめてベリーの。

ラズベリーティーやラズベリーコーヒーとかあっても良さそうなのに、ベリーを使った飲み物はミルクシェイクだけだって。

普段甘いものは飲まないのですがラズベリーミルクシェイク(7ドル)に。
ダンナさんはストロベリーミルクシェイク(7ドル)。

カフェにあったタスマニアデビルのぬいぐるみと！

そ～言えば、こいつ見なかったね～
後、ハリモグラのエキドナちゃんも見たかったな～

カーナビ曰く、ここからホバート空港まで１時間半。
車の返却まで少し余裕があるから、空港近くの牡蠣ファームで牡蠣を食べよ～！

飛行機も大きく見えてきた！もう少しで着くね～！
ってここで大渋滞。
じわじわと進むケド、基本全然進まない…
しばら～く車の中でモヤモヤ。
時間だけがどんどん過ぎていきます。

牡蠣ファームなんて到底ムリ。それどころか車の返却時間にも間に合わないかも…
空港に向かう道なので、ものすごく急いでいる人もいるだろに。

私たちのフライトは15：55。なのに車の返却は、12：30と早め。
これも私が予約するときに、「国際線」だと勘違いしちゃって、早めに返却することに…
ホテルのキッチンの件といい、この旅は私の勘違いだらけの旅程です。
でも、今回は勘違いのおかげで、飛行機に乗れないという心配は今のところ大丈夫です！
と、前向きに…(ﾟｰﾟ;A
ついでにカンタスの国内線のチェックインは１時間前までです。

対向車から事故車を引っ張ったパトカーが通りすぎ、事故渋滞だったと判明。

13：00。やっと空港に到着。
レンタカーは30分オーバーで返却でしたが説明することもなく、「ガソリン入れた？」「はい」「ＯＫ！」で終了。
1300キロ走りました！

返却場所からは、空港までは歩いて移動です。
200～300ｍと、全然歩けない距離ではないのですが、「日本なら車で送ってくれるよね～」って、ダンナさんの体調が良くないので尚更そんな風に思いながら、重い荷物を引きずって空港へ…

空港では可愛いオブジェがアチコチに！

チェックインの開始がまだだったようなので、車を借りたときに私が体調不良で聞くに聞けなかった疑問点を確認のため、空港内のレンタカー(ハーツ)のカウンターへ。

事前にネット予約をし、カード決済済みだったのですが
①予約したトヨタではなく安いランクのヒュンダイだったので、差額は返金してもらえないの？
②ナビ付きで予約決済しているので別料金なのはおかしい！
③デポジット返却方法の確認(後日クレジットカード会社より戻ります)
をし、ナビについてだけは納得のできる結果ではありませんでしたが、親身になって色々話を聞いてくれたので、とりあえず、もういっか～。

チェックインが始まったので、スーツケースを預け、手荷物検査をし中へ。

カフェが数店と、お土産屋さんも２～３店舗の小さな空港。

「何か食べたい～」とダンナさん。
「ミートボールスパゲッティ(19ドル)」をオーダー。
まだ体調は万全ではないと言いつつも、完食したので一安心！

何と、こんな小さな空港で唯一(?)お酒を置いていたカフェで、カスケードのドラフトが！

カスケードは、タスマニアのビール。
ホバートに、お城のようなタスマニア最古のカスケードビール工場があって、工場見学もできるんです。
ホバートの中心部からも歩いて行けるそうなので、行けたら行きたいナって思い焦がれていたビールです。

結局、工場見学には行けなかったケド、ここで生ビールが飲めるなんて！

私は、カスケードビール(9ドル)とスモーキーBBQチキンウィング(10ドル)でご満悦！

搭乗開始！

外に出て移動です。

飛行機は１列が２席-３席の小さな機体。
15：55カンタス1584便でシドニーへ。
２時間のフライトです。

タスマニアバイバ～イ！

また、必ず来るからね～！

１時間後に機内食がでました。

オージーのソウルフード「ミートパイ」！
さっき空港でミートパイを食べなくてよかった～
食べようか ちょっと悩んだのでラッキー！

ん？ハーブが結構きつい。
ダンナさんは「具合悪い」と食べず。

18：00、シドニーに到着。
オーストラリア国内でも時差がありますが、タスマニアとシドニーには時差がありません。

トイレに寄ってから荷物のターンテーブルへ。
あ、もう周り始めてる！
小さい飛行機だから荷物が少ないんだ～もう、周っている荷物も少ない。

って、スーツケース２つの内、１つが出てこない…

「バッケージ　サービス」のカウンターへ。
何人も並んでいたけど、他の空港に行っちゃっていたり、このカウンターの奥の部屋で別保管されていたりと様々な様子。

やっと私の番。
スーツケースの特徴を伝え(写真を見せて)、色々調べてくれたけど
「わからない。
たぶん、この空港中に張り巡されている荷物のコンベアーで、どこか周っているんじゃないか」って？

「荷物が出てきたらホテルに届けます。
たぶん今日には届けますよ！
でも、21：00でオフィスが閉まるので、20：45までに何も連絡がなければ電話して。
で、もし「ない」って言われたら、明日の朝(8：00～)も電話して！」って。

ターンテーブルで待っていたダンナさんのところに行くと
「次々とターンテーブルを移動して、空港を出入りしている怪しい４人組の男がいる」とダンナさん。

シドニー空港は、日本の空港とは違って、ターンテーブルのところには乗客でない人も出入りができます。
ターンテーブルのすぐそばか空港の出入口で、ターンテーブルの隣がチェックインカウンターという感じ。

その４人組はベンチに座り、荷物に見向きもせず談笑しています。
明らかに乗客ではない。
まるで、人が散るのを待っているような…

ダンナさんが、ターンテーブルを移動する様子と、外から一人戻ってきた仲間が加わる様子を動画で撮っていたので、再び「バッケージ　サービス」のカウンターへ行き、さっきの係の人に動画を見せ「怪しい男たちがいる」って訴え…

すると一緒に見に来てくれ、彼らに声をかけてくれました。
すると「一人の荷物を待っているんだ」と答えたとのこと。

そんなのウソだ～
ターンテーブルを移動し、荷物が周っているの見向きもせず話をしてたじゃない～って、係員の人も、わかってはくれたようだけど、決定的な証拠がなくこれ以上は何もできない。
それは私にもよくわかる。

係員はカウンターに戻り、
「彼らは怪しいけど、荷物はきっと出てくる。
出てきたらすぐにホテルに届けるから。
もし、本当に出てこなかったら警察に話して。
空港にはカメラがたくさんあるから」って。
そして
「この手紙をホテルのフロントで渡して」と、ホテル宛てに手紙を書いてくれました。
ここまでしてもらって、本当に感謝。
でも、絶対にあいつらを警察に言わなきゃ！

私のスマホは電池がもう20％もない。
ダンナさんのスマホで、４人の顔をしっかり撮り、動き出すのをジッと待つ。
人が少なくなった頃、ようやく動きが！
グルグル周っていたスポーツバックを手に取り、４人で空港を後に…

空港の職員に怪しまれたから、これで盗むのはやめて、このまま車で逃げるんじゃ？
気付かれたら殺されるかも…
そんな恐怖を感じながらも、広い駐車場を尾行し、何とか車のナンバーを撮影。

もう、これ以上は何もできないので、さっきの係員に「彼らはあの後、スポーツバックを一つ取って、車に乗って行った」と伝え、お礼の言葉を言ってホテルへ。

シドニートレインで、シドニー国内空港から２つ目の「Wolli Creek」へ。
国際空港の隣の駅です。

歩いて15分のところにある「メルキュール ホテル シドニー インターナショナルエアポート(Mercure Sydney International Airport)」にチェックイン。

18：00にシドニーに着いて、空港近くのホテルなのに、もう20：00過ぎ。
早速フロントの中国系の男性に、さっきの手紙を渡し事情を説明。

「部屋でゆっくりリラックスして待っていてください！きっと大丈夫！シドニーを楽しんで！」と言われ部屋へ。
９階建ての７階の部屋。
窓からは周りのホテルが見えるだけで、眺めがいいわけでもないけど、きれいな部屋で感激！

バスタブがある～！

４泊するので、とっても嬉しい！

ホテルに着くまでの間ずっと考えていた、スーツケースに入っていたもの。
無くなったスーツケースには、ダンナさんのものが中心に入っていました。

ダンナさんの着替えや靴など一式、お風呂・お化粧セット、三脚、二人が毎日服用している薬…
そんなもん？
金目のものはないけれど、一番キツイのが「スマホ」「デジカメ」「WIFIルーター」の充電器だなぁ～。

何よりもスマホの充電器が痛いね～。
デジカメは、一応フル充電だと500枚撮れるタイプだけど、これからの４日間がもつかどうかは不安。
レンタルのWIFIルーターはあるけど、充電器は弁償だよね。

三脚もなぁ～
でも、ゴリラポッドの小さな三脚はあるから、まだいいか。

と、無事だったもう一つのスーツケースを開けると、スマホとWIFIルーターの充電器が海外用プラグに繋がったままグチャグチャと入っている！

あ、今朝私一人で荷造りをして、寸前まで充電していたスマホとルーターの充電器を、ダンナさんのスーツケースの方に入れるのを忘れていて、私の方に入れたんだった！
三脚も、普段はダンナさんの方のスーツケースに入れるのですが、体調不良で辛そうなダンナさんに、スーツケースのカギをカバンから出してもらうのが可哀そうだったので、カギが不要な私のスーツケースに押し込んだんだった！

ナイス～v(≧∇≦)v

もう、スーツケースが出てこなくっても、カメラの充電器と薬が致命的なだけで、着替えとかは、こっちで買えばいいよね！

と喜んでいる間にもう20：40。
空港に電話しないと。

でも、英語で電話は相当厳しい。

フロントで、さっきの男性に相談。
すると空港に何度も電話をしてくれましたが、「全然出ない」って…

21：00も過ぎ、明日の朝に電話をすることにし、近くのスーパー(Woolworths)へ。

洗顔料やカミソリや日焼け止めなどの日用品を購入。

後は、今夜の夕食やおやつを買わないと！
大きなスーパーだけど、お惣菜とかはないんだ。
かろうじて売っていた、ローストチキン、カリフォルニアロールと、サーモン・ツナ・アボカドの細巻きを購入。

私の方のスーツケースに、マヨネーズやスープが入っていてラッキー！
ローストチキンは味が付いていないので、マヨネーズを付けると美味しい！
タスマニアで、もう使わないからと捨ててこないで良かった。

今日は色々あったけど、まだ不幸中の幸いだよね。
勘違いをしていなければ車の返却時間をもっと遅くに予約していて、渋滞のせいで飛行機乗れなかったかもしれないし、荷物は無くなっちゃたケド、絶対になきゃ困るっていうは奇跡的に私の方に入っていたし。いつもなら無くなったスーツケースの方に入れているのに、ホントこんな奇跡があって逆に嬉しい！
明日は、レンタカーでブルーマウンテン観光。
でも早めに戻って、お洋服買おうね～


①の旅行記
http://4travel.jp/traveler/kapi-usa/album/11199670/?lid=notice_vote_travelog

②の旅行記
http://4travel.jp/traveler/kapi-usa/album/11200236/?lid=notice_vote_travelog

③の旅行記
http://4travel.jp/traveler/kapi-usa/album/11201619/?lid=notice_vote_travelog

④の旅行記
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⑤の旅行記
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