ソグネフィヨルド・ナットシェル＠フィヨルドクルーズ編

2016/09/25 - 2016/09/25

「海岸線から深く入り込んだ入り江の全長は204km。周囲には標高1,700mを超える山々が連なり、最深部の水深が1,308mにも及ぶ世界最大スケールのフィヨルド」であるソグネフィヨルドは通年観光することができます。

（９月下旬になると、リーセフィヨルドを見下ろすプレーケストーレンへのバスなどは運行されなくなり、公共交通を利用して観光するのは難しくなってしまいます。）

ベルゲンからの観光はノルウェー・ナットシェルを利用し、列車・船・バスを使って周遊するのが一般的。
これは、ソグネフィヨルドのうち「世界遺産にも指定されているネーロイフィヨルド（フロム～グドヴァンゲン）」を見ることができますし、グドヴァンゲンからヴォス間のバスで、スタルハイム渓谷の絶景も楽しめる（お天気が良ければね！）一粒で五味が楽しめるベストコースらしい。

でも、大きな荷物を持っての何度もの乗り換え！　雨だったら最悪だよね～。、
なので、今回、私はベルゲンからフロムまでの５時間を高速船で移動するソグネフィヨルド・ナットシェルを利用しました。まず、ベルゲンからフロムまでの旅行記です。（フロム～ミュールダール～オスロでもう１冊作る予定です。）

そうそう、結局、この日はお天気が良くなりました。

エリア ソグネフィヨルド周辺(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

出航は朝８時。魚市場の奥の桟橋から出航します。

１０分前には到着しているようアドバイスされましたが、根が小心者なので、３０分以上前に到着。
私より先に到着して、並んでる方もちらほら。

座れないということはないのですが、５時間ほどの乗船になるので、好きな席（窓側とか）に座りたいですよね。

乗船してすぐ、このようなたっぷりした荷物置きのスペースがあります。

トイレは２か所のようです。広いので揺れる船上でも使いやすかったです。

船内図です。２階には屋外にデッキがあります。

座席配置はこんな感じ。

ほぼ、一番で乗船したのでガラガラですが、出航時にはほぼ満席になりました。
ミュールダールからベルゲンに戻る人も多いようでした。

中央部には、飲み物（水、ジュース、熱いコーヒー）やアイスクリーム、パン、お菓子のほか、暖かいスナックなども販売する売店があります。

さあ、出航です。

魚市場を横目に離岸して、

ブリッゲンに別れを告げます。

さようならベルゲン。
２階のデッキはやはり寒いので、１階の席に戻ります。

今日はちょっと贅沢しようと思っていたので、売店でホットドック（49NOK）を購入して、

席に戻っていただきます。
紙に載せて手渡されるので、マスタードやケチャップをかけて、席まで戻るのがちょっと大変です。

昨日も潜った橋だな。

急な崖に建っている家々。
海岸ぎりぎりに建っている家には船着き場（舟屋）があります。

時々デッキに上がって景色を楽しみます。

ソグネフィヨルドに入ったあたりだったかな？

良いお天気になってきて、昨日とはずいぶん違います。

雲の間から陽が射して、海面を白く光らせています。

日が射してきたので、デッキに上がってきた皆さん。

周囲の森林が「緑」になってきました。お天気って大事ね！

いくつかの村に寄りながら進んでいきます。

トップギアに入るとエンジン音も航跡も凄いですね。

所々で、観光のために高速エンジンを切ってくれます。

海面が凪いで、美しいフィヨルドの景色。

切り立った崖の間に複雑に入り組む海岸線。

皆さん、写真撮影に余念がありません。

船は再びスピードを上げて走り出します。

また、スピードが落ちて

こちらへ寄港するようです。

VELKOMEN TIL VIK　= 「VIK へ　ようこそ」

大きなスーツケースを持った乗客数名が下船していきました。

町の後ろの山に白い筋が見えます。氷河なのかな。

次はどこに寄るのかな・・・

写真を撮る乗客と、背後の滝。

断崖を流れ落ちる滝。
その下にカラフルなボートハウスが見えます。

船のスピードが緩くなると・・・

大勢の乗客がデッキに上がってきました。
（船内アナウンスがあったのかもしれません。）

上手に撮れたかな？　デジカメを確認する人。

この滝を見学するために減速したようです。

海面に落ちる部分の傾斜が緩いので、やや迫力には書けますが、美しい滝です。

この辺り、いかにも「フィヨルド」といった風景。
深い渓谷になっています。

凪いだ海面。山の中の湖だと錯覚してしまいそう。

船は再びスピードを上げます。

さあ、そろそろフロムに到着します。

あっ、フロム駅にフロム鉄道が止まっている！
（私も後ほど乗車しますよ～～）

かっこいいなぁ。何より先に写真を撮影。

駅横にある荷物預かり所にスースケースを置いて（５０NOK）、ホームの先まで行き、先頭車両もパチリ。

おっ、出発していきます。

この列車はミュールダール駅まで約２０Kmと、８６５ｍの標高を登っていきます。
乗車旅行記は別途作成予定。（いんちき鉄子なので、そこは抑えています。）

フロムはアウトドアのアクティビティが豊富とのこと。
レンタサイクルがありました。

２時間で１００NOK。　まあまあ、お手軽に利用できますね。

お土産屋さんがありました。

トロールちゃん？？
森にすむ妖精らしい。

う～～ん、日本人には解釈が難しい表情とスタイルですね。

フロム随一のフレトハイムホテル。
シーズンオフで寂しい雰囲気です。

私の乗るフロム鉄道の出発時刻までは、ゆっくり時間ほどあるので、短いハイキングコースを歩いてみます。

ちょっといい感じ？

花などを見ながら、のろのろ歩いていきました。

花の名前は後で調べますね。

花の名前は後で調べますね。

フロム港の全景が見える場所までのあまりにも短いコースでした。

ちょっと珍しい花がありました。

これは調べてもわからないかもしれません。

おわかりになる方、教えてくださいね。

この旅行記へのコメント （7）

• ジョ-ジ・ジョン・ポ-ルさん 2016/12/25 22:47:25

  旅行記、読みましたよ〜。

  れいろんさん
  
  こんばんは。
  
  いよいよフィヨルドクルーズに入りましたね。
  かなり長い船旅でしたが、船酔いをされてる方とか居ましたか？
  日本人観光客は、他に居ましたか？
  
  所々に見える家々は、急斜面に建っていたり、緑の中にポツンと有ったり・・・。
  そこに住んでる方々の生活感が少しですが、伺える感じになります。
  
  写真では伝わり難いですが、フィヨルドの高さて1500ｍ以上の高さが有るんですね。
  ウチの地域の最高峰並の高さにビックリ！！
  そんなのが、ずっと続いている絶景・・・これは日本では拝めないですね。
  
  で、今回は前日と違って天気にも恵まれたみたいで、本当に良かったですよね。
  天気次第で、デッキに出た時の感触が違ったと思いますが、実際の所、
  晴れてても寒さや冷たさは感じますか？日本の冬より、キツイですか？
  
  所々に名も無い滝が現れ、絶景を堪能した次は鉄道ですね。
  どんな世界が待ってるのか、凄く気になります♪
  
  物価は高いですが、行く価値有りかなぁ・・・ｷﾞｷﾞｷﾞ。
  
  ジョージ・ジョン・ポール
  
  追伸；2日続けてホットドッグだったんですね。それにしても、
  この地方のウインナーて太くて長いですね。ウインナーだけで、
  お腹イッパイになりそうです(笑)

  れいろんさん からの返信 2016/12/29 09:45:23

  RE: 旅行記、読みましたよ〜。

  ジョージ・ジョン・ポールさん、こちらへもコメントありがとうございます。
  
  ベルゲン周辺のフィヨルドといえば、鉄道とバスでベルゲンからヴォス〜グドヴァンゲン。そのあと世界遺産に指定されているネーロイ・フィヨルド・クルーズでフロムへというコースが、景色もバリエーションに富み一般的みたいです。
  
  このベルゲン〜フロムを高速船で移動するコースでは日本人のツアー客は見かけませんでした。
  欧州在住の日本人青年（１人旅）が乗船していていました（ちょっと話しました）が、そのほか日本人はいなかったような気がします。
  
  あはは、確かに２日続けてホットドックですね〜。
  たぶん肌寒かったんです。温かいものが食べたくなっちゃったのでしょう。
  
  ノルウエーは緯度が高いわりに気温は穏やかです。
  完全防寒（北海道の冬仕様程度）していけば、問題ないですよ〜。
  ただ、９月末って、東京だとまだまだ暑い時期なので、持って行く洋服が上手くなかったかな。
  
  北欧は夫婦旅には向いていると思いますよ。
  奥様（相方さん）の希望なら是非！　
  あっ、でも夏にお出かけくださいね。→寒いより暗いのが残念なので。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れいろん

• ガブリエラさん 2016/12/20 08:54:32

  ボートハウス可愛いです♪

  れいろんさん☆
  
  こんにちは♪
  
  フィヨルドの風景、美しいですね〜(*^_^*)
  北欧は、物価が高いので、ついつい避けてしまってますが、こんな風景を見たいです〜！！！
  
  船で、ゆっくり景色を楽しむって、憧れます♪
  でも、それ以上に、プチ鉄子なので、電車の方に目がいっちゃいます(^_-)-☆
  鉄道旅行記の方も、とっても楽しみにしてますよ！
  フロム鉄道の顔、ちょっとレトロでかっこいいです(*^_^*)
  
  ホットドッグ、おいしそう(*^。^*)
  船で、パクっと食べながら、フィヨルドの景色を楽しむなんて、素敵です♪
  
  カラフルなボートハウス、形も可愛く、おもちゃの建物みたいですね(^_-)-☆
  
  ガブ(^_^)v

  れいろんさん からの返信 2016/12/21 10:55:49

  RE: ボートハウス可愛いです♪

  やっほ〜、ガブちゃん！
  
  メッセージありがとうございます。
  北欧は街並みも人も落ち着いているので、ガブちゃん向きだと思います。
  
  物価高は想像以上でしたが、ガブちゃんはツアー旅行だから宿泊費は小見出し、お酒も飲まないのであんまり心配しなくてもいいかもしれませんね。
  
  次はフロム鉄道偏をアップしたいと思っています。
  私は、あまり下調べをしていなかったのですが（※にせ鉄子ですから）、知り合った台湾の男性に、「眺めのいい方向＆車両」を教えてもらったので、十分堪能することができました。
  
  ※　本物の鉄子だったら予習は必須ですね〜。
  
  ガブちゃんのポルトガル旅行記、途中でムロろ〜んオフ会記などが入って、なかなか完成しませんねぇ。期待しています。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れいろん

• 夏への扉さん 2016/12/20 01:32:55

  フィヨルド

  れいろんさん、こんばんは
  
  フィヨルド、上を見たら１７００ｍ、下は見えなくても１０００ｍ以上・・
  写真では実感できないけれど、絶景でしょうね〜
  いつか見に行きたいです。
  
  最後の花の写真、私がツェルマットで写した花とそっくり。
  旅行記を書くときに調べた名前は
  
  タウベンクロプフ・ライムクラウト　でした。
  
  来週、いよいよスペインです。ちょっと予定変わって２５ユーロのホスタル泊まります。
  夜は暇なので現地アップできるかな？
  
  なつ
  

  れいろんさん からの返信 2016/12/21 10:48:17

  RE: フィヨルド

  夏さん、こんにちは。
  
  フィヨルド、ぜひ、良い季節に行ってください。
  夏さんの名前の「夏」ならもっと花々も見ることができて良いでしょうね。
  （花の名前を教えてくれてありがとう！）
  
  ノルウエーの物価はものすごく高いですが、夏さんはお酒を飲まないので、少しはダメージが少なくなるでしょう。
  宿泊も１００ユーロ程度であんな感じです。
  ゲストハウスのシングルでも６０〜７０ユーロしちゃいますね。
  
  ところで、今回のスペインでは、「それでも、私はホテルに泊まります！」と宣言していた夏さんが、HORTALですか〜？
  まあ、夏さんはスペイン語もわかるので良いと思います。（と言うより、なぜ今までそういう選択をしてなかったの？って感じ。）
  オスタルの良し悪し＝人の良し悪しなので、良い経営者家族にあたるよう祈っていますね。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　れいろん

  夏への扉さん からの返信 2016/12/21 22:24:24

  RE: RE: フィヨルド

  > ところで、今回のスペインでは、「それでも、私はホテルに泊まります！」と宣言していた夏さんが、HORTALですか〜？
  
  Manzanaresのパラドール早くから予約していたけど、駅からも町の中心からも遠いし観光名所もないのでキャンセルして、Camp de Criptanaに行くことにしました。ここにはオテルがなくてオスタルかアパートメントだけだったので、しょうがなく（笑）。
  
  > オスタルの良し悪し＝人の良し悪しなので、良い経営者家族にあたるよう祈っていますね。
  
  ありがとう。口コミは悪くないので期待してます。
  
  なつ