冷涼な街角に花咲くオスロ（帰国はカタール航空「ドリームライナー」ビジネスクラス）

2016/09/25 - 2016/09/26

2016年シルバーウイークはノルウエーに行ってきました。

オスロ２泊とベルゲン２泊だけですが、移動には飛行機ではなく電車を使い、ベルゲンではじっくりとフィヨルド観光をしました。

さて、見どころの多いオスロですが、初日は夜着、朝発。最終日は月曜日ということで、ほとんど施設の観光はできませんでした。
ムンクの絵画を見てみたかったな。

この旅行記は最終日のオスロ街歩きと、カタール航空を利用しドーハ経由で帰国した記録です。
まとめてしまったので、写真の枚数が多くて見づらいかもしれません。
ご了承ください。

2016年SW旅行記、完結です

エリア オスロ(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ベルゲンからソグネフィヨルド・ナットシェルを利用し、オスロ中央駅に降り立ちました。
今宵の宿は、中央駅広場からも目視できるコンフォートホテル・エクスプレス・セントラルステイション。

こちらもセルフチェックインのホテルです。
予約番号を入力し、予約内容を確認、

右の機械にクレジットカードを入れて、金額を確認し、PINコードを入力して決済。
真ん中の黒い部分の黄色い枠（左側）の中に、左にあるカードキーを置いて磁気情報を読み込ませます。
（右の黄色い枠の中に、スマートホンを乗せて情報を記録し、キーとして使用することもできます。）

ふ～、だんだん慣れてきましたが、優雅にチェックインとは程遠いですね。
壁にはオスロの地図のカラフルな模型が飾ってありました。

チェックイン機の横はゆったりしたロビー。
こちらのホテルは鍵がなくてもロビーまでは入れます。

BARカウンターがあり、ホテルのスタッフも姿が見えるので、セルフチェックインに戸惑ったら、すぐ質問することができます。
もちろん、飲み物を頼むことも。

その奥にもシッティング・スペースがあり、この右側にスタッフルームのドアがあります。
22日に宿泊したシティ・ボックスより、スタッフとの距離が近い感じ。

エレベーターの行先パネルに鍵にをかざして、宿泊フロアへ。
シックで北欧っぽい。

ドアを開けると左側にバスルーム、正面が通路でした。
日本のビジネスホテルのようですね。

洋服掛けがなんとなく洒落ています。
シティ・ボックスも洋服掛け兼インテリアのようでしたねぇ。

ダブルベッドのシングルユース819NOK.
部屋幅にすっぽりはまったベッド。
左側に写っているのは大き目なデスク。

荷物置き場は収納式でこんな感じです。
ベッドの下には引き出しがありました。
さて、シャワーを浴びて休みます。夕食になるもの何かあったかなぁ？

明けて翌日、帰国日です。
ホテルの正面からオスロ中央駅方面。

ホテルの外観。色気のない四角いビルですね。

エコ大国ノルウエー。シティサイクル「スマートバイク」がずら～り。

う～ん、雨が降って来ちゃったよ。
通りの向こうに八百屋さん。

どんなものが並んでいるのかな？

朝ごはんを食べようかと思ったのですが、セブンイレブンのパニーニ。
３９NOK.＝６００円くらい。

ロールパンとコーヒーで３８０円。

ケバブのお店はこんな感じ。
ファラルロールは５９NOK＝900円。ケバブロールは９９NOK＝1,500円。

フロムで食べたパッタイもそうでしたが、ファストフードがレストラン食とあまり変わらない。割高感が強いです。

それなら、お昼ご飯をちゃんと食堂で食べることにしましょう。

雨も強くなってきたので、いったんホテルに戻って休憩。
荷物を預かってもらって、街歩き再開です。

日曜日だったら18時までのレイトチェックアウトが無料なのに～。
今日は月曜日。残念です。

まず、大聖堂へ。今日は内部も見学します。

プロテスタントのルーテル教会なのかな。
いつもカトリックの教会を見ている私の目にはとてもシンプルに映ります。
シャンデリアが綺麗。

教会前の広場の花市場。
今日は店開き中。鉢物類が並ぶ店先。

こちらは切り花。
カラフルで素敵です。

ノルウエーさんのベリーや蜂蜜を売るお店も。
ベリー、買ってみれば良かったな。

カール・ヨハン通りをお散歩します。
実はオスロのガイドブックを持参しておらず、ホテルでもらった地図は縮尺が大きすぎ、この道を行くと何が見られるのかよくわかっていません。

この変わった建物は国会議事堂なんだって。
（帰国後ガイドブックで確認）

素敵なホテルと思ったら、1874年開業のグランドホテル。
ここの1階にあるカフェ（グランドカフェ）は、19世紀の後半にムンクやイプセンなどオスロの芸術家たちが集まっていたんだって！！

ああっ、私の大好物じゃん。軽くカフェでも飲めばよかった。
街歩きにガイドブックは必須ですねぁ。

雨上がりの街角に淡いピンクの花。
黄色いレインコートの女性が映えること。

左側は公園。
真っ直ぐ先に海が見えますが、水面に面した市庁舎方面ですね。
後で行きます。

公園内に国立劇場がありました。

その側面。銅像と美しい花壇。

歌う女性（？）も花に囲まれています。
オスロって町の中に花がいっぱいだ。

まあるい形をの噴水。水のアートだな。
後ろの建物が国立劇場。

その先はメトロとノルウエー国鉄のナショナルシアター駅。
すごく周囲に溶け込んでいるのね。（目立たないとも言えるのですが。）

カール・ヨハン通りの終点は王宮です。
この交差点を右に曲がれば歴史博物館や国立美術館があるのですが、どちらも月曜日はお休みです。

しかたがないね～。王宮に向かってみましょう。
王宮は、夏季だけガイドツアーで内部の見学ができるらしいです。（帰国後確認）

内部には入れないみたいですが、非常にオープンです。

王宮は小高い丘の上にあり、カール・ヨハン通りを眺めるとこんな感じ。
真っ直ぐ行くとオスロ駅があります。

この人は王宮完成時（1848年）の王様＝スウェーデンのカール・ヨハン王だそうです。

ノルウエーは、1814年から1905年まで、スウェーデン支配下にありましたから。

衛兵さん、ピシッとしています。
（ガブちゃん見てくれるかな？　制服好きのあなたへのサービスショットです。）

王宮の後ろの庭園（王宮公園）をちょっと散策して、Henrik Ibsens通りに出てきました。

白い実が鈴なり。可愛いな。

陽が差してきて。街角の花壇がより美しい。

花々の先をトラムが走っていきます。

港地区にやって来ました。
ヴィグドイ地区との間にフェリーが運航しています。

白い建物はノーベル平和センター。
夏季は無休なのですが、９月以降は月曜休みです。

茶色い建物はオスロ市庁舎。
ここは、月曜日でも見学できたようです。（帰国後ガイドブックをチェック。）
月曜日はどこも見学できないと思っていて、近くに行ってみなかったのは大失敗。

市庁舎の前はオスロフィヨルド。

この帆船は観光用なのか、違うのか？

行きかう船を見ているだけでも飽きないのですが・・・
お腹が空いてきたなぁ。

ノルウエー最後の午餐なので、ちゃんとお店で食べます。
今日の定食はミートボールかぁ。ミートボール、食べたかったのでラッキーだわ。
125NOKだって、昨日フロムで食べたパッタイより安いね。

お店はドブレハーレン。
昨夜、インターネットで「ノルウエー料理、定食、安い」で検索して見つけたお店。

看板にも２階だとかいてあるので、このスポーツ用品屋さんの隣の階段を登ります。

赤い看板が目立つのですが・・・。入口が判り難いね。
１階のお店は同じ経営なのかどうか？

帰国してガイドブックを見たら、ちゃんと載っている有名店。
創業から１００年以上続いている大衆食堂なんだって。

良い雰囲気～。好みです。

お店はご覧の通り空いていて、窓側のテーブル席に付きました。
出入口に近いけど、そのほかは壁に沿ったテーブルになるので。

注文はもちろん今日の定食のミートボール。（125NOK.）
飲み物はスティル・ウォーター（無料）
付け合わせはジャガイモ、キャベツのシチュー。
左側に見えるベリーのジャムはミートボールに掛けるもの。
ベリーソースのお肉、私は好きなので、かけて食べました。ボリュームもあり美味しかったです。
また言いますが、昨日の屋台のパッタイより安いの！
良いお店でした。お勧め。

オスロの博物館がほとんどお休みの月曜に。
ムンクの絵画が見たいので、また、来ないといけませんね。

エアポートエクスプレスで空港へ向かいます。
ノルウエー国鉄とは別会社が運航しています。料金は高めの180NOK.

こんな感じの座席配置です。
座席指定ではありません。（22日の空港→オスロ中央駅では立っている人も多かったです。）

入口付近に、荷物置き場として大きなスペースがあります。
私の荷物もあそこに置いています。

カタール航空は自社のラウンジがないので　OSL Loungeです。

食べ物はサラダ類と甘いものなど。
皆さんが「寂しい」というレベルかな。
でも、ビールなどアルコールもあるので、私は満足。

このラウンジはシュンゲンエリア内ターミナルにあるので、ドーハーに向かう私は、この後、出国（出域）審査を受けなければなりません。

早めにラウンジを出たのに、出国検査が行列で進まず焦りました。
だって、ユーロ１、オールパスポート１のブースで、当たり前だけど、圧倒的にオールパスポートの乗客が多いのに、ユーロの担当者は列の短いユーロの乗客の対応をするのみなんですよ。

さすがに、ユーロの乗客の列が空になったら、オールパスポートの乗客にも対応し出しましたが。

往路コペンハーゲンでもそうだったけど、北欧って西欧に比べると閉じているよね。
ユーロの人じゃなきゃ並べって感じ？？

え～と、往路はSASでしたが、復路はカタールです。まず、ドーハへ。

前菜はかぼちゃとチーズのサラダだったでしょうか？
食事中は映画に集中できないので、音楽プログラムを見ていたら・・・

私の最愛の歌手、ポール・サイモン（※）が出ていました。（向かって右側）
う～ん、ポール、年をとったねぇ。
2009年、札幌で会ったよね。（コンサートへ行きました。）

※　まさかと思うけど、「サイモンとガーファンクル」、知っているよね？

メインのお魚を食べていたら、

歌も披露してくれましたが、残念ながら知らない歌でした。

フルーツを食べ、

アイスクリームももらって、食事が終わるころ・・・

なんと、ギターを弾きながら名曲中の名曲「サウンド・オブ・サイレンス」を歌ってくれました。
もう、画面が涙で歪んでしまいます。

このシーンだけ（オンデマンドなので）何度も何度も再生しちゃいました。

ふう～、感動でぼんやりしながらドーハに到着。
深夜1時です。

羽田便の出発は朝7時。それまでこのラウンジで過ごします。
まず、シャワーを使って・・・

その間にクワイエットルームが満室になってしまったらしく、ビジネスセンターの側のこのスペースを案内されました。
横になることはできるけど、オープンすぎないかぁ～？

ちょっと仕切られたエリアもあるので、ここに陣取りますか？
こちらだと、飲食も可能なので、昼間ならこちらでもいいのかもしれません。

仕方がないので、とりあえずここで。
出発便の多い時間の少し前に、再度、クワイエットルームの受付に行ってみることにしましょう。

こちらはクワイエットルーム。
受付して利用するブースに通してもらいます。

入りますよ。発着案内の電光掲示板が見えます。

個室感があって広いですが、ベッドじゃなくてソファだし、何よりブランケットがなく寒いです。
もう、冷房効きすぎだわ！
文句を言いつつも少しうとうとして、

５時間あまり過ごしたラウンジを後にします。

長いエスカレーターを降りて・・・
（ここの写真はついつい撮ってしまいますね。）

ランプベアちゃんを横目で眺めて、ちょっとシティツアー（※）のデスクを見て行こうかと思ったら、

※　カタール航空の無料市内観光サービス

うわあ～、すごい行列！！６時頃です。凄いなぁ。

（カタール航空の無料市内観光サービスの受付を待つ人の行列です。さくっと参加されている人もいるようですが、結構厳しいですよ。）
私、次回は是非参加したいんだけど～～。（乗り継ぎ時間は長くとっています。）

さあ、羽田へ向けてテイクオフ。

人工都市ドーハ。さて、次回は市内観光できるでしょうか？

成田へ向かう機内でファインディング・ドリーを見て・・・

和食をいただきます。

窓の外、雪の見える山々。

この辺りを飛行中。

昼間のフライトは景色が楽しいですね。
（パジャマはもらえないけれど。）

到着前の食事はアラビック・メゼとスムージーを。
あっと、ビールも写っていますね。

コーヒーとケーキもいただきます。
2016年シルバーウイークの北欧（ノルウエー）旅行記終了です。

次は2016年のゴールデンウィーク旅行記（カナリア諸島）を2つほどアップしたいと思っています。
「いつの話だよ？」と言わず、お付き合いいただければ幸いです。

この旅行記へのコメント （4）

• ムロろ～んさん 2017/01/20 20:42:21

  カタール狙いで☆

  れいろんさん
  
  引き続き、失礼します。
  ムロろ〜んです。
  
  カタール航空に乗って帰国された旅行記を拝見しました。
  
  ドーハのラウンジ、広そうですし、快適そうですね。
  市内観光の行列に圧倒されました\(◎o◎)／！ラウンジにいた方が無難かな(◎_◎;)。
  特典マイルとサンドイッチしてカタール航空に乗ろうと計画しています。
  昼の便も詳細に書かれているのでとても参考になりました。
  
  でも個室の所、毛布くらいあっても良いのに、もうちょっと足りないんだよなぁ〜って思いましたよ(^_^;)。
  
  
  ムロろ〜ん(-人-;)

  れいろんさん からの返信 2017/01/23 17:08:39

  RE: カタール狙いで☆

  ムロろ〜んさん、返信が遅くなって申し訳ありません。
  
  ご存知と思いますが、ドーハのアル・ムルジャン・ラウンジは、カタール航空のC、系列航空会社のF&Cの乗客用（カタールのF客用は別に有り）で、ワンワールドの上級会員には解放されないので注意が必要です。
  
  上級会員用には別のラウンジ（たぶんオリックスラウンジ）があります。
  
  アル・ムルジャン・ラウンジは広いですよ〜。
  上階のレストランも広いですし、日本のどこかのラウンジのように座る所がないなんて、まずありえません。
  
  ビジネスセンターの設備も充実していますね。（ビジネスマンは大助かり？）
  
  クワイエットルームは、暑い国なのに冷房が効きすぎです。横になっていると、どんどん寒くなってくる感じ。
  アブダビのエティハドのクワイエットルームはブランケットが用意されていて快適でしたが、たしか制限時間が２〜３時間だったと思います。
  どちらも一長一短なんですね。
  
  そうそう、市内観光は参加競争が厳しいですが、私も次回、再度チャレンジします。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れいろん

• ガブリエラさん 2017/01/20 20:35:48

  見てますよ〜ヽ(^o^)丿

  れいろんさん☆
  
  こんばんは♪
  
  わーい！！！
  衛兵さんの写真、ありがとうございます(*^_^*)
  むっちゃカッコイイです♪
  黒の制服って、なんだかぴしっとしていて、いいですよね！
  
  カタール航空は、もう関空から撤退してしまったのが残念ですが、エコノミーでも、ちょっと広くて、居心地よかったです。
  ビジネスクラスは、さらにいいですね♪
  チョコレートケーキ、おいしそうです(^O^)
  
  ミートボールのお写真が、あまりにおいしそうで、食べたくなっちゃいました♪
  明日の夜は、ミートボールにしよっかな、なんて思ってます(*^_^*)
  
  私は、ロシアまで２ケ月をきって、ワクワクしてきている所です(*^_^*)
  
  ガブ(^_^)v

  れいろんさん からの返信 2017/01/23 16:59:05

  RE: 見てますよ〜ヽ(^o^)丿

  ガブちゃん、こんにちは。
  
  いつも見てくれてありがとう。
  
  衛兵さんの写真、「あなたの写真を撮ってもいいですか〜〜？」って叫んでから撮影したので、衛兵さんが正面を向いている写真もあるのですが、横向きの方がカッコいいので、この写真を乗せました。
  ガブちゃんが、反応してくれて嬉しいです。
  
  最後の午餐は、昔から市民に愛されているという大衆食堂へ行きました。
  定食に加えて、本当はビールも飲みたかったのですが、お高いので我慢。
  私の後ろの席のおじさまはビールを飲んでいて羨ましかったです。
  
  お会計の時、「ねえ、ミートボールは日本語で何というの？」ってお店のお母さんに聞かれちゃって、「え〜っと、日本語だと肉団子と言いますが、ミートボールで十分通じますよ」と。
  日本人の観光客も多いらしく、お母さんは「鮭、鱈、トナカイ」など食材の名前も日本語で言えるように勉強しているんだとか。
  
  最後に、良いお店に出会えてよかったです。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れいろん