2016/11/20 - 2016/11/28
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azianokazeさん
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2016年11月22日 モウラミャイン二日目 “軽トラック”でモウラミャイン郊外の観光スポットを回ります。
表題にもあるように、郊外にはいろんな見どころがあります。
統一性はまったくないように見えますが、敢えていえば、ミャンマーの人々の仏教(寺院・仏像建設)にかける“情熱”でしょうか。海の中、岩山のてっぺんの寺院・仏塔、想像を超える巨大仏像など・・・
それと、忘れてはいけないのが、日本とミャンマーの歴史的かかわりのひとつの側面である、多大な犠牲者を出した「泰緬鉄道」建設です。
ただ、「泰緬鉄道」関連は他と異質なので、次編で改めて紹介します。
表紙写真は“水中寺院”チャイッカミッ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ミャンマーの道路事情についてはパアンのトゥクトゥクツアーで痛感するのですが、ここ“水中寺院”チャイッカミッ方面の幹線道路に関しては全く問題ありません。
快調に飛ばして2時間あまりで到着。
【日本すきま漫遊記】http://www.sukima.com/37_myanmar2014/11chaikami.htmlによれば、“伝説によれば、2200年ほどまえにスリランカから4体の仏像が初めてミャンマーに流れ着いたそうで、その1体がこの寺に納められているという”とのことです。 -
昨夜のナイトバザールと、この日の最初の10枚ほどの写真データが消えてしまった関係で、いきなり寺院先端で海中の魚に餌をやる小坊主さんたちの写真から。
まあ、消えた画像は、参道など、たいしたものはありませんが、ご本尊の写真をなくしたことについては、申し訳ないことです。
あと、ここのご本尊は女人禁制で、女性は隣の一段低い女人堂から拝む形になっているのが特徴的でした。
海中の魚は巨大なナマズのような平たい顔の魚ですが、濁った海中に蠢くさまは正直なところグロテスクです。 -
小坊主さんたちは、あまり修行とか功徳とかには関係なく、物見遊山のノリで大はしゃぎでした。
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本堂に併設されたジオラマ館 左右の壁際に仏陀関連のジオラマが展示だれています。
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寺院に併設されている僧院ではないでしょうか。
満潮のときは、床下を海面が覆うのでしょう。
船の形をした建物(寄進受付所 満潮のときは海に浮かぶような感じにもなるのでしょう)もありましたが、画像は消失しました。 -
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“水中寺院”の全景を眺められるように、寺院のそばには、やはり海中に突き出た祠までの遊歩道があります。
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その遊歩道からの眺め
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遊歩道先端の祠に向かいます。
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遊歩道の岩場では、お坊さんと若い女性が楽しそう。
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戒律に厳しい上座部仏教(小乗仏教)のミャンマーですが、生活に密着している仏教でもありますから、こんな光景も。
「お坊さん、きれいに撮ってね!」「任せなさい」 -
遊歩道から参道にもどったあたりにある土産物屋
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小腹がすいたので・・・ちょっと衛生状態は気にはなりますが、自分の胃酸を信頼して。
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手前は厚揚げに具材をはさんだような感じで、結構いけます。
もうひとつはトマトに香草をトッピングしたもので、ちょっとくせはありますがビタミン補給になりそう。 -
改めて、仏塔もある高台の展望台からの眺め
ミャンマー版厳島神社といった趣です。
星の数以上に多いミャンマーのお寺ですが、ここ“水中寺院”チャイッカミッは特筆すべき美しさです。 -
次編で紹介する「市の鉄道」タンビュッザヤ見学を終えての昼食
ローカルなお店で、写真のようなカレーに野菜・スープといったローカルな食事なら、200円しないぐらいではないでしょうか。
味は・・・好みによります。ミャンマーは油を多量に使いますので、カレーの肉も油に浮かんでいるような・・・ -
巨大寝仏があるウィンセントーヤに向かう途中にある“座仏”
高さは54.86m 奈良の大仏が16m、鎌倉の大仏が13mあまりですから、かなり巨大です。 -
近寄ると、圧倒的な存在感です。そこが人をして巨大仏をつくらせる所以でしょう。
ただ、とりわけミャンマーの人は巨大仏が好きなようで、あちこちにこうした巨大仏が点在しています。 -
絵地図の右が“座仏” 左がウィンセントーヤの寝仏です。
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でもって、ウィンセントーヤに到着。
とにかく大きな寝仏です。全長183m、高さも28m。
足先まで入るように撮れる場所に困るぐらいです。
ちなみに、ヤンゴンの「チャウッターヂー・パヤー」の寝仏が全長?70m、バゴーの寝仏が全長55mですから、圧倒的な大きさです。
同じような屋外寝仏としては、マンダレー郊外モンユワで巨大寝仏を見たことがありますが、それでも111mでした。
仏像に対する溢れるような情熱のなせる業でしょうか・・・。
おそらく、建築工学的に座仏に比べて寝仏はつくりやすいため、どんどん巨大化するのでしょう。
それにしても・・・。
なぜか、前方には滑り台付きプールも。
仏は厳かに拝むだけのものではなく、家族とともに楽しむテーマパーク的な存在・・・というのも、仏教が生活に密着しているミャンマーならではのことでしょう。 -
枕替わりの建物が3~4階建てぐらいの建物です。
20年以上前から作りはじめ、未だ工事中で完成まで10年はかかるとも言われていますが、外観はあまり工事している様子はありません。 -
と言うか、真向いに、頭と足先を逆にして並ぶ形で“もう一体”建設中です。
ただ、こちらも作業員はみあたらず、本当に工事しているのか疑わしい感じも・・・・。 -
とにかく寝仏の胎内に入ってみます。(階段を上るだけで息がきれます。)
これは、実物大“目玉”でしょうか。 -
コンクリートの上の方に白く見えているのは寝仏の“耳”です。(多分)
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寝仏の裏手
巨大寝仏だけでなく、参道沿い、裏山全体に100基ほどのパゴダが点在しているそうですが、今回はすべて省略しました。
写真左手には白い象さんも。 -
巨大な寝仏の胎内は三層になっており、各層に無数のジオラマが展示されています。
おそらく、その数は数百になるのでは。
とても全部見てはいられませんので、適当に流します。 -
当然、仏陀関連のジオラマです。
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小部屋に区切られたスペースにジオラマが。
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仏陀の生母、摩耶夫人が仏陀を脇にして寝ているような場面で、なぜかおつきの女官たちもみな寝ています。
仏様の使いか、あるいは魔物でも降りてきた場面でしょうか。
それはいいのですが、寝ている女官のポーズが、必要以上になまめかしいのが気になりました。
子供も訪れるテーマパークですから気をつけないと・・・と言いつつ、製作者のサービス精神に“いいね” -
有名な「天上天下唯我独尊」の場面
こうした有名な場面も、まったく意味不明な場面も、とにかく無数に並んでいます。 -
足先方向に近づくと、まだ彩色していないものが。
“工事中”なのか、つくるのを止めてしまったのか・・・。 -
衣の隙間からのぞいた、向かい側の建設中寝仏。
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参道には、500体の托鉢僧が並んでいます。
これも、ミャンマーではよく見かけるモチーフです。 -
先頭のこの方だけはリアルです。
どうせなら、500体の托鉢僧全部の体形・表情を変えれば(兵馬俑のように)とも思うのですが、ミャンマーではそんな面倒なことはしません。(手作りなので、表情が違うと言えば微妙に違うのかも) -
これでこの日の観光はおしまいかと思っていたのですが、最後に案内されたのが「チャウタロン西寺」
よく見ると岩山のてっぺんにパゴダがあります。
「上るのに45分かかるが、どうする?上るか?」ときかれ、迷った末に「よし、行こう!」
ただ、見てわかように切り立った岩山ですから、階段もかなりの急こう配。すぐに息があがり、汗がダラダラ。
しかも裸足であがるというのが問題で、日に長く照らされた部分は“火傷するぐらい熱い”ではなく“実際に火傷する熱さ”です。
急な階段で疲労困憊し、足が動かないのですが、足を動かさないと火傷します。どちらを選ぶか・・・究極の選択です。
そんな状況で、上るのに必死で、途中の写真は全くありません。
「そこまでついていく」と言っていた案内男性も、私の状態が心配になったのか、結局頂上までつきあってくれました。 -
一人だったら、すぐにあきらめて引き返すところですが、連れがいますのでそうもいかず、結局、なんとかかんとか頂上へ。
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頂上ではしばらく動けませんでした。
眺めは素晴らしいですが、これだけ苦労したのですから当然です。 -
遠くにウィンセントーヤの寝仏も見えます。
下りも、「あち、アチ」と飛び跳ねながら・・・。 -
ホテルに帰り、部屋の窓から眺める大河タンルウィンの夕日。
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エアコンが効いた快適な部屋から、こうした眺めを楽しめるというのは、素晴らしいことです。
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日が沈み、暗くなるのをまって夕食へ。
昨夜に続いて、ホテルから歩いて5分ほどのナイトバザールへ。 -
BBQ屋さんが並んでおり、並べられた串を適当に選ぶと焼いてくれます。
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これで、180円ぐらいだったでしょうか。
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併せて、フライドライスも。こちらも同じぐらいのお値段。
ちょっと量が多すぎました。3分の1ほど残したところ、店主が「大丈夫だったか?」と気にしていました。
帰りにパイナップルの切り売りなど買ってホテルへ。
こうしたフラフラとした緩い時間が、旅行中で一番好きな時間です。
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この旅行記へのコメント (1)
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- tabinakanotaekoさん 2018/01/23 15:59:11
- 参考にしています。
- 風さん、
勝手にハンドルネイムを短くしてすみません。アジアの風っていい感じですね。
エアーを買ってから動線を練っているところですが半端なく移動に時間がかかるので
簡単にはいきません。
大変おもしろくて、しかも参考になります。
モーラミャインで3泊する予定です。いろいろお尋ねするとおもいます。
よろしくお願いします。
tabinakanotaeko
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