2016/11/20 - 2016/11/28
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azianokazeさん
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2016年11月24日 ミャンマー四日目 モン州モウラミャインからカイン(カレン)州パアンへボートで移動
途中の1時間ほどの観光も含め約4時間の、のどかな船旅です。
表紙写真はパアンのシンボル「ヅウェッカビン山」
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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移動前日、11月23日、モウラミャイン最後の夕日
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24日 朝のタンルウィン
この日はパアンへ移動します。
通常はバス(約2時間)ですが、昨日川沿いで見かけて旅行会社で観光客用ボートを予約しました。(5000K 約500円)
途中観光まで含めると4時間かかりますが、窮屈なバスより、開放的な船旅の方が好きです。
なお、地元住民が利用する定期便は5年ほど前に廃止されたようです。 -
7時40分頃 旅行会社に到着 8時出発の予定ですが、誰もおらず鍵がかかっています。
やはり船を待っているようなヨーロピアン男性(ノルウェー)もいますので、間違いはないと思います。
しばらくしてスタッフも到着。
どうも車でどこかへ移動するようです。
船着き場への移動だろうと思っていたのですが、なかなか車が止まる気配もなく、同乗のノルウェー人男性に「ボートを予約したんだけど、この車でパアンへ行くの?」と尋ねます。
何かグチャグチャ言っていましたが、よく理解できず。
まあ、車移動ならそれはそれで・・・と、流れに任せることに。 -
しばらく走って、ようやく船着き場に到着
やはり、ボートが出る場所への移動だったようです。 -
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ジェッティ付近の木 コマみたいな不思議な形の実がなっています。
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私とノルウェー人男性 それに欧米人3人も合流してようやく出発。
一応屋根は付いたボートですが、かなり小さい。 -
でも、車のシートを使用していますので、リクライニング気分で非常に快適です。
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パアンへ向かって、いざ出発。
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川辺で暮らす人々の生活を垣間見ることも。
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1時間ほど進んだところで、観光のため村に立ち寄ります。
船着き場からトゥクトゥクで、「カウナット・パゴダ・コンパウンド」に向かいます。
蒸気船ビジネスなどで財を成した富豪が建設したもので、歴史的なものではありませんが、装飾は見るべきものがあるスポットです。
事情がわからない欧米人3人は、自分たちからカネをぼるためのものと考えたようで、トゥクトゥクに乗るのを拒否。(100円、200円の金額ですが)
時間がもったいないので、欧米人を置いてノルウェー男性とふたりで観光へ出かけます。 -
何かと理不尽なカネ・金額を要求される外国人旅行者は、どうしても身構えてしまいます。
ただ、旅行全体に要する費用・時間・労力を考慮すれば、わずかな出費を惜しんで旅行全体の質を不十分なものにするのは、もったいないことだと考えるようにしています。
私は、「バスでパアンに行く途中、きれいなお寺があるから見てみろ」と言われていました。
ただ、「そうは言っても、バスを途中で降りて観光するなんて高度な技は私には・・・」とあきらめていましたので、船がしばらくここで休憩すると聞いて「ああ、例のお寺のことか・・・ラッキー!」という感じ。 -
“コンパウンド(邸宅・庭園)”というだけあって、敷地内はきれいに整備されています。
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「Mahamuni Shrine」
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天井の装飾などは凝っています。
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「Hna Kyeit Shit Su Shrine」
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画面中央の横長の装飾は、精巧な手掘りの「ジャータカ物語」
“ジャータカ”とは、主には釈迦仏の前世による因縁を明かし、現世や来世を説く因縁物語で、法隆寺・玉虫厨子の施身聞偈図の雪山王子や、捨身飼虎図の薩埵王子もそのひとつだそうです。
そうと知っていれば、もう少ししっかり見たのですが・・・。 -
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「Dipinkara Shrine」
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ステンドグラスも
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「カウナット・パゴダ・コンパウンド」は、財力にものを言わせて、精巧な装飾でつくりあげた寺院群・庭園です。
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ボートに戻り、再びパアンに向けて出発。
さっきの所でトイレに行かなかったことを後悔。移動はこういうのが困ります。 -
網で魚をすくいあげる方法のようです。
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パアンに近づくにつれ、こういうニョキニョキした岩山があらわれてきます。
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桂林やハロン湾などのように、石灰岩地形なのでしょう。
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のどかな風景に似つかわしくない,ものものしい銃座をしつらえた比較的大きな警備船
ミャンマーは多くの少数民族武装勢力が存在し、いまも政府と対立しています。
以前はカイン州も、カレン民族同盟(KNU)、その軍事組織であるカレン民族解放軍(KNLA)が、国内では最大規模の勢力を擁して政府軍と対峙していました。
現在は、カレン民族同盟(KNU)も中央政府と停戦合意していますが、政府軍の関係が実際どのようなものなのかは知りません。
あるいは、タイとの非合法交易の取締りでしょうか?タンルウィン川はタイとの国境を流れ、遡るとシャン州を経て中国に至ります。(もっとも、密貿易には少数民族武装組織が絡んできます) -
石灰岩地形では鍾乳洞のような洞窟ができますが、そういう洞窟には仏像が祀られることが多いようです。
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ミャンマーの人々は、高い所、奇岩、水辺、洞窟などを見ると、仏像・仏塔を置かずにはいられない情念を持っているようです。
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パアン近く 仏塔がニョキニョキ
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こっちにも
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パアンの定番安宿「ソー・ブラザーズ2 ゲストハウス」
外国人専用の雰囲気 ボートに同乗した欧米人もみなこのホテルへ。
船着場から近く、歩いていけます。
ただし、町の中心部からはだいぶ離れています。 -
1泊1600円程度ですから、コスパはいいのでは。エアコン、WiFiなど最低限のものはそろっています。(TVはなし)
なお、ここ“2”は、ここ1年ぐらいに建てられた新しいホテルです。
ピンクの壁、カーテンが、一人旅には無駄になまめかしいような・・・ -
まずは昼食 チキンカレー 約150円
パアンはカイン州の州都ですが、ホテル周辺はそれにしては田舎です。
食事するような場所も限定されます。
(ホテルは、街の中心部から相当はなれているようです) -
今日はとりあえず、パアンの象徴「ヅウェッカビン山」と麓の「ルンビニ ウイン」へバイクタクシーで向かうことに。
ドライバーらしき男性がたむろしているところで、ガイドブック片手に立っているのですが、寄ってきません。あまり商売気がないようです。
しばらくして、ようやく仕切り役みたいな男性がやってきて交渉。往復で3000Kだったでしょうか。
写真は、市内カンターヤー湖付近から眺める「ヅウェッカビン山」 -
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カンターヤー湖
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途中、自動小銃を手にした男性数名を乗せたピックアップがバイクを追い抜いていきました。(いわゆる軍服ではありませんでした)
ドライバーに「あれは政府軍か?」とも尋ねたのですが、回答内容は理解できませんでした。 -
「ヅウェッカビン山」麓の「ルンビニ ウイン」
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ここは「ヅウェッカビン山」頂上への登山口になっています。
ミャンマーではよく見られる光景ですが、たくさんの仏像が一面に並んでいます。 -
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頂上のパゴダまでは2時間ぐらいかかるそうです。
当然、上るつもりはありません。
ホテルへ戻り、ゆっくりすることに。
外国人慣れしているので使いやすいゲストハウスですが、WiFiが室内でつながりにくいのが大きな欠点。
フロント付近は条件がいいため、ホテルで過ごす多くの時間を、フロント付近で過ごしました。
ただ、椅子が硬いし、蚊もいるので、快適とは言えません。(近くの店で、蚊対策に蚊取り線香を買ってきました)
明日は、ホテルでブッキングした1day tripで、郊外スポットを回ります。
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