不良会社員出張記?!北のお次は西の地へ?!～村上医家・薬局・土蔵編～

2016/10/20 - 2016/10/20

※［不良会社員出張記?!北のお次は西の地へ?!～村上医家・診察室編～］の続きです。

※※※場所柄、解剖図等の写真がありますので、「その手」が苦手な方はご注意ください※※※


北九州空港?中津城?合元寺、と移動してきてやってきたのは「村上医家史料館」です。

「村上医家史料館」は主に「内科系」の医院とのこと。

エリア 大分

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車

・・・<中津・奥平家>・・・

展示の一つに「中津・奥平家」の歴代の藩主も紹介されています。

・・・<ちょっと一息?!>・・・

館内には利用できるトイレも完備されています。

村上医家史料館 美術館・博物館

・・・<バスタールド辞書>・・・

「バスタールド辞書」です。

現在でいう「蘭日辞書」の様です。

・・・<貴重な資料>・・・

「バスタールド辞書」は上下2冊組で、原本は日本に4冊。オランダに1冊が現存しており、そのうち下巻×1冊がここ中津で保管されています。

貴重な資料です。

・・・<薬局>・・・

「薬局」に移動してきました。

・・・<薬棚>・・・

「薬局」にやってきました。

当然ながら「薬棚」が設置されていて、中には「各種の薬」が展示されています。

・・・<薬局>・・・

この薬局は、昭和３２年（１９５７年）に医院が移転するまで、医院の薬局として、大正～昭和の時代を過ごしてきました。

・・・<薬局器具・道具>・・・

薬局室内のガラスケースには、薬局で使用されていた各種の器具・道具類が展示されています。

・・・<天秤>・・・

ガラスケースには「天秤」の姿もあります。

天秤と錘です。

・・・<薬箱>・・・

「薬箱」です。

・・・<薬箱>・・・

薬箱です。どうやら?　江戸時代に使われていたものの様です。

・・・<薬瓶>・・・

薬瓶も展示されています。

「一方水」という、明治時代の目薬の瓶とのこと。

・・・<薬研（やげん）>・・・

「薬研（やげん）」です。

漢方薬などを細粉する器具です。

・・・<石臼>・・・

「石臼」です。

薬草を粉末にするために使われていたとのこと。

・・・<伊藤玄朴（いとう げんぽく）>・・・

１８００年～１８７１年の時代を生きた医師で、長崎でシーボルトに学び、幕府の奥医師にも採用された人物とのこと。

・・・<生理發蒙（せいりはつもう）>・・・

「生理發蒙（せいりはつもう）」と、いうそうです。

慶応2年（１８６６年）に発刊されたようです。

これも・・・「医学書」的なものの様です。

・・・<内外新法>・・・

こちらは「内外新法」という書籍です。

こちらも慶応２年（１８６６年）に発刊されたものの様です。

・・・<解剖場所にて>・・・

明治２２年。当時の中津病院長が行った解剖の際に撮られた写真です。

当時の看護師さんの制帽からして「明治」を感じます。

・・・<高野長英潜伏の土蔵>・・・

母屋を一度出て「土蔵」を訪ねることにします。

「高野長英潜伏の土蔵」があります。

文政11年（１８２８年）のシーボルト事件の際に、長崎を追われた際に潜伏していたとのこと。

・・・<土蔵>・・・

母屋を出て、隣接する「土蔵」です。

・・・<2階はダメよ>・・・

土蔵の入り口でスリッパに履き替えます。

2階への階段が眼の前にあって「誘惑」されますが････?!!
「2階は狭くて危険ですので(^^;)」
と、釘を刺されます・・・。

「残念（＞＜）」

・・・<人身連骨真形図>・・・

「人身連骨真形図」・・・。

だ、そうです。

なんでしょうか？

・・・<人身連骨真形図>・・・

江戸末期～明治のころに使われていた「人骨図」でしょうか・・・？

土蔵の中にも数多くの資料類が展示されています。

・・・<村上玄水>・・・

江戸時代後期に生きた「藩医」です。

看板曰く・・・

文政2年（１８１９年）3月8日に藩の許可を得たうえで、「公式」に解剖を行い記録を残した人物です。

・・・<村上医家を後に>・・・

職員さんにお礼を伝えて外へできました。

展示品の器具類や資料類など貴重な品々を見学することができました。

場所柄・・・「その手」が、大丈夫であれば「歴史」を感じることもできる場所でした。

さて、時間は若干あるけど・・・。
ぎりぎりまでふらついても危険なので、空港方面へ向かいますか。



※［不良会社員出張記?!北のお次は西の地へ?!～築城基地編～］に続きます。