2016/10/30 - 2016/10/30
69位(同エリア154件中)
susuさん
ANAマイルの期限が来年の5月に迫り、過去最多の90,000マイル程が貯まったので特典航空券を手配することにしました。
90,000マイル、近場ならファーストクラスに乗れる…!でもいざ調べてみると、そもそもFクラスの設定がある路線はかなり限られているようだ。近場のFクラスにするか、そこそこの距離のCクラス(憧れのフルフラットシート!)にするか…あらゆるルートを検討して散々迷った末に、特典航空券を利用するんでなければ今秋にでも行きたかったスリランカを絡めて一挙両得のルートを思い付きました。
しかしF設定のある路線も空席も殆ど見つからなかったので、一部だけをFにすることに。とはいえ目的地に行けてFに乗れさえすれば何でもいいという訳でもなく、狙いは往路で機内食が朝食じゃない時間帯の便。なぜ往路かというとアジア旅行復路の私はグロッキーで食欲ゼロの可能性があるからで、朝食じゃない時間帯なのは言うまでもなくフルコースを満喫してみたいからです。
10/28(金) 成田→シンガポール(Fクラス)
10/29(土) シンガポール→コロンボ(Cクラス)→キャンディ
10/30(日) キャンディ→ピンナワラ象の孤児園→キャンディ
10/31(月) キャンディ→ダンブッラ→シーギリヤ
11/01(火) シーギリヤ→コロンボ
11/02(水) コロンボ→シンガポール(Cクラス)
11/03(木) シンガポール→成田(Cクラス)
往復共に成田~シンガポールはANA、シンガポール~コロンボはシンガポール航空。マイル残高の都合で当初はコロンボ→シンガポールだけY、残りをCで手配していましたが、だいぶ経ってからなんと追加マイル無しで3フライトともCに変更できました。使用マイルは88,500、加えて諸税等で33,630円かかりました。
この時期のスリランカは雨季真っ只中らしいけど構うものか。だってFクラスの航空券が取れたんですよ!
私は航空券予約直後に速攻ルートを決めてそれをそのまま遂行することが多いんですが、今回は時間をかけて検討しては何度も旅程を組み直しました。GW時期の欧州と違って日が短いだろうから、日程を詰めすぎると移動しきれない…雨季で交通事情が悪くなることも考慮しないと。特にシーギリヤに着くのが遅くなったらまずい、野生の象が出るから日が暮れたら外出禁止なんですってよ!当初はヌワラエリヤにも行くつもりでしたが、どう組み直しても時間が足りなかったので諦めました。
スリランカとシンガポール、ファーストクラスとローカルバス。物凄い落差を体感する旅になりました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日はピンナワラの象の孤児園に行きます。ここは是非とも行きたいと思っていました。
象の孤児園は赤ちゃん象のミルクタイムに間に合うように行くのがセオリー。ミルクタイムは1日2回、9:15と13:15。各回ともその後に川での水浴びタイムがあります。
計画の段階では6時台にキャンディを出発して1回目のミルクタイムに間に合うようにと思っていましたが、昨日はすっかり疲れたので体力の回復を優先させます。のんびり10時間以上眠り、9時半に宿を出ました。
昨日のチェックイン時に宿のスタッフが、メインバスターミナルまでの近道を教えてくれていました。道路を横断してこの歩道橋沿いに延びる道に入るとすぐらしい。 -
入った先はローカルな雰囲気の路地。すぐ先が丁字路になっていて、左右に道が延びています。バスターミナルはこっち(左)か、
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それともこっち(右)か。
通りかかった女の子に尋ねてみると、メインバスターミナルと言っても全くピンと来ない様子でしたが、MAPS.MEの地図に表示されたGood Shed Bus Standという文字を見るとすぐに伝わりました。歩き方にはメインバスターミナルと書いてありますが、正式名称は全然違う名前なんです。使えねえ…。キャンディには5か所くらいバスターミナルがあるから、その中ではメインなのかもしれないけどさ。
ちなみにスリランカでは、バス「ターミナル」ではなくバス「ステーション」と呼ぶ方が一般的のようでした。
バスステーションはこの坂を下った所にあるそうです。ボホーマ・ストゥティイ(ありがとう)! -
本当にここでいいのか?という凄い急坂と階段を下ります。行きはいいけど帰りは嫌だな。
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所々戸惑いつつもほぼ一本道なので、すぐにバスステーションに着けました!
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周辺には軽食を売るお店がちらほら。出発前に朝食どうしようかなあ…食べるとバス酔いしそう。
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写真撮って~!と声を掛けられました。よっしゃ調子出てきた、アジア旅行はこうでなくちゃ!
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そこのジュース屋さんに入りました。店員さんがニコニコ世話を焼いてくれます。
右手のショーケースにはサンドイッチも並んでいるんですが、やっぱり食べないでおこう。種類豊富なサンドイッチはハンバーガーとかバゲットのような形でレタスも入っているお洒落な外観なのに、40Rsくらいと激安でした。 -
朝食代わりのミックスフルーツジュース(100Rs≒75円)。氷は入ってなくてぬるいけど文句なく美味しい。果物は何が入っているのか分かりませんが、こう見えてバナナの味が強かったです。
今日もそんなに暑くない感じだけど、座ると汗が噴き出す。ウォーターネックバンダナ(水に浸すと中のポリマーが膨らんでひんやりするやつ)を首に巻き、日傘を差し、冷感ウェットティッシュで体を拭いて暑さ対策をしました。ウォーターネックバンダナは乾いたらもう一度水に浸けて…とありますが、汗を掻いているうちは永久機関なのであった(汚い)。 -
ピンナワラへ行くにはまずキャーガッラ行きのバスに乗り、カランドゥパナ・ジャンクションでランブッカナ行きのバスに乗り換えます。
キャーガッラ行きのバスを人に尋ねて廻りました。 -
イチオシ
人々の示す方向に進むうちに、広いバスステーションの敷地からどんどん外れて大通りの方に出ていきました。
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ワデーの屋台。辛いドーナツのようなもの?
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たまたま道を尋ねた男性に連れられて、バスステーションからどんどん離れていきます。大通りを渡ったところに乗り場があるらしい。
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バスステーションから10分は歩いた所に乗り場がありました。あの紫色のマイクロバスのようなのがそうらしい。何か他のバスとかなり違う…。
キャーガッラ行きのバスはメインバスターミナルから出るものがあるはずなのに、こんなに離れた所から?純粋に親切だと思っていた男性が熱心に口説き始めたこともあり疑念が。背の高いイケメン男性なんですが、自分はダンブッラに住んでるんだ、ダンブッラに一緒に行こう、ピンナワラまで付き合うよ、今日ホテルに帰ったら電話してとしつこい。いやーあなたも忙しいでしょう悪いよ、それに外国での電話の掛け方が分からないしと断る。押し問答の末に、わかったわかったと電話番号のメモを受け取ってなんとか解放して貰いました。「約束してくれる?」と聞かれて「約束は出来ない」とはっきり言いましたが、最後は笑って別れました。
男性と話しているうちにバスが出発していき、すぐに新しいバスが来ました。 -
道を渡ってバスの前に行き、客引きの車掌にカランドゥパナ・ジャンクションに行くか尋ねると行くそう。良かった!でも運賃は終点のコロンボまでの300Rs(約225円)だけどいい?と聞かれましたが、全っ然OKです!客が乗降する時だけドアが開けられるバスに乗り込むと、エアコンが効いていました。あー、快適!まだ空いてるし!最前列窓際に座りました。
この時に理解しましたが、これが噂の(?)インターシティバスでした。ノーマルバスの運賃2倍、エアコン付きのレアなバス。いやレアかは分かりませんが私はほぼ見かけませんでしたね、走る区間がかなり限られているから。
これはキャンディ発コロンボ行きのバスでした。歩き方に基本的にはノンストップと書かれていますが、ノーマルバスと同じように道中乗降がありました。
満席になったら出発なのか時刻表があるのか、乗り込んでからだいぶ経ってから出発。途中で女性を乗せた時には他に席が無かったようで、車掌が立って自分の席に座らせていました。 -
快適な車内で眠くなっていたら、途中タイヤがパンクしたような音が響いて車掌が運転手と顔を見合わせ、路肩に停車して降りていきましたが、大丈夫だったようですぐにまた出発しました。
その他は全く平和で、1時間程でカランドゥパナ・ジャンクションに着き車掌が声を掛けてくれました。バスには外国人旅行者が結構乗っていたけど、ここで降りるのはなんと私だけ。皆コロンボに行くんですね。
カランドゥパナ・ジャンクションは予想外にバスターミナルではなく、ただのバス停でした。キャンディとコロンボを繋ぐ幹線道路の途中にあるバス停です。
ランブッカナ行きのバスはここに寄るのかなあ…。とりあえずバス停のベンチに座ったら、すかさず少し離れた所に待機していたトゥクトゥクがやって来ました。象の孤児園まで500Rsと言うので、歩き方に書いてあった相場の300Rs(約225円)に値切るとあっさりOK。 -
幹線道路から脇道に入って結構な距離を走ります。道中には象の施設が沢山あり、運転手が結構しつこくそれらの施設に勧誘してきました。「象に乗ったり洗ったりできるよ、孤児園では出来ないし入場料が高いよ」と言うけど断る。私は象が見られれば何でもいい訳じゃなくて孤児園に行きたいんだよ。見たい景色があるんだから。
しぶしぶトゥクトゥクが停まったのはこちら。辺りに外国人観光客の姿が見えるんだけど、どこにも孤児園(Orphanage)と書いていないので戸惑う。本当にここ? -
と思っていたら、メインの通りから延びる道の柵に外国人観光客が群がり始めました。なんだなんだ?と思っていたら、通りの向こうから象がノシノシ歩いてきました!何十頭も!
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象達と象使いはそのまま大通りを渡り、向かいの施設に入っていきました。
どうやら10:00~12:00の水浴びを終えて川から戻ってきた象達のようです。 -
ここが象の孤児園に違いない…たぶん。外国人用のチケット売り場を見てもどこにも書いてないので窓口で尋ねると、「そうだよ、日本人? こにちはー!」と笑顔で歓迎してくれました。良かった!
手前の看板に1日のプログラムが書かれています。
外国人料金は2,500Rs(約1,875円)。なぜか自分のチケットにマジックでサインを書かされました。 -
園内は広い公園のようで象は見当たらず、どこに行ったらいいのか分からない。
入ってすぐの所には町中にあるような、アイスやジュース、お菓子を売っている売店がありました。 -
あちこちに象に関する注意事項が書かれた看板が設置されています。
きっとこの辺りの象の施設で一番象と触れ合えないのがここなんだろうな。その代わり安全。 -
柵に囲まれていて象が入れないように入口が狭く、木陰が沢山あってベンチのような岩に座って寛げるエリアがありました。他の所に東屋のような休憩所もあります。象関係なしにいい感じの公園ですねここは。木にリスもいるし。
あっ、キングココナッツだ! -
こういうの飲んでみたかったんだ。順番待ちして私も1つお願いします。
先の尖ったナタを使ってまず上の部分をサクサクと切り落とし、手首のスナップを効かせて真ん中に4回ナタの先端を突き立て穴を開けます。ナタを突き立てるたびにジュースが2mくらい飛んで、この位置でも思いっきりかかりました。わー!楽しい!
開けてみて中をチラッと覗き、駄目になっているのかそのまま捨ててしまうものもありました。流石プロだ。 -
1つ50Rs(約38円)。ストローは台に置いてあるのをセルフサービスで。おじさんは忙しいからね。
結構アジアに行っているけど、私はこういうものをこうやって殻から直接飲むのは初めてです。味は薄く、あっさりしていて飲みやすい。ほんのり甘酸っぱく、スポーツドリンクのような感じでした。ヤシの実でたまに聞く油っぽさ・石油臭さは一切なし。ジューシーで量もたっぷり!ゴクゴク飲み干しました。 -
気持ちいい木陰で岩に座り、日記を書いて過ごしました。風は涼しいけど汗が垂れる。雨季だけどいい天気です。
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休憩所。
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象にフルーツをあげられるコーナー。バナナやパイナップルを盛った皿を購入するようです。
これも1日のプログラムに含まれています。フルーツやりは12:15~。 -
これが象が入れない入口。その先の丘の向こうはどうなってるんだろう。日差しが強いけど行ってみますよ、日傘を差して。
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緩やかな坂になっていて、象が沢山いました。水浴びの時間以外は、象は広い土地に放たれているらしい。
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土浴びをしたようで、土まみれ。
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ストンと座り込んだ小象が可愛い!
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象と記念撮影が出来ます。
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イチオシ
右の象、後ろ姿が丸すぎて可愛すぎる!
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遠くに象そっくりな山が見えました。
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園内をブラブラ歩いてトイレを発見。
ん?入口にDRY TOILETって書いてある。どういうこと? -
入ってみてびっくり、めっちゃくちゃ綺麗!いつもは公衆トイレの写真なんて撮らないのに思わず撮ってしまった。こんな半分外なのに、リゾートホテルのトイレみたい。トイレットペーパーがあって水洗でピカピカ。水道もセンサー式で、あまりスリランカ人にとって馴染みがないのか使い方を示す写真が貼られています。
トイレを出て歩いていたら、隣にWET TOILETを発見しました。そういうことかー!あっちは紙の代わりに水を使う、地元の人用のトイレなんだ。DRYは外国人観光客向け。
流石高い入場料を取っているだけのことはある、ちゃんと設備に投資していて素晴らしい。勿論使用料無料。 -
厩舎?がありましたが、今は何もいませんでした。足元に鎖があるので、ここで眠ったりするのかな。ここの象ってどこまで放し飼い状態なんだろう。こういう所じゃなくて敷地内の森で寝かせてそうな気もするし。
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ミルクやりの時間まであと20分くらい。会場ってどこなんだろう?分からないけど他の客の移動に合わせて動けばいいか。木陰に家族連れが何組か座っていたので、私も座りました。
スリランカの子供は人懐っこくてとっても可愛い。 -
だんだん人が集まってきて気が付きましたが、座った目の前がまさにミルクやり会場でした。
観客は小さい子連れの家族が多かったです。 -
スタッフが大きなポリバケツを持って現れ、中のミルクを瓶に移して準備を始めました。
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続いて2頭の小象が小走りで登場。もっと来るかと思いましたが、2頭だけ。
おもむろににミルクやりが始まりました。 -
哺乳瓶のように吸うのではなく、瓶の口に漏斗のようなノズルを付けて一気に流し込んでいます。1本飲み終わるのはあっという間。
小象とはいえ意外に大きく、大人の背より高い。ここのミルクやりは9~15歳の象で行われるそうです。象の寿命は人とそう変わらないらしいけど、ミルクを飲む歳か? -
象は少ないけど観客がいる所に行ってミルクを与え、平等にシャッターチャンスを作ってくれます。補充のためスタッフがポリバケツの所へ戻る度に、象が後ろを付いて歩くのが可愛い。やっぱり子供だ。
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と思っていたら不意にどちらかの小象が、空気がビリビリするほどの物凄い嘶きを響かせて観客がざわつきました。すっごい…!子供とはいえ象ってやっぱり桁違いなんだなあ。
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あまりの迫力にびっくりして子供が号泣。
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分かるよ、そりゃ泣くよね。
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一通り飲むと最初の2頭が去り、別の象が来ました。
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近くで見る象は、意外と思い詰めたような目をしてるのが印象的でした。まだ若いのに。
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満足してミルクやり会場を後にしました。
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広場を通りかかると、象使いに連れられた象の一団がやって来ました。
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イチオシ
背中が丸いのがアジアゾウの特徴。はあ、象良いなあ…。すっかり象が大好きになりました。
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出口には土産物屋さんがありました。スリランカ特産の宝石も売っています。
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門の所にこれから入場するのかな?遠足らしい子供達とお母様方がいて、ニコニコと手を振ってくれました。
白い衣装は学校の制服。お腹が出るデザインの制服にびっくり!よく見るとそれぞれデザインや生地が違うので、各家庭でお母さんが手作りするのかもしれません。 -
入った所と違う所から出ました。ここが正門だったようです。ここには孤児園って書いてある。チケット売り場は数か所あるようでした。
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歩道を歩いて元いた場所に戻ります。とはいえ位置関係が分からないので、なんとなく他の人の行く方向へ。
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道沿いに土産物屋さんが並んでいました。どちらかというと地元の人向けの商品。
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初めに着いた所に戻れました。象が水浴びする川へ。
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象のフンの繊維で作った紙製品を売るお店。
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中国語の方はなんだか絵がアレで漢字が直接的なのでちと汚い。お店もボロボロだし。
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日本語!なんとラーメンや焼きそばを出すお店が。
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さっきの所より外国人観光客向けっぽい土産物屋を見て歩いていたら、途中のチケットチェックで声を掛けられました。スリランカのこういう仕事は警官が行っていることが多かったです。
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木製の象の像。皮製品ってまさか象の皮なのかなあ…。シワシワしてないけど。
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象フンペーパーはこれくらいポップな看板じゃないと売れにくいと思う。清潔感も必要。
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道の突き当たりに川が見えました。
よかった、増水してない。雨季で増水していると水浴びは行われないそうです。 -
川沿いのレストランでランチを食べながら象を眺めよう。席に着いたら早速象がやってきました。
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深めの所にすっかり横たわってしまう象。いいなあ、気持ち良さそう。
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たとえ象がいなかったとしても素晴らしい眺め。
4~5頭の象がのんびりと水浴びを楽しんでいます。この時間帯の水浴びはこれで全員なのかな? -
イチオシ
かなり離れた所で寛ぐ象使いと象。仲良さげでとっても癒される風景。
この象はこの後横になって象使いに体を洗って貰い、また起き上がって象使いが離れてからは、鼻と全身で大きくリズムを取って左右に揺れ、どう見ても踊っていました。象って踊るんだ!めっちゃご機嫌!渡辺直美を連想する抜群のリズム感でした。只物じゃないな。 -
午後は逆光になるようで、テーブル席が日向になりつつあります。
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席に座っていてもウェイターが来ません。かなり放任主義の店で、注文しなくても椅子を使ってここから景色を見る人がいたりします。
なかなか現れないウェイターを漸く捕まえ、メニューを持って来て貰う。開いてびっくり、高っっ!完全に観光地価格&内容!料理は1,000Rs前後でしかも洋食と中華料理ばかり、スリランカ料理無し。フレッシュジュースは400Rs前後、町中の4倍!
ドリンクと料理で1,000~2,000円なら日本の感覚だとまあ普通のはずなのに、高すぎて食事無理!ソフトドリンクだけにしようと咄嗟に判断しました。空腹?二の次。
また苦労してウェイターを捕まえると、何も言う前から「ソフトドリンク?」と聞かれました。おわっどうして分かったんだろう、鋭い!(笑)メニューにはSoft Drinkとあるのみで具体的に何があるのか書いていなかったので尋ねると、意外な名前が挙がったのでそれを注文。
それがクリームソーダ(200Rs≒150円)。ソフトドリンクは300mlボトルが200Rs、缶が300Rsとあったのでどっちだろうと思いましたが、ビンで一安心…ってどんだけ貧乏なんだよ!ってタイトルを見て旅行記を読んで下さった方に思われているに違いない。
ビンもグラスもよく冷やされています。味はまさにクリームソーダ!炭酸強すぎなくて甘くて美味しい。このクリームソーダというジュースはスリランカで人気なのか、他のメーカーからも出ていました。というかファンタのフレーバーであった。 -
ドリンクが来ると同時にさらなる象の大集団がやって来て、散水機が稼働し始めました。そうですよね、水浴びは観光客の為じゃなくて象の為だもん、全員来るよね!象の水浴び、本格始動!
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イチオシ
象使いが散水機を操って迫力の水浴び!風向きによってはここまで霧のような水が飛んできます。
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この光景が見たかったんですよ!
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イチオシ
川に鼻を入れてゴクゴク水を飲んでいるようです。象の水浴びといえば鼻で水を吸い上げて上に噴射するイメージですが、全く見かけませんでした。自分でしなくても散水機で掛けて貰えるからだと思う。
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散水機で個別に象を狙い、水を掛けてあげています。
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的になった象は気持ち良さそうにじっとしていました。暑いもんね。羨ましい。
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象が通る時以外は、観光客も水の近くまで行けます。
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一通り水を浴びると、象は対岸へ。
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鼻で器用に土を掬って上空に放り投げ、土浴びをしています。
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イチオシ
一頻り浴びると象使いの指示で再び川へ。よほど土が好きなのか、なかなか離れようとしない象や、一旦川に戻ってからおかわりしに行く象も。土からミネラルを摂ってるのかな。
対岸の地形は象が造ったもののようだ。 -
我関せずとばかりに寛いでいるさっきのダンサー象。象使いの服の色が違うから、もしかすると孤児園とは違う施設から来た象達なのかも。
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土まみれになって満足げな象たち。
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小象3頭が鼻を絡ませて引っ張り合いをしていました。無邪気で可愛い。
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イチオシ
散水機は無人で自動運転も出来る高性能。左右に首を振りながらバーがリズミカルに水を遮り、小さめの塊の水をバッ、バッ、バッ、というリズムで辺りに撒いていました。
ほんの一部だけを見て判断するのはどうかと言われそうですが、私はここの象は幸せだろうと思いました。のびのびと殆ど自由に暮らしているように見えます。象使いが象に何かを無理強いしているような場面は一切見ませんでした。 -
見物だけの客が、一番端の私のテーブル周辺に集まるので、気が付いたらパトカーの玩具が置き去りになっていました。あ~持ち主の子今頃泣いてるかも。
またウェイターが捕まらず、会計も時間がかかる。ちょっと驚いたようにパトカーを指差し「これは?」と尋ねるウェイターに「知らない」と答えると、だよねーという感じで笑っていました。 -
全身に水を吸い込んで黒っぽくなり、一足先に帰っていく象。
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私の写真ではあまり伝わりませんが、象って本当に凄くでっかい。模様が特徴的なこの象は中でも特に大きい!体高が普通の家の天井くらいあると思う。そして鼻、長っ!
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後ろにいるの、ダンサー象だ!
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この台は今年の9月に設置されたものらしい。散水機も?
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最後に少し川の近くまで行って象を眺めました。
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はあ、最高だった。
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満足して私も引き揚げます。
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トゥクトゥクでカランドゥパナ・ジャンクションへ。行きはこの値段だったよと交渉して300Rs(約225円)。
幹線道路に出た所で降ろされ、キャンディ行きのバス停へ。 -
コロンボ発マータレー行きのノーマルバスが通り掛かり、キャンディに行くというので乗車。レシートに印字されていたのは63Rsだけど、請求は60Rs(約45円)。
車内は激混みで、初めは座れませんでした。昨日のバスと違って大音量のスリランカミュージックが流れる車内。アジアのバスといえばこれですよね。スリランカは違うのかと思ったけど、音楽を流さない昨日のバスがむしろ特殊だったようだ。
暫くして座れた席もやっぱり狭かったけれど、昨日の地獄バスよりは全然マシでした。食後じゃないしな。
途中で雨が降りだしました。園にいる時じゃなくてラッキー!しかもキャンディに着く前に止みました。 -
降ろされたのは時計塔近くのバスターミナル。丁度良かった、食事して帰ろう。
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奥の看板にスリランカ料理のメニューが見える、地元客で賑わうこちらのお店に入りましたが…
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1階はジュースやパン、ケーキを売るお店。レストランは2階なんだけど電気が消えてて営業している風に見えず、戸惑いそのまま1階でパパイヤジュース(100Rs≒75円)を注文してしまいました。待っている間にショーケースのパンが気になったので、もうここでご飯にしてしまおうと卵の乗ったパン(40Rs≒30円)を購入。
手作り感の強いパンは見た目通りの味で辛くない。歯応えがあってモッチモチしています。パパイヤジュースは氷入り。美味しいし、お腹も大丈夫でした。
満足は満足なんだけど、後から来た3~4人の地元客が階段を上っていきました。レストラン開いてたのか~!ショック!いつになったらスリランカ料理にありつけるんだ私は。ドツボに嵌りつつあるのが分かる。まだキリテ(ミルクティー)も飲んでないんですけど。そもそも売ってるのを一切見掛けてない。あるのはフルーツジュース屋さんばかり。 -
時計塔の辺りから帰り道が分からなくなり、地図アプリを見ながら右往左往してなんとか分かる道を見つけました。
時間を置いてお腹を空かせ再訪する手もあるんだけど何だかもうヤケになり、宿の近くのお店で駄目押しのアイスを買いました。バニラ(35Rs≒27円)。
お店の人がアイスクリームサーバーで掬っている時は固そうに見えたんだけど、バッグの中のカメラを探してモタモタしていたら速攻溶けてきました。暑さっていうか湿度のせいかな?
明るいうちに宿に帰り、もう今日は部屋で過ごそうと服を洗濯。涼しい部屋で快適に過ごしていると、日が暮れる前に本降りの雨が降りだしました。本当にラッキーだなあ。この日以降毎晩雨が降ったんですが、夜に出掛けたのは昨日の仏歯寺だけでした。今旅は食事に関してはままならない事が多かったけど、雨に関しては神懸かり的な回避が続きました。降ったのは部屋にいる時か、バスに乗っている時だけ。
とても眠かったので、20時には寝ました。
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