ダンブラ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ANAマイルの期限が来年の5月に迫り、過去最多の90,000マイル程が貯まったので特典航空券を手配することにしました。<br />90,000マイル、近場ならファーストクラスに乗れる…!でもいざ調べてみると、そもそもFクラスの設定がある路線はかなり限られているようだ。近場のFクラスにするか、そこそこの距離のCクラス(憧れのフルフラットシート!)にするか…あらゆるルートを検討して散々迷った末に、特典航空券を利用するんでなければ今秋にでも行きたかったスリランカを絡めて一挙両得のルートを思い付きました。<br />しかしF設定のある路線も空席も殆ど見つからなかったので、一部だけをFにすることに。とはいえ目的地に行けてFに乗れさえすれば何でもいいという訳でもなく、狙いは往路で機内食が朝食じゃない時間帯の便。なぜ往路かというとアジア旅行復路の私はグロッキーで食欲ゼロの可能性があるからで、朝食じゃない時間帯なのは言うまでもなくフルコースを満喫してみたいからです。<br /><br />10/28(金) 成田→シンガポール(Fクラス)<br />10/29(土) シンガポール→コロンボ(Cクラス)→キャンディ<br />10/30(日) キャンディ→ピンナワラ象の孤児園→キャンディ<br />10/31(月) キャンディ→ダンブッラ→シーギリヤ<br />11/01(火) シーギリヤ→コロンボ<br />11/02(水) コロンボ→シンガポール(Cクラス)<br />11/03(木) シンガポール→成田(Cクラス)<br /><br />往復共に成田~シンガポールはANA、シンガポール~コロンボはシンガポール航空。マイル残高の都合で当初はコロンボ→シンガポールだけY、残りをCで手配していましたが、だいぶ経ってからなんと追加マイル無しで3フライトともCに変更できました。使用マイルは88,500、加えて諸税等で33,630円かかりました。<br />この時期のスリランカは雨季真っ只中らしいけど構うものか。だってFクラスの航空券が取れたんですよ!<br /><br />私は航空券予約直後に速攻ルートを決めてそれをそのまま遂行することが多いんですが、今回は時間をかけて検討しては何度も旅程を組み直しました。GW時期の欧州と違って日が短いだろうから、日程を詰めすぎると移動しきれない…雨季で交通事情が悪くなることも考慮しないと。特にシーギリヤに着くのが遅くなったらまずい、野生の象が出るから日が暮れたら外出禁止なんですってよ!当初はヌワラエリヤにも行くつもりでしたが、どう組み直しても時間が足りなかったので諦めました。<br /><br />スリランカとシンガポール、ファーストクラスとローカルバス。物凄い落差を体感する旅になりました。

初めてのファーストクラスでシンガポール・スリランカ 4(キャンディ~ダンブッラ~シーギリヤ)

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2016/10/31 - 2016/10/31

92位(同エリア229件中)

susu

susuさん

ANAマイルの期限が来年の5月に迫り、過去最多の90,000マイル程が貯まったので特典航空券を手配することにしました。
90,000マイル、近場ならファーストクラスに乗れる…!でもいざ調べてみると、そもそもFクラスの設定がある路線はかなり限られているようだ。近場のFクラスにするか、そこそこの距離のCクラス(憧れのフルフラットシート!)にするか…あらゆるルートを検討して散々迷った末に、特典航空券を利用するんでなければ今秋にでも行きたかったスリランカを絡めて一挙両得のルートを思い付きました。
しかしF設定のある路線も空席も殆ど見つからなかったので、一部だけをFにすることに。とはいえ目的地に行けてFに乗れさえすれば何でもいいという訳でもなく、狙いは往路で機内食が朝食じゃない時間帯の便。なぜ往路かというとアジア旅行復路の私はグロッキーで食欲ゼロの可能性があるからで、朝食じゃない時間帯なのは言うまでもなくフルコースを満喫してみたいからです。

10/28(金) 成田→シンガポール(Fクラス)
10/29(土) シンガポール→コロンボ(Cクラス)→キャンディ
10/30(日) キャンディ→ピンナワラ象の孤児園→キャンディ
10/31(月) キャンディ→ダンブッラ→シーギリヤ
11/01(火) シーギリヤ→コロンボ
11/02(水) コロンボ→シンガポール(Cクラス)
11/03(木) シンガポール→成田(Cクラス)

往復共に成田~シンガポールはANA、シンガポール~コロンボはシンガポール航空。マイル残高の都合で当初はコロンボ→シンガポールだけY、残りをCで手配していましたが、だいぶ経ってからなんと追加マイル無しで3フライトともCに変更できました。使用マイルは88,500、加えて諸税等で33,630円かかりました。
この時期のスリランカは雨季真っ只中らしいけど構うものか。だってFクラスの航空券が取れたんですよ!

私は航空券予約直後に速攻ルートを決めてそれをそのまま遂行することが多いんですが、今回は時間をかけて検討しては何度も旅程を組み直しました。GW時期の欧州と違って日が短いだろうから、日程を詰めすぎると移動しきれない…雨季で交通事情が悪くなることも考慮しないと。特にシーギリヤに着くのが遅くなったらまずい、野生の象が出るから日が暮れたら外出禁止なんですってよ!当初はヌワラエリヤにも行くつもりでしたが、どう組み直しても時間が足りなかったので諦めました。

スリランカとシンガポール、ファーストクラスとローカルバス。物凄い落差を体感する旅になりました。

同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス タクシー 徒歩
航空会社
ANA シンガポール航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • ぐっすり眠って7時頃に起き、のんびり支度して9時過ぎにチェックアウト。<br />メインバスステーションに行ってダンブッラ行きのバスを尋ねたら、すぐに出発するバスがありました。大抵のバスには出発地と到着地が書いてあるけど、このバスには書いてないな。

    ぐっすり眠って7時頃に起き、のんびり支度して9時過ぎにチェックアウト。
    メインバスステーションに行ってダンブッラ行きのバスを尋ねたら、すぐに出発するバスがありました。大抵のバスには出発地と到着地が書いてあるけど、このバスには書いてないな。

  • 運転席のすぐ後ろの窓際席を確保でき、快適。2泊したキャンディを後にします。

    運転席のすぐ後ろの窓際席を確保でき、快適。2泊したキャンディを後にします。

  • キャンディ→ダンブッラの運賃は100Rs(約75円)。

    キャンディ→ダンブッラの運賃は100Rs(約75円)。

  • 南アジアの建物は、外から見ると壁とか床の厚さが丸分かりで妙に薄く見えるのが特徴的だと思います。うーん、壁のフレーム無しで全面窓だからかな。

    南アジアの建物は、外から見ると壁とか床の厚さが丸分かりで妙に薄く見えるのが特徴的だと思います。うーん、壁のフレーム無しで全面窓だからかな。

  • あちこちに果物屋さんがあり、どこでもバナナは枝ごと吊るされています。

    あちこちに果物屋さんがあり、どこでもバナナは枝ごと吊るされています。

  • ファミリーマート!!(笑)

    ファミリーマート!!(笑)

  • Nipponと名前の付いた看板をよく見かけました。メーカー?商品名?この写真のNipponセメント、Nipponペイント(看板の写真が力士)とか。Nipponに比べるとJapanはほんの少ししか見ませんでした。スリランカ人が日本のことをNipponと言っているのは聞かなかったけど、Nippon=Japanということは分かってるのかな。

    Nipponと名前の付いた看板をよく見かけました。メーカー?商品名?この写真のNipponセメント、Nipponペイント(看板の写真が力士)とか。Nipponに比べるとJapanはほんの少ししか見ませんでした。スリランカ人が日本のことをNipponと言っているのは聞かなかったけど、Nippon=Japanということは分かってるのかな。

  • 植木屋さん?

    植木屋さん?

  • 山の風景は、パッと見だと日本とあまり変わらない所も。よく見るとヤシが生えてますけどね。

    山の風景は、パッと見だと日本とあまり変わらない所も。よく見るとヤシが生えてますけどね。

  • 左の建物の2階、少なくとも2面が全面ガラス!スリランカは地震が無いんだろうな。

    左の建物の2階、少なくとも2面が全面ガラス!スリランカは地震が無いんだろうな。

  • キャンディからダンブッラへは幹線道路をまっすぐ北上。途中でマータレーを通りました。大きな町で、キャンディよりもムスリムの姿をよく見かける気がする。<br /><br />東京シティセンターという家電屋さん。

    キャンディからダンブッラへは幹線道路をまっすぐ北上。途中でマータレーを通りました。大きな町で、キャンディよりもムスリムの姿をよく見かける気がする。

    東京シティセンターという家電屋さん。

  • 一目でわかるヒンドゥー教寺院。

    一目でわかるヒンドゥー教寺院。

  • 仏教寺院。

    仏教寺院。

  • 2時間程でダンブッラに着きました。ダンブッラの市場?凄く立派な建物。<br />ダンブッラは主要な街道の交点に位置しているので、スリランカの野菜配送の中心地になっているそうです。

    2時間程でダンブッラに着きました。ダンブッラの市場?凄く立派な建物。
    ダンブッラは主要な街道の交点に位置しているので、スリランカの野菜配送の中心地になっているそうです。

  • 幹線道路沿いで降ろされました。すかさず声を掛けてきたトゥクトゥクドライバーに尋ねると、向かいのあの建物がバスステーションだそう。<br /><br />100Rs(約75円)でダンブッラの石窟寺院まで。ドライバーは運転しながらシーギリヤまでトゥクトゥクで行こうと営業をかけてきました。途中でスパイスガーデンやらアーユルヴェーダやらに連れて行くと。石窟寺院で停めてから日本人のコメントを見せられました。興味がある人ならまあ行く価値ありくらいの内容。興味がないので断りました。

    幹線道路沿いで降ろされました。すかさず声を掛けてきたトゥクトゥクドライバーに尋ねると、向かいのあの建物がバスステーションだそう。

    100Rs(約75円)でダンブッラの石窟寺院まで。ドライバーは運転しながらシーギリヤまでトゥクトゥクで行こうと営業をかけてきました。途中でスパイスガーデンやらアーユルヴェーダやらに連れて行くと。石窟寺院で停めてから日本人のコメントを見せられました。興味がある人ならまあ行く価値ありくらいの内容。興味がないので断りました。

  • 石窟寺院の入口は、あの体育館のような建物の向こうのようです。<br /><br />体育館は何かと思ったらレストランでした。登山前に満腹になるのはちょっと不安だけどこの機は逃せない、ご飯食べよう。

    石窟寺院の入口は、あの体育館のような建物の向こうのようです。

    体育館は何かと思ったらレストランでした。登山前に満腹になるのはちょっと不安だけどこの機は逃せない、ご飯食べよう。

  • まだ11時台なので殆ど貸し切り状態。カリーはあるか尋ねるとビュッフェ(750Rs)ならあるそうで、壁際に用意してあるのを見せてくれました。まだ手付かず状態の料理、この後ツアー客とか来るのかな。うーん750Rs…元とった気分になるほど食べられないだろうし、食べ過ぎると山登りきついし、出来合いのカレーは私にとっては辛すぎると思うのでメニューから注文することにしました。メニュー見るとやっぱり高い!けど昨日の川沿いのレストランと比べると半額くらいかな…。<br /><br />ミックスフルーツジュース(250Rs≒188円)は、20種類近くのフルーツから好きなのを3つ選べました。えええどれにしよう…どんなのか知らないフルーツやそもそも読み方が分からない物もあって迷いながら、パッションフルーツ、マンゴー、ライムでオーダー。<br /><br />運ばれてきたジュースはライムが強くて酸っぱい!でもビタミンCめっちゃ摂れてる気分だからOK。

    まだ11時台なので殆ど貸し切り状態。カリーはあるか尋ねるとビュッフェ(750Rs)ならあるそうで、壁際に用意してあるのを見せてくれました。まだ手付かず状態の料理、この後ツアー客とか来るのかな。うーん750Rs…元とった気分になるほど食べられないだろうし、食べ過ぎると山登りきついし、出来合いのカレーは私にとっては辛すぎると思うのでメニューから注文することにしました。メニュー見るとやっぱり高い!けど昨日の川沿いのレストランと比べると半額くらいかな…。

    ミックスフルーツジュース(250Rs≒188円)は、20種類近くのフルーツから好きなのを3つ選べました。えええどれにしよう…どんなのか知らないフルーツやそもそも読み方が分からない物もあって迷いながら、パッションフルーツ、マンゴー、ライムでオーダー。

    運ばれてきたジュースはライムが強くて酸っぱい!でもビタミンCめっちゃ摂れてる気分だからOK。

  • それとチーズサンドイッチ(450Rs≒338円)を。スリランカ料理…。<br /><br />トーストしたパンにとろけたチーズ、薄切りのトマトと玉ねぎが挟まれています。これがポテトも揚げたてでめちゃウマ!!値段のわりにボリュームが多すぎないのも丁度いい。美味しいせいかハエが盛んに寄ってくるので大急ぎで完食。<br /><br />会計時にスタッフにアルファベットが書かれた紙を渡され、これを日本語で書いてほしいと頼まれました。よく分からないまま発音を聞いてその通り「カンチャナ」と書いたら、嬉しそうに「これをタトゥーにするんだ」と言う。マジで?!アルファベットは本人の名前だったらしい。

    それとチーズサンドイッチ(450Rs≒338円)を。スリランカ料理…。

    トーストしたパンにとろけたチーズ、薄切りのトマトと玉ねぎが挟まれています。これがポテトも揚げたてでめちゃウマ!!値段のわりにボリュームが多すぎないのも丁度いい。美味しいせいかハエが盛んに寄ってくるので大急ぎで完食。

    会計時にスタッフにアルファベットが書かれた紙を渡され、これを日本語で書いてほしいと頼まれました。よく分からないまま発音を聞いてその通り「カンチャナ」と書いたら、嬉しそうに「これをタトゥーにするんだ」と言う。マジで?!アルファベットは本人の名前だったらしい。

  • 何はともあれ石窟寺院へ。ケーブテンプルではなくゴールデンテンプルが正式名称なだけあって、あちこちキラキラしています。<br /><br />山を登る前にバックパックを預けたい。荷物預り所とかあるのかなあ…。<br />この写真から見て右背後の方に、ポストが立っている建物があります。入口から顔を出している男性が微笑みかけてくれたので「この建物は郵便局ですか」と尋ねると、ポストがあるだけで違うそう。荷物を預けられる場所が無いかを尋ねると、BOOK SHOPで預かってくれるよと方向を指差してくれました。えっ本屋?

    何はともあれ石窟寺院へ。ケーブテンプルではなくゴールデンテンプルが正式名称なだけあって、あちこちキラキラしています。

    山を登る前にバックパックを預けたい。荷物預り所とかあるのかなあ…。
    この写真から見て右背後の方に、ポストが立っている建物があります。入口から顔を出している男性が微笑みかけてくれたので「この建物は郵便局ですか」と尋ねると、ポストがあるだけで違うそう。荷物を預けられる場所が無いかを尋ねると、BOOK SHOPで預かってくれるよと方向を指差してくれました。えっ本屋?

  • 教えて貰った方向へ。あちこちに盆栽のように剪定された花があってとても綺麗です。

    教えて貰った方向へ。あちこちに盆栽のように剪定された花があってとても綺麗です。

  • なんだこりゃあ…ビジュアルが凄い。仏像もだけど、入口の顔!ベランダに蓮の花の装飾もあって超ド派手。この建物は仏教博物館。

    イチオシ

    なんだこりゃあ…ビジュアルが凄い。仏像もだけど、入口の顔!ベランダに蓮の花の装飾もあって超ド派手。この建物は仏教博物館。

  • その左手にあった凄く綺麗な庭のある建物。BOOK SHOP…じゃないよなあ。何の建物か書いてないし、犬が行く手を塞いでいるのでここまで。

    その左手にあった凄く綺麗な庭のある建物。BOOK SHOP…じゃないよなあ。何の建物か書いてないし、犬が行く手を塞いでいるのでここまで。

  • そしてチケット売り場はどこだ?左の青いブースは寄付受付所と書いてあるし無人。<br />この建物の裏にトイレがありましが、使用料100Rsもするので入らずに引き返しました。高い入場料取るのにトイレが有料でしかもそんな高額とは…?

    そしてチケット売り場はどこだ?左の青いブースは寄付受付所と書いてあるし無人。
    この建物の裏にトイレがありましが、使用料100Rsもするので入らずに引き返しました。高い入場料取るのにトイレが有料でしかもそんな高額とは…?

  • 歩き方によるとチケット売り場はこの辺りにあって、チケットを買わないまま山を登っても石窟寺院に入れないらしい。それは絶対嫌だ。<br />写真手前の入口は鍵が掛かっていました。

    歩き方によるとチケット売り場はこの辺りにあって、チケットを買わないまま山を登っても石窟寺院に入れないらしい。それは絶対嫌だ。
    写真手前の入口は鍵が掛かっていました。

  • その反対側の入口がBOOK SHOPでした!本屋というかガイドブックや資料を置いている様子。入って右手の方に女性スタッフがいて、部屋に旅行者の荷物がいくつも置いてありました。預け代は100Rs(約75円)。本来そういう役割でない所に無理に頼んで預かって貰うのではなく、有料のちゃんとした預り所で一安心。

    その反対側の入口がBOOK SHOPでした!本屋というかガイドブックや資料を置いている様子。入って右手の方に女性スタッフがいて、部屋に旅行者の荷物がいくつも置いてありました。預け代は100Rs(約75円)。本来そういう役割でない所に無理に頼んで預かって貰うのではなく、有料のちゃんとした預り所で一安心。

  • 博物館のチケット売り場や外国人観光客を連れているガイドに石窟寺院のチケット売り場の場所を尋ねて歩きましたが、チケットは不要だよ、とにかく登るといいよと言われる。うーん、チケット不要なのはスリランカ人だけじゃないの?よく分からないけどとにかく下にはないらしい。無駄足になったら嫌だけど登ろう。<br /><br />結局上にもチケット売り場はありませんでした。歩き方には入場料1,500Rsと書いてあるけど、信じられないことにいつの間にか入場無料になったようです。上でも何人かに聞きましたがとにかく無料でした。

    博物館のチケット売り場や外国人観光客を連れているガイドに石窟寺院のチケット売り場の場所を尋ねて歩きましたが、チケットは不要だよ、とにかく登るといいよと言われる。うーん、チケット不要なのはスリランカ人だけじゃないの?よく分からないけどとにかく下にはないらしい。無駄足になったら嫌だけど登ろう。

    結局上にもチケット売り場はありませんでした。歩き方には入場料1,500Rsと書いてあるけど、信じられないことにいつの間にか入場無料になったようです。上でも何人かに聞きましたがとにかく無料でした。

  • どこまで続くのか分からない階段と坂を上ります。そこそこ厚めに曇っていて日差しが無いのが救いでした。

    どこまで続くのか分からない階段と坂を上ります。そこそこ厚めに曇っていて日差しが無いのが救いでした。

  • 基本階段ですが、岩肌そのものな所も。雨が降ったら滑るかも。

    基本階段ですが、岩肌そのものな所も。雨が降ったら滑るかも。

  • 途中にはお供えの花やカットマンゴー、土産物を売る人達がいました。

    途中にはお供えの花やカットマンゴー、土産物を売る人達がいました。

  • 仲良さげに寄り添う猿の親子。尻尾も仲良く同じ方向を向いてる。

    仲良さげに寄り添う猿の親子。尻尾も仲良く同じ方向を向いてる。

  • こちらは一家総出でお父さんのノミ取り。

    こちらは一家総出でお父さんのノミ取り。

  • ヒーヒー言いながら登っているうちに、これはビューポイントへの道であって寺院には行けないのでは?という懸念が湧いてきました。途中で分岐があったし、洞窟って山のてっぺんよりは下の方にありそうなイメージだから…。<br />途中で声を掛けてきたアクセサリー売りの男性に尋ねると、この道で合ってる、楽な方の道だよと言う。マジで~?!この分岐は右の階段を登るよう勧められました。シーギリヤロックが見えるそう。<br /><br />「ここで待ってるから、戻ってきたら商品を見てね。見るだけ、見るだけ」と言う男性。うーん、私に期待しても無駄だと思うけど…物欲が薄いから土産物って殆ど買わないんだよなあ。

    ヒーヒー言いながら登っているうちに、これはビューポイントへの道であって寺院には行けないのでは?という懸念が湧いてきました。途中で分岐があったし、洞窟って山のてっぺんよりは下の方にありそうなイメージだから…。
    途中で声を掛けてきたアクセサリー売りの男性に尋ねると、この道で合ってる、楽な方の道だよと言う。マジで~?!この分岐は右の階段を登るよう勧められました。シーギリヤロックが見えるそう。

    「ここで待ってるから、戻ってきたら商品を見てね。見るだけ、見るだけ」と言う男性。うーん、私に期待しても無駄だと思うけど…物欲が薄いから土産物って殆ど買わないんだよなあ。

  • 登った所からの景色は確かに良かった。岩に座り込んで滝のように流れる汗を拭い、息を整える。

    登った所からの景色は確かに良かった。岩に座り込んで滝のように流れる汗を拭い、息を整える。

  • 遠くにうっすらシーギリヤロックが見えました。画面左の方、見えますかね?

    遠くにうっすらシーギリヤロックが見えました。画面左の方、見えますかね?

  • しかし光の加減か、ズームするとデジカメの画面上では全く見えなくなってしまいました。地平線と空の境目が判別できない。<br />見えないまま、手前のあの木の真上の辺り…とほぼ当てずっぽうで撮ったら、ギリギリ見切れず画面上の方になんとか写せた。

    しかし光の加減か、ズームするとデジカメの画面上では全く見えなくなってしまいました。地平線と空の境目が判別できない。
    見えないまま、手前のあの木の真上の辺り…とほぼ当てずっぽうで撮ったら、ギリギリ見切れず画面上の方になんとか写せた。

  • さらに階段は続いているんだけど、てっぺんまでは行かなくていいかと思い引き返しました。するとさっきの土産物屋に「早いな?!」とびっくりされる。なんとこの階段の先はビューポイントじゃなくて、石窟寺院だそう。マジで~?!!

    さらに階段は続いているんだけど、てっぺんまでは行かなくていいかと思い引き返しました。するとさっきの土産物屋に「早いな?!」とびっくりされる。なんとこの階段の先はビューポイントじゃなくて、石窟寺院だそう。マジで~?!!

  • こいつはダメだ、1人では辿り着けない奴だと思われたか今度は一緒に階段を上って寺院の入口まで送ってくれました。すまないねえ。

    こいつはダメだ、1人では辿り着けない奴だと思われたか今度は一緒に階段を上って寺院の入口まで送ってくれました。すまないねえ。

  • 寺院の入口で靴を預け、裸足になります。25Rs(約19円)、後払い。

    寺院の入口で靴を預け、裸足になります。25Rs(約19円)、後払い。

  • 入口のこの建物は元々チケットチェックだったんじゃないかと思うけど、今は仏教徒向けのグッズ?売り場でした。

    入口のこの建物は元々チケットチェックだったんじゃないかと思うけど、今は仏教徒向けのグッズ?売り場でした。

  • 建物を出た所から。わあ~…!庇のように抉れた岩の下に白い建物が延びています。

    建物を出た所から。わあ~…!庇のように抉れた岩の下に白い建物が延びています。

  • ダンブッラの石窟寺院は第1窟から第5窟まで。全部見てからあれ?4つしか入口がなかったぞと思っていたら、一番手前のこの建物を石窟寺院だと思わず入口だけ見てスルーしてしまっていました。よく見ると建物の上に岩がせり出しています。

    ダンブッラの石窟寺院は第1窟から第5窟まで。全部見てからあれ?4つしか入口がなかったぞと思っていたら、一番手前のこの建物を石窟寺院だと思わず入口だけ見てスルーしてしまっていました。よく見ると建物の上に岩がせり出しています。

  • 他の4つの入口はこんな感じ。<br /><br />ダンブッラの石窟寺院は、紀元前3世紀の時点で既に大規模で重要な僧院として機能していたという歴史ある施設です。僧院から寺院に転換したのは紀元前1世紀のこと。<br />僧院と寺院の違いが分からず調べてみました。キリスト教で言えば修道院が僧院、教会が寺院のような感じなのかな。

    他の4つの入口はこんな感じ。

    ダンブッラの石窟寺院は、紀元前3世紀の時点で既に大規模で重要な僧院として機能していたという歴史ある施設です。僧院から寺院に転換したのは紀元前1世紀のこと。
    僧院と寺院の違いが分からず調べてみました。キリスト教で言えば修道院が僧院、教会が寺院のような感じなのかな。

  • 石窟の大部分はアヌラーダプラ時代(紀元前1世紀-993年)、ポロンナルワ時代(1073年-1250年)に建設されたそうです。

    石窟の大部分はアヌラーダプラ時代(紀元前1世紀-993年)、ポロンナルワ時代(1073年-1250年)に建設されたそうです。

  • 洞窟の中は外より涼しく、床もひんやりしていました。ツルツルしていて裸足に心地良い、石のタイルの床。

    洞窟の中は外より涼しく、床もひんやりしていました。ツルツルしていて裸足に心地良い、石のタイルの床。

  • 壁際に仏像が並び、壁や天井に絵が描かれています。

    壁際に仏像が並び、壁や天井に絵が描かれています。

  • 天井に水の染み!ということはここは第2窟だ。<br /><br />これがダンブッラの語源。ダンブッラとは「水の湧き出る岩」という意味で、水が染み出るのは第2窟だけ。この水はどこから出ているのか分からず、水が落ちる所に置いてある壺の中の水は、絶えず水が落ちているのに増えも減りもしないらしい。この不思議な聖なる水は寺の宝とされ、重要な儀式の際に僧が飲むとのこと。<br /><br />天井の水を受ける壺は、2枚上の写真左の金網の中にあったようです。

    天井に水の染み!ということはここは第2窟だ。

    これがダンブッラの語源。ダンブッラとは「水の湧き出る岩」という意味で、水が染み出るのは第2窟だけ。この水はどこから出ているのか分からず、水が落ちる所に置いてある壺の中の水は、絶えず水が落ちているのに増えも減りもしないらしい。この不思議な聖なる水は寺の宝とされ、重要な儀式の際に僧が飲むとのこと。

    天井の水を受ける壺は、2枚上の写真左の金網の中にあったようです。

  • よく見ると仏像の後ろにも空間があり、壁画がびっしりと描かれています。<br />全ての洞窟は岩を削って作られたのではなく、天然の洞窟だそう。

    イチオシ

    よく見ると仏像の後ろにも空間があり、壁画がびっしりと描かれています。
    全ての洞窟は岩を削って作られたのではなく、天然の洞窟だそう。

  • お香の煤で汚れてしまうため、壁画は幾度となく修復されてきたそうです。

    お香の煤で汚れてしまうため、壁画は幾度となく修復されてきたそうです。

  • 第2窟は5つの石窟寺院の中で最大。幅52m、奥行き25m、高さは入り口付近が6mで、奥に行くほど低くなっています。

    第2窟は5つの石窟寺院の中で最大。幅52m、奥行き25m、高さは入り口付近が6mで、奥に行くほど低くなっています。

  • 第2窟の中には56体の仏像が安置されています。

    第2窟の中には56体の仏像が安置されています。

  • 第2~5窟までの入口は回廊で繋がっています。

    第2~5窟までの入口は回廊で繋がっています。

  • 大小様々な立像、座像、涅槃像。5つの石窟に合わせて153の釈迦像、3つのスリランカ王の像、4つのヒンドゥー教の神像が祀られているそうです。

    イチオシ

    大小様々な立像、座像、涅槃像。5つの石窟に合わせて153の釈迦像、3つのスリランカ王の像、4つのヒンドゥー教の神像が祀られているそうです。

  • お供え物を乗せる台であって、ベンチではありません。

    お供え物を乗せる台であって、ベンチではありません。

  • どれかは分かりませんでしたが、観光客が掌の上に座って記念撮影したために法力が失われ、塗り直しをせざるを得なかった仏像があるそうです。本当その観光客バカじゃないの。こってり絞られて賠償請求されてるといいけど。

    どれかは分かりませんでしたが、観光客が掌の上に座って記念撮影したために法力が失われ、塗り直しをせざるを得なかった仏像があるそうです。本当その観光客バカじゃないの。こってり絞られて賠償請求されてるといいけど。

  • 寺院の敷地内も石畳で整備されている所と、岩肌が剥き出しの所がありました。

    寺院の敷地内も石畳で整備されている所と、岩肌が剥き出しの所がありました。

  • 真っ直ぐ延びる回廊。

    真っ直ぐ延びる回廊。

  • 混んでいるので入らなったここが第1窟。内部には足の裏が赤く染められた14mの涅槃像があるそう。足の裏が赤いのは、釈迦が赤土のスリランカに来たことを表しているとも、紀元前5世紀にヴィジャヤ王(初代シンハラ王朝の王、北インドから移住してきた彼と彼らの従者がシンハラ人のルーツ)がインドから到着した際に掌が真っ赤だったことに由来しているとも言われているそうです。<br /><br />というのは今調べて知りましたが、スリランカの赤土は特徴的だったので滞在中興味深く見ていました。この前日に雨上がりのキャンディを歩き、工事現場の土がぬかるんでいて私のスニーカーも赤く染まりました。

    混んでいるので入らなったここが第1窟。内部には足の裏が赤く染められた14mの涅槃像があるそう。足の裏が赤いのは、釈迦が赤土のスリランカに来たことを表しているとも、紀元前5世紀にヴィジャヤ王(初代シンハラ王朝の王、北インドから移住してきた彼と彼らの従者がシンハラ人のルーツ)がインドから到着した際に掌が真っ赤だったことに由来しているとも言われているそうです。

    というのは今調べて知りましたが、スリランカの赤土は特徴的だったので滞在中興味深く見ていました。この前日に雨上がりのキャンディを歩き、工事現場の土がぬかるんでいて私のスニーカーも赤く染まりました。

  • 40分程見て廻って、寺院を後にしました。

    イチオシ

    40分程見て廻って、寺院を後にしました。

  • 案の定というか当然なんだけど、帰り道でさっきの土産物売りの男性に盛んに商品をアピールされる。ムーンストーンやローズクォーツのネックレスを勧められ、1,500Rsから始まり要らないと言うと1,000Rs、2つで1,500Rs、1つで500Rsとどんどん言い値が下がっていきました。いやー要らないんだけど…でもこの人には本当にお世話になったからせめてチップくらいは払いたい気持ちはある。ある意味物欲との闘い(抑える方じゃなく、沸かせる方の)。悩みながら坂を下りました。

    案の定というか当然なんだけど、帰り道でさっきの土産物売りの男性に盛んに商品をアピールされる。ムーンストーンやローズクォーツのネックレスを勧められ、1,500Rsから始まり要らないと言うと1,000Rs、2つで1,500Rs、1つで500Rsとどんどん言い値が下がっていきました。いやー要らないんだけど…でもこの人には本当にお世話になったからせめてチップくらいは払いたい気持ちはある。ある意味物欲との闘い(抑える方じゃなく、沸かせる方の)。悩みながら坂を下りました。

  • 感謝の気持ちがあるので断り切れず、木陰に座り込んで商品を見せて貰いました。おすすめのローズクォーツのネックレスのチェーンや台座は銀だそう。本当かなあ。男性は石が本物なことをアピールするために、ライターを出して石を炙り始めました。ああ、私が買うかもしれない物なんだからそんな事しないで欲しい…まあ全く無傷でしたけど。<br />男性は「暑い」「寒い」くらいの日本語は話します。暑さで参っている私が石を持って眺めながら「熱いな」と当たり前のことをぼやいたら、笑って「そりゃ火で炙ったからね」と律儀に返してくれました。「暑い」と「熱い」の違いもマスターしているらしい。

    感謝の気持ちがあるので断り切れず、木陰に座り込んで商品を見せて貰いました。おすすめのローズクォーツのネックレスのチェーンや台座は銀だそう。本当かなあ。男性は石が本物なことをアピールするために、ライターを出して石を炙り始めました。ああ、私が買うかもしれない物なんだからそんな事しないで欲しい…まあ全く無傷でしたけど。
    男性は「暑い」「寒い」くらいの日本語は話します。暑さで参っている私が石を持って眺めながら「熱いな」と当たり前のことをぼやいたら、笑って「そりゃ火で炙ったからね」と律儀に返してくれました。「暑い」と「熱い」の違いもマスターしているらしい。

  • というかこの辺りはローズクォーツの産地で、登山できるサイズのローズクォーツの山があったりするくらいなので石は本物でしょう。むしろプラスチックを用意して加工する方がお金かかりそう。こんな風に、座っている所のすぐ下にも原石がゴロッと置かれていました。<br /><br />考えてみると石窟寺院が入場無料になってお金が浮いているので、代わりにお世話になった人からお土産を買うのも悪くない。ネックレスはよく見ると可愛くて普段使いできそうだし。充分だと思ったので更には値切らず、最終的な言い値の500Rs(約375円)で購入しました。<br /><br />今になって思うとこの辺りの原石の小さいのも買えば良かったな。石好きなんだ。石でも貝でもどんぐりでも、とにかくコロッとした物が。まあ買うより自分で見つけて拾う方がもっと楽しいんですけどね。

    というかこの辺りはローズクォーツの産地で、登山できるサイズのローズクォーツの山があったりするくらいなので石は本物でしょう。むしろプラスチックを用意して加工する方がお金かかりそう。こんな風に、座っている所のすぐ下にも原石がゴロッと置かれていました。

    考えてみると石窟寺院が入場無料になってお金が浮いているので、代わりにお世話になった人からお土産を買うのも悪くない。ネックレスはよく見ると可愛くて普段使いできそうだし。充分だと思ったので更には値切らず、最終的な言い値の500Rs(約375円)で購入しました。

    今になって思うとこの辺りの原石の小さいのも買えば良かったな。石好きなんだ。石でも貝でもどんぐりでも、とにかくコロッとした物が。まあ買うより自分で見つけて拾う方がもっと楽しいんですけどね。

  • 男性と別れて階段を下っていると、大仏の後ろ姿が見えました。

    男性と別れて階段を下っていると、大仏の後ろ姿が見えました。

  • なんと座椅子に座ってるみたい。肘の黒いのはもしや、蜂の巣。

    なんと座椅子に座ってるみたい。肘の黒いのはもしや、蜂の巣。

  • 石窟寺院への階段は博物館の建物の左手にありますが、右手にもこのように階段があります。登っていないのでどこに繋がっているかは分かりません。

    石窟寺院への階段は博物館の建物の左手にありますが、右手にもこのように階段があります。登っていないのでどこに繋がっているかは分かりません。

  • 預けていた荷物を引き取り、寺院の前の道に向かって歩いていると、出る前から迎え撃たれる形でトゥクトゥクドライバーに声を掛けられました。150Rs(約113円)で途中にある郵便局に寄ってからバスステーションに行って貰う。<br /><br />郵便局で25Rs(約19円)の切手をゲット。日本までポストカードを送る切手の値段としては、世界でもかなり安い方だと思う。この後ポストカードが手に入らなくて結局投函出来ませんでしたが…。<br /><br />運転手はスパイスガーデンやアーユルヴェーダに行くツアーをしつこく勧めてきましたが、断る。歩き方にも割と厄介だと書いてある通り、ダンブッラのトゥクトゥクドライバーは皆こんな感じのようです。

    預けていた荷物を引き取り、寺院の前の道に向かって歩いていると、出る前から迎え撃たれる形でトゥクトゥクドライバーに声を掛けられました。150Rs(約113円)で途中にある郵便局に寄ってからバスステーションに行って貰う。

    郵便局で25Rs(約19円)の切手をゲット。日本までポストカードを送る切手の値段としては、世界でもかなり安い方だと思う。この後ポストカードが手に入らなくて結局投函出来ませんでしたが…。

    運転手はスパイスガーデンやアーユルヴェーダに行くツアーをしつこく勧めてきましたが、断る。歩き方にも割と厄介だと書いてある通り、ダンブッラのトゥクトゥクドライバーは皆こんな感じのようです。

  • バスステーションの前で降りると、別のトゥクトゥクドライバー?通行人?に声を掛けられる。定番のどこから来たの~から始まりこれからバスでシーギリヤに行くと言うと、バスステーションまで行かなくてもここ(幹線道路沿い)からバスに乗れるよと教えてくれました。そうなんだ、でもバスステーションに行きたいからと言うと笑顔で手を振って見送ってくれました。<br />ちなみに地元の人の定番の質問は、どこから来たのか、スリランカには何日いるのか(4泊と言うと毎回「短っ!」とびっくりされる)、どの街を廻るのかでした。行くのはキャンディ、ダンブッラ、シーギリヤ、コロンボだけだと言うと、大抵の人が「もっと他にも良い所があるのに」というリアクションでした。でしょうね、でも時間がないんだと言うと、たった4泊しかないと分かっているので「そうだろうなあ」と同情(?)されました。スリランカの人は、私が話した限りではアヌラーダプラ(最初の王朝)やポロンナルワ(その次、黄金時代)の遺跡に誇りを持っている印象でした。<br /><br />大きくてお店が沢山あるダンブッラバスステーション。あちこちにある『←Toilet』という案内に従ってうろうろ。トイレの使用料は10Rs(約8円)。当然ながら地元の人向けの紙の代わりに水を使うタイプで、特に綺麗ではありませんが臭いは無いので全然OK。

    バスステーションの前で降りると、別のトゥクトゥクドライバー?通行人?に声を掛けられる。定番のどこから来たの~から始まりこれからバスでシーギリヤに行くと言うと、バスステーションまで行かなくてもここ(幹線道路沿い)からバスに乗れるよと教えてくれました。そうなんだ、でもバスステーションに行きたいからと言うと笑顔で手を振って見送ってくれました。
    ちなみに地元の人の定番の質問は、どこから来たのか、スリランカには何日いるのか(4泊と言うと毎回「短っ!」とびっくりされる)、どの街を廻るのかでした。行くのはキャンディ、ダンブッラ、シーギリヤ、コロンボだけだと言うと、大抵の人が「もっと他にも良い所があるのに」というリアクションでした。でしょうね、でも時間がないんだと言うと、たった4泊しかないと分かっているので「そうだろうなあ」と同情(?)されました。スリランカの人は、私が話した限りではアヌラーダプラ(最初の王朝)やポロンナルワ(その次、黄金時代)の遺跡に誇りを持っている印象でした。

    大きくてお店が沢山あるダンブッラバスステーション。あちこちにある『←Toilet』という案内に従ってうろうろ。トイレの使用料は10Rs(約8円)。当然ながら地元の人向けの紙の代わりに水を使うタイプで、特に綺麗ではありませんが臭いは無いので全然OK。

  • 山登りで汗を掻きまくってすっかり喉が渇きました。売店でファンタ(50Rs≒38円)を購入。

    山登りで汗を掻きまくってすっかり喉が渇きました。売店でファンタ(50Rs≒38円)を購入。

  • 色とパッケージで勝手にマンゴー味かと思ったら、これもクリームソーダ味!昨日飲んだメーカーのは黄緑色に着色されていたけど、クリームソーダのイメージカラーというものは無いんだろうか。<br />これも昨日のと同じく微炭酸で美味しい。殆ど一気飲みして、同じ売店で今度は水(50Rs≒38円)を買いました。20Rs札3枚で払ったら10Rsコインのお釣りが無く、代わりにチョコレートをくれました。全然OK。

    色とパッケージで勝手にマンゴー味かと思ったら、これもクリームソーダ味!昨日飲んだメーカーのは黄緑色に着色されていたけど、クリームソーダのイメージカラーというものは無いんだろうか。
    これも昨日のと同じく微炭酸で美味しい。殆ど一気飲みして、同じ売店で今度は水(50Rs≒38円)を買いました。20Rs札3枚で払ったら10Rsコインのお釣りが無く、代わりにチョコレートをくれました。全然OK。

  • だってスリランカの暑さで溶けないチョコって興味深いじゃないですか。帰国してから食べましたが、パッケージを剥くと中にスポーツカーの写真のカードが入っていました。いかにも地元の子供向けの商品で良いねえ。<br />色は普通のミルクチョコレートなのに味と香りはストロベリーで、脂っぽくなかなか口の中で溶けませんでした。なるほど、これなら暑くても溶けない。20年くらい前の駄菓子はこういう食感のチョコが結構あったと思う。味はそんなに美味しい訳じゃなくて甘さが強いけど、まあ普通です。<br /><br />右は例のローズクォーツのネックレス。

    だってスリランカの暑さで溶けないチョコって興味深いじゃないですか。帰国してから食べましたが、パッケージを剥くと中にスポーツカーの写真のカードが入っていました。いかにも地元の子供向けの商品で良いねえ。
    色は普通のミルクチョコレートなのに味と香りはストロベリーで、脂っぽくなかなか口の中で溶けませんでした。なるほど、これなら暑くても溶けない。20年くらい前の駄菓子はこういう食感のチョコが結構あったと思う。味はそんなに美味しい訳じゃなくて甘さが強いけど、まあ普通です。

    右は例のローズクォーツのネックレス。

  • 4枚上の写真右の壁には行き先が書いてあり、シーギリヤと書かれた乗り場に入ってきたバスに乗車。今旅唯一、人にバスの行き先を尋ねずに乗り込めました。<br /><br />スリランカのバスは奥に見えているような赤いノーマルバスが国営で、白いのは民営です。インターシティバスも民営。路線も運賃も殆ど変わらないのでどっちに乗っても構わないんですが、改めて思い返してみると私が乗ったのは偶然にも1つ残らず民営バスでした。

    4枚上の写真右の壁には行き先が書いてあり、シーギリヤと書かれた乗り場に入ってきたバスに乗車。今旅唯一、人にバスの行き先を尋ねずに乗り込めました。

    スリランカのバスは奥に見えているような赤いノーマルバスが国営で、白いのは民営です。インターシティバスも民営。路線も運賃も殆ど変わらないのでどっちに乗っても構わないんですが、改めて思い返してみると私が乗ったのは偶然にも1つ残らず民営バスでした。

  • 発車まで15分程待ちました。スリランカにも空いているバスというものが存在するんだなあと思っていたら、大通りに出てすぐのバス停で大勢乗り込んできて一気に乗車率100%超に。やっぱりかい!バスステーションから乗って正解だった。しかもそのバス停でも長いこと停車する。<br /><br />シーギリヤまでの運賃は40Rs(約30円)。

    発車まで15分程待ちました。スリランカにも空いているバスというものが存在するんだなあと思っていたら、大通りに出てすぐのバス停で大勢乗り込んできて一気に乗車率100%超に。やっぱりかい!バスステーションから乗って正解だった。しかもそのバス停でも長いこと停車する。

    シーギリヤまでの運賃は40Rs(約30円)。

  • バスが走り出して少ししたら、急に窓を開けていられないくらいの土砂降りが。石窟寺院の辺りで降られなくてラッキーだなあと思っていたら、ほんの5分程で止みました。

    バスが走り出して少ししたら、急に窓を開けていられないくらいの土砂降りが。石窟寺院の辺りで降られなくてラッキーだなあと思っていたら、ほんの5分程で止みました。

  • シーギリヤのバスステーションまでの道沿いにはゲストハウスが沢山ありました。MAPS.MEを見ながらバスに乗っていたので、私が予約している宿の方に延びているらしい脇道も見つけていたんですが、その辺りのバス停で降りてもトゥクトゥクを捕まえられなさそうだったので終点まで行ってしまいました。

    シーギリヤのバスステーションまでの道沿いにはゲストハウスが沢山ありました。MAPS.MEを見ながらバスに乗っていたので、私が予約している宿の方に延びているらしい脇道も見つけていたんですが、その辺りのバス停で降りてもトゥクトゥクを捕まえられなさそうだったので終点まで行ってしまいました。

  • 下車した所の目の前に象が繋がれていました。シーギリヤでのエレファントライドは人気のアクティビティらしい。<br />背中に観光客を乗せて歩き回る以外はこうして鎖に繋がれているこの象と比べると、ピンナワラの孤児園の象はやっぱり凄く幸せだと思う。

    下車した所の目の前に象が繋がれていました。シーギリヤでのエレファントライドは人気のアクティビティらしい。
    背中に観光客を乗せて歩き回る以外はこうして鎖に繋がれているこの象と比べると、ピンナワラの孤児園の象はやっぱり凄く幸せだと思う。

  • バスステーションからシーギリヤロックはこの角度。地図だと近く見えるけど結構遠い。私が予約してる宿はまあ大体ここからロックを突っ切って同じくらい離れた辺りなんだよな。

    バスステーションからシーギリヤロックはこの角度。地図だと近く見えるけど結構遠い。私が予約してる宿はまあ大体ここからロックを突っ切って同じくらい離れた辺りなんだよな。

  • 声を掛けてきたトゥクトゥクドライバーに宿の名前を告げると、知らないそう。バウチャーを見せると宿に電話して位置を確認してくれました。300Rs(約225円)で宿まで。高いけどまあ、距離があるから仕方ない。<br /><br />さっきバスの車窓から見つけていた脇道に入ると、舗装されていないデコボコの細い道に出ました。長い道の両脇には高く草が生い茂っていて、こんな所を1人で歩いていて野生の象に遭遇したらえらいこっちゃ。シーギリヤのジャングルには野生の象が棲んでいるので、日没から夜明けまでは外出禁止になると聞いていました。しかし後から地元の人に聞いたところによると、地元の人と一緒なら象の接近に気付けるから大丈夫らしい。何も知らない外国人観光客がうろうろして象を刺激すると危険なんでしょう。<br />宿の手前には大きな仏像が立ったお寺がありました。後で見に来よう。

    声を掛けてきたトゥクトゥクドライバーに宿の名前を告げると、知らないそう。バウチャーを見せると宿に電話して位置を確認してくれました。300Rs(約225円)で宿まで。高いけどまあ、距離があるから仕方ない。

    さっきバスの車窓から見つけていた脇道に入ると、舗装されていないデコボコの細い道に出ました。長い道の両脇には高く草が生い茂っていて、こんな所を1人で歩いていて野生の象に遭遇したらえらいこっちゃ。シーギリヤのジャングルには野生の象が棲んでいるので、日没から夜明けまでは外出禁止になると聞いていました。しかし後から地元の人に聞いたところによると、地元の人と一緒なら象の接近に気付けるから大丈夫らしい。何も知らない外国人観光客がうろうろして象を刺激すると危険なんでしょう。
    宿の手前には大きな仏像が立ったお寺がありました。後で見に来よう。

  • かなり寂しい所にあるシンハギリヴィラ。宿がある通りは宿泊客や近所の民家の人しか通らなそうな雰囲気で、人気が無い。

    かなり寂しい所にあるシンハギリヴィラ。宿がある通りは宿泊客や近所の民家の人しか通らなそうな雰囲気で、人気が無い。

  • ウェルカムドリンクでコーラを出してくれました。チェックイン時に「ここで夕食を食べられますか」と尋ねると、メニューを持って来てくれました。ドリンク合わせて100種類近くあるメニューは沢山のスリランカ料理と少しの洋食。おそらく注文が入ってから材料を買いに行ってくれるのではないかと思う。お酒はメニューにありませんでした。<br /><br />19時に、スリランカライス&カリー(650Rs≒488円)とマンゴージュース(300Rs≒225円)を予約。カリーは辛くしないで、チリパウダー抜きでと念を押しました。<br />オーナーの説明をよく理解しきれなかったけど「チキンは好き?」と言うのでお願いしたら、追加料金200Rs(約150円)でした。翌朝清算した時に知った。

    ウェルカムドリンクでコーラを出してくれました。チェックイン時に「ここで夕食を食べられますか」と尋ねると、メニューを持って来てくれました。ドリンク合わせて100種類近くあるメニューは沢山のスリランカ料理と少しの洋食。おそらく注文が入ってから材料を買いに行ってくれるのではないかと思う。お酒はメニューにありませんでした。

    19時に、スリランカライス&カリー(650Rs≒488円)とマンゴージュース(300Rs≒225円)を予約。カリーは辛くしないで、チリパウダー抜きでと念を押しました。
    オーナーの説明をよく理解しきれなかったけど「チキンは好き?」と言うのでお願いしたら、追加料金200Rs(約150円)でした。翌朝清算した時に知った。

  • シンハギリヴィラは広い敷地に3棟の建物が建っています。夜は敷地内が真っ暗になりそう。真ん中の建物は建築中で、私が泊まるのは3棟目のこちら。

    シンハギリヴィラは広い敷地に3棟の建物が建っています。夜は敷地内が真っ暗になりそう。真ん中の建物は建築中で、私が泊まるのは3棟目のこちら。

  • コンクリートの箱のような部屋は広くて天井が高くてとっても綺麗!Hotels.comで予約して、1泊朝食バストイレAC付きで3,323円。エアコンがあると思ってなかった、良かった!チェックイン時に「部屋の準備をするから少し待って」と言われましたが、エアコンを付けてくれていました。あ~快適!<br /><br />蚊帳付きのベッドなんて初めて!テンション上がる。でも時期じゃないのか蚊なんて全然いないのになあと思っていましたが、この蚊帳の真の役割をこの後理解することになります。

    コンクリートの箱のような部屋は広くて天井が高くてとっても綺麗!Hotels.comで予約して、1泊朝食バストイレAC付きで3,323円。エアコンがあると思ってなかった、良かった!チェックイン時に「部屋の準備をするから少し待って」と言われましたが、エアコンを付けてくれていました。あ~快適!

    蚊帳付きのベッドなんて初めて!テンション上がる。でも時期じゃないのか蚊なんて全然いないのになあと思っていましたが、この蚊帳の真の役割をこの後理解することになります。

  • シャワーも広くて清潔。お湯がたっぷり出ます。

    シャワーも広くて清潔。お湯がたっぷり出ます。

  • 宿の敷地内から例の仏像が見えました。本当に近所。

    宿の敷地内から例の仏像が見えました。本当に近所。

  • 近所の散策に出掛けよう。出がけにオーナーが「ブッダテンプルに行くのかい?」と見送ってくれました。<br /><br />道に出てすぐ目に入った、蟻塚のようなもの。あちこちにあります。これらが翌朝珍現象を引き起こすことになるとは、この時は知る由もありませんでした。

    近所の散策に出掛けよう。出がけにオーナーが「ブッダテンプルに行くのかい?」と見送ってくれました。

    道に出てすぐ目に入った、蟻塚のようなもの。あちこちにあります。これらが翌朝珍現象を引き起こすことになるとは、この時は知る由もありませんでした。

  • 宿の前の道。シーギリヤロックはあっち。反対方向のブッダテンプルに行くつもりでしたが、シーギリヤロックを先に見たくなったので方向転換。

    宿の前の道。シーギリヤロックはあっち。反対方向のブッダテンプルに行くつもりでしたが、シーギリヤロックを先に見たくなったので方向転換。

  • 舗装した道に出ると、全然目立たないシンハギリヴィラの看板がありました。

    舗装した道に出ると、全然目立たないシンハギリヴィラの看板がありました。

  • そして目の前にシーギリヤロック!

    そして目の前にシーギリヤロック!

  • 間に遮る物なく眺めることが出来ました。よく見るとてっぺんに人の姿が。私は明日の朝行きます。<br /><br />結構距離があるように見えますが、宿の人は歩いて10分くらいだと言っていました。

    イチオシ

    間に遮る物なく眺めることが出来ました。よく見るとてっぺんに人の姿が。私は明日の朝行きます。

    結構距離があるように見えますが、宿の人は歩いて10分くらいだと言っていました。

  • ブラブラ歩いてブッダテンプルへ。

    ブラブラ歩いてブッダテンプルへ。

  • 入口にサンダルが沢山脱いでありました。やっぱり脱いで入るんだ。ここは観光地じゃないというか、MAPS.MEの地図には影も形も記載されていない場所。観光客がズカズカ上がり込むのもなあ…と思い、入口から見るだけにしておきました。

    入口にサンダルが沢山脱いでありました。やっぱり脱いで入るんだ。ここは観光地じゃないというか、MAPS.MEの地図には影も形も記載されていない場所。観光客がズカズカ上がり込むのもなあ…と思い、入口から見るだけにしておきました。

  • 代わりにブッダテンプルの向かいに見えた広場へ。

    代わりにブッダテンプルの向かいに見えた広場へ。

  • 人気が少なくガランとしています。バスが停まっているのでバスステーションでもあるのかもしれませんが、ここも地図には載っていません。<br /><br />超ローカルな場所ですが、通りすがりの人と目が合うと微笑みかけてくれました。どこに行っても外国人に対してアウェイ感を出さないのが、スリランカの人達の素晴らしい所だと思います。

    人気が少なくガランとしています。バスが停まっているのでバスステーションでもあるのかもしれませんが、ここも地図には載っていません。

    超ローカルな場所ですが、通りすがりの人と目が合うと微笑みかけてくれました。どこに行っても外国人に対してアウェイ感を出さないのが、スリランカの人達の素晴らしい所だと思います。

  • 広場の木には普通~にマンゴーが生っていました。良いねえ~。

    広場の木には普通~にマンゴーが生っていました。良いねえ~。

  • 誰が買いに来るのやら、土産物屋が並んでいます。もしかして今はたまたま人がいないだけで、ブッダテンプルに行くツアーバスの駐車場なのかなここは?上の写真に写っていたバスはもしかして路線バスじゃなくてツアーバス?ブッダテンプルの前にあったサンダルはツアー参加者の?靴じゃなくてサンダルだから海外からの観光客ではないだろうけど、国内からのツアーならあり得るかも。スリランカで国内旅行が盛んかは分からないけど、聖地巡礼ならあると思う。<br /><br />と思って写真をズームして見てみたら、手前の1台はスクールバスのようでした。奥のバスは乗客の姿が見えるからやっぱり路線バスっぽい。うーむ…ここがそもそも土産物屋じゃなくて近所の人向けの商店街なのかも。午前中はもっと野菜とか売ってたりして。<br /><br />旅先でのこういう疑問は大抵解消しませんが、あれやこれや想像するのは楽しい。

    誰が買いに来るのやら、土産物屋が並んでいます。もしかして今はたまたま人がいないだけで、ブッダテンプルに行くツアーバスの駐車場なのかなここは?上の写真に写っていたバスはもしかして路線バスじゃなくてツアーバス?ブッダテンプルの前にあったサンダルはツアー参加者の?靴じゃなくてサンダルだから海外からの観光客ではないだろうけど、国内からのツアーならあり得るかも。スリランカで国内旅行が盛んかは分からないけど、聖地巡礼ならあると思う。

    と思って写真をズームして見てみたら、手前の1台はスクールバスのようでした。奥のバスは乗客の姿が見えるからやっぱり路線バスっぽい。うーむ…ここがそもそも土産物屋じゃなくて近所の人向けの商店街なのかも。午前中はもっと野菜とか売ってたりして。

    旅先でのこういう疑問は大抵解消しませんが、あれやこれや想像するのは楽しい。

  • 左のお店で水を買いました。大きい水が80Rs(約60円)。

    左のお店で水を買いました。大きい水が80Rs(約60円)。

  • 宿に帰り、オーナーにWi-Fiのパスワードを教えて貰う。ついでに明日の朝にルーフトップから朝日を見ることを勧めてくれて、場所に案内してくれました。<br />案内されたのは建築中の2棟目の建物の屋上。数人のスタッフがコツコツと建築作業をしていました。

    宿に帰り、オーナーにWi-Fiのパスワードを教えて貰う。ついでに明日の朝にルーフトップから朝日を見ることを勧めてくれて、場所に案内してくれました。
    案内されたのは建築中の2棟目の建物の屋上。数人のスタッフがコツコツと建築作業をしていました。

  • レセプションやレストランがある本館の上にシーギリヤロックが見えました。朝日は丁度シーギリヤロックの方向から上ってくるそうで、オーナーがスマホで写真を見せてくれました。<br />日の出は6時頃だそう。まあ起きられたら見に来よう。<br /><br />オーナーに明日の朝食は何時にするか尋ねられました。朝食は7~9時の間だそう。シーギリヤロックに朝一で行って帰って来てから食べるつもりでしたが、シーギリヤロックのオープンは8時だと思い込んでいたけど実は7時、さらに観光して帰ってくるのに3時間はかかるそう。7~9時に朝食とか無理じゃない?と途方に暮れる。

    レセプションやレストランがある本館の上にシーギリヤロックが見えました。朝日は丁度シーギリヤロックの方向から上ってくるそうで、オーナーがスマホで写真を見せてくれました。
    日の出は6時頃だそう。まあ起きられたら見に来よう。

    オーナーに明日の朝食は何時にするか尋ねられました。朝食は7~9時の間だそう。シーギリヤロックに朝一で行って帰って来てから食べるつもりでしたが、シーギリヤロックのオープンは8時だと思い込んでいたけど実は7時、さらに観光して帰ってくるのに3時間はかかるそう。7~9時に朝食とか無理じゃない?と途方に暮れる。

  • 部屋に戻り、夕食まで2時間半くらいのんびりネットをして過ごしました。<br />蚊帳付きのベッドで快適に寛いでいたら、いつからいたのか蚊帳の外側にバカでっかいゲジゲジがくっ付いていることに気が付きました。ギャーッ!!!蚊帳って蚊を防ぐためだけのものじゃなかったんだな、天井から落ちてくる虫を防ぐためのものだったんだ!なんて目から鱗が落ちてる場合じゃない、どうしようと焦る。これをこのままにして眠れる訳が無い。一瞬宿の人に助けを求めようかと思いましたが、部屋を離れている間に見失ったらどうする。荷物に紛れ込まれたりしたらどうする…!!<br />思わず蚊帳の内側からゲジゲジの写真を撮りましたが、アップで撮り過ぎて比較対象が無く大きさが分からない上に、裏からではおぞましさが十分に伝わらないし、しかしそれでも十分気持ち悪いのでこの写真で一体誰が幸せになるんだと思い消してしまいました。しかもこの写真の次に料理の写真がくる予定だし!<br />ゲジゲジはまず沢山の脚がバラバラに動く様子が気持ち悪く、ボディが鉛筆くらい太く、全長5cm以上はあり、なんだか黄緑がかっていて、横から見ると鎌首をもたげるような関節(?)がありました。もう本当無理!殺虫剤は持ってないけどスキンガードはあったので、蚊帳の裏から噴射しまくったら間もなく動かなくなりました。部屋にあったポリバケツのように蓋のあるゴミ箱で捕獲して、窓の外に捨てました。ハーもう勘弁。一人旅、いざという時に頼れるのは自分だけだ。<br /><br />そんな感じで17:30くらいになると、土砂降りの大雨が降りだしました。屋根を叩く雨の音がまるっきり滝のよう。窓の外にみるみるうちに水溜りが出来ていきます。夕食食べに本館まで行くの大変だなこれ。

    部屋に戻り、夕食まで2時間半くらいのんびりネットをして過ごしました。
    蚊帳付きのベッドで快適に寛いでいたら、いつからいたのか蚊帳の外側にバカでっかいゲジゲジがくっ付いていることに気が付きました。ギャーッ!!!蚊帳って蚊を防ぐためだけのものじゃなかったんだな、天井から落ちてくる虫を防ぐためのものだったんだ!なんて目から鱗が落ちてる場合じゃない、どうしようと焦る。これをこのままにして眠れる訳が無い。一瞬宿の人に助けを求めようかと思いましたが、部屋を離れている間に見失ったらどうする。荷物に紛れ込まれたりしたらどうする…!!
    思わず蚊帳の内側からゲジゲジの写真を撮りましたが、アップで撮り過ぎて比較対象が無く大きさが分からない上に、裏からではおぞましさが十分に伝わらないし、しかしそれでも十分気持ち悪いのでこの写真で一体誰が幸せになるんだと思い消してしまいました。しかもこの写真の次に料理の写真がくる予定だし!
    ゲジゲジはまず沢山の脚がバラバラに動く様子が気持ち悪く、ボディが鉛筆くらい太く、全長5cm以上はあり、なんだか黄緑がかっていて、横から見ると鎌首をもたげるような関節(?)がありました。もう本当無理!殺虫剤は持ってないけどスキンガードはあったので、蚊帳の裏から噴射しまくったら間もなく動かなくなりました。部屋にあったポリバケツのように蓋のあるゴミ箱で捕獲して、窓の外に捨てました。ハーもう勘弁。一人旅、いざという時に頼れるのは自分だけだ。

    そんな感じで17:30くらいになると、土砂降りの大雨が降りだしました。屋根を叩く雨の音がまるっきり滝のよう。窓の外にみるみるうちに水溜りが出来ていきます。夕食食べに本館まで行くの大変だなこれ。

  • しかし幸運なことに、19時近くになったら殆ど止んでいました。ポツポツ程度だけど傘を差し、ぬかるみに足を取られながら本館へ。今旅で雨のために傘を差したのはこの時だけです。<br /><br />本館はオーナー一家の住居でもあるようで、奥の方で子供たちがテレビを見ていたり(挨拶してくれる、えらい)、料理を出してくれるのが奥さんだったりしてアットホームな雰囲気。2階のレストランはかなり狭いけどテラス席もあります。約束の時間よりも15分くらい早く行きましたが、わりとすぐに料理を出してくれました。外は真っ暗で食事に出掛けようがない立地なので、後から他の宿泊客も1組来ました。<br /><br />スリランカライス&カリー(チキン追加)の内容は、小皿6つに大盛りのご飯。左からトマトと玉ねぎのサラダ、カレー味のポテト、パパダン、ボーンチ(いんげん豆)のカリー、チキンカリー、豆のカリー。<br />写真ではいまいち伝わりませんが、ご飯が超大盛り!面食らって運んでくれた奥さんにどうやって食べたらいいのか尋ねると、「カリーは初めて?手前のお皿に少しずつ分けながら食べるのよ」と教えてくれました。<br />スリランカのカリーは汁がサラサラ。ポロポロのご飯に染み込んでいきます。食べているとオーナーが「辛くないだろう?」と確認しに来ました。その通り食べ始めは辛くありませんでしたが、食べているうちにどれが辛いのやらだんだん口がヒリヒリしてきました。カリーの辛さはチリパウダーだけじゃないんだなあ…辛い物平気な人には全然大したことない辛さだと思いますが、私は弱いのでマンゴージュースがすぐに無くなりました。割れ煎餅のようなパパダンも辛い(というか塩辛い?)のかも。パパダンはウルンドゥ豆のペーストに少量の小麦粉を混ぜて伸ばし、揚げたもの。カリカリした食感が癖になってついつい手が伸びました。ちょっとテイクアウトしようかと思ったくらい。<br />なんとか半分くらい食べて限界。ご飯が多い…。でもスリランカでカリーが一度は食べられて良かったです。この機を逃したら本当にゼロだった。私はスリランカで一体何を食べて過ごしていたんだろう?バス移動前は食べないことにしていたり暑さで食欲が無かったりしたせいもあるけど、スリランカ料理を軒並み食べ逃してしまいました。<br /><br />奥さんにも明日の朝食を何時にするか聞かれましたが、やっぱりどう考えても時間内に食べられない気がする。「う~ん朝早くシーギリヤロックに行くから食べられないかも…9時ギリギリならもしかしたら…?」お互いに困って結局返事が曖昧に。

    しかし幸運なことに、19時近くになったら殆ど止んでいました。ポツポツ程度だけど傘を差し、ぬかるみに足を取られながら本館へ。今旅で雨のために傘を差したのはこの時だけです。

    本館はオーナー一家の住居でもあるようで、奥の方で子供たちがテレビを見ていたり(挨拶してくれる、えらい)、料理を出してくれるのが奥さんだったりしてアットホームな雰囲気。2階のレストランはかなり狭いけどテラス席もあります。約束の時間よりも15分くらい早く行きましたが、わりとすぐに料理を出してくれました。外は真っ暗で食事に出掛けようがない立地なので、後から他の宿泊客も1組来ました。

    スリランカライス&カリー(チキン追加)の内容は、小皿6つに大盛りのご飯。左からトマトと玉ねぎのサラダ、カレー味のポテト、パパダン、ボーンチ(いんげん豆)のカリー、チキンカリー、豆のカリー。
    写真ではいまいち伝わりませんが、ご飯が超大盛り!面食らって運んでくれた奥さんにどうやって食べたらいいのか尋ねると、「カリーは初めて?手前のお皿に少しずつ分けながら食べるのよ」と教えてくれました。
    スリランカのカリーは汁がサラサラ。ポロポロのご飯に染み込んでいきます。食べているとオーナーが「辛くないだろう?」と確認しに来ました。その通り食べ始めは辛くありませんでしたが、食べているうちにどれが辛いのやらだんだん口がヒリヒリしてきました。カリーの辛さはチリパウダーだけじゃないんだなあ…辛い物平気な人には全然大したことない辛さだと思いますが、私は弱いのでマンゴージュースがすぐに無くなりました。割れ煎餅のようなパパダンも辛い(というか塩辛い?)のかも。パパダンはウルンドゥ豆のペーストに少量の小麦粉を混ぜて伸ばし、揚げたもの。カリカリした食感が癖になってついつい手が伸びました。ちょっとテイクアウトしようかと思ったくらい。
    なんとか半分くらい食べて限界。ご飯が多い…。でもスリランカでカリーが一度は食べられて良かったです。この機を逃したら本当にゼロだった。私はスリランカで一体何を食べて過ごしていたんだろう?バス移動前は食べないことにしていたり暑さで食欲が無かったりしたせいもあるけど、スリランカ料理を軒並み食べ逃してしまいました。

    奥さんにも明日の朝食を何時にするか聞かれましたが、やっぱりどう考えても時間内に食べられない気がする。「う~ん朝早くシーギリヤロックに行くから食べられないかも…9時ギリギリならもしかしたら…?」お互いに困って結局返事が曖昧に。

  • 部屋に戻り、さっそく洗濯しようとバスルームの電気を点けたら、洗面台の蛇口の脇にアマガエルがいました。……一瞬これくらいなら掴めると思うし外に逃がそうかと思いましたが、カエルなんて20年は触ったことがないので結局手が出ず、無視して洗濯を始めたらカエルは自ら洗面台と壁の間の隅っこに収まっていきました。何もしなければ害はないし、むしろカエルの方が私よりも先客だし。ゲジゲジやGは罪が無くとも即殺だけど、小さいカエルなら全然OK。虫を食べてくれるかもしれませんしね。世の中は平等ではないのだ。<br /><br />洗濯物を干してまたベッドで寛ぎ、21時には寝ました。

    部屋に戻り、さっそく洗濯しようとバスルームの電気を点けたら、洗面台の蛇口の脇にアマガエルがいました。……一瞬これくらいなら掴めると思うし外に逃がそうかと思いましたが、カエルなんて20年は触ったことがないので結局手が出ず、無視して洗濯を始めたらカエルは自ら洗面台と壁の間の隅っこに収まっていきました。何もしなければ害はないし、むしろカエルの方が私よりも先客だし。ゲジゲジやGは罪が無くとも即殺だけど、小さいカエルなら全然OK。虫を食べてくれるかもしれませんしね。世の中は平等ではないのだ。

    洗濯物を干してまたベッドで寛ぎ、21時には寝ました。

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