2016/09/30 - 2016/10/01
113位(同エリア246件中)
naoさん
うんざりするような異常さで、今にも溶けてしまいそうだった夏の暑さも一息ついたので、「海の京都」を中心に、京都北部をじっくりと巡って来ました。
旅の行程
9月30日 加悦、伊根
10月01日 宮津、黒谷、美山
京都府南丹市美山町は、北は福井県、東は滋賀県と県境を接する京都府のほぼ中央部の豊かな自然に囲まれた山間に位置する町で、鮎で有名な由良川水系の美山川や棚野川に沿って、北山型と称される昔ながらの入母屋造りの茅葺民家が数多く残り、自然環境と見事に調和した古き佳き日本の原風景というべき景観が大切に守られています。
中でも、知井地区にある北集落は、北側に向かって段丘状に石垣を築いた東西600m、南北300mの範囲に点在する、およそ50戸の民家の約6割が茅葺屋根という全国一と折り紙つきの残存率を誇っています。
主屋の茅葺屋根は、棟飾りの馬のりと雪割り、妻面の彫刻を施した破風の懸魚が外観上の大きな特徴で、懸魚の下には、通風と排煙口を兼ねて家紋が透かし彫りされています。
平成12年5月に「美山民俗資料館」が不審火で焼失したのをきっかけに、文化財保護の必要性を多くの方々に知ってもらおうと、防火用放水銃の点検を目的とした防火講習会が春と秋の年2回開催されて、一斉放水が繰り広げる水絵巻は、美山の新しい風物詩になっています。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この旅最後の目的地、美山へ到着しました。
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福井県や滋賀県と県境を接する美山は、豊かな自然に囲まれた山間に位置する町で・・・
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鮎で有名な美山川や棚野川に沿って、北山型と称される昔ながらの入母屋造りの茅葺き民家が数多く残っており、自然景観と見事に調和した古き佳き日本の原風景というべき景観が大切に守られています。
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中でも、北側に向かって段丘状に石垣を築いた東西600m、南北300mの範囲に点在する北集落は・・・
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およそ50戸の民家の約6割が茅葺屋根という全国一と折り紙つきの残存率を誇っています。
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では、集落を歩きます。
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秋の訪れとともに穂を開いたススキが・・・
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茅葺屋根の民家と見事にマッチして、これ以上ない美しさを演出しています。
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建ち並ぶ茅葺民家は・・・
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その殆どが屋根一面に苔が生しています。
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この入母屋造りの茅葺屋根のフォルムを・・・
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北山型と呼ぶんですね。
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秋の風情を醸すコスモスが、茅葺集落に彩りを添えています。
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日本の原風景を象徴する、典型的な光景ですね。
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キンモクセイの強い香り漂う民家。
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緩やかに上る坂道。
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ここにも秋の風情が寄り添っています。
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浅黄色の土壁のある民家。
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彼岸花と茅葺屋根。
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キバナコスモスと茅葺屋根。
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豊かな自然溢れる里山風景。
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集落のおよそ6割の民家が茅葺屋根という、日本一高い残存率を誇る美山。
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だからこそ、放水銃の設置は美山にとっては生命線といえます。
平成12年の「美山民俗資料館」の焼失をきっかけに、文化財保護のあり方を知ってもらおうと始まった防火用放水銃の点検のための一斉放水は、美山の風物詩として人気を博しています。 -
ダラダラと上ってきた高台からの光景。
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道の分岐点には木柱の道しるべが立っています。
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ベンガラ色が鮮やかな民家。
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こちらは美山民俗資料館です。
これまでの資料館は平成12年の火災で母屋と納屋を焼失してしまいましたが、平成14年に、約200年前の北山型かやぶき民家の様式を踏襲して再建され、主屋、納屋、蔵が公開されています。 -
こちらは、農作業や山仕事に使っていた道具などが展示されている納屋です。
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こちらは、日常生活の様子が再現された主屋です。
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焼失前の姿を正確に再現するため、 主要な部材には囲炉裏の煙でいぶされた古材を使い、約200年前の建築当時の黒光りする姿を取り戻しています。
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屋根の軒先は焼失前より30数cm長くし・・・
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軒の出の深い、重厚な外観を演出しています。
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美山民俗資料館に設けられた駐車場からの光景。
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旧美山町の汚水枡の蓋。
美山川の清流を泳ぐアユがモチーフになっています。 -
こちらは民宿です。
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貴重な茅葺民家をそっと見守る放水銃。
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放水銃は、集落内のいたる所に設置されています。
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人工の台杉と自然の緑が共生しています。
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優しく語りかける柿の木。
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このモミジの紅葉する様を想像すると、また訪れたい気持ちに駆られます。
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この民家は、昔の稲作道具がアクセントになっています。
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妻面を見せて連なる民家。
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今度は枝垂れ桜ですか・・・。
もちろん、満開の頃も見てみたいですね~。 -
でも、今は秋。
秋の季節感いっぱいのこの姿も良いですよね~。 -
都会で家庭菜園をされている方がご覧になったら、羨ましいんでしょうね・・・。
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って言うか、美山の皆さんはこれが生業なんですがね・・・。
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板柵の中は、何かな~!!!
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どなたですか、「幽霊が出そう~!」なんておっしゃっているのは。
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石垣の上に、普通のマサキと斑入りのマサキを混植した民家。
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竹製のベンチに座って、のんびり日向ぼっこしたいですね。
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ススキと茅葺民家。
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ススキと茅葺民家をもう一題。
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荒壁の土蔵が良い風情を醸しています。
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こちらは主屋。
奥が庭になっているのか、木のガラス戸で遮っています。 -
入母屋造りの放水銃庫。
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集落の一番奥の高台からみた光景。
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畑の外周部でコスモスが咲き誇っています。
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色鮮やかなコスモスと、落ち着いた風情の民家。
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この黄色い花の名前は知らないんですが、心惹かれてしまいました。
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こちらのウラギクは・・・
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薄紫色の細い花弁を咲かせます。
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美山民俗資料館の裏面が見えています。
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この民家の奥に連なる民家へは・・・
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コスモスの花に導かれた通路が通じています。
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集落の中腹まで下りてきました。
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桧皮葺が使われた民家の下屋。
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たわわに実る柿。
どこかでカラスが狙っていそうです。 -
こちらはカフェとギャラリーが併設された民家です。
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増築された切妻屋根の建物は、梁に曲がったままの天然木が使われています。
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屋根が葺きかえられて間もない民家。
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豊作の秋を見つめる茅葺民家。
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こちらはの稲穂は、色が黒ずんでいるのでもち米でしょうか・・・。
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観光パンフレットでおなじみの郵便ポスト。
ついつい私も被写体にしてしまいました・・・。 -
種まきから75日間で収穫できる蕎麦は、花も終わってそろそろ収穫期が訪れようとしています。
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豊かな自然環境と見事に調和した美山は、地元の皆さんが慈しむように守り育ててきた美しさに溢れた集落で、その魅力的な景観は、訪れた人々に計り知れない感動を与えています。
美山には、何度訪れても、また来たくなってしまいます。 -
では、この貴重な古き佳き日本の原風景がいつまでも続かんことを願いながら、家路につきます。
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