2016年秋、猫と一緒に3度目のスペイン（セゴビア編）

2016/10/29 - 2016/10/29

昨日夜遅くにマドリードの空港からタクシー移動でホテルに着きました。
料金は一律３０ユーロ、遅い時間に足のおぼつかない伴侶と重い荷物を抱えてましたので、ここはタクシーです。
翌日スペイン10月29日はマドリードから日帰りでセゴビアへ
今日もスペインは雲一つ見当たらない快晴です。

個人的には、トレドより、こじんまりとまとまっていてアクセスも便利なので気に入っています。
前回行けなかったアルカサルの中にも入ってみようと

またこの10月29日は明日の午前3時にサマータイムの終了で、翌日の9：00発のアトーチャ駅からセビージャへ移動の鉄道時間を間違えないようにしないと大変なことになりそうです。
海外でのサマータイムの切り替えに遭遇するのは初めての体験で、手元の時計を調整しないといけないので緊張してます。

エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルから歩いて5分の地下鉄SOL駅から黄色の3号線で終点のMoncloreまで移動で1.5ユーロです
そこのバスターミナルからセゴビアまでSepulvedana社のバスで移動です。
地下鉄から移動した一番奥にあるSepulvedana社のカウンターで往復チケットを購入すると、時間と場所を教えてくれました。
チケット売り場の前のエスカレーターと上に上がって、9時発の8番窓口でした。
チケットはスーパーのレシートみたいなもので、往復で14.24ユーロです。
帰りは事前にセゴビアバスターミナルで時間指定を依頼するようですが、私の場合は滞在時間が不明なので、時間指定は帰るときに取ればいいやと
でも依頼したらすぐ次のバスが指定できました。

セゴビア行きのバスは（土曜だったのかもしれませんが）8番と9番から出発するそうですが、同じ時間に何本も出ている様子で、事前に調べておいた時刻表とも違っていました。
写真で並んでいるのは、9番から出発するセゴビア行き
私はその隣の8番からのバスなのでまだ並ぶ人数は10人程度でした

こんな番号の前です。

到着したセゴビアバスターミナルはこの建物の一階にあります。
昨年もそうでしたが、まだ工事中なのか、前の道路で降りることに
約1時間を乗ってきたのは真ん中の白と緑色のバスです。

このバスターミナルのトイレはもう言いようがありません。
ウォシュレットになじんだ日本人には拷問としか言いようがなく、水道橋近くのインフォメーションにある有料トイレ（0.2ユーロまで我慢です

バスを降りたら人波に従って歩いていきます。
バス乗客はほとんど観光客ですから問題ありません。
途中にあるフランス産ワインに似た名前のサンミリャン教会です

Iglesia de S. Clemente
これも教会のようです

見えてきました
お目当ての水道橋
広角レンズで全体をパチリ

左側にある建物がインフォメーションで、日本語のガイドパンフがもらえます。

有料トイレは0.2ユーロで、使用可能な硬貨が示してあり、小銭で0.05コインを4枚入れました。
バスターミナルのような拷問トイレではありませんが、日本で時々目にする（新宿駅東口にあったかな）有料トイレ程期待はできません。

レンズを望遠に切り替えて、水道橋の上のほうにまつられたマリア様（？）をパチリ

しかしこれを石組みだけで作る上げるとは、先人の知恵も大したものだなあと、お供の猫も驚いています

まずはアルカサルまで移動ですが、途中のフルーツショップにハロウィンの面白いおかざりがありました。お供の猫も一緒に記念撮影です

セゴビア大聖堂
スペインはどこの都市にも大聖堂

お供は疲れた様子で、椅子で一休み

Iglesia de San Andres
これも教会です

遠方に八角形のベラクルス教会

さて白雪姫
のモデルになったというアルカサル前で記念撮影

快晴で太陽がまぶしいです

内部に入ってみました
入場チケットは、オーディオガイドなしのプランで5.5ユーロです

会議室かな？
王様たちはどんな会議をここでしていたのでしょうか

きれいな姫君のステンドグラス

この天蓋で誰がお休みになったのでしょうか？

まさかの白雪姫？

歴代の王だそうです

颯爽とした騎士

これ面白い光景で、石畳から木が壁にまとわりつくように成長していました

これも、作り物ではなく、実際の木です

白雪姫城を背景にお供の猫も記念撮影

西洋人の子供が「CUTE！」って面白がっていました。
「Invitation Cat」などと訳の分からないことを言ってしまった。

アルカサルからの帰り道

水道橋を上のほうに上がってパチリ
写真右下にある白いテントのあるところが今日の昼食処
Mesón De Cándido
多くのガイドブックにも記載のある子豚の丸焼きで有名なお店だそうで
多国籍言語のメニューもありました
「Where r U from?」って聞かれて、日本語のページを開いてくれました。

店内はすでにおそらく韓国人観光客でごった返していますが、
オープンテラス席は1時だというのにまだほとんど人がいません
こんな晴れたさわやかな日は、オープンテラス席のほうが気持ちがいいです。

こぼれたパンくずを狙ってか、つばめのような鳥（スズメではなく）が飛び交っていました。
頼んだのは子豚料理と、タラ料理、それにスモークサーモンロール
赤ワインをグラスで3杯で合計60ユーロ程度でした

写真は一番美味しかったスモークサーモン

最後に水道橋の全景を超広角でパチリ

このあとマドリードに帰ったのですが、ホテルに帰る途中でお巡りさんがいっぱいで道路封鎖で止められました。
いろいろ聞かれた挙句にやっとホテルに帰ったのですが
また出かけたらこれが面倒なことに

ホテル周辺は警察車両で完全封鎖状態です。
やっとの思いでパスポートとホテルのカードキーを見せて封鎖区域に立ち入りが許されました。
ホテルは実は議事堂のすぐ傍なのです。
ホテルのドアマンの方に「何かあったのですか？」と聞いたら、議事堂にデモ隊が押し寄せてるとのことでした。
いったん部屋へ帰って、プラド美術館のほうにある店に行こうとしたらまた何度もパスポートを見せろって

ホテル前の坂道を降りたところに集会をやっているデモ隊がいました。

最初はカタルーニャ独立運動のグループ化と思いましたが、プラカードにはこんな表示
NOマフィアって？
なんかの汚職に抗議しているのかなあ
そういえば日本でも一年前に「戦争法反対」のデモが盛り上がっていたなあと

こちらはツーリスト、デモ隊の人に話を聞くわけにもいかず、事情は分からないままでした。
ホテルへの帰り道でまたまた買い物袋を見せろって
水とビールとかんたんなつまみだけですけどねえ

そういえばスペインではもう80年も前に有名なスローガンがあったことを思い出しました。
「ノーパサラン」
内戦の時代にフランコと戦った人民戦線のスローガンでしたね。
ラ・パッショナリア
学生時代に聞いた懐かしい名前です