2009/09/18 - 2009/09/18
42位(同エリア96件中)
ぷるるさん
クルーズ6日目
船はイオニア海へ戻ってきた。カタコロンというオリンピック発祥の地、オリンピアへの海の玄関口へ寄港。港で偶然出会ったタクシードライバーのジョージのエスコートで巡った楽しい時間。ここで走りたい!などの気持ちのめりはりが芽生えた喜びのある一時でした。
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カタコロンの港にて。
Welcomeわんこだワン。
お馬も待機。バスもタクシーもたくさん。
特にコワモテなタクシードライバーがたくさんクルーズ乗客を狙ってギラギラと待機していた。 -
カタコロンはさびれた港町。
オリンピア遺跡目当てでやってくる大型クルーズ船の寄港でだいぶ潤うんじゃないかな。 -
あはは、久々に箱入りわんこっぽい子にも遭遇。
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この港町からオリンピア遺跡以外に行くところはない。
オリンピア遺跡までのオプショナルツアーは100ユーロもした。私たちは節約のため、鉄道駅へ向かうも、1時間に1本の電車が目の前で通過‥。
途方にくれていたところ、タクシーにナンパされる。私たち、いいカモだもの。前を歩いていたドイツ人カップルと相乗りという形で、5時間でひとり40ユーロ(だったかな) で、との交渉を交わして、オリンピアへの旅スタート。
ちなみにタクシードライバーの名はジョージ。旅は道連れ。 -
何もない田舎道。
ぐんぐん飛ばしてオリンピア遺跡まで50分。
途中道には、少し前に起きた大規模山火事の惨劇が垣間見れた。オリンピア遺跡はかろうじて無事だった模様。 -
オリンピア遺跡、古代オリンピック発祥の地に到着。
ジョージ、ドイツ人カップルとは、待ち合わせ場所と時間を確認して解散。
オリンピア遺跡は紀元前2000年頃からゼウスを祀る神域として、紀元前8世紀からはオリンピック開催地として発展。その後、393年の競技を最後に異教徒の祭りとしてローマ皇帝により廃止にされる。ちなみにオリンピックはその1500年後に近代オリンピックとして復活した。 -
昨日のアクロポリス遺跡よりもさらに古い遺跡群。基本的に石ころゴロゴロの石屋さん状態なので、ここは創造力を発揮して昔のロマンに思いを馳せてみる。
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ここはスタジアム。
この競技場のスタートラインからゴールラインまでの距離が1「スタディオン」という単位で、スタジアムの語源になったとか。
ちなみにこのスタートライン、大理石です。
遥か昔をイメージしながら
「位置について、よーい‥」 -
この直線、192メートル。
スタジアムの収容人数は20000人!
芝生席なんて超VIPよね。2020年東京オリンピックも建設費を節約して、こんなスタジアムはどうかしら。 -
みんなやるよね。
「位置について‥」その1 -
はい、まずはカメラをセットしてからのー
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「位置について‥」その2
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本気の
「位置について‥」その3
あ、ちなみに古代オリンピックは男性のみで女性や子供は観覧も認められていなかった。競技は不正防止のため全裸、だったんだと。
この土地の神ゼウスが男神だったからね。 -
子供もベビーカーもみーんな駆ける!みんなが解き放たれていてスタジアム内は自由空間。選手たち、気持ちよかっただろうな。
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わたしも皆に触発されて、スタジアム一周走ってみた。
きーもちいい!テンション上がるわ。 -
ゼウス神殿
アテネのパルテノン神殿ほどの大きさだったとか。 -
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ヘラ神殿
紀元前600年頃建造。
現在のオリンピック聖火も、古代の儀式に則りここで採火されている。 -
太陽光の反射を利用した原始的な方法でね。ロマンだわ。
オリンピックはほんとに神聖なものなのね。 -
ギリシャの女優さんたちによる採火シーンはよくオリンピック前に放映される。もちろんわたしも同じポーズで撮影したけれど、被写体が違いすぎる‥。
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フィリペイオン
イオニア式の円形建築物で古代の最も優美な建築物のひとつとされている。 -
フィリペイオンの復元図。
円形でほんとに優美だったんだろうな。メリーゴーランドみたい。 -
オリーブがたわわ。ギリシャ、豊かだなぁ。
オリンピックの優勝者にはオリーブの冠が与えられた。 -
遺跡を出て10分歩くとオリンピアのメインストリートに到着。こじんまりしているけれど、お土産屋さんのセンスもよかった。ここで、オリーブコスメ、父へのお土産の革サンダルなど購入。
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カフェでお茶してジョージ待ち。
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約束通りにジョージ到着。
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ドライブ後半は、ジョージの故郷へ。全てお任せコースよ。
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雰囲気あるね。海外の田舎のお店ってかわいい。
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ギリシャっぽいファッションのお兄さん。
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カタコロン近郊の普通の街。こういう普通さが素敵。
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素敵な教会。
白い教会はギリシャの青い空に映える。 -
ジョージおすすめの撮影スポットみたい。
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ジョージの故郷愛がたっぷりつまったオリジナルツアーよ。
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平日の真っ昼間だからさすがに人が少ないカフェ。都会でも観光地でもないしね。
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この人もあの人もジョージのお知り合い。
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街から今度は何処へ?
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階段を登ると‥。
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とても小さな教会
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ビザンチン風の神様がずらり。
簡素ながらもかわいらしく感じる。 -
眼下にはこの景色!オリーブ畑
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オレンジもたわわよ。
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これ、何だか分かるかな?
デーツです。中東の甘いお菓子のイメージ。 -
何故かみんなでデーツ試食会開催中。ちょっと酸味があるのよね。
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まだまだあるよ、とジョージがタクシー後部トランクから取り出す。
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キャー、NO Thank You!
いらないわよー。
思わず絶叫。 -
カタコロン近郊の高級大豪邸エリアを通りつつ港へ帰っていく。
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ちなみに2016年現在、ギリシャショックによる経済衰退によって、この道路沿いは不法投棄のゴミや廃棄物でいっぱいらしい。
どうか素敵なオリーブを育てる豊かな地のままであって欲しいな。 -
港へ到着した私たち。
ドイツ人が運営しているブログのアドレスや連絡先を交換中。旅での出会い。
旅は道連れ、世は情け、よ。 -
ジョージってどんな人なのか分からないけれど、生粋のギリシャ人って感じだな。
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生粋のカタコロンのタクシードライバーね。
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MSCの船頭を激写。
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楽しかったー。
Thank You ジョージ!
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