東地中海４か国を巡るクルージング：その４（ギリシャ・オリンピア）

2015/05/14 - 2015/05/24

５月１８日（月）
ギリシャのカタコロン港に着き、今日はオリンピックの発祥の地であるオリンピアを観光します。
左の写真は、オリンピックが始まるときに、この場所で太陽から松明に火をつけて取り出す場所です。

なお、別のギリシャからのクルージンの旅は、このブログの中にあります。
男ひとり船の旅：ギリシャからニューヨークへ：その１（アテネ）

エリア オリンピア(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

朝８時にギリシャのカタコロン港に到着しました。

13階で朝食を済ませ、今日は、オリンピックの発祥地であるオリンピアのツアーに参加します。
この方が、今回のツアーの添乗員さんです。羽田から一緒でした。
明るくてハンサムで頑張りやさんです。
今年の４月に大学を卒業して5月にはもう海外のガイドをするのですからすごいですね。
今回のツアー客は、ほとんどが高齢者の方が多いので、自分の息子か孫のようで、私の妻もファンになっていました。

車でオリンピアに向かう途中、道路にはゴミがあふれていました。
現在、ギリシャは、EUやIMFからの借金の返済が滞り、デフォルトするのではないかと懸念されており、観光立国にも関わらず、清掃も十分ではないのでしょう。

オリンピアの見学場所に着きました。
バスを降りて１０分位歩きます。

オリーブの木だそうです。
実もなっていました。

オリンピアの遺跡の中に入ります。

ここは、オリンピックの施設があった場所ですが、上部の建物はなく、土台や基跡が残っています。

上の写真の場所の反対側では、現在も発掘調査が行われています。

この復元図と説明です。

オリンピアの遺跡の説明板です。
残念ながら、日本語の説明はありません。

ここも競技場が建っていたそうです。
柱だけが残っています。
石だから残ったのかもしれませんね。

上の写真の左側にも礎石が残っています。

こちらにも大きな建物があったそうですが、名前は忘れました。

このような建物だったようです。

さらに進んで行くと、この遺跡の前にオリンピックの松明の火をつける場所があります。

こちらも何かの建物の後です。

その復元図です。

オリンピックの陸上競技場の方向に進んでいきます。
道路の両側には、優勝者をたたえ、名前を刻んだ石碑が並んでいます。

このような石碑が並んでいます。

ゲートをくぐり、競技場に入ります。

しかし、広場にはなっていますが、観客席はありません。
この手前には、スタートラインがあり、皆さん徒競争でスタートのスタイルで写真を撮り、少し走っていました。
なお、ギリシャのアテネ市内には第１回のオリンピックが開催されたときの陸上競技場が残されています。
この写真は、この「ラブラー旅行記」の中のブログにもあります。

競技場から戻り、別の場所に移動です。
このような円形の建物があります。

この建物の復元図の説明です。

オリンピアの見学を終え、バスで近くのお土産屋さんに移動します。

バスでカタコロン港に帰る途中にも、道路にゴミがあふれています。
仕事柄、関心を持ってしまいます。
ギリシャには３回来ていますが、大好きな国です。
ギリシャ頑張れ。

カタコロン港の前から見たポジア号です。
約４時間の観光で、午後１時に出航です。

昼食後、13階のデッキで昼寝と日向ぼっこです。

青空の中にうろこ雲が流れていきます。

左舷にはギリシャの陸が見えます。

右舷にあるベランダからはコバルトブルーの地中海が広がっています。

夕食は、６時半から５階のレ・フォンターネ・リストランテでとります。食事は、メニューの中から自由に選びます。そのため、料理が出てくるまでに時間がかかり、食事に約２時間かかります。そのためアルコールの量も増え、同じテーブルの人と話をするにも話題に困ってしまいます。
この写真は、夕食後に毎日６階のテアトロカルロ・フェリーチェでショウが行われますが、この日は、船長を始め、乗務員の紹介がありました。
ショウの模様は著作権の関係で写真にとってはいけないことになっています。