2016/10/12 - 2016/10/13
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ペコちゃんさん
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毎年、お琴の会の皆さんと楽しむ秋の旅行・・・今年は「はとバス」で行く『秋の軽井沢・黒部ダム散歩と真田氏ゆかりの上田城跡』の1泊2日の旅です。
新宿駅・西口 ⇒ 旧軽井沢銀座 ⇒ 上田城跡公園 ⇒ 大町温泉(泊) ⇒ 黒四ダム ⇒ 安曇野ワイナリー という盛り沢山の内容で、お仲間の皆さんも大満足・・・そして、2日間とも天気に恵まれ、ガイドさんも驚くほどでした。
今年のテレビは何といっても「真田丸」なので、ゆかりの上田城は行ってみたかった所です。
また、初めての大町温泉・緑水亭景水は、露天風呂をはじめ温泉が楽しめ、食事も美味しく、楽しいツアーになりました。
写真は、黒四ダムに現れた「くろにょん」。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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7時半に新宿・西口から36名を乗せた「はとバス」は、途中、上里SAで休憩し、軽井沢に向かって走ります。
9時半頃、車窓から妙義山の山々が見えてきました。
今日の天気は秋晴れです・・・こんなにハッキリ見たのは、初めて。 -
10時15分に軽井沢に到着。
2時間のフリ-タイムで、自由散策と自由昼食を楽しみます。 -
夏のような賑わいはありませんが、やはりお洒落な街です。
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もうサンタさんも登場?
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人力車も、この街には似合います。
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私達のお店にどうぞ~
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軽井沢名物の「赤バス」がやってきました。
片道500円で、碓氷峠頂上近くの見晴台までゆっくり走る、季節限定の赤バス。
お行儀のよいワンちゃんも乗れるそうです。 -
手前のお店は、この夏にオープンしたケイ山田 ” バラ色の暮し ” のブティック「バラクラ 軽井沢店」・・・蓼科バラクラの庭の情景をプリントにしたTシャツや、オシャレなキッチン・エプロン、紅茶など、楽しいショッピングのお店です。
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ランチは、旧軽井沢銀座通りのチャーチストリートにある「どんぶり菜時記 いろはな」で「レディースセット」(1,575円)を頂きました 。
「いろはな」の店名は、色が様々に光を浴びて変わり続けるように、人と料理との出会いも2つとして同じものはなく、移りゆく彩りを楽しんでいただきたいという想いから名付けたそうです。
お値段も懐に優しく、お味は胃に優しくて満足でした。 -
軽井沢を後にして、上田城に来ました。
日本百名城の上田城は、真田信繁(幸村)の父・真田昌幸によって築城され、第一次・第二次上田合戦で徳川軍を二度にわたり撃退した難攻不落の城として知られています。
駐車場から見えるのは、南櫓。 -
上田城跡公園は、上田城跡を核とした公園で、陸上競技場や野球場もあり、樹齢100年といわれるケヤキ並木をはじめ、約千本の桜など花と緑に囲まれた公園です。
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添乗員さんと、地元のボランティア・ガイドの方が案内して下さいます。
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関ヶ原の戦いで西軍に属した真田昌幸が敗れると、1601年に上田城は徳川軍に破却され、堀も埋められました。
徳川の家臣・本多忠勝の娘:小松姫を正室に迎えた昌幸の長男・信幸は、上野国・沼田城を本城としていましたが、徳川幕府に上田城の再建を申請し、寛永3年(1626年)から現在の上田城が普請されることになりました。
明治7年に廃城となり、城内には石垣と西櫓だけが残り、本丸の櫓2棟は城外へ移築されましたが、昭和24年に現在の北櫓と南櫓の場所に移築復元されました。 -
櫓の下は、今は駐車場ですが、築城当時は千曲川の分流である「尼ヶ淵(あまがふち)」が流れていました。
自然の地形を生かした城の守りの様子が分かります。 -
「真田丸」とは、1614年、徳川家康が大阪城を攻めた「大坂冬の陣」の際、豊臣方についた真田信繁(幸村)が大阪城の平野口に築いた出城の名称です。
同年12月20日に両軍の和平が成立し、その条件の一つとして真田丸は取り壊されました。
大河ドラマを見るまでは知りませんでした。 -
みごとなケヤキ並木が続く尼ヶ淵散歩道。
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でも、頭上にはご注意下さい!!・・・枝が落ちてくるかもしれません。
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現在は歩道として整備されていますが、かつては上田城・二の丸の堀でした。
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昭和47年までは上田温泉電軌・北東線が市民の足として走っていたそうです。
二の丸橋の下も駅のホームに使われていました。 -
トンネルの上は、二の丸橋。
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美しいケヤキ並木が続きます。
それにしても、真田丸のノボリの多いこと! -
先ほど下をくぐった、本丸に続く二の丸橋の欄干の模様。
これで「二の丸橋」と読むそうです。 -
東虎口櫓門の近くにある、土屋竹雨の漢詩を刻んだ石碑。
上田城址 土屋竹雨
英雄父子據孤城 英雄父子孤城に據(よ)り
曽扼関東十萬兵 曽て(かつて)扼(やく)す関東十萬兵
故國蒿莱剰楼櫓 故國蒿莱(こうらい)楼櫓(ろうろ)を剰(あま)し
亂山如戟勢崢嶸 亂(らん)山戟(げき)の如く勢崢嶸(そうこう)
門人 南村笠井 輝書
大東文化大学学長だった土屋竹雨が、昭和12年に本丸跡の老杉の下で詠んだ漢詩で、山梨県出身の南村笠井は、上田中学校の教諭だったとのことです。 -
上田城に設置されている案内板。
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観光客歓迎のためか、こんな人も。
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真田丸大河ドラマ館。
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館内は撮影禁止で、撮っても良いのはここだけ。
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今日のお宿は、黒部ダムの玄関口・信州大町温泉郷に露天風呂など七つのお風呂を持つ温泉自慢の宿「緑翠亭 景水」・・・左右に7階建ての湯楽の館「翠」と薫風の館「茜」、奥に最上階の3階部分だけに客室がある蔵の館「紫」の3棟が並び建ち、客室数は74室。
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湯楽の館の庭園とロビー。
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部屋は、眺めの良い角部屋でした。
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お待ちかねの夕食タイム。
” このエリンギ、どうやって食べるの? ” ・・・見た瞬間の、皆さんの疑問。 -
” ハイ、このように裂き、石附を取り、バターで焼いて頂きます。 ”
美味でした・・・でも、大きなエリンギです。 -
景水名泉「延命の泉」。
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” まだまだ長生きしたいのよねー ” なんて冗談言いながら、飲んでいます。
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2日目の朝食。
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大町温泉を後にして黒部ダムに向かいます。
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8時40分に扇沢駅に到着しました。
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テレビでも紹介されたという、日本一面白い駅員さんの中里さん・・・トロリ―バス発車までの短い時間、ショータイムの始まりです。
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大人気の50周年記念発売のチョロQ(税込み1,000円)は、12,000個も売れたそうです・・・本人もビックリしたとか!
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扇沢駅から後立山連峰赤沢岳の直下を貫き、富山県立山町の黒部ダム駅まで6.1kmの間を16分で結んでいる関電トンネルトロリーバス。
9時20分に黒部ダム駅に着きました。 -
で、バスをよく見ると、こんなところに、ねこちゃんが・・・♪
この猫キャラは、黒部ダムのマスコットキャラクター「くろにょん」。 -
片耳にヘルメットをかぶっている、くろにょん。
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バスの前にも、くろにょん。
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まずは、添乗員さんが見学コースの説明。
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湧水も、しっかり飲んでみました。
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美しいアーチダムの「黒部ダム」・・・美しいアーチ型を描く白い堰堤は、黒部湖のエメラルドグリーンと見事なコントラストを見せています。
・高さ:186m(日本第1位)
・堤長:492m
・放水期間:6月26日~10月15日
この放水が見たかったのよね!! -
良いお天気です
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ヘリコプターが何度も頭上を往復して、何かを運んでいます。
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豪快な放水・・・虹も見えました。
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紅葉には少し早いけれど、お天気も良く見事な景色です。
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” ハイ、ポーズ! ” ・・・10人の熟女が勢ぞろい。
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写真屋さんのお兄さんが、周りの山の説明をして下さいました。
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昨夜降ったという雪で、白くなった白馬が少しだけ見えます。
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お天気で良かった!
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階段を下って新展望広場へ・・・ここからは、放水をほぼ真正面で観ることができます・・・すごい迫力!!
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新展望広場にある、期間限定でオープンしている特設会場では、黒部ダム建設の歴史パネルなどが展示されています。
・黒部ダム建設の歴史を紹介するパネル展示
・秘境黒部に挑んだ男たちのドキュメンタリー映像や、難工事を経験した方々のインタビュー映像の放映
・黒部ダムの概要等を紹介するパネルの展示 -
「黒部の太陽」の撮影で使用されたトンネル模型・・・本物かしら?
触ってみたら造り物の軽い石でした。 -
” 安全は 昨日も今日も 明日もまた ” (熊谷組 大町作業所)
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美しい秋の景色。
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あの階段を下りてきたのですね・・・こうやって見上げると、足が震えます。
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殉職者慰霊碑「六体の人物像」は、ダム建設で亡くなった尊い殉職者の慰霊碑で、「尊きみはしらに捧ぐ」という言葉と殉職者の名前が刻まれ、冥福を祈っています。
作者の松田尚之(1898~1995)は、富山市出身の彫刻家。 -
171名の殉職者の名前が刻まれた碑・・・ほんの気持ちを入れさせて頂きました。
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黒部ダムの標高は1,454m。
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黒部ダム展望休憩所にある、破砕帯のおいしい「湧水」・・・しかし映画では、湧き水なんて生易しいものでなく、鉄砲水のように噴出していました。
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「くろにょん」は、くろよん(黒部ダム)の50周年(2013年)を記念して公募により決定したキャラクターで、土いじりと水浴びが好きなネコ。
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くろにょんと、ハイポーズ!
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世紀の大工事といわれた黒四の建設工事は、昭和31年7月に着工し、昭和38年6月に7年間の歳月をかけてようやく完成しました。
苦闘の物語は、1968年の映画『黒部の太陽』(主演:三船敏郎、石原裕次郎)でドラマチックに描かれています。
この額には、石原裕次郎が映画完成のために共に苦労したスタッフ・俳優の仲間たちとの絆を大切にし、一生涯忘れることのない気持を表した文字が刻まれています・・・” 生涯心残る 日となる事であろう ” -
黒四ダム見学の後は、再び扇沢に戻り、安曇野に向かいました。
昼食は、穂高ビューホテルで洋食ランチ。 -
シュウメイギクも、我が家で咲いているよりずっと大きく綺麗です。
高原の空気や風が、花には良いのでしょう。 -
安曇野にある穂高神社では、二十年に一度本殿を建て替える「大遷宮」と、その間の七年目と十三年目に「小遷宮」を行う習わしがあります。
1483年には既に式年遷宮が行なわれており、500年以上続く歴史のある行事で、今年2016年は小遷宮の年にあたり、境内が豪華な人形で飾られました。(写真はHPより)
因みに、穂高神社は本宮(里宮)のほか、上高地に奥宮、奥穂高岳山頂に嶺宮があることから「日本アルプスの総鎮守」と言われています。 -
ホテルのロビーには、安曇野が誇る伝統芸能の穂高人形を飾っています。
この人形は、穂高神社の祭りで、実際に使用される人形と同じ物だそうです。 -
これは、可愛いテディ―ベアのカップル。
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さすが4つ星ホテル、雰囲気があります。
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レストランも素敵な雰囲気。
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先ず、オードブルを頂きましょう。
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誰かが言いました・・・ ” 赤ちゃんのお尻のようなパンね ”
バターかオリーブオイルで頂き、おかわりもありました。 -
トマト味のスープも残さず頂きました。
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サラダも、お野菜が新鮮で美味しい。
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メインは信州サーモン・・・長野県が約10年かけて研究を重ねて生み出した、ニジマスとブラウントラウトの掛け合わせ信州サーモンは、濃厚なうまみが自慢。
隣のお席では、美味しそうにワインを飲んでる人もいました・・・アー、飲みたかったな~ -
アプリコットソースが美味しいデザートもこんなに一杯。
2,700円のランチでしたがツアー代金に含まれており、おなかもいっぱい・・・お得でした! -
昼食後、バスで走ると、周りの景色はさすが信州、リンゴの木が続きます・・・バスから、ひょいと手を伸ばせば、真っ赤なリンゴに手が届きそう。
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最後の観光コースは、安曇野ワイナリーの見学と試飲です。
自社農園のブドウは、全ての木に太陽が当たるように角度を考えて植えられていました。 -
ワイナリー前の自社農園で、シャルドネ(白ワイン用)とメルロー(赤ワイン用)のブドウ約3000本の栽培も行われています。
安曇野ワイナリーの土地は山に囲まれ、水はけと日当たりがよく、寒暖の差が大きいブドウづくりには非常に適した土地です。
手前に植えたバラの木に虫がついているかどうかで、ブドウの木が無事かどうか分かるそうです・・・薔薇もブドウの木も、全て、生き生きとして、つやつやでした。 -
半地下の仄暗いワインセラーの中には、オーク樽がぎっしりと並んでいます。
樽は、ほんの少しだけ空気を通すため、極めてゆっくりとワインを熟成させることができます。 -
ワインセラーは「ワインのゆりかご」と呼ばれ、ここでは常に温度と湿度を慎重に管理しています。
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ワインの他にも「安曇野のむヨーグルト」があり、お土産にゲット。
勿論、ワインもしっかり購入しました。
今回の「はとバスツアー」は、お天気も良く食事も美味しく、気の合ったお仲間との旅行は最高でした。
さて、来年はいずこへ・・・
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