日帰りバスツアーで行く「国営ひたち海浜公園」のコキア！

2016/10/08 - 2016/10/08

四季折々の植物。
色々観て来ましたが、「国立ひたち海浜公園」の秋のコキアは写真だけで見たことなかった。
ちょっと早いか・遅いかというリスクは高いけどマイカーで行くと大変なので、バスツアーで約一か月半ほど前に予約して、１０月の三連休初日に行ってきました。

エリア ひたちなか(茨城)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

朝７時に横浜集合。
前日、韓国料理屋で飲んでいたので少々きつかったし、集合場所は大変判りづらかったですが、無事出発。

守谷サービスエリア。
三連休初日にしては空いていて、ウトウトしてるうちにトイレ休憩です。

守谷サービスエリア 下り 道の駅

サービスエリア。
ここに限りませんが、各地でリニューアル工事がなされ、綺麗になってます。

クラブツーリズム号。

ツアーは、「国営ひたち海浜公園・紅葉のコキアとコスモスの競演　あま～いナシ狩り食べ放題　日帰り」というツアー。
＠9,990円。
４６人満席で催行です。

最初にやって来たのが「かねふくめんたいパーク」。
道路は空いていたらしく、ここで４０分の自由時間。

かねふくめんたいパーク大洗 テーマパーク

めんたいパークは、東京かねふくが運営する明太子のテーマパーク。
入場無料です。

茨城県大洗町と愛知県常滑市、神戸市と全国に３ヶ所にあるそうです。

まず「ギャラリー」に入ります。
ここでは、原料となるスケトウダラや明太子・たらこに関する展示があります。

タラコン博士。
たらこには見えないが・・・。

工場に隣接しており、作業の様子も見学できます。
この日は作業人員１００人、生産量５０００㌔（驚）。

おぉ、ちらほらですが作業している方、いらっしゃいます。

工程は色々あるようですが、異物除去・選別を終えて・・・。

熟成調味液を入れています。
確かに、メンタイコって、味が随分付いている・・・。

直売・試食コーナーです。

パークらしく戸外にはこんなものも。

正面入口にはこんなのも（笑）。

氷川きよし君。
ＣＭキャラクターのようです。

おにぎりを握っている人達。

こちらはフードコーナー。
先ほどの、出来立て・握りたてのおにぎりなどがいただけます。

明るくて清潔です。

おにぎり一個だけ購入。
既にお弁当は配られていて、もう少しするとお昼です・・・。

シャケやたらこなどもありますし、ミックスというのもありますが、ここは定番のめんたいこにぎり！
＠３８０円ですが、この大きさ～。

中にはザックザックと明太子が入ってる。
明太子も美味いけど、ご飯も美味しい一品でした。

めんたいパークのすぐ海側には、大洗港があります。

商船三井フェリーの苫小牧行き「さんふらわあ」の発着港としても有名ですね。

釣り人も何人か居ました。
ボラ、メジナ（グレ）などが上がっていました。

バスに戻ると、めんたいこパークからのお土産のお煎餅が１人一個配られていました。

「ひたち海浜公園」にはなかなか連れて行ってくれません（笑）。

大洗海鮮市場にやってきました。
こちらはヤマサ水産さん。

ヤマサ水産 総本店 グルメ・レストラン

かなりの人出です。

威勢のいい掛け声！

入ってみましょう。

マコガレイ、キンメダイなど。

あさり。

奥のほうは乾物売場でした。

こちらは、「大洗海鮮市場」となっていて、ヤマサ水産さん以外にも沢山のお店や食堂が並んでいます。

大洗海鮮市場 市場・商店街

イカの一夜干し。
くるくる回っています。

アジの開き。
失礼ながら、あんまり美味そうではないのは天気のせい？？

こんな感じで食堂もあります。
メニューなどを見ると、あんまり安くはないです。

建物の２Ｆからさっきの回るイカを見てます。

大洗漁港も見えます。

再び、さっきのヤマサ水産まで戻って来ました。

サーモン、マグロ類。

アジ、イワシなど。
これらは地物でしょう。
抜群の鮮度。
かなり安い。

おぉ、マトウダイ。
弓道の的のような黒色斑があることから、マトダイ（的鯛）などとも呼ばれます。

贔屓にさせてもらっている富山の「銀八鮨」さんでは、これを昆布ジメにしてだしてくれ、飛びっきり美味いです。

キンメ、メバル、カレイなど。
鮮度も良さそう。

手前は北海道産のハッカクです。

派手さはないけど、地物コーナー。
実はこれが一番！

市場としては観光地価格で手が伸びる品が少ない中、もし買うならこの辺りの魚でしょうね。

ヤマサ水産でした。
道中空いていたので、４０分も時間がありました。

これからまだまだ観光ですので、生ものは買えなかったですが、家内はコンブを買ったみたいでした。

車飛ばして、買って、さーっと帰れるならここでの買い物もいいでしょうね。
ただ、値段はそれ程安くはありません。

「国営ひたち海浜公園」に着きました。

なんとか持っていたお天気でしたが、めんたいこやら魚市場回ってる間に雨が降り始めてしまった・・・。

国営ひたち海浜公園 公園・植物園

「国営ひたち海浜公園」は、総面積は３５０㌶に及ぶ広大な公園です。この面積は東京ディズニーランドの５倍程度の面積にあたるそうですが、」実際はその約半分ほどで営業されているとか。

もとは、水戸陸軍飛行学校・陸軍水戸飛行場（前渡飛行場）、第二次世界大戦後にはアメリカ軍水戸射爆撃場として利用されていたそうです。

コキアカーニバル。
「きてみて　さわって・・・」
触っていいのか～。

コキアの展示は「みはらしの丘」です。

ご存知の通り、春はネモフィラが一面薄水色に植えられますが、これを一斉に植え替えるらしい。

「みはらしの丘」までは約８００㍍。
途中綺麗な噴水池がありましたが、何とか持っていたお天気も、この当たりで雨に変わって来ました。

「みはらしの丘」近くにやって来ました。

萩の花。
秋を代表する花です。

これは？

常陸秋ソバ。

茨城県のブランド蕎麦ですね。
公園ＨＰによると、見頃だそうです。

見えてきました。

手前が常陸秋ソバ、右手がコスモス、奥にコキアです。

奥がコキアですが、公園ＨＰにあった通り、まだ五分咲き（正確には紅葉が五分）くらいですかね。

コスモス園も疎ら。
ＨＰには咲き始めとありました。

コスモス。

可憐ではある・・・。

実際は、咲いている茎を見つけるのが大変なぐらいまだまだ見頃には遠かった。

コスモスの上の方がコキア。
これも、色づき始めとありました。

実は、今秋は暖かい日（むしろ暑い日）が多く、例年より２週間ほど遅いそうです。本来なら今週がベスト。
今年の見頃は、１０月１５日頃だとのことです。

コキアを見る前に昼食です。
ご覧のように弱い雨が降り出しましたが、なんとか塗れずに食べることが出来そうです。

この通り売店が並びますが、今日は観光客も少なく、待たずに買えそうです。

ツアーで提供された弁当があるので、ビールを買いましょう。

生ビール＠５００円。

ついでに、つまみの炙りチャーシュー。
これも５００円。

弁当は途中のＰＡで積み込んだ「はまぐりごはん弁当」。

なかなか美味でした。

これは園内を周回する「シーサイドトレイン」。
一日乗り放題で５００円だそうです。

それでは、コキア見学開始！
みはらしの丘を登って行きましょう。

みはらしの丘。

何年か前に春のネモフィラ見学に来ましたが、そこに今度は一面のコキア！
不思議な感じがしますね。

国営ひたち海浜公園 公園・植物園

ＨＰによるとまだ五分の色付き。
うーん、残念ですが・・・。

綺麗はきれいだし、変わっている～。

さて、「コキア」とは、別名ホウキギ、あるいはホウキグサ。

昔は茎を乾燥して束ね、箒として利用されることがあったとか。

また、成熟した果実は、秋田県の郷土料理として有名な「とんぶり」の材料となるのだそうです。

知らんかったぁ～。

公園ＨＰなどによると、紅葉すると素晴らしい赤に発色するようですが、今日は赤くなってるのはほんの僅かでした。

ただ、阿寒湖のまりもがゴロゴロしてるみたいな景観は不思議。

丘の高い所にやって来ても、ご覧の感じです。

公園には、大観覧車 「フラワーリング」などのアトラクション類もあります。

雨に煙っています。

丘のほぼ頂上部分には、このような鐘があります。
カーン・カーン、いい音がします。

この段階で雨は降ったり、やんだり。

秋の代表、ススキ。

所どころ赤いですが、まだまだですね。

こんな感じ。

ただ、この一帯だけがやや赤い個体がありました。

それにしても不思議な花というか草です。

もこもこ、もこもこ～。

天気が良くて、完全に紅葉していれば・・・。
残念！

今年は、全てが見頃を少し外しました。
秩父のポピーや三ッ池公園の桜・・・。
池上梅園の梅も早かった。

観光客は、東南アジア系の人が多いようでした。

コスモス園。
見頃は、まだまだですね。

ごろっとカボチャが置いてありました。

ご自由に触ってくださいとありましたが、雨でぬかるんでいるし、ほとんどの人が見てるか写真撮ってるだけでした。

ということで、「国営ひたち海浜公園」を後にします。

ここは、大きい駐車場があって勿論マイカーで来ることも出来ますが、シーズンには大量の車が駐車して、マイカーだと停めたところから公園の出入口まで１０～１５分も歩かなくてはなりません。
その点、バスツアーだと出入口のすぐ近くにバスを着けてくれるので便利。
また、団体入場ですので、チケット購入にも時間が掛からない。

ただ、今回のように、「見頃を外してしまったり、天気が悪かったり」があります。

次に連れてこられた（いやいや、次のお楽しみは）、「岡野果樹園」さん。

ここで、梨狩り体験と食べ放題の予定でしたが、雨が激しくなって梨狩りは中止。
食べ放題だけでした。

といっても、食べ放題には程遠く、私など梨を一切れ頂いただけでした。

秋の果物は、梨狩りとぶどう狩り、栗拾いがあるそうですよ。

３連休初日というのに道路は空いていて、八潮パーキングエリアでトイレ休憩です。
ここも綺麗になりました。

ここからも、首都高空いていて、なんと横浜着が１７：００頃でした。
これだけ空いていると、バスツアーも楽ですね。
近くの席で、ぺちゃくちゃ喋りっぱなしのおばちゃん２人連れがいて少々不快でしたが、まぁ、殆ど私は寝てました（笑）。

八潮パーキングエリア (上り線) 道の駅

横浜駅近辺で食事でもとも思いましたが、どこも混んでいて断念。

京急「鶴見市場」駅近くの居酒屋「正木屋」にやって来ました。
キリンビール横浜工場お膝もとの鶴見。
ビールはやっぱりキリンの一番搾り！！

正木屋 グルメ・レストラン

２階には宴会が入っていたようでしたが、土曜日とあって、空いていました。

メニュー。
一体何種類あるのか・・・。

ここは、ＢＳ-ＴＢＳの人気番組「吉田類の酒場放浪記」が2009.12.14放映。
また、 「女酒場放浪記」では倉木康子さんが来て、2013.3.30に放映されたという名店なんです。

創業昭和２８年以来という人気の「にこみ」。
美味いですよ。

かつおのお刺身。

これは、この時期だけという北海道産の生シシャモのフライ。

初めて食べました。
年中スーパーにあるカラフトシシャモは冷凍品かつ半干しですね。

全然違います。

酒にチェンジ。

イカ煮も来ました。
このイカ、実はパスタにすると美味いんですが、煮付けも美味かった。

という訳で、随分楽チンな一日でした。
ひたち海浜公園のコキアは、１０月１５日頃に見頃だそうです。
お出かけになってみては・・・。

ここまで、お付き合いくださって有難うございました。