2016/02/15 - 2016/02/20
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hanamaroさん
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<4日目>
6:30 バスに乗りマチュピチュ遺跡へ
7:00 マチュピチュ観光
18:30 ペルーレイル乗車
20:30 オリャンタイタンボ到着
22:30 クスコ到着
列車が到着したのは前日の夜12時近く。
駅から5分ほどのホテルにチェックイン。
→朝イチで行けば朝日が見られるかも?
→気合いを入れて早起きしよう!という流れに。
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●ぼっ○くりバス?!
(写真はマチュピチュ遺跡より)
朝6時前、気合いを入れてバス乗り場に行ったら、チケット売り場にはけっこう長い列が!これでけっこう時間を食いました。
しかも…めっちゃ高かったんですこのバス。
片道30分で12USドル!(11だったかもしれません)
(参考:クスコ→オリャンタイタンボの乗り合いバスは1時間半で10ソル)
くうっ…足元を見られてる感じでやるせない気持ちに。
しかし背に腹は変えられません。
6時半のバスに乗ってマチュピチュへ出発! -
●なんも見えねえ!
マチュピチュ遺跡に到着…したものの
この時期(2月、高山地帯の冬)は午前中に雨、霧が多いという情報の通り
霧が立ち込めていてほとんど何も見えません。
友人は残念がっていましたが、私はこれもまた雰囲気があっていいかな、と?
「大丈夫、そのうち晴れてくるよ!」と言いながら歩みを進めます。 -
中国の山水画や、ドラゴンボールのOPテーマを彷彿とさせます。
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雨粒さえもちょっとしたアート。
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遺跡のはじっこ。
この時間帯、ちょっとだけ雨が降っていました。 -
コンドル。
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午前9時半に早くも昼ごはん。(朝食は5時半ごろだったので)
マチュピチュ遺跡のはじっこ(崖?)に座って、バス乗り場のすぐ近くにあった売店で買ったサンドイッチ?をもぐもぐ。
ん〜素晴らしい眺めです。 -
さて、マチュピチュ遺跡のメインルートをぐるっとまわり終え、午前10時すぎ。
だんだん霧が晴れてきました?
●マチュピチュでの飲食事情
トイレに行く、または食べ物飲み物を買うにはいったん遺跡の外に出なければいけません。
レストランやカフェは高いことこのうえなかったです(値段だけ確認してスルー)
トイレの近くにテントのようなところで軽食を売っている場所があって、そこだとサンドイッチが5ソレスで大分安いのですが、私たちがバス乗り場の近くで買ったのが2ソレスくらいだったことを考えると…むう?。
しかし、私たちには水を買わなければいけない事情がありました。 -
●ペットボトル持込禁止??
「マチュピチュはペットボトル持込禁止(ポイ捨て防止のため?)」というネット情報に基づき、ステンレスボトルのわずかな水だけ持参。
…が、私たちを待ち受けていたのは
「荷 物 検 査 な し」という衝撃の事実!
これじゃあ何だって持込放題…無法地帯もいいところです。
ずさんなチェック体制への呆れに近い怒り、もっと水を持ってこれたのにという後悔など色んな感情がうずまきつつ…
背に腹は変えられぬと、マチュピチュにて高い水を購入しました。
(大事なこと)水、食料は出来る限り持ち込もう。当たり前だけどポイ捨ては厳禁! -
●別ルートで「インカ橋」を目指す
さて、後半戦は別ルートの「インカ橋」と「インティプンク(太陽の門)」へ。
まずはインカ橋の途中にある「見張り小屋」でマチュピチュ遺跡の絶景を堪能しました。
テレビで見たとおりの光景がそこに!! -
●焼け付く太陽…
(写真はインカ橋道中)
後半戦(11時ごろ)からすっかり晴れて、Tシャツ1枚で十分でした。
心配していた高山病は大丈夫だったのですが、やはり上りは息が切れて苦しかったです。水分補給が大事!
私が失敗したのは帽子をかぶらなかったこと。
それまで曇ってたから大丈夫かな~とたかをくくっていた大馬鹿者でした。
標高2400メートルで浴びる陽射しはとんでもなく強烈で、夕方あたりから顔が火照ってきて、やけど?事故?とでも思われそうな真っ赤な日焼けをおいました。
(数日間は人様に顔を向けられず、職場では熱があるのかと誤解されたほどでした、苦笑)
(大事なこと)帽子、水、日焼け止め! -
●「登らない」作戦勝ち
(写真は確かインティプンク道中で撮ったワイナピチュ山)
大人気のワイナピチュ登山は、人数制限があり、遺跡入場料とは別途お金がかかります。
私たちは「登らない」と決めました。
理由は以下の通りです(すべてネット調べ)
・登山時間は午前中だけだが、2月は午前中に雨、霧が多いため、登っても何も見えない。
・雨ですべりやすく道中ちょっと危険。
・ワイナピチュに登らなくてもタダで見晴らしのいい山に登れる
午後、道中であった日本人男性(前日オリャンタイタンボで道案内をした人と再びばったり、笑)がワイナピチュに登ってきたというので感想を聞くと「霧で何も見えませんでした~(苦笑)」とのことでした。
(大事なこと)ワイナピチュは時期と体力、お金と相談して。 -
●雨上がりの…
さてインカ橋から戻ってきて、次はインティプンク(太陽の門)へ。
インカ橋もインティプンクもなかなか遠くて、休み休み進みました。
そしてどちらも、橋や門そのものよりは、道中の景色を楽しむ感じかな~と思いました。
インティプンクの帰り道、再び雨が!うひゃ~
しかし雨のおかげでキレイな虹が見れました。ラッキー♪
…などど思っていた私が甘かった。。 -
●雨の大冒険
「バスに12ドルは高すぎるから、時間があれば歩いて下山しない?」
…と、提案したのは私でした。
時刻は午後4時前。歩いて下山するのにネット調べでは45分程度のこと。
しぶりぎみの友人を押し切った私が大馬鹿でした。
朝7時から歩きっぱなしの脚は、マチュピチュの下り道に耐えるにはダメージをうけすぎていたのです。
すべりやすい階段(石の道)をのろのろと下る私。他の観光客に追い越されまくり。
さらに歩き始めて20分もたたないうちに、降ったり止んだりの小雨がついに本降りに!
せまい階段はちょっとした小川状態。転ぶんじゃないかという恐怖から誰よりものろのろと歩く私、小さい女の子にまで抜かされる始末。
止まない雨。尽きない階段。
行けども行けども視界は石の階段のみ。
結局マチュピチュ山のふもとにたどり着いたのは、1時間半以上たった後でした(!)
靴は言わずもがな、薄手のレインジャケットも内側まで雨が染みこみ、ぐっしょり。
精神的にも肉体的にもボロボロの状態で、川の濁流をバックに撮った写真がこちら。
写真よりずっと激しい流れで、「ドドドドドド」という音がずっと鳴り響いていました。
アンデス山脈といい、何もかもスケールが大きすぎるペルー(南米)の大自然。
そんな大自然に弱った足腰で挑んだのが間違いでした。とほほ。
(大事なこと)マチュピチュ下山は天気、体力と相談して。上りは絶対にバスで! -
●死にかける友人
(写真は再びオリャンタイタンボ)
しかし、ここからがまたしんどい道のりでした。
ホテルに荷物を取りに戻り、列車に間に合わないからと着替えもそこそこに駅へ。
着替えたところで外は大雨。
またすぐずぶぬれになり、列車の中もまた寒い寒い。
車中、友人はずっと「寒気がする。熱出てくるかも」と言っており、やばい感じでした。
オリャンタイタンボに着いたのが夜8時半すぎ。
持っている服が全部濡れていた友人は、駅そばの土産屋でTシャツを購入、即着替え。
あつあつのホットチョコレートをすすり、「生き返った」と友人。持ち直したようでした。
よかった。本当にごめんなさい。。 -
●そして最後の冒険へ
乗り合いバスでクスコに戻ったのが夜の10時半すぎ。
手早く食事を済ませ、疲労困憊でホテルに帰った私たちを待っていたのは、1本の連絡でした。
ホテルの人「航空会社から(友人宛に)電話があってね、明日の3時のフライトが5時になりました、だってさ」
「えっ?そっか。じゃあ明日はおみやげ探しに長く時間使えるね!よかった」
くらいに構えていた私たち。
最後の最後、雨のマチュピチュ下山を超えるハプニングが待ち受けているとも知らず…
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