2016/02/15 - 2016/02/20
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hanamaroさん
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<5日目>
2時半まで:おみやげ探し
夕方:空白の半日
さてクスコ最終日です(写真はサクサイワマンからみたクスコ)
空港に向かう2時半までの時間、おみやげを買おうと市街地に向かいました。
途中の大きな通り「ソル通り」にお土産店の連なるマーケットがあったので、市街地より安そう!ということで立ち寄ることに。
-
買うときは基本言い値交渉でした。
可愛らしい民族人形に混じってエケコ人形も。 -
後日ロンドンの友人にあげたアルパカの小さなぬいぐるみ。
15ソレスくらいだったかな?
その後アルマス広場に行ったものの大きなマーケットはなかったので、サンペドロ教会を通りすぎたところにある野外のお土産店へ。
いわゆる民族柄の可愛いカバン(60ソレスとか、中々いいお値段)もあったのですが、機内に持ち込める小さいスーツケースで来たので、スペースの都合上あまり物は買わず。 -
昼食はそのお店近くのマーケット(サン・ペドロマーケット?)で。
フードスタンドもたくさんありました(写真)
同じ場内で10ソレスのスタンドから3、4ソレスのスタンドがあり、価格破壊が起きてました笑。当然安いほうへ~
大きなマーケットでしたが、ゆっくり見る時間はなかったので食事もそこそこに済ませ退場。
ホテルへ荷物を取りに戻り、タクシーで空港へ向かいました。 -
●そして衝撃の事件は起きた
「変だな」と思ったのは、搭乗カウンターにスタッフがいないのを見たときでした。
5時のフライトでその1時間前にもかかわらず、そこにいたのは私たちと同じくフライトを待つ搭乗客のみ…
ゲートは開いてないにしても、普通誰かいるよね?と。。
不審に思ったのもつかの間、私たちはこの数日間で合言葉になった「ペルーだからしょうがない(=何でもあり)笑」の一言で済ませ、のんきにゲームをして時間をつぶしていました。
5時…
きっかり5時でした。
カウンターにスタッフがやってきて(遅いよ!)アナウンスしたのです。
「飛行機の整備不良(メンテナンス?)のため、1時間ほど出発が遅れます」
は~?
何もかも唐突すぎるぞペルー!
ぷりぷりしながらさらに待つこと1時間。
さらにアナウンスが流れました。
「飛行機の整備不良(メンテナンス?)のため、当便はキャンセルされました」
はーーーーーーーっ??!!!
騒然となる場内(ゲート付近)、搭乗客が一斉にカウンターにつめより、スタッフに説明を求めます。
友人がゲットしてくれた情報によると
「この空港の最終便は別の航空会社LANの7時で、それ以降は飛ばない。私たちペルービアンの搭乗客は、カウンターで手続きすれば明日の朝イチで飛べるように手配する。今日泊まるホテルも用意する」
開いた口がふさがらないとはまさにこのことでした、、、
これがペルーの底力!!!(何か違う) -
ここまでの流れをおさらいします。
予約していた便が数日前にキャンセル、3時の別便に振り替え
↓
3時の便が5時に変更
↓
1時間待たされたあげく、キャンセル
つまり、この整備不良にともなうキャンセルは少なくとも数日前から続いていて、だるま式に変更に次ぐ変更が起きているというカラクリだったのです。
血の気が引きました。
「明日の朝イチに飛べるように」と言われたところで、本当に朝イチに飛ぶ保証はどこにもないわけで。
もし飛ばなくて、夕方のリマから(コロンビア経由の)ロンドン行きの便に乗れなかったら…?
最悪の事態で頭がいっぱいになりました。
さらに最悪なのは、国内便がゆえアナウンスがスペイン語だけだったことです。
私も友人が訳してくれないとさっぱり。
もし1人だったら…と想像するとガクブル。
友人は真っ先にスタッフのもとへ行き(つめより)事態の把握と何をすべきかを聞いてくれました。
ひとまず荷物を受け取り、カウンターの長蛇の列に並び翌日の振り替え手続きを済ませます。
写真はキャンセル証明書(万が一ロンドンへ帰るための便に間に合わなかったときのため)
今まで何十回と飛行機に乗ってきましたが、初めての経験でした。
あとから日本人の方に聞いた話では、この赤のペルービアン(青の航空会社LANに対してわかりやすくこう呼びますね)は、日本のツアー催行会社は絶対に利用しない航空会社なんだとか。
理由は「ツアー客に訴えられかねないから」
つまり、それくらい悪名高いエアラインだということ。
そんなことは露知らず、値段の安さだけで赤のペルービアンを選んでしまったのです。
(大事なこと)赤のペルービアンには乗らない!または、数時間後の乗り継ぎは絶対に避ける。 -
●不幸中の幸い?
そんな憎憎しいペルービアンのせいでクスコにもう1泊することになった私たち(とその他大勢の搭乗客)
しかしペルービアンが手配してくれたホテルは素晴らしかった!
最上階のレストランからはクスコの夜景を一望、わう!!! -
部屋もいい感じ!!
ここまで最安価のホテルに泊まっていた私たちのテンションはかなりあがりました。
…と言えども私は、「本当に明日飛行機は飛ぶの?ロンドンに帰れるの?」という不安をぬぐうがためにちょっと無理して明るく振舞っていたのは否めません。
色んな意味で妙なテンションでした。 -
●友人にホレ直す
に対して、友人は終始落ち着いていました。
こういう想定外の事態に慣れているのでしょう。
私もロンドンでそういった事態にだいぶ耐性がついたと思っていましたが、想定外のレベルがイギリスとペルーでは違いすぎました。
さすがペルー生まれペルー育ちは場数が違います。頼もしい。
このペルービアン事件は、そんな友人の素晴らしさを改めて感じるきっかけになりました。
というのも実は、友人は空港で日本人観光客3人組を助けたのです。
きっかけはキャンセル直後、荷物を待っている間うしろに彼らがいて、事態を把握できていなかった様子だったので(アナウンスはスペイン語なので当たり前だ、と思って)私が彼らに事情を説明したことでした。
「うそどうしよう、乗り継ぎ便に間に合わないじゃん!」
3人とも便は違えど、リマからアメリカ経由で日本に帰るルートは同じとのことで、夜中にリマを飛び立つアメリカ行きの便を逃してしまうと軽くパニック状態。
友人に彼らの事情を説明すると
「僕がスタッフと話すから」
そう言って、航空会社のカウンターに付き添って行くことに。
私たちも手続きする必要があったとはいえ、自分のことよりも彼らを助けることを優先した友人。
そこからはスタッフと友人(スペイン語)→友人から私(英語)→私から彼ら(日本語)→という果てしないやり取りが繰り広げられました。
彼らの問題点は
・スペイン語はもちろんのこと、英語もちょっと頼りない
・ペルービアンの英語が日本人にとって非常に聞き取りにくい(英語教師の友人が「(こんな英語でアナウンスして)恥ずかしい」というレベル)
・3人のうち1人が航空券予約証明書を紛失しているというやっかいな事態(証明書がないと振り替え手続きができない)
…そんな状況下で助けを買って出た友人は、彼らの目には救世主のごとく映ったことでしょう。
その後のホテルで手取り足取り説明したのはもちろん、翌日無事にリマについたあとでさえ彼らを心配し、連絡先を交換していました。
正義感が強く面倒見がいい性格なのは前から知っていましたが、見ず知らずの人に(私が声をかけたというだけで)親身に、打算なく行動できる。
自分の不安は表に出さす、常にポジティブ思考で「大丈夫だよ」と励ましてくれる。
こんなに出来た22歳、私は今まで出会ったことがありません。
本当に感動しました。
そんな友人とともにしたこの冒険は間違いなく、生涯の思い出になるでしょう。
翌朝、2時間程度の睡眠で搭乗した飛行機が無事にリマ空港に到着したときには、思わず抱き合って喜んだものです。
まさに「ペルーだもの、しょうがない」にふさわしい冒険の締めくくりでした! -
●そして別れのとき…
リマに着いてからは、例の3人組にこの後の動向を説明(再びスペイン語→英語→日本語のやりとり、笑)したあと、友人の家に戻りました。
ごちそうになった昼食の話題は、友人がいかに勇敢だったかということ。
「素晴らしい息子さんですね!」とご両親に熱く語りました。つたないスペイン語ですが…
友人のお母さんもまた親切で、私の日焼け(軽くやけど)で真っ赤な顔と肩にクリームを塗ってくれました。
さらに別れ際、写真のマグカップをプレゼントしてくれたお母さん(元は友人からお母さんへのプレゼント…?笑)スペースのない小さなスーツケースに無理やり押し込んで、ロンドンで愛用していますよ~
空港ではこらえ切れずに涙が…(私だけ、笑)
今回私がリマに行くことを決めなければ、再会の手立てはなかったわけで、友人の生活状況を考えるともう二度と会えないんじゃないか?と。
それでも「いつかどこかでまた、絶対会うよ!」という友人のポジティブ思考を見習って、再会の日を楽しみにしたいと思います。
冒険と友情の6日間、おわり! -
●ペルー旅行で大事なこと
(写真はクスコのホテルからの夜景)
・時間とお金がかかる
ペルーのみならず南米はすばらしい遺跡がたくさんあるのでしょうが、ひとつひとつが遠くにあるため時間とお金がとんでもなくかかります。
・トラブルが尽きない
現地の人(または南米の人としましょう)はこういうトラブルに慣れていますが、すべてが正確に機能している日本の生活に慣れてしまっていると、トラブル時にどう対応していいかわからないのですね(もちろん日本人全員とは言いませんが)
…これらの点から気軽に行ける感が全くないペルーなので、お金を余計に積んでもツアーで効率よく回るのがいいのかもしれません。(向き不向きがありますが)
個人で旅行するにはかなりの気合いと根性、何よりトラブル時に自ら行動する姿勢が必須だなと思いました。
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