北欧フィヨルド紀行（５）フロムからグッドヴァンゲルまでのクルージングとスタンハイム渓谷

2016/09/09 - 2016/09/09

　　　「フィヨルドクルージング」

　今回の旅のメインであるフィヨルドクルージングは、フロム鉄道の終点、フロム（Flam)からグドヴァンゲン(Gudvangen)に至るソグネフィヨルド（Sognefjorden）の支流になるAurlandsfjord（アウルランフィヨルド）とネーロイフィヨルド(Naeroyfjord)までおよそ２時間かけて巡ることになります。

　フィヨルドとは、ノルウェー語で「入り江」という意味で、氷河による浸食作用によって形成された複雑な地形の湾や入り江のことです。フィヨルドといえば、ニュージーランドにあるミルフォードサウンドが有名ですが、ノルウェーのフィヨルドはその規模や数から言ってもその比ではありません。

　ノルウェーには、ソグネフィヨルド・ハダンゲルフィヨルド・ガイランゲルフィヨルドなど多くのフィヨルドがありそこからさらに奥までいくつもの支流があるのです。

　穏やかなフィヨルドの両側には標高1000m級の断崖が迫り、山の斜面にはいくつもの滝が流れ、岸辺近くには民家が点在する美しい風景を眺めることができました。

　天気もまずまずで、クルージングを十分堪能することができ満足でした。フィヨルドクルーズの様子をyoutubeにアップしましたので、見て頂ければ幸いです。

　クルージングの終点、グッドヴァンゲルからホテルまで戻る際に道路の関係で旧道を通ったのですが、これがまた最高の眺めで感動ものでした。
　
　後から調べてみたところ、スタルハイム渓谷というところでした。やはりこの辺りでは指折りの名所だったんですなー。
　この九十九折（ヘアピンカーブ）旧道を大型バスで登っていくのですが、片側一車線大型車がやっと通れる道路でしたが、何しろ片側は断崖絶壁ですからヒヤヒヤものです。改めて女性ドライバーさんの運転技術に感服してしまいました。
　
　フィヨルドクルーズを堪能した後は、一路またオスロへ向かって同じ道を戻るコースです。オスロ港に到着してここからＤＥＤＳクルーズ船で、コペンハーゲンまでの船旅です。


　次回はＤＦＤＳクルーズとコペンハーゲンの様子を紹介させて頂きます。


　　
　

エリア フロム(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

　クルーズ船は、フロムから出発しグッドヴァンゲルまで矢印のように進む・・

　初めにAurlandsfjord（アウルランフィヨルド）を通り、後半Nærøyfjord（ネーロイフィヨルド）に入っていく。

　フィヨルドクルーズの出発地、フロム・・

　湾内で

　
　この」フィヨルドクルーズ船で出航・・

　キャビンで

　Aurlandsfjord（アウルランフィヨルド）から・・

　デッキで・・

　なだらかな丘陵が続く・・

　ほとんど波はない・・

　静かに進む・・

　次々と景色が変わる・・

　のどかな光景が・・

　続く・・

　刻々と景色が変わる

　デッキで景色にみとれる

　穏やかな光景が続く・・

　電線か？

　これは対岸をつなぐ電線のようである・・

　３本の線が見える・・・中間に丸い風船のような球体が見える、

　対岸との間で結ばれた高圧電線のようだ！　　丸いものはフィヨルドを往き来する客船に注意を促す目印だと判明！　そりゃあそうだろう、このフィヨルドを行き来する豪華客船がひっかけたら大変だ！大型船にも注意喚起しなければなるまい！

　フィヨルドの間をクルーズ船は行く・・

　交通手段は海路のみ？

　高いところにも人家が・・

　岸辺にも人家が・・

　水路の幅が狭くなる・・

　合流点あたりで・・

　合流点近くで

　幾筋もの滝が・・

　幅は２００ｍもない・・

　この辺りはネーロイフィヨルド・・

　変わりゆくフィヨルドの風景に魅入る人たち・・

　岸辺の近くに点在する人家

　幾筋もの滝が流れ落ちている・・

　岸辺近くで放牧も・・・

　滝が流れ落ちる光景は珍しくない・・

　岸辺の近くまで人家が・・

　フィヨルドクルージングの動画をどうぞ！

https://youtu.be/JuA_WFXWlm4

<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/JuA_WFXWlm4" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

　バックミュージックは、北欧の歌姫とも言われるアイボール・ Eiv?・rの曲を使用させて頂きました。

　生活の場である・・

　ネーロイフィヨルドの最深部、グッドヴァンゲルに到着！

　グッドヴァンゲルのボート溜まり・・

終点・グッドヴァンゲルに到着・・

およそ２時間のクルージングは終わった。

　満足、満足！

　グッドヴァンゲルからヴォスを通りホテルのあるロストフースまでバスで、

　新道が通行禁止なので旧道を行く・・

　素晴らしい眺めだ！

　

　九十九折の急坂をバスはゆっくり進む・・

　大型バスがやっと通れるほどの狭い道だ！

　素晴らしい景色だがゆっくり堪能する気持ちになれなかった・・

　それもそのはず、北ヨーロッパで最も急勾配の道路の1つだそうだ！

　一車線の急坂、九十九折・ヘアピンカーブの難所をバスはゆっくりゆっくり進む

　乗っていても肝を冷やす・・

　転落したら一巻の終わり、間違いなし！

　後から続く車両が下の方から上ってくる・・

　途中に滝があるが・・

　スタルハイム滝のようだ！

　かなり上ってきたようだ！　海抜２〜３００ｍか？

　後で調べてみたらスタルハイム渓谷とわかった・・

　スタルハイム渓谷は氷河が大地を削り取って生まれた氷河谷で、ノルウェー屈指の壮大な景観で名高いようだ。

　ヘアピンカーブを登坂（とはん）中、車窓から豊富な水量を誇るスタルハイム滝が見える。この峠に昔からのスタルハイム・ホテルがあり、ここからの眺めは特筆すると言われるが納得々々！

　しかし、もし旧道を通らなかったらこの絶景には出会わなかったかも？


　
　　次回はオスロからコペンハーゲンまでＤＦＤＳ船で一晩かけてのクルーズです。