2016/09/28 - 2016/09/29
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fraiseさん
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日照時間が平年の半分以下という悪天候続きのなか、念願の松本旅行!
ここ数年なぜか松本城が見たいという想いがふつふつ。
春、真っ白な姫路城を見て、「黒」への欲望がますます。
だから雨でも行っちゃう!
…と思ったら、ほとんどかさをささずに過ごせました。
青空の下の「黒」は観られなかったけど、満足です。
■交通
行き:あずさ7号(新宿8:30 松本11:28)
帰り:スーパーあずさ28号(松本16:58 新宿19:35)
*JR東日本のネット予約【トク35】で、往復指定席で合計8700円
■宿泊
ドーミーイン松本(【禁煙】ダブルルーム)
*じゃらんnet【東京小伝馬町・野乃なんばOPEN記念プラン≪朝食付き≫】を、じゃらんのドーミーイン限定クーポン利用で8,990円(税込・サービス料込)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JR特急
-
サザンテラスのゴントラン シェリエで、クロワッサンとコーヒーのセットを購入。これをおともにいざ出発。
終点までなので、ぐっすり眠れます。
窓の外は、降ってる町もあれば、降っていない町もあり。
松本はどうなんでしょう? -
松本到着!
改札はひとつ。改札を背にして、右がお城口。左がアルプス口。
まずは左に行きましょう。
目指すは『観光荘』で【焦がしねぎひつまぶし】
駅前の道をまっすぐ。
最初の信号を正面に渡って、右へまたまっすぐ。国道にぶつかったら、左。
橋を渡って、「京城苑」という焼肉屋さんの看板を越えたら、左に曲がる。
このあたりから、『観光荘』を案内する看板が出てきますから、それに沿って行けばOK。
車用の案内なので、徒歩のわたしは雨の中をクルクルまわらされているようで、
苦笑。観光荘 松本店 グルメ・レストラン
-
【焦がしねぎひつまぶし】
そのままでもお出汁でいただいても、
名に違わず、焦がしたねぎの風味と食感があって、はじめての味です。
おいしかった!
並は、うなぎが1枚で2350円。
わたしには十分。
通常はお吸い物かみそ汁がセット。100円プラスで肝吸いになります。
地元の方と思われるまわりのお客さんに、うな重やうな丼が運ばれてきたとき、
店員さんが「あとで、当店特製のわさびのタレをかけて、お楽しみください」と。
なになに?わさびのタレ?
それも食べてみたい!! -
おなかいっぱい。
さて、土砂降りの中、ホテルに向かいます。
こちらお城口。
画面右下にあるのが…
(写真は翌日のものです) -
旧松本駅の表札です。
下に由来が書いてあります。 -
駅を背にして、最初の横断歩道。
ここから今日お世話になるドーミーインが見えます。
だいたい5分くらい。
交差点の信号、歩行者向けの四方向が一気に変わるんですね。
もちろん車向けも一気に。
ここだけじゃなく、何か所もそんな感じだと気づいたときにはちょっと驚きました。
東京ではあまりないから、新鮮。 -
ホテル前の案内板。
美術館まで10分くらい。
お城まで15分くらいです。 -
豪雨の中(そんな雨はこのときだけ!)、やってきました。
写真にも映るほどの雨! -
ロビーにある草間彌生さんの作品。
会場内にもう一点撮影可能なものがありました。 -
草間さんは常設ですが、今回は「草間彌生 魂のおきどころ」という特集展示だったようです。
いちばん印象に残っているのは、『魂の灯』という作品。
上下左右鏡張りの部屋に灯される数えきれないほどの赤、緑、青の球。
よくわからない高揚感で胸がいっぱいになりました。
(【草間彌生 魂の灯】で検索いただくと、雰囲気がわかります) -
あるお部屋は、一つの作品に。
さぁ、タイトルは何でしょう? -
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あらゆる場所の水玉を自分の目で確かめよう。
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自動販売機横にさりげなく作品が。
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市内巡回バスは帰る直前やっと撮影できました。
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館内を見終えて外に出ると、雨はあがっていました。
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入り口を彩るこの作品のタイトルは…
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草間さんの言葉にならない衝動や念のようなものが投影されているような作品ばかりで、彼女の「生」のパワーに圧倒されました。
その分、ほかの常設の書や油絵の「静」が沁みました。
草間彌生さんにあまり関心がなかったわたしでも十分楽しめる美術館でした。 -
明日の天気が心配。
観たいものは今日いそいでまわってしまいましょう。
一旦ホテルに戻って、すぐにお城に向かうことにします。
みなさんの旅行記やガイドブックの通り、街には井戸がいっぱい。 -
名前のついている井戸、ついていない井戸があります。
翌日話したおじさんによると、「どの井戸も飲めるよ」とのこと。
井戸を見かけるたびに、ひとくちいただきました。 -
ホテルから10分ほどでお城の門が見えてきました。
お堀の外からパチリ。
お堀を渡って、入場券を買って、中に入りましょう。
城内入場時、くつを脱ぎます。
スペースも狭いので、脱ぎ履きがめんどうなくつは避けたほうがベターです。 -
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左下が白いシートで囲まれています。
毎年秋に、漆の塗り替えの工事が行われているそう。
ホームページのおしらせにその年の予定が載るようです。
ちなみに今年は8月26日~10月31日で、シートは9月中旬までと書いてありましたが、
まだかかっていました。
嫌な方は予定を立てる時に要確認です。 -
思わず目に留まった「武者走」
これはなに? -
「武者走」している様を思い浮かべます(「真田丸」放送時なもので、脳内ではなんとなく佐助が走ってしまっています)
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これが天守閣直前にある、城内で一番急な階段。昇りよりも下りるときがコワい!
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天守閣からの眺め。
けして眺めを楽しむような窓ではないのが、「戦うための城」を感じさせます。 -
天守閣にはやはり神様が。
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たぶん昨年までならスルーしていました。これが何かというと…
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「真田丸」でおなじみの加藤清正エピソード。
本丸の出口すぐ前にあるので、お見逃しなく。 -
本丸以外にも見学できる建物がありますが
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当時の門を再現したもの。
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二の丸の跡は本当に跡です。
こんな感じがひたすらダァーっと。
いらっしゃったカップルの方々、ぼそぼそっと何か言って、さっと退散されます(笑) -
これを見ながら、「跡」を楽しみましょう。
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水辺の松本城。いい感じです。
天気がよければなぁ。
松本城見学ルートをまとめると、
天守閣→門と二の丸→水辺→外堀側の出口
この出口を出て、開智学校へ向かいます。 -
旧開智学校の入館は16:30まで。
早歩きで向かいます。
こちらは現在の開智小学校。
松本城からここまで早歩きで7~8分くらい。 -
かわいいデザイン。校庭が広いです。
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旧開智学校到着。
松本城から早歩きで15分くらい。 -
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ここが昔の正面玄関。
立派な装飾です。
明治天皇の行幸でも使われたとのこと。
今はこの先の入り口から。
ここでもくつを脱いで入りますよ。 -
当時の教室の様子
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黒板に書いてある「児童の心得」的なもの。
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このような教室の再現はここと、もういくつか。
ほかは、長野県の教育の歴史や開智学校設立・建築の歴史などの展示物が中心です。
その中で印象に残っているのは、戦中の日記。
子どもの日々の生活に戦争が当然のように入り込んでいたことが伝わってきました。 -
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旧開智学校を、設計し実際に建てたのは、なんとふつうの大工さんの立石清重さん。
東京にある西洋建築を見て自力で設計したなんて、ただただ驚愕です。 -
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これは?
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不思議なドアです。
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なかなかの見ごたえがありました。
「30分もあれば」という記事も見かけますが、
展示の説明読むのが好きな方は1時間のつもりのほうがいいと思います。 -
結果、隣りの旧司祭館が見られませんでした。
こちらも入館16:30までだったようです。
小さいので、先に来れば両方見られたなと、ちょっとへこみました。 -
背伸びして覗いてみたり(往生際が悪い)
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落ちこんだ気持ちを癒すために、やってきたのは、グルメ系、旅行系、どちらでも見かけた「8オンス」。いわゆる、角打ち、立ち飲みです。
開店直後に伺いましたが、先客1名。 -
まずはビールとカマンベールチーズ。
そのあとは、地元の白ワイン「ナイアガラ」。好みの甘さです。
たしか200円のアスパラの天ぷらは、まさかの注文を受けてから揚げるという、角打ちとは思えない展開に目がテンです。
水菜と鶏のわさび和えもおいしかった!
私が帰るころには、店内はぎゅうぎゅう。
ひかえめで、ほがらかな女性の方がちゃきちゃき注文をさばかれる店内は居心地がいいだけでなく、しめて2000円程度という破格さ。
こういうところ、ないなぁ。
すばらしいお店でした。 -
お目当ての蕎麦屋が予定外の休店。
ほかに開いている店、一人で入れそうな店、かつ、よさそうな店が見当たらず、
松本をさまよいます。
最終的に、駅前の「こばやし」で。
一枚でよかったなぁ。
お客さんがほかにいず、お酒を頼むのもなんで、ざっといただいて退散。 -
ホテルにもどって、温泉を堪能。
極楽極楽。
(写真は、翌朝) -
ドーミーイン名物「夜鳴きラーメン」
21:30からです。
しっかり味の中華そば、期待以上のおいしさでした。
おすすめです。 -
二日目。
ロビー横の朝ごはんの会場です(写真は時間外)
奥のカーテンが開いて、そこにブッフェ台ができます。
8時くらいに来ましたが、すぐ着席できました。
ビジネスマンがほとんど。 -
和食だけでなく、洋食系もあります。
おそばなど、長野名物もありました。 -
出かけるときはかさはいりませんでしたが、朝食中は雨降り。
その後も、どんより。
安曇野はやめて、市内散策にします。
こんな感じで、通りの名前の案内板があちこちに。 -
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繩手通り入り口のかえるさん。
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通りにもかえるさん。
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繩手通りの生い立ち。
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繩手通り、わたしのメインはこちら!
縁結びの神様なんですって!
とにかく祈りましょう。 -
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繩手通りから境内を臨みます。
この橋は御幸橋。 -
こんなに大きな鳥居のもと、橋がかかっています。
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松本で一番大きな井戸「源智の井戸」
ひっきりなしに汲みに来る人が現れて、だれもいない写真を撮るのに10分ぐらいかかりました。 -
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翁堂でミミ―サブレ。
ミミーちゃん、かわいい。 -
さぁ!昨日臨時休業でいただけなかった佐々木さんへ。
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鴨つけそばとさんざん迷いましたが、やっぱり基本のもりそばに。
塩でいただくのが、たまらなくおいしかったです。
本当におすすめ。 -
食後のお散歩のあとは、松本らしい喫茶店もということで、まるもに。
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クラッシック流れるなか、観光客はもちろん、奥のほうには近所のおじさんたちの姿も。おじさんたちの談笑(うるさいというわけではありません)と、雰囲気のアンバランスさがなんとも不思議な空間でした。
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うーん、それでもまだ13時。
そもそも今日は安曇野に行く予定だったから、帰りの電車が遅いんです。
16時58分まで何をしていいやら…
天気を懸念して昨日のうちに観光しちゃったからなぁ。
…と、松本駅の観光案内所のおねえさんに相談。
急遽ローカル電車に乗って、隣の塩尻のワインナリーへ! -
駅からタクシー(1000円くらい)で五一ワインへ。
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ここがショップです
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お姉さんとおしゃべりしながら、いろいろ試飲させていただきました。
もう全部買っちゃいそうでしたが、心を鬼にして2本にとどめました。
昨日いただいたナイヤガラを使った白ワインももちろん。 -
昼のワインはまわります。
「これで向かいのワイナリーに行ったら、本当に酔っちゃうな。そして、また買っちゃうな」ということで、五一ワインだけで切り上げることに。
電車がほぼ1時間に一本ということで、速攻駅に戻ります。
塩尻滞在時間1時間弱、
ワイン2本
タクシー往復で2000円
なんか効率悪い?もととれてない?(汗)
いえいえ、満足なショートトリップでした! -
松本にもどって、お買い物。
ワインに使うナイヤガラ。
種のまわりがすっぱいので、地元の方は種はそのまま飲んじゃうそうです。
本当は塩尻の無人販売で買うことを勧められたのですが、今年は天候のため不作で量が少ないらしく、見つけられず。
わたしは駅からホテルに向かう途中にある農協直営店で買いましたが、駅の地下のおみやげフロアでも打っていました。 -
松本周辺の名物 山賊焼きを松本からあげセンターで。
すごくおいしかったです。
駅ビルのMIDORI4階(改札前のエスカレーターで直通)にあるので、便利です。
お願いすれば、時間に準備しておいてくれます。
かなりにんにくを使っているらしく、帰りの電車の中ににおいが充満。
もう少し厚めの包んでもらう必要がありますね。
ちなみに、ケンミンショーでやっていた、からしのいなりずし。
ぜんぜん見かけません。
ホテルのフロントの方に聞いても、売っているところがぱっと出ず。
食べることは食べるようですが、「当然のように売っているもの」ではないようです。おみやげとして考えているかたはご注意を。 -
お天気イマイチで、予定通りにできたわけではありませんでしたが、
楽しい2日間でした。
松本、また行きたくなる町です。
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