タコが名物？ 海辺の屋台食堂 - 南イタリアぐるり旅 ６日目 (３)

2014/05/20 - 2014/05/20

オストゥーニ近郊のオリーブオイル工場を出発して、次に向かうはアドリア海。
クルマなら、最短で向かえば海までたったの５分ほどの距離です。

今回はチステルニーノを経由して、そこから北上することのんびり30分。
サヴェッレトリという小さな港町を目指して走ってきました。

広大な大海原が真横に広がっている海岸通には、
シーズンのみ営業と思われるシーフードレストランがぽつんぽつんと現れます。
ということで、まずは腹ごしらえ。

人気の目安を駐車されているクルマの台数で図ってみましたが、
どのお店もそれなりの駐車台数で、人気度合いは似たり寄ったり？
それより、昼時にやや出遅れてしまっているようで、
席が確保できるかどうかが問題です。

では、めぼしい一軒に入ってみましょうか。

エリア イタリア

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

チステルニーノからまっすぐ北上した海辺の町、トッレカンネに到着。

でもそれほど魅力を感じないので、そのまま通過することにします。

町中に大きな灯台が建っていました。

５キロほど離れたお隣の町、サヴェッレトリに向かいます。
のどかな一本道のすぐ脇には、広大なアドリア海が広がっています。

その海岸沿いに、このようなレストランがちらほらと建っています。
レストランというよりも屋台食堂といったところですけど。

そんなこんなで、今日のお昼は久しぶりのシーフードに決定!!

とある１軒のお店にやってきました。
ここだけ見ると、レストランというより海の家といった雰囲気!?

こちらはバールコーナーですね。

お食事サイドはこのようにお客さんで大盛況でした。

まずは席を用意してもらい……。

お隣ではワンちゃんも同席。家族と一緒にシーフードランチ。

こんな景色を眺めながら料理を待ちましょう。

と言いつつ……。
お手洗いに行くついでにキッチンの見学でも。

グリル台ではタコを焼き焼き中。

次々と投入されるタコにタコ。

只今のお時間、タコのグリルが大人気の様子です。

こちらはウニ。

ということで、テーブルに注文していたお皿の数々が届きました。

まずはウニ!!
イタリアではこんな風にダイレクトカットしたままで提供され、
共に出されるパンですくって食べます。

旨いのは旨いけど、感動を覚えるようなものではありません……。

揚げ物ミックス!!

こちらは素材の勝利!! 納得のお味。

噂の焼きタコ!! まるまる一匹（の下半身）ドーン!!

みんなこれを注文していた理由も納得の驚きの旨さ。
で、あっという間に完食。

お腹も満腹になったところで、再び海辺に降りてみます。

海辺から店側に振り返ったところ。

近くには小さいながらも砂浜がありました。

では、そろそろ移動しましょう。

まずは、先ほどちょっとだけ立ち寄ってみたサヴェッレトリへ。
なかなか雰囲気が良さそうな町でした……。

サヴェッレトリの町中にやってきました。

まず目に入ってきたのが、海沿いの広場に建つこのオシャレな建物。
純粋なピッツェリアですので営業は夜のみ。

そのピッツェリアのお隣に、これまたオシャレなガラス張りのお店。

お昼時が終わっているので、人影は無くなっていますが、
店内にいけすが見えるから、こちらはシーフードレストランでしょう。

先ほど店の前を通ったとき、ここも良いかなと一瞬考えましたけど、
ちょっとお値段が高めで……。

オシャレカップルのデートコースといった感じでしょうか。

そのまたお隣には、海に面した素朴な教会が建っています。

こんなに土地に余裕があるのに、隣の建物が引っ付いているのが謎。

さらに先に進むと、その名もレストラン“タコの王様”。

こちらは田舎の町っぽいお店です。

そのタコ王を覗き込んでみます。

ランク的には田舎のドライブインではありますが、
それでも絵になってしまうのは何故でしょう？

そのタコ王のさらに隣はコープのお魚屋さん。
漁協の魚市場といったところでしょうか。

お昼なのでもちろんお休み中ですけど……。

コープ前の歩道に突如現れた謎の像。
この方はいったい誰でしょうか？

残念ながら顔にラクガキが……。

サヴェッレトリの小さな港。
停泊しているのはほとんどが漁船です。

この子供のお絵描きのような船は、ただいま売り出し中。

ゴミはしっかり分別してから捨てましょう!!

サヴェッレトリの港とは逆側の海の風景。

ぽかぽか陽気でのんびり穏やか。

お店もなにもやっていないので、サヴェッレトリ散歩もこれで終了。

宿方向に戻りつつ、次もどこかの町に行ってみましょう。
ということで、海岸通りを逆戻りでクルマを走らせていきます。