大和の国の山を遊ぶ その2 ～懐かしの洞川温泉～

2016/09/17 - 2016/09/17

本日のはなままの目的はもう一つあって、それは洞川温泉を訪ねること。
幼い頃に祖父に連れてきてもらって親戚みんなで泊まった懐かしい思い出があるのです。

エリア 洞川温泉・大峰山・天川(奈良)

温泉街の入り口に着きました。
行者さん通りと言うんですね。
大峰山は修験道の山です。

懐かしいお宿は今もあるかしら？

あ！可愛い看板娘さんのお出迎え。

おとなしくてめっちゃ可愛い！

れんくんかぁ。
看板息子さんかな？

イワナやアマゴを焼いて美味しそう〜

大きなお魚が元気に泳いでます。

こちらは冬瓜。大きい！
おすましをあんかけにして食べると冷房で冷えた身体が温まります。

豊かな水がいたるところで涌き出て

こちらは

コンフィチュールのお店。

なんと和栗のジャムがありました。他にも梨やいちじく等季節に合わせて。
O姉さんは和栗、はなままはいちじくを。

鬼さんたちは洞川のマスコットキャラクター。

お宿が出てきました。

そうそう、こんな宿に泊まった。
大峰講の行者さんたちがこの縁に座って足を洗うんですね。

懐かしい！あそこに浴衣の人が座って寛いでいた。昔の記憶のままだ。

こちらは陀羅尼助丸のお薬やさん。奈良県名産のお腹の薬です。

きかわという木の皮から抽出した成分でできています。
大峰山を開いた役行者がその製法を弟子の前鬼後鬼に伝授したそうな。

こちらが今時風の役行者(えんのぎょうじゃ)(役小角えんのおづぬともいう)と弟子の夫婦、前鬼後鬼さんたち。
前鬼は水差しを、後鬼は鉈を持っています。

なんと、今も後鬼さんという子孫がいらっしゃるそうです。

こちらが雑誌などでよく見る花屋徳兵衛さん。

昔は各地に講があったんですね。
富士山、立山、白山の三大講、それに伊勢講とか。
もしかしたら今より楽しかったかも。

この辺りは夏でも夜は20℃を上回らないそうです。
もうすっかり秋のしつらえ。

うー、懐かしい昭和の思い出に泣けてくる。
祖父はもう20年あまり前に亡くなり(祖母は95才で健在ですが)、父母の世代も高齢になり、はなむすめは4代目。今ではすっかり代替わりです。

ふくろうの杉玉は初めて見た。
玄関先に吊るすと縁起良さそうだ。

最年長氏は珍しくお買い物。
いつも運転してくれるあいぼうに、大好物の草餅を買っていました。

同い年のはなままとO姉さんは信心深いので、神社やお寺では基本的に参拝する。
バブル世代はこういう地道な感性の上に成り立っていたのだ。

はなままは最近ごま豆腐がお気に入り。
でもこちらのは新鮮すぎてクーラーボックスなしでは持って帰れず。

で、こちらの山椒みそにしました。これも冷奴で食べると辛すぎなくて美味しかった。

洞川八幡宮。ここも昔お祭りの時お餅まきに来たなぁ。たくさん拾って嬉しかった。

この上の小さな鍾乳洞にもトロッコに乗って行けるんですよ。
まるでインディジョーンズやん。考えてみればすごいアドベンチャー！

帰りのバス待ちの間に川の魚に餌をあげてみよう。

投げてみると

すごい早さで泳ぎまくるのでビックリ！
職場では笛吹いてもまるで踊ってくれない人々に閉口気味なので野生ってすごいなと思った。
秘密だけど。

駐車場まで2駅バスに乗り

山のコガネムシはほんとに金持ちそうだ。

山道を30分ほど戻って

みたらい休憩所まで戻ってきました〜。
はぁ久々のハイキング部楽しかったー。奈良の山々も味わいがあっていいわ。今度は観音峰に登りたいな。