2016/01/02 - 2016/01/03
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RAINDANCEさん
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京都府北部、若狭湾の西に位置する市である宮津を訪れました。日本三景の一つである天橋立を擁することで知られます。
★奇跡の地形、天橋立を南と北からじっくりと。
★ひと足伸ばして、舟屋の風景で知られる伊根町へ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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京都縦貫自動車道〜綾部宮津道路を経て、宮津市に入ります。
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道の駅「海の京都 宮津」に寄っていきます。
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ここで、天橋立ビューランドのモノレール・リフトの割引券をゲット。
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そして、天橋立へ向かいます。
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まずは、砂州の南側にあたるビューランドへ登ってみましょう。
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モノレールでは無くリフトで。上がっていくにつれて天橋立が見えてきます。
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ビューランドに到着。
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「飛龍観展望」とあります。
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天橋立は見る方向によりその眺望の呼び名が付いていて、ビューランドからの眺望は「飛龍観」なのだそうです。
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股のぞき台があるので、もちろんのぞきます。
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そして、その眺望はもちろんUPします。最近(2016年9月現在)、股越しに景色を見ると実際より小さく見える、「股のぞき効果」を実験で示した立命館大教授が、イグ・ノーベル賞の「知覚賞」を受賞したことが話題になっていますね。
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宮津のゆるキャラか?と思ったらそうでは無く、このビューランドのキャラの様です。ビューくんとランちゃん。
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一応、ビュー『ランド』ですので観覧車も有ります。他にもちょっとしたレジャー施設が。
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「かわらけ」と呼ばれる円盤が売っています。(3枚で200円)
これを買って何をするかというと... -
あの輪っかを狙って投げます。見事通れば開運が訪れるとか。
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こちらは「飛龍館回廊」、龍をイメージした展望回廊。
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ここから飛龍を眺めると、こんな感じ。
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遠く北の山上には「傘松公園」、こちらは明日訪れます。
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阿蘇海の湾内では遊覧船が行き来。
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砂州南端の賑やかな通りに来ました。
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海の京都らしく、古い商店風の店が並んでいます。
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町の景観に気を使っていることが窺えます。
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そんな街並の中の「龍宮そば」にて軽くランチといきましょう。
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落ち着いた雰囲気の店内。
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妻は天ざる。
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私はニシンそば。
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エネルギーをチャージしたところで、いよいよ砂州を歩いてみましょう。廻旋橋を渡って...
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...渡ったところから見る本土。
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1689年(元禄2年)に当時の学者である貝原益軒によって出版された「己巳紀行」にて「日本三景」のひとつと記されたらしい。
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そして、1952年(昭和27年)11月22日に、国の特別名勝に指定されたそうです。
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日本の道百選にも選定。
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天橋立の砂州の形成過程には諸説あるようです。現在の砂州は昔の美しい弓なり形状が浸食で崩れつつあり、砂を足して整えているそうです。
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松が傾いてます。
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天橋立神社。
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その脇には、日本名水100選の一つ「磯清水」。周りは海なのに清水が湧いています。
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ここは、剣豪の岩見重太郎が父の仇討ちをしたと伝えられている場所だとか。
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その岩見重太郎が刀の切れ味を試したという石。さすがに刀で石をこんなにスパッとは切れませんので、言い伝えでしょう。
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1950年のジェーン台風の復興時、天皇から励ましを受けたことを記念する碑。
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与謝野鉄幹と晶子の句碑。鉄幹(本名:寛)の父が丹後の出だったことから、夫妻もこの土地をしばしば訪れたとのこと。
...といったように、沢山の碑が。 -
また、これらの松は、植林されたのではなく自然に生成したものなのだとか。防砂林でも植えたのかと思ってました。
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本土へ戻って、日本三文殊のひとつで知られる「智恩寺」へ。
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臨済宗の寺です。
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多宝塔。
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「三人よれば文殊の知恵」で知られる本堂(文殊堂)。すごい行列です。
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「知恵の輪灯籠」。
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輪の中に明かりを燈し文珠水道(天橋立水路)を行き来する船の標になっていたとも。
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天橋立駅。これにて天橋立観光の前半を終えます。(後半は次の日)
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この後は、宮津市の北隣に位置する伊根町を目指します。
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伊根湾に到着。
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目的は、伊根湾めぐりの観光船です。
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夕暮れの中、伊根湾めぐりへ出航。
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お、さっそく待ち構えているヤツが。
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美しい夕日の中を出航。
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伊根町は漁業の町です。その漁業において、伝統的な文化的景観を備えています。
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舟屋群が見えてきました。
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その名の通り、船のガレージが付いている家屋です。
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周囲約5kmの湾に沿って230軒あまりの舟屋が立ち並ぶ風景は全国的にも珍らしいとのこと。
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確かに、こんな風景は見たことがありません。
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ホント、船のガレージです。ちょっとベネチアを思い出しちゃいました。
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漁村では初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたそうです。
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船は舟屋周辺を遊覧して乗り場へ戻ります。
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遊覧の間、ずーっとコイツらが船を追尾。
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かっぱえびせんを買って、彼らとたわむれながら戻ります。たまに背後からトビが来るので注意。
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船着き場に到着。物足りなそうに見つめるウミネコたち。もう無いよー。
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この頃にはちょうど日の入り。図らずも美しい風景に出会えました。
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天橋立に戻り、砂州の北側にある旅館「神風楼」にチェックイン。
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昭和初期の木造建築をモダンテイストにリニューアルした宿です。
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和モダンな部屋。
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洗面台。
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広縁の家具もモダン。
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縁側からは庭園に出られます。
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さっそく温泉へ。
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2001年に開湯した、成相(なりあい)観音温泉という温泉を使っているそうです。男湯。
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女湯。双方とも露天風呂はありません。
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温泉の後は夕食。
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しゃぶしゃぶです。
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刺身は山盛り。
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例によって地酒で。
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ボリュームたっぷりの食事でした。
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ごちそうさま。
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翌朝...食事会場からの風景。宿の隣は観光汽船桟橋です。
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朝日をバックに天橋立。
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さて、朝食をいただいて今日も観光へ。
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観光船乗り場。
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天橋立ケーブルカーへ向かう途中の神社。元伊勢 籠(この)神社。
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元伊勢とは、伊勢神宮が現在地へ遷る以前に一時的に祀られたという伝承を持つ神社だそうです。
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こんな雰囲気の良い神社の参道っぽいところを歩いて...
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天橋立の北側の山へ登る「傘松公園」へのケーブルカー乗り場に到着。
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乗り場。朝早めなのでガラガラです。
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さっそく登りましょう!
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傘松公園に到着。
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先述の通り、天橋立の眺望は見る場所によって名前が付いています。ここからの眺望は「昇龍観」です。
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ここにももちろん、股のぞき。
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この様に見えます。
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朝もやの中、龍が天へと昇って行くかのような眺め。幻想的です。
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観光船も出撃の模様。
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さて、ここからバスに乗って成相山の中腹、西国巡礼第28番の札所である成相(なりあい)寺へ。
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寺に着きました。山門。
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鐘楼。
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成相寺は、寺伝によると704年(慶雲元年)には開基されていた真言宗系の寺らしい。
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本堂。
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五重塔。
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ここにも展望台があり、天橋立が望めます。
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傘松公園に戻ってきました。傘松公園のキャラクター「かさぼう」。
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かさぼう地蔵。砂州対面ビューランドのビューくん・ランちゃんのライバルですね。
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「冠島沓島遥拝所」、若狭湾に浮かぶ冠島・沓島を参拝するためのものだそうです。
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そろそろ下りましょう。
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下りるとケーブル乗り場は大行列でした。朝早めの搭乗をお勧めします。
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ケーブルカー乗り場の売店。漁業の町らしい風景。
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複雑な潮の流れが創り出した天橋立をはじめとして、豊かな自然と食そして歴史...海の京都、丹後の魅力をじっくり満喫できた旅でした。
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