2016/09/10 - 2016/09/11
14位(同エリア187件中)
tadさん
しばらく、過去の写真を振り返るシリーズだったが、これはつい昨日までのこと!なんと種子島の宇宙センターJAXAをついに訪問!
ハイテク技術に関心の高い人にとって、ここは格別の場所だ。九州復興割引の旅のパンフレットを見ていると、なんと種子島と屋久島を一気に訪問する企画がでている。すぐに飛びついた。屋久島は私達夫婦のハネムーンの地であり、41年ぶりの再訪となったが、先に来た種子島は初訪問だ。いろいろ見どころはあったが、なんといっても、ロケットが次々と打ち上げられた場所だ。ここを見ておかないと落ち着かない気持ちだった。ワシントンのスミソニアン博物館でアメリカ等の宇宙ロケットや衛星はたくさん見ているが、自国の本物を見たことがなかったのだ!
横浜の三菱重工の展示館でH2用ロケット・エンジン等は既に見ていたのだが、肝心の打ち上げ基地を訪問する機会が今までなかった。打ち上げの際は、どうせマスコミや関係者で狭い島内のホテルは満杯になることはわかっていたし、それにしばしば天候のせいで、打ち上げが延期されるから、実際には打ち上げを見るのは諦めていた。せめてもの宇宙センターの訪問だけでも今回実現できたのは、嬉しい。
博多駅の新幹線乗り場に朝7時に集合し、鹿児島駅到着後、鹿児島港に移動。時速80kmのジェットフォイルで種子島に昼前に到着。台風の影響なし。で、初日は鉄砲館などを訪問したが、最初の紹介は翌日の宇宙センター訪問を真っ先に取り上げたい。
最初の写真は、打ち上げられなかった実物のH2ロケット7号機の第一段部分。この内部に液体酸素と液体水素の燃料タンクがある。噴射のエンジンはこの下につけられるし、第2段ロケットは向こうの先につけられる。第1段ロケット全体では31mの長さとなる。H2ロケットの全長は49.9m.
(追加;2020年7月20日、UAEの火星探査衛星を三菱重工製のH2Aロケットで無事打上げた!快挙!当時の写真を見直したら、写真を追加したくなった。)
- 旅行の満足度
- 5.0
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右が第1段ロケットの燃料タンク部分。左が第2段ロケットの一部が見える。案内のガイドが説明してくれる。
なお、ここは正確な場所は地図の表示場所とは異なる。宇宙センターの専用のバスでセンター員の案内でのみ訪問可能な場所だ。種子島宇宙センター 名所・史跡
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第2段ロケットの燃料タンク部分
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第2段ロケットの燃料タンク部分と向こうに先端の人工衛星を覆うカヴァーの機体が見える。このH2ロケットは衛星のカヴァー部分も入れて全長49.9m。
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第2段ロケットの先端部分。
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第1段ロケットエンジンLE-7
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第2段ロケットエンジンLE-5A
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第2段エンジンは重そうに見えるが、実際はわずか250kgプラスだとのこと!ジェット・エンジンよりはるかに軽く作られているそうだ!
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これはH2B用のLE7Aエンジン。
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データが読める。(追加;2020年7月20日、UAEの火星探査衛星を三菱重工製のH2Aロケットで無事打上げた。H2Bは、さらに推力を上げたものだ。)
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ロケット発射の固定台。
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コントロール室
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種子島宇宙センターは広い。発射場も複数ある。
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関係者はここで発射が見られるのだろう。
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JAXAのバスで宇宙センター内を移動し見学が可能となる。当時は個人では入れない地域だときいた。
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