2015/09/02 - 2015/09/05
393位(同エリア646件中)
まりあさん
(本当は、2016年のドライブですが、旅行記の順序を、乱さないために、旅行時期は、意図的に2015年にしております。ご了承くださいませ)
駒ヶ根に連泊して、長年の懸案事項だった、木曽駒ケ岳の千畳敷カールをめざしました。
駒ヶ根って、ある意味、関西に近くって、「帰りに寄れれば寄ろう」と思ったことは、10回以上あると思うけど、午後って、雲も出るし、駒ヶ根まで戻ってきたときに、空を見上げて、「こんな空じゃあ、しゃあない」と素通りしてました。
それで、今回は、駒ヶ根のビジネスホテルに連泊して、早朝の朝一で、千畳敷に向かいました。
まずは、到着した日に、日に1万歩をめざすために、ホテルから駅まで歩きました。夕暮れの里山の風景はまた、素敵でした。
そして、朝の始発のバスをめざして、菅の台バスセンターに車を入れると、「れれれれれ・・・・行列じゃん」。
バスとロープウェイのチケットを売る窓口がたったひとつで、遅々として進みません。イタリアの美術館やらのチケット売り場って、すぐに行列なんですが、その理由のひとつが、スタッフが、おそらく脱税防止のために、いちいちパソコンに情報を打ち込むんですよね。だから、20人ぐらいの行列に半時間ぐらいかかっちゃうんです。
それゆり遅い行列の進み方に、ブチ切れそうになりながら、じっと我慢の子で待ちました。
行列しているあいだに、始発のバスは出てしまいましたが、臨時便を適宜出してくれるので、チケットを買ったあと、そう長く待つことなくバスに乗れました。
スタッフのさばきかたは立派でした。
まず、連れがばらけないように、「何人連れですか」と、いちいち尋ねて、グループを同じバスに配置しつつ、人数を数えてます。
黒部のトンネルバスは、乗車15分だからか、平気で立たせて乗せますが、駒ヶ根は全員が着席。バスが走り出してすぐに、その理由がわかりましたが、ものすごいカーブの連続での半時間、とても立って乗っていられません。
連れの人数を聞かれたとき、「一人です」と答えて、「一人旅って、多くないですか」と問うと、「いや、けっこうおられますよ」と。
さらに、「じゃあ、女の一人旅はどうですか」と問うと、「う〜ん、そういえば、昨日一人いたなぁ」と。
それって、やっぱ珍しいんじゃん。
と、一人ミーハーな喜びに浸りました(笑)。
さて、私の直前で、次のバスが満員になり、私は、さらに次のバスの先頭です。だから、当然のごとく、最前列の景色のいい席に陣取りました。と、皆さん、一人旅ではないから、私の横の席は、最後まで誰も座らず、最後の最後で女性が座ってきました。
話しかけると、なんと彼女も一人旅。
「なんで、前の席があいてるんだろう」と思いながら、座りにきたそうです。おかげで、一人旅同士、バスの車内と、遊歩道の一部を、楽しくおしゃべりしていきました。
若い彼女は、遊歩道から、少しだけ登山道へと登ったので、そこでお別れしました。
千畳敷カールは、みごとな快晴で、ロープウェイからは、富士山さえも見えました。でも、すぐにガスがのぼってきて、景色はふさがれていきます。
やっぱ、山の景色は、早朝だけなんですよね。
とまあ、積年のテーマだった千畳敷カール。似たような写真が続きますが、これでも、だいぶ取捨選択したのですが・・・
駒ヶ根から、甲府へと抜けました。
これまた、「歩く」というテーマのために、昇仙峡をめざします。ここも、有名だけど、たぶん行ったことないと思うので、出向きましたが、ここは大外れ。二度と行きません。
関西の箕面の滝みたいなもんで、紅葉で有名なんでしょうけど、おそらく激しく混雑する場所なんでしょうね。みやげ物店の呼び込みがうるさくって、うっとうしかったです。
遊歩道も、半分は、道路みたいなところだし、ただの滝でした。
それより、以前に、好印象をもった、山梨県立美術館は、今回もとてもよかったです。石川県立と山梨県立美術館は、ファンになってます。
石川の方は、ミュージアムカフェも大好きで、ふと思い立って、山梨のレストランをめざしたら、ここもいい雰囲気で、美味しかったです。
その4の旅程は、
駒ヶ根散策、
木曽駒ケ岳、千畳敷カール
菅の台バスセンター付近の散策
光前寺
駒ヶ根名物、ソースカツ丼
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ホテルに入ってから、駅までの道を散策しました。
やはり、稲穂が美しい。そして、夕暮れの山の景色もグッド -
イチオシ
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駅前です。
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今年の春のヨーロッパ旅行のために、iPhoneを買って、マップ機能を使いながら歩く術を身につけたので、駒ヶ根駅付近に、五十鈴神社を見つけて、そこまで歩きました。
夕暮れの神社、いいムードです。
ここには、庭までありました。 -
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ちょっと、お化けが出そうな雰囲気でもあります(笑)。
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すずらん公園というのも、通りかかってみました。
なるほど、スズランのオブジェか。 -
イチオシ
池があると、景色がよくなりますね。
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この頃から、ラストまで、そこここに、コスモスが咲いていて、写真のアクセントになってくれました。
秋ですわ。
あと、写真に写すのは、難しいけど、あちこちで、赤とんぼを見ました。そしてもちろん、宿で、秋の虫の声も何度も楽しみました。 -
早朝の菅の台バスセンター
私の大大大嫌いな行列です。 -
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ガスがあがってきていますが、行きのロープウェイでは、山の端が、きれいに連なって見えて、右の方には富士山も見えてました。(ロープウェイのガイドさんの説明で、富士山とわかりました)
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真っ青な空
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ソニーのコンデジ君、頑張ってます。
富士山のところを望遠でアップに。 -
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イチオシ
これですこれ、よくポスターに出てくる写真。
ただ、どこから見ても、この風景しかないので、ちょっと飽きました。
元気な皆さんは、この山襞のひとつが道になっていて、そこをのぼり、上まで行くと、360度の景色が楽しめるそうです。
でも、見上げただけで、軟弱な私は、登る気が失せました。 -
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帰路のロープウェイから見下ろした、滝。
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滝壺の緑色が素敵
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下山して、バスセンターに戻るともう、満車。
やはり、中部や関西に近いから、駒ヶ根って混むんですね。
今回、再認識したのは、混雑嫌いの私が好きなのは、東北の北の端、青森と秋田が大好きで、岩手もオーケー、でも、山形やましてや福島になると、道路が混んで、うっとうしいです。
つまり、関東の人口圏から、コンパスで同心円を描いて、関東の人々が簡単にたどり着けないエリアが、私のお気に入りのようです。
駒ヶ根は、混雑がきついです。 -
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なので、無印良品を求める私は、バスセンター近くの、池を訪ねて歩きました。
と、こんなとこ、誰も歩かないから、車の道と、山道しかなく、方向音痴の私は、迷ってしまいました(笑)。 -
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イチオシ
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迷いに迷って、山の中を歩いて、なんとか目的地の光前寺に出てきました。
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イチオシ
林の中の三重塔が美しい。
山の裏から入ったので、入山料を払わなくっちゃと、門に向かいましたが、なんと、このエリアは無料でした。
ただ、お庭に入る場合だけは、料金がかかります。
ちょうど、天敵のバスツアーが到着してしまったので、逃げるように、有料のエリアに行きましたが、有料のところは、誰もおらず、のんびりとお庭を拝観しました。 -
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ここから有料
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お寺の方が、縁の下に「ヒカリゴケ」があることを教えてくださいました。
たぶん、これがそうだと思います。
またまた、コンデジ君のアップです。 -
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入山料には、お茶とお茶菓子がついてました。
ゆっくりできるので、オススメです。 -
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イチオシ
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イチオシ
稲穂と蕎麦の花のツートンカラー
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車の道に出た時に、レストランがあり、そろそろお腹もすいたので、駒ヶ根名物、ソースカツ丼とやらを食べました。
めっちゃ量が多かったです。 -
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これは、駒ヶ根の川
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ここからが昇仙峡です
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大きな岩があるのが特徴のようです。
昔の人は、こういう景色を求めて旅したんですね。 -
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これが昇仙峡の滝
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ところはかわって、山梨県立美術館。
ここ、ミレーとか、ヨーロッパ絵画がたくさんあり、また、このおりは、日本画のコレクションもあり、見応えがありました。 -
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レストランのランチは、野菜のバイキングがついてました。
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チキンのコンフィと、パスタ、そしてキッシュという、まるで、ルーブルのレストランのようなおしゃれな取り合わせ。
1500円ですから、いつものファミレスのランチより、内容も雰囲気もグッドでした。
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