2016/08/16 - 2016/08/16
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ruminさん
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火曜日は、ウッフィツィ美術館が夜間営業しているので、「もしかしたら空いてるかも」と17:00にWeb予約。しかし、17:00からで、果たして私の残存体力は? 全部見切れるの? 帰りのバスは?? と、後から心配になってきた。まあ、いいか。なんとでもなる。
まずは、カッシーネの朝市からスタートし、ボーボリ庭園でも行って、疲れたらいったん帰って、休んでから出直そう。
- 旅行の満足度
- 5.0
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火曜の午前中に、カッシーネで朝市があるというのでトラムに乗って行ってみたけど、朝市というよりフリマ。古着や雑貨は興味がないよ。。。早々に引き上げて、バスに乗ってアルノ川を渡り、ボーボリ庭園へ。
ボーボリ庭園とパラティーナ美術館のセット券で23ユーロ? 耳を疑うが、これは現金が払う気がせず、ソニーデビットカードで決済。
まずはボーボリ庭園から。壮大な庭園ですな。 -
日差しは強いが、風が心地よい。。。景色にうっとり。
また例のごとく、オペラグラスで景色をネチネチ見て楽しむ。 -
オリーブの木。トスカーナっぽいーー
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さてさて、まずは「陶磁器美術館」でも見ますか。
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ボーボリ庭園は、歴代のトスカーナ大公が住んだピュッティ宮の庭園なので、トスカーナ公が所有していた陶磁器や銀器を公開した博物館がある。こちらは庭園の奥にある陶磁器博物館。
これがたぶん、ナポレオンから贈られたというセーブルですな。 -
こういうすごいセットばかり。。。昔のお金持ちは、とんでもなくお金持ちだったんですね。
現代は、昔ほどは貧富の差は激しくないと思うので、やはり「人の世」は、少しずつでもよくなっているのでは、と思ったり。 -
食器が絵画になっている。すごい…
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さあて、庭園を歩きますか。
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フィレンツェの町が見えます。
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これが「糸杉の大通り」ですな。
糸杉は、まっすく空に延びた気持ちのいい木ですね。 -
こんなアーチもある。今も奇麗に手入れされていて、気持ちのよい庭園です。
…が、日差しが刺すようだ。ボローニャはそんなに暑くなかったけど、フィレンツェは暑い…
日陰は通り過ぎる風が心地よいものの、この日差しの中を歩きすぎると、体力消耗のおそれあり。この後、ウッフィツィ美術館に行くので、体力を温存しないと(気力は大丈夫そうだけどね)。 -
カフェハウスを回ってから、ピュッティ宮に戻ることに。
カフェハウスでお茶しようと思ったら、これは昔、散策に疲れた貴婦人がお茶する建物だった、ということで、現在、カフェがあるわけではなかった。 -
ピュッティ宮のカフェでパンとエスプレッソを頼んだが、結構なお値段だった。入場券を見せれば、当日は出入り自由なので、いったん出てもよかったかな。でも、ここのパンはすごくおいしかったので、まあ、よし。
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ピュッティ宮のパラティーナ美術館を見学。
これは、フィリッポ・リッピの「聖母子」ですな。この人、修道士なのに女好きで、修道女に手を出して駆け落ちとたという破戒僧(笑)。この人の描く女性は、繊細で、とても女らしい。女性が好きでないと、こういう絵は描けないと思うよ。 -
宮殿内の展示なので、壁いっぱいに絵が掛けられているうえ、照明が暗いので、鳥目の私には上の絵が見えない。上でしかも小さい絵なんて特に。
いい絵はあるんだろうけど、この展示では、一つ一つの絵を楽しめない。個人的には、残念な感じのする美術館。 -
部屋もすごいので、部屋を見ればいいのか、絵画を見ればいいのか、アタマの焦点を合わせるのも疲れる。(どちらも、すごいので)
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これはラファエロ。「アニョロ・ドーニの肖像」、旦那様のほう。
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こちらは奥様。「マッダレーナ・ストロッツィの肖像」。
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これもラファエロ、「身重の女の肖像」。
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絵画だけでなく、君主の居室もあります。
しかし、昔の家は暗いね。。 -
壁紙と、カーテンと、椅子の模様がセット。どんだけお金持ちだったの?
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いやぁ、暗くて目も疲れたので、23ユーロ分を探勝してないような気はしたが、ピュッティ宮を出て、ウッフィツィ美術館のほうに移動。
おお、そういえば、ヴェッキオ橋をちゃんと見ていないんだった。ヴェッキオ橋って、ディズニーシーにヴェッキオ橋をモデルにした場所がなかったっけ。 -
おお、橋の上は観光客でいっぱい。金細工の店が連なり…とガイドブックに書いてあったが、たしかに金細工の店が並んでいるが、客は入ってないよ??
まあ、通りがかりで「これ、すてき」ってぽんと買う値段のものじゃないだろうしね。 -
橋の上から。
「アルノ川の水が汚くてがっかり」という口コミもあったけど、それほどではない。(季節や雨量によるのかも) -
四時ぐらいにはウッフィツィ美術館に到着。
予約用の入り口で予約券を見せたら、券をチェックしているおじさんが「15分前じゃないと入れない」と言う。えーー、今まで予約券で一回も時間をチェックされたことがないのに。笑。おじさん、本当にイタリア人?
17:00の予約なので、入り口前に腰かけ、ガイドブックで「見逃してはいけない名画」を予習する。
でも、ここ、蚊が多くて、刺されたーー
ちなみに、一般用の入り口は長蛇の列。列は全然進んでいるように見えなかったので、ウッフィツィ美術館は予約マストでしょう。Webで簡単に予約できます。 -
16:43に予約券を出したら、今度はおじさん、入れてくれた。スマフォで時間をチェックしていた。おじさん、ほんとにイタリア人?
まずはボッティチェリにダッシュしたいところだけど、ガイドブックの展示順と大幅に違っていて、ボッティチェリは順路に従っていくと後のほうみたい。
まずはジョットの「王座の聖母子」。着衣が写実的、というのがポイントらしい。が、私はみなさんのアタマの回りのわっかが気になる。 -
こういう細かいところも気になる。
なんかかわいい。。。 -
レースのような羽根だ。
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バックの天使?が、背後霊のようにも見える…
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おお、「ウルビーノ公夫妻の肖像画」があった。
横顔を書くのが流行ったらしい。 -
頬のしみ?吹き出物?がリアルだわ。背景はモンテフェルトロ家の領地だそうです。
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裏側には、出産後に亡くなった奥様への追悼文が掛かれているそう。
日本でも、昭和30年代ころまでは、女性の死亡理由の一位は出産だったそうなので、お産はまさに命がけ。 -
ピエトロ・ベルジーノ「フランチェスコ・デッレ・オペレの肖像」。ベルジーノはラファエロの師だそうですが、それより、この人の髪の毛の方が気になる。ブラシ不要?とか。
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おお、またフィリッポ・リッピがありました。「聖母子と二人の天使」。
この絵のモデルは、駆け落ちした修道女のカノジョとのこと。そうよね、絵ぐらい描いてもらわないと。 -
これもフィリッポ・リッピ。
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女性をとても美しく描ける画家なんですね。
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ボッティチェリの部屋にやってきました。
おお、春、プリマヴェーラです。
ここにはトスカーナの植物がたくさん描かれており、描かれてる植物だけを研究している人とか、絵の中の女性がつけているブローチと同じデザインのブローチを作る金細工師がいるとか、聞いたことがありますが、500年以上前に描かれた絵なのに、今でもそんな影響力があるとは…
※絵の前に防弾ガラスがあるので、光って写真が撮りづらい。 -
私が好きなのは、この「春の女神フローラ」。よく見ると、ちょっとオバサンぽくて、親近感を覚える。
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おお、ヴィーナス誕生。
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やだー、なんかつば出してる。
のではなくて、風の神が花々をまき散らして、愛や結婚を象徴しているそうです。 -
この二作は、メディチ家のカスッテロの別荘にあったものを、1815年にウッフィツィ美術館に移され、そのころからボッティチェリ人気が出たそうです。それまでは忘れられた絵だったらしい。
確かに…キリストシリーズ(受胎告知、キリストの誕生、磔、キリストの復活)とは、一線を画する作風だものね。500年前の作品と思えない「新しさ」がある。 -
ボッティチェリ「マギの礼拝」。
この中に、本人とメディチ家の人々がいます。 -
ボッティチェリ本人。
辻邦生「春の戴冠」は、古典教師のフェデリゴが幼なじみのサンドロ(ボッティチェリ)や、メディチ家のロレンツィオ、ジュリアーノ、そしてフィレンツェの町の出来事を語る話。 -
私はジュリアーノのファンなので、ジュリアーノを激写。(のわりには、うまく撮れなったけど)
ドゥオーモで暗殺された人ね。 -
コジモ1世。塩野七生「銀色のフィレンツェ」に出てきます。ほかの話にもチラチラ出てくる有名人(私の中では)。
なんとなく冷酷そうな印象があるけど、それは小説を読んでいることによる先入観かな。 -
「サン・ロマーノの戦」、フィレンツェがミラノに勝利を収めた戦いを描いたものだそうです。が、よく見ると、下の踏みつぶされた馬とか人とかがグロイ。。
中世って、コムーネ同士が争い、どことどこが手を組んで、どこが勝って、だれが得をするか、の「争い」の歴史なのかも。…と、考えると、今のヨーロッパも、おんなじじゃん。
EUも、抜けた、辞めたい、入りたい、という国がごちゃごちゃ入り乱れて、そのうち解体するような気がしなくもない。 -
受胎告知。キリストシリーズのパターンがわかってきた。
受胎告知、キリスト誕生、磔、復活。だいたいこれのどれか。パターンは決まっているのに、すごいバリエーション。だれか、違うテーマで描かなかったの、とも思うが、絵を描く動機が「信仰」であるとすると、このどれかになるのであろう。 -
あー、面白かった。
スティッベルト博物館のように、アタマがごちゃごちゃにならずに、絵画に集中して楽しむことができました。5-8時の時間帯とはいえ、館内は混雑、とくにボッティチェリの部屋は人だかりだったので、もう少し人が少ない時にゆっくり観たい気はするが、オンシーズンの8月では難しいだろうな。
ガイドブックに「これだけは見よう」、「1時間で見学するルート」みたいな内容も載っているが、どういう絵が好きで、何に興味があるかは人によって違うので、「全部見よう」とか、「有名なのを見よう」ではなく、見たいものだけ、じっくり見る、という見方をしたいと思う。
考え方は人、それぞれです。
帰りは、グーグルマップでパスを検索し、アパートメントまでバスで帰る。明日はピサの斜塔に行く日。
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