母娘旅・スリランカ７～ペラヘラ祭の夜（キャンディ）

2016/08/13 - 2016/08/21

とうとうキャンディ。
今回のメインイベント、ペラヘラ祭の最終日です。
今、動物愛護の観点から、ペラヘラ祭に反対する声もあり、今年は象の頭数が減っています。
けれど、ドライバーのバンドゥさんが数えたところ、６５頭はいたとのこと！
それより多かったって、どれだけ…。

夜まで間があったので、仏歯寺へも行きました。
前回は早朝、暗いうちから出かけたので、今回とは印象がだいぶ違いました。
ちなみに、去年の仏歯寺の様子はこちら。

http://4travel.jp/travelogue/10975442

　8月13日(土)　伊丹→成田→スリランカ
　8月14日(日） ニゴンボ→ピンナワラ→マータレー
　8月15日(月)　マータレー→ヌワラエリヤ
　8月16日(火)　ヌワラエリヤ
★8月17日(水)　ヌワラエリヤ→キャンディ
　8月18日(木)　キャンディ
　8月19日(金)　キャンディ→コロンボ
　8月20日(土)　コロンボ→スリランカ航空→

エリア キャンディ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 5.0

ようやく車は、キャンディの街に入ってきた。

街は大変な賑わい…というか、混雑。
ペラヘラ祭の行列を観るため、歩道には、たくさんの人たちがシートを敷いて場所取りをしている。

前回は、素敵だな～♪と見ただけだった、クイーンズホテルに、今回は泊まる。

本当はもっと豪華に見える角度があるのだけれど、選んで撮っているほど余裕がなかったので、これで。

クイーンズ ホテル ホテル

部屋は、２部屋続き。
ペラヘラ祭が見える部屋、というリクエストをしておいたのだが、このホテルのバルコニーのある部屋は、今回、行列のルートから外れているらしい(ルートは毎年変わる)。

この部屋の前を通るには通るが、ここは窓が高くて部屋からは見られないので、１階に席を用意してくれるという。
まぁ、それは、致し方ないこと。

入ってまずは、この部屋。
ここは母が使うことに。

奥には、この部屋が。

ここは、私とふなっしーの部屋（笑）
ベッド一つもらうなんて、贅沢な梨だなぁ！

通りに面した窓はあるが、確かに、高い。
ここから覗いても、窓の下にちょっとしたコンクリートのでっぱりがあるため、下の道路は見えない。

余談だが、この日は、祭の準備のせいか、電力が不安定で、電気が点いたり消えたりした。
電気が一気に流れても厄介なので、充電はやめておくことに。
…全てが終わったら、少し明るくなった(笑)

荷物を置いたら、早速、昼食に出たが、これがもう、大変！
道路をはさんで向かい側にすら、行けないのだ。
正確には、行けるが、歩道が柵で囲われていて、中に入れない。

仕方がないので、ホテル側の道にあったベーカリーに入ってみた。

お昼は、このバニラドリンクとカレーが中に入ったロティ(もっちりしたパンのような、インドのナンにも似たようなもの)にする。
なんて安上がりなんだ！

通りに目を向けると、このありさま。
パレードは夜なのに、びっしりと場所取りのみなさんが…。

キャンディの街をゆっくり見たい人は、ペラヘラ祭は避けた方が無難。
動くことができない。
前回のキャンディと、同じ街とは思えないぐらいの混雑だ。

ましてや今日はポヤデー（満月の日）。
一番盛り上がる、祭の最終日。
お店は皆、２時で閉まってしまうそう。

クイーンズホテルに戻るには、この身体検査ゲートを通ってからとなる。
メインストリートの前にあるから、仕方がないか。

ちなみに検査の列は、男女で分かれている。

夜は、ここに見学者が座るわけ。
ホテルは、宿泊者以外にも席を売りに出しているらしい。

ホテルに戻って、ドライバーのバンドゥさんと待ち合わせ。
仏歯寺へ同行してもらった。
クイーンズホテルからだと、近い。

これは、仏歯寺へと続く道。
前回は真っ暗で、ライトアップされた仏歯寺が美しかった。

前回来た時は、早朝のプージャの時間だった。
あの時は荘厳な感じだったが、今回は昼間来たせいか、ぐっと親しみやすく感じる。

仏歯寺 寺院・教会

ところで、前回は早朝だったから料金所も閉まっていて、靴を預けることもなく、自分たちで持って入ったが、今回は、料金を払い、靴を預けた。
母はスニーカーを履いているので、私に比べると、時間がかかる。
もたもたしている間に、ガイドに目を付けられてしまった。

こっちで靴を預けて、入口はこっち！などと誘導され、いつのまにかつきっきりに…。
まぁ、母は足が悪いので、道に迷って余計に歩かせるよりは、最短距離を行ってくれるのはありがたいし、手すりのない階段の度に母の手を引いたりする必要があり、全部やってくれたので、無意味だったとは思わない。
が、必要のない人は、きっぱり断った方が良い。

色とりどりの花々と、お願いごと。

インドでもいつも思うが、これだけ生の花々がふんだんにあるって、豊かな感じだ。

この奥に、仏歯が安置されている。
プージャの時には、この扉が開くのだ。
今は閉まっているけれど、人々は皆、熱心に祈りをささげている。

ガイドが、この角度で写真を撮ると良い！と進めるので撮った写真。

いろいろ説明してくれたのだが、そういうのは、記憶に残らないものだ。
（気を入れて聞いてなかったんだろう！）

わあ、象さんたちの衣装が！
これは壮観！
仏歯寺に来て良かった！
二人とも、一瞬でこちらの方に気を取られた。
ガイドの仏歯寺に関する説明はまだ続いていたが、ほとんど生返事…。

ひとつひとつ、本当に美しくていつまでも見ていたい…。

これは何だろう？

今夜のお祭りに使われるものなんだろうけれど。

太鼓もある。

塀の向こうに、出演？する象さんたちが居る。

パレードを見てからこの写真を見ると、ワイセツな感じがするから不思議だ。
だって、全裸だし…キャッ

さて、最後にガイドからお金の要求。
なんと、50ドルと言われた！
仏歯寺を案内しただけで50ドル（5,000円ちょっと）はあり得ない。
2,000ルピー（1,400円弱）渡した。
もう1,000！と言っていたが、却下。
2,000ルピーでも払い過ぎたと思う…。

夕食は、昼間の様子を考えると外食は無理と判断、ルームサービスを頼んだ。
母はスパゲティ、私はあくまでもスリランカ料理にこだわりたく、デビルチキンを頼んだ（カレーは夜７時からだった）。
酢豚の変化形のような感じ（酸っぱくなく、甘い）。
美味しかった。

そういえば、去年もヌワラエリヤでこれ食べたっけ。
http://4travel.jp/travelogue/11002353

クイーンズ ホテル ホテル

そうこうするうちに日は落ちて…。

用意された席に案内するから６時３０分ににフロントに来てねと言われ、その通りにしたが、ちょっと待って、ちょっと待って、で、らちが明かない。
いったいどれだけ待たせるの！？何なの！？と思ったら、首相もこのホテルで観覧されるとか。
だからってねぇ…。

段々イライラしてくる。
待つのは良いが、そのあまりのシステマティックでないやり方に、いったい何年この行事やってるんだ！！と言いたくなってくる。
私が仕切った方がまだマシなんじゃないのか！？（←私が仕切りやなわけでなく、普通の日本人なら、たぶん誰でもそう思うのでは？）

外部の人にも席の券を売っているので、そうこうしているうちに、外からもどんどん人が入ってくる。
ロビー、もう満杯。
ああ、イライライラ…

1人ずつ名前を呼んだりなんかしていく。
そんなんで間に合うの、苛苛苛…

そうして最後は、なんだか早い者勝ちのような状態に。
なんなんだもう～！！

結局、８時頃に着席。
ホテルの中の、前から４列目ぐらいの席に。
可もなく不可もないかな…。

（私一人の話なら、こんなに腹を立てなかったかもしれない。
しょうがないなぁ～苦笑、ぐらいの感じで。
けれど、今回は母連れだったので、本当にイライラした）

…座ってからも、お祭はなかなか始まらなかった。
暑い中、待ち疲れたのか、タンカで運ばれた現地の人２名…。
そりゃそうだ。

きっとまだまだバタバタいくよ～と思っていたら、ようやく、お祭りが始まった。

あっ！これは、昼間見た謎の道具では！？

長い長いパレード？なので、だいぶカット。

…上から見たらどうなるのか気になって、急いで部屋に戻ってみた。

高い窓から身を乗り出して、片足だけ室内に残した形で撮った写真。
くれぐれも、良い子は真似しないでね。

ズームしてみた象さん。

昼間見た太鼓も、使われている。

外から見とがめられて日本人の評判を落としてもいけないので（警備員がいっぱい出てたしね！）、
発見される前に下に戻った。

結構危険でもあり、日本人女性転落！なんて翌日の新聞に出たら、大変なところだった。

今夜の花形、仏歯を運ぶ、一番大事な象さん。

ひときわ大きい象だった。

この象さんが通ってからの方がカラフル（象たちが）で、私は好きかも。

うぅ、ちょっと怖い…。

色電球が、綺麗なような、不気味なような。

微妙な線だ。

コミュニティごとに、色の違う象が出ている。

どの色も、みんないい…。

結局、ずっと見ていることはなく、途中でお茶しに抜けたりもした。
外で見ていると、途中で抜けるのは結構難しいようだが（なにしろ、人がぎっしり！）、そのあたりは、ホテルは融通が利いたと思う。
最前列の迫力は無かったけれど。

母のことを考えれば、まぁ、良かったかな。

結局、11時半でもまだ終わっていなかった。
長かった～。
なんだかんだで、シャワーを浴びるのが遅れたせいで（祭のせいもあった？？）、私の分のお湯がなかった…。
２間続きの部屋に泊まりながら、お湯なし(笑)
夏だし、ぬるま湯ぐらいだったので、寒くはなかったけれど。

深夜１時頃、就寝…。

この旅行記へのコメント （9）

• Zさん 2016/11/11 13:23:35

  お助けを

  ラムちゃん こんにちは〜 Sting boy です。 本当に わたくし ヤバい 事に なりました。4トラ ちゃん！ お願い 助けて〜！

  ラムロールちゃんさん からの返信 2016/11/11 15:51:31

  一応

  事務局宛に、嘆願メールを出してみました。
  意味があるかどうかわかりませんが、気持ちだけ。
  なんとか、残れますように…。

  Zさん からの返信 2016/11/11 16:10:10

  Re:お助けを

  ラムちゃん ありがとう〜！ 優しい人

  ラムロールちゃんさん からの返信 2016/11/11 16:39:32

  RE: Re:お助けを

  ワタクシ史上最大級に、丁寧に心をこめて書きました(*^_^*)
  願いが通じると良いですね☆

  Zさん からの返信 2016/11/11 19:30:36

  Re:お助けを

  ありがとう ありがとう ありがとう かわゆい ラムちゃん

• ロータスさん 2016/10/29 09:20:50

  おはようございます

  ペラヘラ祭り、良いもん見せていただきました。
  人が多くて大変だったんですね〜
  でも象さんがきれいに着飾って練り歩く姿は見てみたいです。
  象さんだってハレの舞台、嬉しいのでは？
  

  ラムロールちゃんさん からの返信 2016/10/30 19:15:06

  こんばんは〜

  ロータスさん！
  書き込み、ありがとうございます(≧▽≦)
  
  象さん、終わったら、食べ物たくさんもらえたでしょうか。
  パレード中は、どんな心境なのかなぁ。
  誇らしい気持ちとかあるんでしょうか。
  聞いてみたいですよ〜〜。
  
  翌日、ほろのないトラックに１頭ずつ乗って帰っていく姿がまた、可愛かったです♪(全裸で・笑）
  あれ、写真に撮りたかったんですが、いきなり現れて去って行くから、間に合わなくて…
  残念！
  
  ラムロール

• まむーとさん 2016/10/28 20:09:53

  お祭りの雰囲気が

  ラムロールちゃん、こんばんは！
  
  詳しい案内でお祭りの雰囲気がすごく伝わってきて、私も向こうに渡れないないのをバーチャルイライラ体験しました。
  この日のラムロールちゃんの気持ちがすごくわかったよ！
  特に、無理だと思っていた高い窓に登ったその気持ち！分かる！分かる！
  どんなラムロールちゃんの姿だったか反対側から見たら面白そう～(*￣ー￣)
  
  私は最後の写真がとても素敵で好きだけど、ラムロールちゃんは表紙のが好きだったのかな？!
  

  ラムロールちゃんさん からの返信 2016/10/30 19:11:11

  遅くなりました〜

  まむーとさん、こんばんは(*^-^*)
  
  書き込み、ありがとうございます☆
  共感してくださって、嬉しいですよ〜〜。
  
  写真、最後のが一番きれいに光ってますね♪
  私は赤が好きで、赤いのを表紙に選んじゃいましたが。
  あっ
  梨教信者としては、黄色を選ぶべきだったか！
  
  ぐずぐずしていたので、スリランカ編もまだ終わらないという…。
  インドはスリランカの100倍ぐらい波乱万丈な旅だったというのに！！
  早くインド編書きたいです(^_^;)
  
  ラムロール