2014/09/12 - 2014/09/21
9360位(同エリア17008件中)
加野山さん
3日目、午前の続きです。
ランチ(イポポタムス)
↓
クリュニー中世美術館
↓
サン・シュルピス教会
↓
奇跡のメダイ教会
↓
ノートルダム寺院
↓
ガンベッタ駅の和食店(Tokyo Yaki)
↓
帰宅
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
-
サンラザール駅周辺はカフェ&レストランだらけ。
いくつかビストロやカフェを見たけどピンとこない・・というより、読めない。
ヘタするとまた 『きざんだ牛肉に玉子を乗馬』 とか選びそうなので(笑)、サンラザール駅前で見つけたファミレス「Hippopotamus(イポポタムス)」に入店。
ステーキのチェーン店です。
https://www.google.co.jp/maps/place/Hippopotamus/@48.8751773,2.3228663,17z/data=!4m5!3m4!1s0x47e66e3518751315:0xd9943f9869bb52ae!8m2!3d48.8749119!4d2.3249108?hl=ja -
写真付きメニューを見ると、ホッとします( ;∀;)
部位に焼き方、細かく指さしで伝える事が出来るのは助かりました。 -
店名は仏語で「カバ」のことで、英語では「ヒポポタマス」ですが、仏語の発音では「イポポタミュス」になります。
ホームページがありますので、メニューを確認出来ます。
http://www.hippopotamus.fr/index.php?c=produitmoment -
しかし・・・フランス人て、じゃがいもで生きてる(-_-;)?
ステーキよりあきらかにフライドポテト山盛り。
しかもこのポテトはお代わり自由。無理無理無理っ! -
ステーキとシーザーサラダをとって、途中でお皿を取り換えつつ食べました。
お行儀悪いかもしれないが、ファミレスなら大丈夫であろう。
シーザーサラダの隣の小皿は、自家製ポテトチップス。 -
値段もお手頃、テープルもゆったりしたファミリー向けなので、下手に狭い店でメニューと格闘するより全然良いと思います!
-
サンラザール駅からメトロ12号線に乗って、セーブル・バビロヌ駅で乗り換え、10号線でクリュニー・ラ・ソルボンヌ駅に到着。
地図を見ると「クリュニー中世美術館」と「ソルボンヌ大学」がありますので、駅名はここから来ているのでしょう。
クリュニー中世美術館にやってまいりました。
https://www.google.co.jp/maps/place/%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E4%B8%AD%E4%B8%96%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8/@48.8505608,2.3414838,16.75z/data=!4m6!3m5!1s0x47e671ddf5e1132f:0x5d66e4a5335b37f!4b1!8m2!3d48.8504828!4d2.3440805?hl=ja -
何と言いますか・・・
「ロンドン塔」を彷彿させるような外観(´・ω・`)
処刑とかあったんじゃないの!?と疑っていましたが、建物自体は元々クリュニー修道会の修道院長の邸として建てられたそうです。 -
階段を下りていくと・・・
-
首が無いんですけどっっ( ;∀;)!!
調べたら
「フランス革命の時、大聖堂の入り口に飾られた旧約聖書の諸王達の像が、フランス国王の像と間違われて破壊された (!?) 。なお、破壊後埋められた像は1977年に発見され、現在はクリュニー中世美術館に展示されている。」
だそうです。 フランス人てさぁ・・・(-_-;)。 -
工事中に偶然発見されたものだそうです。
シュールですねぇ。。。(首も反対側にあります) -
美術館の敷地は1世紀から3世紀にかけて作られたローマ時代の浴場跡です。
(建物の外にもローマ時代の公共浴場跡がありました。) -
ローマ人が風呂を好んだことはよく知られていますが、ここにはセーヌ川から水が引かれ、熱温、微温、冷水の3種類の浴場、さらにプールと運動場を備えたヘルスセンターが造られていたのです。
天井高いし、広いし、ローマ人の風呂への情熱は感嘆するばかり。 -
この風呂もローマ遺跡。
しかし・・・不思議に思いませんか? ここまでローマ人がせっせと風呂啓蒙したのに何故中世で沐浴は廃れてしまったのでしょう。
どうも「キリスト教」がネックのようでして、キリスト教の教義が入浴に否定的で不潔である事を推奨する(!?)よう変化した事、「入浴」は堕落した行為、水に体をつけるのは体に悪い事、病気の原因、垢が体を守ってくれるなどの価値観が徐々に広まり、中世ヨーロッパでは、入浴というより、体を清潔に保つという事すら廃れてしまったのだそうです。 -
洗うのは人に見せる、顔や手だけ(髪の毛はベタベタ)。水が悪いものだと思われていたので、高貴な方々ほど身体を洗わなかったとか。
止めてくれ。そばに来ないでくれっっ( ;∀;)! -
小部屋に・・棺? これもローマ人の遺跡でしょうか。
-
形からして高貴な方の棺だと思うのですが。
中身(遺骨)もあるのでしょうか? 分かりませんでした。 -
それでは、このクリュニー中世美術館の中でも最大の見所である、
「貴婦人と一角獣のタピスリー」のコーナーへ。 -
壮観。
大塚国際美術館で見たのは1枚だけでしたが、6枚のタピスリーで構成されてるんですね。
この6枚が飾られているのは、生地を守るために光量を落とした特別室。 -
このタピスリーはパリから300キロ離れた、マルシュ地方ブサック村の古城で19世紀前半に発見されました。
作家のジョルジュ・サンドという男装の麗人(ショパンの愛人だったという噂)が、自分の小説の中で『貴婦人と一角獣』のタピスリーを紹介。
世間にタピスリーの噂が広まります。 -
“織物工芸のモナリザ”と言われるこの作品は、だれがいつ何のために作ったのか、
諸説あって、本当のところは分からないそうです。当然、タピスリーの製作者や製作場所も今だ不明。
15世紀か16世紀の作品であることは確かですが、クリュニー美術館が買い取り、ブサックの城から劣悪な状態で搬出されるまで、知られる事の無かった作品でした。 -
ユニコーンと貴婦人とライオンが織りなす絵模様の6枚のうち、5枚はそれぞれ「視覚」「聴覚」「味覚」「嗅覚」「触覚」の寓意を示している、というのが定説です。
-
貴婦人が手に持つ手鏡に映る、自分の姿を見てウットリしてる(!?) 一角獣が「視覚」。
侍女がささげ持つお菓子の器から、お菓子を手に取っている貴婦人。
自分は食べずに、他の動物たちに与えている「味覚」。
オルガンを奏でている貴婦人。(加野山には竪琴に見えるが・・・)
周りの動物たちが聞きいっている「聴覚」。
侍女が持つお盆にはナデシコの花。その花で髪飾りを編む貴婦人。
花篭にのったお猿さんも花の香りを楽しんでいる「嗅覚」。
一角獣の角に触れる貴婦人。一角獣はスックと立ちあがっている「触覚」。
ふむ、なるほど。 -
五感まではいろいろな学術者が解読したようなのですが、6枚目が分かりません。
タピスリーに描かれている天蓋には「A MON SEUL DESIR(私のただひとつの望み)」と書かれています。
貴婦人は他の5枚のタピスリーで身に着けていた首飾りを手に持ち、傍らの侍女は宝石箱を手にしているだけです。
この首飾りは箱から取り出しているのか、それとも箱の中へ戻す所なのか。
そもそもこのタピスリーは6枚のうち最初に来るべきなのか、最後に来るべきなのか。未だに決着がついていないそうです。 -
今、このブログを書きながら考えましたが、私は首飾りを外して仕舞うところなんじゃないか、と考えます。
「視覚」「聴覚」「味覚」「臭覚」「触覚」と、人間の五感を感じる事が出来た貴婦人は、今度は別の次元に行こうとしているところなんじゃないかなぁ・・・と。
それが、「私のただひとつの望み」なんじゃないかと。
「五感」の次だから「第六感」と言うべきか。
なんせ一角獣を従える事の出来る貴婦人ですからね(*'ω'*)。 -
カルカール「受難の祭壇」1483年頃の作品。
「中世」という言葉、何と言いますか、加野山の場合
「綺麗なおとぎ話」か「ダーク・ファンタジー」のイメージですが、
「剣と魔法」みたいな作品は皆無でした。当たり前か。 -
まぁ、よくよく考えるとハリー・ポッターみたいな書籍はキリスト教には都合が悪い本だと思うし(魔法・魔法生物といった「キリスト教徒が忌むべきもの」がてんこ盛で出てくる)、魔法が嫌いだから魔女狩りなんかしてた訳ですし。
キリスト復活以外で普通の人が奇跡を起こす、って作品もあったらセンセーショナルを起こしたでしょうねぇ。
それでは美術館を出て、今度は徒歩でサン・ジェルピス教会へ向かいましょう。 -
中世美術館から徒歩1kmくらいだったと思います。
-
サン・シュルピス教会。
「ダヴィンチ・コード」で狂信者シラスにフルボッコされた教会です。
作中で語られる「ローズ・ライン」こと、真鍮の線ですが、、
実際は日時計でございます。 -
ルーブル美術館のソニエール館長からキー・ストーンの在り処を聞き出したシラスは、真夜中にも関わらずサン・シュルピスを来訪しました。
目的は、キリスト教そのものを根底からひっくり返すほどの秘密を封印しているキー・ストーンを手に入れることです。 -
『サン・シュルピス教会は、パリの建造物のなかでもとりわけ数奇な歴史を持つと言われている。
エジプトの女神イシスを祭る古代の寺院の跡に建てられたもので、建物の床面の形はノートル・ダム大聖堂とほぼ一致する。(ダ・ヴィンチ・コード)』
加野山はこの小説読んだとき、素直に「へぇ!」と思いましたが、よく考えたら「古代の寺院の跡地だった」なんてどうやって調べるんだ?
他の人のブログを読むと掘ったら墓石が出てきた、とあるのでひょっとしたら墓場だったのかも知れません。 -
『会衆席の向こうの広い床面に、あの4人が言っていたものが見える。あれだ。灰色の花崗岩の床に細長い真鍮片が埋め込まれ、金色の線が教会の床を斜めに横切っている。線に定規を思わせる目盛りが刻まれているいるのが見える。指時計(グノモン)といい、異教徒が作った日時計のようなものだと、シラスは教えられていた。』
-
『キー・ストーンはローズ・ラインの下に隠されている。サン・シェルピス教会のオベリスクの根もとに。』
そうしてシラスはこのローズ・ラインをたたき割り、1つの石板を手に入れます。
それは旧約聖書 ヨブ記38章11節で、
「ここまで来るのはよいが、先へ進むべからず」 という言葉が書かれています。
つまりシラスには、敵の組織が神の言葉(聖書の名において)を借りて 『これ以上の詮索はやめなさい』 と自分を諭したように思えたはず。
そりゃもう屈辱と絶望で身体中の血が逆流する事でしょう。
「4人も殺しておいてオチがこれかよっ!」と。
怒りに震えるあまり、シラスはサン・シェルピスの修道女を燭台で殴り殺してしまうのでした。これで5人。。。 -
サン・シュルピス教会は、異教徒の名残があると言われたことに対して抗議文を配布、ダ・ヴィンチ・コードに対して否定的な姿勢を貫いてきました。
教会の中にある日時計(ローズライン)に秘密を解く鍵が隠されていると記されている事に対し、これを鵜呑みにしたメディアが押し寄せた為、教会側は入り口に
「日時計はローズラインと呼ばれた事もなければ、異教徒の陣の名残でもない」
という張り紙を貼りました。
その否定的な姿勢のもう一つの原因は、
神の家で、神に仕える者同士が殺し殺されるという衝撃的な内容の舞台とされたことにも深く関係している気がします。
日本でいえば、伊○神宮や出○大社の神主同士がガチの殴り合いするようなもんでしょう。 -
そもそもローズ・ラインとは何でしょう?
北極と南極を結ぶ想像上の線(子午線、経線とも呼ばれる)です。
でも、北極と南極をつなぐ線なんて無数にあるわけで。
それで、1884年、世界共通の子午線の基点としてご存知イギリスのグリニッジ天文台が公認されます。
でも、それ以前は、「フランス人にとっての」線はパリのサン・シュルピス教会を通っていたのです。
真鍮の標識はその事実を記念したもの。ルーブルもその線上に存在していいます。
その子午線の通っている場所を示すため、「ARAGO」と書かれた直径12センチの真ちゅうのメダルがパリ市内に135個埋め込まれましたが、工事や盗難で今見つけられるのはもっと少ないそうです。
(ダ・ヴィンチ・コードでも終盤、ラングドン教授が「ARAGO」のマークを辿って、ルーブル美術館に到達していましたね。) -
「ローズ・ライン」のほか、ドラクロワの「天使と闘うヤコブ」、ピガールによる聖母子像も見る事が出来ます。
-
天使と闘うヤコブ】ドラクロワ作
ヤコブがイスラエルと改名したきっかけとなった天使との格闘を表す作品です。
『そのとき、何者かが夜明けまでヤコブと格闘した。ところが、その人はヤコブに勝てないとみて、ヤコブの腿の関節を打ったので、格闘をしているうちに腿の関節がはずれた。
「お前の名は何というのか」とその人が尋ね、「ヤコブです」と答えると、その人は言った。お前の名はもうヤコブではなく、これからはイスラエルと呼ばれる。お前は神と闘って勝ったからだ』創世記32
昔むかし、戦いとは「神がそうしなさい」と言ったから、という考えでした。(今も某イスラム圏が同じ事言ってるけど)
ヤコプは南の荒野やヨルダン川以東を放浪し、神に導かれてカナンに帰ってきます。しかし、そこには兄エサウが住んでおり、同じく神が彼を守っていました。
ヤコプがカナンに入るには、神と争う必要がありました。
(一緒に住むとか考えないのか)
で、ヤコブは神と戦い、土地の譲渡を神とエサウに認められた、というお話です。
つまりは、後にイスラエル(ヤコブの子孫)と呼ばれる人々と、後にエドム(古代パレスチナの民でエサウの子孫)と呼ばれる人々との間に、戦争があったことを暗示してるんですね。
イスラエルとパレスチナ。因縁ですねぇ。。。
こんな風に、加野山は聖書そのものよりも「聖書の裏側にある話」を面白く感じます。 -
教会のすぐ前にリュクサンブールという公園がありますが、日曜日だからか マルシェで大賑わいです。
-
本当に「パリも秋の気配」って言ったの、誰っ(怒!)
水分をこまめに補給しながら、次の目的地に向かいましょう。 -
地図を確認すると歩いていけそうな感じがしたので、今度は奇跡のメダイ教会行ってみます。
-
歩いて13分と出ました。
-
パリ最古のデパート「ボン・マルシェ」の裏手にある小さな小さな教会は、道から門をくぐって少し奥まったところにあるので、知らなければ通り過ぎてしまうようなひっそりとした場所。
-
「奇跡のメダイ教会」と呼ばれていますが、ここは教会ではなく修道院です。
歴史もかなり新しく18世に建てたれました。 -
ちょうどミサの時間だったようです。
まずは写真の聖水盤に指を浸し、額につけて十字を切ります。
そして入室。 -
一番後ろの席で、信者が入室するところをじっと見ていました。
加野山は教会の礼拝の仕方を見たことがなかったからです。 -
入室する際、まずは祭壇に向かって軽く膝を折る人大多数。それから席に座ります。
日本人が神社の社をくぐる時、一礼するのととてもよく似ています。
ものすごく礼儀正しいのです。(すみません、加野山は本当にビックリしたのです)
皆さん静かに空間を共有していました。 -
教会で お祈りをしている人を見ると いつも考えさせられてしまいます。
正直、加野山は無神論者ですが、自分の心の支えがある人は強い。信じる心が素晴らしい。
(加野山の場合、無神論者というより、八百万神(やおろずの神)信者です) -
なぜ「奇跡のメダイ教会」と呼ばれるようになったのか。
1830年7月18日に、事件は起こります。
修道女カタリナ・ラブレの前にマリア様が現れました。でもその話を誰も信じようとしません。
しかし、マリア様はしつこく3回も出現。 -
マリア様は言いました。
「私のメダイ(メダル)を作りなさい。そのメダイを道迷う人々に配りなさい。」
とお告げをして消えていったそうです。
これを聞いた司教様、さっそくバチカンの法王に伝令を走らせ、メダルを作ることを許可されます。
そこからこのメダルの事が世界中の信者に伝えられ、今では世界中から信者だけでなく観光客がこのメダルを買い求めにこの修道院へやって来るようになりました。
う~ん、これって、ビジネス(笑)? -
お祈りの時間が終わり、聖カタリナの元へ。
1876年に亡くなったカタリナは、その後1933年に掘り起こされ、奇跡のメダイ教会の遺骸箱に収められました。 -
亡くなってから140年経つその遺体は、内臓などの腐敗防止処理をされているとはいえ、見た目はほぼそのままの形で、現在も遺骸箱の中に眠っていらっしゃるのです。
・・・ちょっと、蝋人形のようで不気味でもありますが。
(どこかのブログによると、さすがに顔は崩れ始めてきたので、マスクをしているそうです。) -
メダル販売場所は激混みです。加野川に買い物を任せて加野山は外へ。
-
これがメダイ。
いろんな種類があります。
とても綺麗ですし、十字架以外のお守りって珍しいので加野山は会社の同僚たちへのお土産にたくさん購入しました。 -
そこで、カタコトの日本語を話す修道女に声をかけられ、一瞬固まりました。
なんでも大阪の修道院にいた事があるそうです。
日本語のパンフレットをいただきました。 -
これがいただいたパンフレット。
メダイ販売所の前には修道女がいて、お願いするとお祈りをしてくれます。
フランス語だけではなく、英語でのお祈りもあるようですよ。 -
最後にノートルダム大聖堂に寄って帰りましょう。
セーブル・バビロン駅からメトロに乗って、クリュニー・ラ・ソルボンヌで降りました。 -
18時過ぎてますが明るいです。
-
ノートルダム大聖堂。
「ノートルダムのせむし男」の話、結構好きです。
ディズニーを見てから原作を読みましたが、まったく違う終わり方に愕然としたのを覚えています。 -
フランス革命の時、クリュニー美術館に展示してあったように、ノートルダム大聖堂はことごとく略奪・破壊され、大聖堂は廃墟と化しました。
その後、ヴィクトル・ユーゴーの『ノートルダム・ド・パリ』の出版が、国民全体に大聖堂復興運動の意義を訴えることに成功し、大規模な修復がなされたそうです。 -
ちょうど18;30からの礼拝の時間に間に合いました。
聖堂の両端にロウソクがあり、観光客はロウソク側から見学します。 -
早く入場すれば、着席してミサに参加する事も可能です。
-
先頭に立って歩くのは侍者のサリファー(香炉を持って振りまわす人)。
これがまたすごい香り。なに炊いているんだろうっ!!
2021年9月追記
これはフランキンセンスというそうです。
フランキンセンス(Boswellia carterii/時にオリバナムや乳香と呼ばれます)はイエメンやオマーン、ソマリアなどに自生するカンラン科の木から採られる樹脂をいいます。
日本では手に入らないっぼいです。おそらくワシントン条約にひっかかるのかも。 -
そしてクロスベアラー(十字架を持つ人)が続きます。
-
なり響くベルの音。
さきほどぬの奇跡のメダイ教会と違い、めっちゃ派手な礼拝です。 -
司教様入場。
-
冠をかぶった人がこの大聖堂のトップなのでしょうか。
-
美しい讃美歌の声が響き渡ります。
-
すばらしいミサでした。
ノートルダム大聖堂の屋上にも行ってみたかったですが、今日は時間切れ。
ストリート・ビューで展望を確認する事が出来ます。
https://www.google.co.jp/maps/place/Cath%C3%A9drale+Notre-Dame+de+Paris/@48.8527288,2.3505635,3a,75y,119.85h,69.98t/data=!3m8!1e1!3m6!1s-6w_7qoMRQp4%2FV3rQZqycyxI%2FAAAAAAAA_Zk%2FbSixz6lTEgUAcrYTdXrCqEAliAfFaNQzQCLIB!2e4!3e11!6s%2F%2Flh4.googleusercontent.com%2F-6w_7qoMRQp4%2FV3rQZqycyxI%2FAAAAAAAA_Zk%2FbSixz6lTEgUAcrYTdXrCqEAliAfFaNQzQCLIB%2Fw203-h101-n-k-no%2F!7i8192!8i4096!4m5!3m4!1s0x47e671e19ff53a01:0x36401da7abfa068d!8m2!3d48.8529682!4d2.3499021!6m1!1e1?hl=ja -
さて、そろそろガンベッタに帰りましょう。
2021年9月追記
2019年4月15日、このノートルダム大聖堂で火災が発生し、屋根のほとんどを焼失し、尖塔は焼け落ちてしまいました。
パリ五輪開催に間に合うよう、頑張って修復中のようです。 -
メトロでガンベッタに戻りました。
アパルトマンに帰るほんの数100mの道筋にも、何軒か日本語の看板があるですよ。
こんなはずれで和食? いったいどんなものがあるのか・・・と、興味しんしんで来店。 -
メインは寿司の和食店ですが、日本語は通じません。中国人が経営する店でした。
(この後、海外で出店している和食屋さんは圧倒的に中国人が経営している事を知りました)
まずはスープと称して、豆腐とワカメのぬるい味噌汁をレンゲでいただきます。
ぬるいっす・・・。 -
日本人だから? なのか、加野山達にだけお茶のサービスがありました。
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前菜のサラダ。
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「TOKYO YAKI」というお店です。
https://www.google.co.jp/maps/@48.8662266,2.3974445,3a,75y,240h,83.49t/data=!3m6!1e1!3m4!1s1yw8iiWnOyrkkg4p1W9EIA!2e0!7i13312!8i6656!6m1!1e1 -
メインは寿司なのですが。。。。
-
焼き鳥も頼んでみました。
美味しいんですけど、実は中に「チーズ」をはさんでいます。
低糖質ダイエットの人には嬉しいかも知れない。。。 -
巻き寿司を注文しましたが、
そうは見えないかも知れませんが、中は「チーズ」が挟んであります。
どんだけ好きなの、フランス人っ!
「海外に行ったら和食は食べない」という人もいらっしゃると思いますが、加野山は「怪しい和食店」が大好き。
あの魅力に逆らえません。気になるお店は入っちゃう(笑)。
そんなこんなで本日も充実した一日でした。
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