2016/08/22 - 2016/08/22
2932位(同エリア6978件中)
みーみさん
京の夏の旅・文化財特別公開で、ノートルダム女学院の和中庵というところに行ってきました。
こういう建物があるというのも全然知りませんでしたが、つい8年前まで、修道院として使われていたそうです。
施主は藤井彦四郎。滋賀県五個荘出身の近江商人で、スキー毛糸ブランドで成功した方です。
尚、この建物は学校の敷地内にある施設のため、夏休み中のみの公開で、
現在は公開は終わっています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 私鉄
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竣工は1928年(昭和3年)。
1948年にアメリカより来日したシスターが修道院とする建物を探していた折にこの建物と出会い、それ以来修道院として使われていました.2008年、シスターたちの高齢化に伴い、修道院としての役目は終え、ノートルダム女学院に移管され、改修の後、現在は学校の教育施設として使われています。 -
まずは洋館から見学。
玄関上部の内と外にある装飾で、阿吽の獅子らしい。 -
こちらは反対側。
洋館だけど、和風の装飾がおもしろいですね。 -
洋館階段は白い大理石でできています。
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階段の踊り場のガラス窓には黄色い色ガラスが入っていました。この部分は建物の正面からは見えないのですが、この洋館の一番の見せ場のように感じました。
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イチオシ
階段部分を外側から見た所です。屋根はスペイン瓦を使用しています。
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床は精緻な寄木造りでできています。
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二階の洋室は一部屋ですが、間に飾り柱を入れて、二部屋あるように見せています。腰板も左右では違っていますね。
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一つの部屋をふたつに区切ったかのような形になっているので、天井部分がこのように円が途中で切れたようになったのだと思われます。
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修道院にするにあたり、シャンデリアは修道院にふさわしくないということで取り外されたそうです。現在取り付けられているものより、ずっと豪華なものだったと言います。
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現在庭になっているところには、母屋があったのですが、残念なことに取り壊されてしまいました。これは洋館の二階部分ですが、ここから母屋への渡り廊下が出ていたそうです。今は全面ガラスが入っています。
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洋館一階部分は、窓側に造りつけのベンチが。
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和館(客殿)と洋館は渡り廊下で結ばれています。敷地内にはいくつかの棟があり、それぞれが渡り廊下で結ばれた構造になっていました。
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イチオシ
渡り廊下と洋館
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写真ではわかりづらいですが、渡り廊下の両脇の欄干にはガラスがはいっています。オリジナルのガラスで、割れずに90年近くも残っているなんてすごいですね。
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和館はシスターたちの寝室になったため、寒いからという理由で欄間をはずし、
障子を入れたそうです。どんな欄間だったのか、今見られないのはちょっと残念ですね。 -
ガラス窓はすべてオリジナルそのものが残っていて、「ゆがみ」のある大正ガラス。
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床の間の天井には雀の絵が描かれています。
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昔は学校の建物もなく、樹木の丈も低かったために、たいへん景色がよかったそうです。今の樹木の茂った庭も悪くないですが。
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突き出ているのはお茶室です。
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鞍馬石
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貴船石
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元々庭に灯篭は24あったそうですが、現在はその一部だけが残っています。
庭には桜谷川が流れ、小さな滝もあります。 -
蔵も残っています。
藤井彦四郎は滋賀県・五個荘にも邸宅を残していて、現在も見学できるそうなので、今度はそちらにも行ってみたいものです。
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