2016/08/20 - 2016/08/20
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ずーくさん
この旅行記のスケジュール
2016/08/20
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前回のベルリン旅行から早2年。パスポートも更新したし、そろそろ久々に海外に出てみたいなぁ…と思ってたところへ、「ビートルで釜山に行かないか?」とお誘いが。もちろん行きますとも!船と辛い食べ物はちょっと苦手だけれども。
というわけで、お盆も過ぎた8月下旬、酷暑の九州を抜け出して釜山へ行ってきた。3度目の韓国、初めての釜山。いつもは旅先案内することが多い海外旅行だけど、今回は釜山に詳しい人たちに囲まれていろいろと案内してもらった。感謝感謝。
【今回の行程】
●8/20(土):福岡⇒(ビートル)釜山、釜山市内観光、梵魚寺
8/21(日):KTXで蔚山往復、釜山市内観光、釜山⇒(ビートル)福岡
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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5時起床。テレビでやっていたのはリオデジャネイロオリンピックだ。「男子レスリングで銀メダル!」「シンクロチームは銅!」などなど日本の快進撃を伝えるアナウンサーも興奮気味だ。
テレビに見入っているヒマもなく、電車に乗って一路博多へ。いつも通勤で使っている電車だけど、今日はビジネスバッグではなくて旅行かばんと一緒なのだぜ!朝からジリジリと焼けるように暑いのには早くもウンザリだ。韓国も暑いんだろうか。
博多駅で同行者と合流して、博多港までタクシーで1220円。初めて利用する博多港国際ターミナルの大きさにびっくりだ。ちょっとした空港のターミナルくらいの大きさがありそうなイメージ。海なし県で生まれ育った僕にとって、船といえば遊覧船。船で海外に行くのはもちろん初めてだ。博多港国際ターミナル 乗り物
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まずはチェックイン。カウンターには「搭乗手続き」と書いてあって、まるで飛行機に乗るかのようだ。今回使ったパスポートは更新したてで初めての利用だったので、キャンペーンでビートルの乗船引換券をもらった。平日しか使えないけど、これは九州で生活しているうちにまた行かなければなるまい。
飛行機に乗るのと同じと言えば、ここ博多港でも空港と同じようにターミナル利用料を徴収された。1人500円也。博多港国際ターミナル 乗り物
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出国手続きを過ぎて、1階の待合室でガイドブックとにらめっこしつつ現地行動の作戦会議。そしてあれよあれよと決まっていくプラン。やはり詳しい人が一緒なのは心強い限りだ。今回が釜山デビューな僕はついて行くのみ。
8時を過ぎてぐっと人が増えてきた。いよいよ乗船時刻だ。博多港国際ターミナル 乗り物
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今回の搭乗便は博多08:30発のビートル113便。機材(船でも機材って言うんだろうか?英語なら飛行機も船もシップかな)はビートル2世。釜山航路に最初に投入されたシップだそうだ。
高速走行のための少々尖った顔つき。なんか角ばっているというか板っぽいというか。このままグレー一色にしたらイージス艦にも見えてしまいそうなのっぺり具合だ。博多港国際ターミナル 乗り物
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客室をぱっと見渡した感じ、1階はほぼ満席、2階は半分強が埋まっているというところだろうか。僕らの席は2階だ。
壁に掲げられた絵、色づかい、壁紙やシートモケットのデザイン等々。九州を走る特急っぽいと思った方はご明察。このビートルもまた、九州のあまた特急のデザインを手がけた水戸岡鋭治氏の作品なのだ。博多港国際ターミナル 乗り物
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船ではあまり見かけないと思われる「安全のしおり」。ビートルは海上を高速でかっ飛ばして行くのでシートベルト必須だ。
博多港国際ターミナル 乗り物
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8時30分、定刻に出航!
隣に見えるのはサファイアプリンセス、三菱重工長崎造船所で建造された大型客船だ。この後どこに向かうんだろうか?いつかこういう客船に乗って優雅な旅行なんてのも楽しんではみたいけど、それは時間ができるであろう老後だな。お金があるかは分からないけど。博多港国際ターミナル 乗り物
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じわじわと九州を離れるビートル。行ってきまーす!
実はこの後高速航行に入るのだけど、その切り替わりというか、加速をあまり体感できなかった。おっとりと航行していると思ったら、いつの間にやら海上を本気の走り(水中翼船だから「飛び」か?)。もっと揺れるのかと思ったら全然揺れない。快適快適だ。 -
出航してちょっと落ち着いたところで、旅の安全を期して景気づけに乾杯!
・・・といきたかったけど、普段あまりお酒飲まない上に船酔いが気になって、僕はオレンジジュース。それでもおつまみのちくわはいっちょまえにいただくのだ。
ところでこのビートルには船内テレビがあって、この日も映画を上映中。知ってる出演者がチラホラ見えて、それ以上に日本各地の鉄道のある風景が舞台になっててしばし見入ってしまった。帰国してから調べてみたら、どうやら『僕達急行 A列車で行こう』という映画だったようだ。作品自体は軽いタッチながら結構マニアックなものを作ったものだ。そしてセリフを聞かずとも(というか音量が小さくてほとんど聞こえなかったのだが)ある程度撮影された路線が分かってしまったのは長年の趣味のなせるわざか。
お腹も満足したところで、今朝も早かったし船も揺れないしで、ちょっと一眠りすることに。オヤスミナサイzzz・・・ -
気づけば2時間ほど眠り込んで、ふと目を覚まして窓の外を見ると緑色の山、そして遠くにビルの姿が。
釜山だ!
陸地が近づいてくると大きなコンテナ船や客船が増えてきた。釜山はいまや韓国最大、世界でも有数の貨物港だ。
ビートルはその中を『ちょっとすいませんね』とスイスイ。そういえばいつの間にやら高速航行が終わって船自体が着水しているはずなんだけど、着水の衝撃も記憶にない。そんなに静かに着水できるものなんだ。 -
11時35分、ほぼ定刻に釜山港に到着。文字通り目的地に『上陸』だ。
長い通路を通って、パスポートコントロール。
『アンニョンハセヨ』『アンニョンハセヨ~』通じた!(当たり前だ)
この釜山港国際旅客ターミナルは1年前に現在地に移転したばかり。新しいしでっかいし、空港のターミナル並みの造りだ。
最初の目的地は観光客も多く訪れる繁華街の1つ、南浦。なのでここからは一気にタクシーで行ってしまおう。
ここで捕まえたタクシーの運転手は日本語が大変にお上手だった。『焼肉は牛より豚のほうがイイヨ~、牛は高いだけね』『お姉ちゃんたちがたくさんいるお店には行かないノ??』などなど。なぜそんなに日本語がお上手なんですか、と聞いたら
『昔バッタもんを売ってた』
と。なるほど日本語は商売道具だったわけだ。堂々とバッタもんと言ってのけるあたりもアッパレ。釜山港国際旅客ターミナル 船系
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15分ほどで南浦到着。KRW4200(500円弱)だから、1人100円ちょっと。やっぱり韓国のタクシーは安い。
さて時計が12時を指した。ほどよくお腹も空いてきたし、頃合いもいいし、まずは食堂で腹ごしらえをば。釜山参鶏湯で昼食だ!そのためにまずここ南浦に来たと言っても過言ではない。 -
「夏休みのため本日閉店」
orz釜山参鶏湯 韓国料理
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気を取り直して、国際市場を通った先にあるスンドゥブチゲのお店に向かうことに。
国際市場にはいろんな店が軒を連ねてそれなりの活気。何を売っているのやらとキョロキョロしながら歩いてたら、
上から何か液体が降ってきた!そしてモロにかぶった(泣)
最初は軒にたまった雨水かと思ったけど、ちょっと何か匂う。鶏肉のゆで汁か何かのような。。。
「あ~ぁ」と思ってタオルを出そうとキャリーバッグに手をやったら…キャリーバッグが真っ白! どうやらさっきの汁をまともにかぶったようだ。
熱湯じゃなくて良かった。こういう引きの強さというか当たりの良さはいらないのになぁ。国際市場 市場
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12時15分、スンドゥブチゲ専門店「トルゴレ」で昼食。
実は辛いものがそれなりに苦手ながら、チキンな性格ゆえそれを言い出せないままこのお店までやってきてしまったのだけど、食べてみたら「うまい」!
いや確かに辛いのだけど、辛いだけじゃない美味しさがあった。そして昼からビールをあおったわけだけど、ちょっと薄めのビールだけあって辛さを中和するにはちょうどよかった。スンドゥブ1つKRW5000。専門店なのであまりメニューで迷うことなく、注文すればすぐに出てきた。ごちそうさまでした!トルゴレ 韓国料理
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またまた市場の中をもと来たほうへ。
もう汁はかぶりたくない(泣国際市場 市場
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BIFF(釜山国際映画祭)広場で見つけたビートたけしの手形。
確か映画の世界では「北野武」を名乗ってたはずだけど、ここで「ビートたけし」なのはそちらの名前のほうが通りがよいからかな?BIFF広場 露店・屋台
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屋台が多く並ぶBIFF広場。ちょっと甘そうな匂いも漂ってくる。
聞けば「ホットック」の屋台だそうな。どんな食べ物だろう?BIFF広場 露店・屋台
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これがそのホットック。
見た目はカレーパン、中に詰まっているのは甘い餡とひまわりの種(たぶん)。甘くてうまい!そして生地もしっかりしてて、そこそこお腹にたまる。ちょっと小腹が空いた程度ならこれ1個で満足できるかも。屋台で1個KRW1200也。BIFF広場 露店・屋台
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12時50分、チャガルチ市場。
世界各地の都市に行けば、その中心部に必ずあると言っていい市場。しかもそれぞれに独特の匂いが漂う。例えば東南アジアならドリアンの匂いだったり、魚醤の匂いだったり。
ここの匂いは「魚」だ。長居したくないぞ(汗)チャガルチ市場 市場
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キャリーケースやらバッグやら、荷物を持ったまま南浦をぐるっとした我々。この後ちょっと遠出するので、地下鉄に乗ってホテルへ荷物を置きに行こう。
ここチャガルチ駅に限らず、ホームはホームドア完備。そして日本語の案内も充実していて迷うこともなかろう。ほぼほぼ日本の地下鉄と同じような感覚で利用できる。
今日は何度か地下鉄を利用するので1日券を購入。KRW4500也。チャガルチ駅 駅
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地下鉄で3駅、釜山駅を降りて少し歩くと本日のお宿「東横イン」。日本にもある、あの東横インだ。駅前だし、高くないし、部屋も国内と同じシングルルームだし、日本語通じるし、言うことなし。
東横INN釜山駅1 ホテル
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振り返れば韓国第2の都市の玄関、釜山駅。日本で言うなら大阪駅くらいの位置づけか。在来線やソウルへ向かう高速鉄道KTXがここから出ている。
釜山駅 駅
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そしてもう1つ、ホテルの近くからビートルが発着する釜山港までのシャトルバスが出てるというのも大きなポイント。明日使うことになるだろうから、位置と時刻を覚えておこう。
釜山駅 駅
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シャトルバスはほぼ30分おきに出ているようだ。
釜山駅 駅
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すぐ隣には釜山・金海空港へのリムジンバスの乗り場もある。今回は利用しないけど、やはりこの東横インはあちこち行くのには絶好の立地だ。
さて、荷物も置いて身軽になったし、次はちょっとしたパワースポットを観光だ。釜山駅 駅
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東横INN釜山駅1
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