2016/08/15 - 2016/08/16
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ブランメル伊達さん
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2016年盆休みは8月13日から18日まで6日間取れた.
親との青森周遊のあとの残りの3日は北海道新幹線が開通したので2008年以来函館を訪問した.
8月15日は親と別れた後に夕方函館入り.
8月16日はレンタカーを借りて江差を目指す.
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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盛岡から1時間ほどでJR二戸駅.
ここより新幹線で新函館北斗駅に向かう.
車は\200/日で止められる駐車場へ.二戸駅 駅
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予定より1本(2時間)早いはやぶさ21号に乗車.
二戸駅 駅
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八戸以北の東北新幹線に乗るのは2011年の新青森延伸以来初めてだ.
工事に携わったものとしては感慨深い.
写真は八戸駅を出てすぐの辺り. -
七戸十和田駅に到着.
青森在住の頃,何回か近くの道の駅から工事中の駅舎を見たことがある駅だ.七戸十和田駅 駅
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新青森駅到着.2009年にはここから1kmほどのところに住んでいた.
親を乗せて五所川原に向かった前日に周囲の変わり様を見ることができた.新青森駅 駅
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さらに今年開通したばかりの北海道新幹線へ.
しばし田んぼの中を走る.車窓の奥には陸奥湾も見えた. -
奥津軽いまべつ駅.本州最北の新幹線駅.
このあと青函トンネルに入る.車内アナウンスもある.
当然車窓からは何も見えないが.奥津軽いまべつ駅 駅
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北海道に上陸し木古内駅.
終点新函館北斗駅まではあと1駅.木古内駅 駅
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右側の車窓からは函館山が見えた.
あまり天気は良くなさそうだ. -
新函館北斗駅に到着.ここからは在来線の函館ライナーに乗り換え函館駅へ向かう.
新函館北斗駅 駅
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函館駅に到着.
2010年2月札幌に行った際の乗り換え以来.
下りたのは2008年4月以来.函館駅 駅
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函館駅.終着ということでレール止め.
函館駅 駅
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函館駅.函館本線の0kmポスト.
函館駅 駅
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函館駅を出て宿泊ホテルへ.駅前のホテルに3泊した.
2週間前の予約だったので何とか空いてるところへ滑り込めた.
写真は函館駅舎と函館山.函館駅 駅
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晩御飯は函館市松風町の根ぼっけへ.地物産品が食べられる料理処.
回遊しないホッケ「根ぼっけ」の刺身が抜群に美味しかった.
北海道ならではの食べ物だろう.地物産品料理処根ぼっけ グルメ・レストラン
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締めに蕎麦を食べた.数か所食べたが北海道ではもり(ざる)蕎麦はあまり冷やさないようだ.
ここは創業100年を超える江戸蕎麦の流れをくむ老舗だそうだ.そば処 まるみなみ グルメ・レストラン
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日が変わって8月16日.レンタカーを借りて檜山地方を目指す.
レンタカーが開店する前に函館朝市を散策.函館朝市 名所・史跡
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平日だが盆休み中ということで朝早くから多くの観光客で賑わう.
朝から海鮮は入らないので食べるのは後にすることにした.
8:00とともに函館駅前でレンタカーを借り乙部町へ向かう.函館朝市 名所・史跡
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函館駅から1時間半ほど走り乙部町の鮪の岬へ.
安山岩の柱状節理で岩肌が重なる景勝地.
岩肌が鮪の鱗のように見えることや岬の形がマグロの背に似ていることから名前がついたといわれる.鮪の岬 自然・景勝地
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鮪の岬.
左の道路・トンネルは国道229号線,追分ソーランライン.鮪の岬 自然・景勝地
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鮪の岬.寄って撮った.
鮪の岬 自然・景勝地
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鮪の岬付近の風景.
静かすぎる水面,これぞ夏の日本海.鮪の岬 自然・景勝地
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4km南へ戻り道の駅ルート229元和台で休憩.
展望所から鮪の岬を望む.道の駅 ルート229元和台 道の駅
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手前の琴平岬.これまた奇岩.
道の駅 ルート229元和台 道の駅
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展望所には奥尻島の方向に表示が.
残念ながら曇って見えず.道の駅 ルート229元和台 道の駅
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道の駅の向かいにあった古民家.
乙部町郷土文化保存伝習施設「蛸島の家」.
ニシン漁の漁夫が宿泊した家を保存したもの.海水浴シーズンに無料休憩所として開放される.通称の蛸島の家は旧所有者が能登の蛸島から移住してきたことに由来する. -
蛸島の家脇に建つ蔵.
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道の駅ルート229元和台から南へ500mほど元和台海浜公園.
芝生が広がる中に北緯42度岬の立て札.正式には突符岬とか.
奥には江差の街.元和台海浜公園 公園・植物園
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元和台海浜公園から南へ4.5kmほどで白亜の断崖,館の岬へ.
かつては海底地層だったもので地殻変動で隆起したもの.
「東洋のグランドキャニオン」と呼ばれるそうだ.少し大袈裟な気はする.館の岬 自然・景勝地
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イチオシ
館の岬のズーム.
手前のトンネルは国道229号線.館の岬 自然・景勝地
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館の岬から南へ約1.5km.乙部の中心部に入って箱館戦争官軍上陸の地碑.
1869(M2)年新政府軍が旧幕府軍(榎本武揚軍)討伐のため蝦夷地上陸したのが乙部である.
奥の館の岬は工事用のシートに描かれたイラスト.
乙部は祭り(八幡神社例大祭)の最中で街のいたるところで山車が見られた. -
乙部の市街から13kmほど南下,江差町に入る.
江差追分会館・江差山車会館へ.
江差追分の実演・資料展示,姥神大神宮渡御祭の山車をの展示をする資料館.
開館時間9:00〜17:00,入館料\500,夏季無休,駐車場有.江差追分会館 美術館・博物館
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江差追分会館・江差山車会館前にて.
江差のゆるキャラ「しげっち」.江差追分会館 美術館・博物館
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江差追分会館内部にて座布団.
江差追分の実演は時間が合わなかったので見合わせ.
その代わり過去の全国大会優勝者や名人の歌声を展示コーナーで聞くことができた.江差追分会館 美術館・博物館
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続いて棟続きの江差山車会館に.
毎年8月9〜11日に行われる姥神大神宮渡御祭にて町内を巡行する山車のうち2台が展示されている.
写真の山車は蛭子山.人形は蛭子様で緑色の狩衣の両袖を左右にぴんと張り,左脇に赤い大鯛を抱き,右手に細い釣り竿を持つ.
山車の製作は1911(M44)年.江差追分会館 美術館・博物館
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もう1台展示されている山車は豊榮山.
人形は瓊瓊杵尊(天照大神の孫).山車の製作は1988(S63)年,比較的新しい.江差追分会館 美術館・博物館
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蛭子山と豊榮山の説明パネル.
江差追分会館 美術館・博物館
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姥神大神宮渡御祭の説明パネル.
北海道最古の神社である姥神大神宮の例大祭で祇園祭の流れを汲むそうだ.江差追分会館 美術館・博物館
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山車の裏側に回って撮影.山車の周囲に取り付けられている幕状のもの.
水引と呼ばれる.豪華な刺繍で布袋さんが描かれている.江差追分会館 美術館・博物館
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展示されていない残りの11台の山車の説明パネルもあり,我が仙台の独眼竜の山車もあるようだ.実物が見たかった.
江差追分会館 美術館・博物館
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江差追分会館を後にし界隈の江差町中歌町を散策する.
200mほど歩き旧中村家住宅へ.
藩政期に近江商人の大橋家が海産物の仲買をしていた店舗兼住宅.
1915(T4)年中村家が大橋家譲りうけ,1974(S49)年には町に譲渡されている.旧中村家住宅 名所・史跡
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旧中村家住宅店舗入口.
開館時間9:00〜17:00,入館料\300(旧檜山爾志郡役所庁舎との共通券\500),夏季無休,駐車場なし.旧中村家住宅 名所・史跡
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イチオシ
旧中村家住宅主屋.
1889(M22)年頃の建造,土蔵造2階建,切妻造妻入,桟瓦葺,国重要文化財.
写真は店舗2階の座敷.鮮やかな群青,客間か.旧中村家住宅 名所・史跡
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旧中村家2階から.向かいの建物は車のディーラーだが街並みに合わせた造りになっている.
旧中村家住宅 名所・史跡
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旧中村家住宅2階に展示されていた碁盤.
右側はランタン?燭台?旧中村家住宅 名所・史跡
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旧中村家住宅文庫蔵.主屋1階店舗奥に建つ.
1889(M22)年頃の建造,土蔵造2階一部地下1階建,切妻造妻入,南端主屋に接続,東面庇付,桟瓦葺,国重要文化財.
戸が4重になっていた.その上重いので戸車に細工がされていた.旧中村家住宅 名所・史跡
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旧中村家住宅内部の様子.敷地の奥側(北側)は低くなっていて階段で降りていく.
旧中村家住宅 名所・史跡
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旧中村家住宅下ノ倉.敷地の北側の低い箇所に建つ.
江戸末期の建造,土蔵造2階建,切妻造,南端文庫倉に接続,東面庇付,桟瓦葺,北面はねだし(切妻造妻入,板葺)附属,国重要文化財.旧中村家住宅 名所・史跡
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大正時代(だったかと思う)の中村家の写真.
現在敷地北側には国道229が面しているが,当時は海で船から直接荷を入れていたようだ.旧中村家住宅 名所・史跡
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現在の旧中村家住宅の北側.道路が面している.
旧中村家住宅 名所・史跡
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11時を過ぎて早めの昼食.「やまげん」でもり蕎麦を食する.
やまげん グルメ・レストラン
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昼食後は旧檜山爾志郡役所庁舎.
旧中村家から100mほど坂を登る.
北海道庁の出先機関として郡役所と警察署の業務を行っていた.
1887(M20)年建造,木造2階建,寄棟造,桟瓦葺,附属屋付,北海道指定文化財.旧檜山爾志郡役所 名所・史跡
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旧檜山爾志郡役所庁舎の内部.
1階の菊華文柄の壁クロス.
現在は江差町郷土資料館として使われている.
開館時間9:00〜17:00,入館料\300(旧中村家住宅との共通券\500),夏季無休,駐車場なし.旧檜山爾志郡役所 名所・史跡
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旧檜山爾志郡役所庁舎の内部.
壁クロスをもう1枚,2階のペーズリー柄.旧檜山爾志郡役所 名所・史跡
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旧檜山爾志郡役所庁舎2階テラスからの風景.
旧檜山爾志郡役所 名所・史跡
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旧檜山爾志郡役所庁舎内部.
警察署の機能があったということで別棟は留置所となっている.旧檜山爾志郡役所 名所・史跡
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旧檜山爾志郡役所庁舎に展示されている旧JR江差駅の看板.
江差駅は2014(H26)年5月に区間廃止になった江差線の終着駅.旧檜山爾志郡役所 名所・史跡
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イチオシ
旧檜山爾志郡役所庁舎の外観をもう1枚.
旧檜山爾志郡役所 名所・史跡
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旧檜山爾志郡役所庁舎前に植わる「土方歳三嘆きの松」.
土方歳三が榎本武揚とともに座礁した旧幕府軍の軍艦か開陽丸をこの地から見て嘆き松の木を叩いたと伝わる.旧檜山爾志郡役所 名所・史跡
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旧檜山爾志郡役所庁舎から300mほど歩き江差町本町の法華寺に.
1521年現上ノ国町にて創建,1665年現在地に移転した日蓮宗寺院.
境内拝観自由.
堂内拝観9:00〜17:00,拝観料\300,不定休.法華寺 寺・神社・教会
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法華寺の拝観の目玉は本堂天井の八方睨みの龍.
作者は池大雅.法華寺 寺・神社・教会
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法華寺門前からの風景.
崖下の半分程度(国道より海側)は近代以降の埋立だろう.法華寺 寺・神社・教会
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法華寺から崖下へ100m程歩き姥神大神宮.
所在は江差町姥神町.
創建時期は不詳,主祭神は天照皇大御神・天児屋根神・住吉大神.
北海道最古の神社,渡島一宮,境内拝観自由.姥神大神宮 寺・神社・教会
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姥神大神宮拝殿.
江差山車会館に展示されていた山車が巡行するのはこの神社の例大祭である姥神大神宮渡御祭の際である.姥神大神宮 寺・神社・教会
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姥神大神宮の境内にある模型山車館.
姥神大神宮渡御祭で巡行する13台の模型が展示されている.姥神大神宮 寺・神社・教会
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江差町姥神町界隈の街並み.蔵造りが建ち並ぶ.
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姥神大神宮の向かいに建つのは横山家.
江戸中期に能登半島より移り住み廻船問屋などを営んだ商家.
現在は主屋・店舗・蔵などの見学とそば屋をやっている.
北海道指定民俗文化財.横山家 美術館・博物館
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主屋ほか蔵は1893(M26)年の建造.
見学時間9:00〜17:00,見学料\300,夏季無休.横山家 美術館・博物館
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横山家主屋内部.明り取りの梁上のガラス戸.北面である.
横山家 美術館・博物館
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横山家文庫蔵.
こちらも中村家同様に重厚な戸が台所に接続している.横山家 美術館・博物館
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横山家調度品.
展示しているというか普通に置いているというか.
いろいろと並べられていた.横山家 美術館・博物館
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横山家蔵.
中村家同様に敷地北側の国道(かつては海に面していた)に向かい蔵が4棟立ち並ぶ.横山家 美術館・博物館
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横山家に展示されている埋立前の当時写真.
旅行記作成現在見返すと中村家に展示してあった写真と同じ位置のような気がする.横山家 美術館・博物館
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横山家を後にし車を止めた追分会館へ戻る.
写真は横山家の隣に建つ豊年山山車蔵.
山車会館には1年交代で2台展示されている.豊年山は展示されていなかったのでこの中に格納されているはずである. -
豊年山山車蔵の裏側.国道に面した角に立つ人形.
いにしえ街道の誘導板.
いにしえ街道は江差の歴史を生かした街並みを整備するにあたり名づけられた名前のようである.中村家〜横山家付近の通りが景観に配慮した街並みになっている. -
追分会館から西へ800m程,開陽丸青少年センターへ.
幕末の軍艦開陽丸を復元展示する施設.
写真の建物は管理棟の海の駅開陽丸.土産物店,食堂が入る.開陽丸青少年センター 美術館・博物館
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復元係留されている開陽丸.幕末の幕府軍艦,オランダ製.
木造シップ型帆船,排水量2,590t,船長約73m,マスト3本,補助蒸気機関410馬力.1868(M元)年11月15日江差沖にて暴風雨に遭い座礁・沈没.
写真の開陽丸は復元されたもの.内部には1975(S50)年に沈没船からの引揚物が展示されている.開陽丸青少年センター 美術館・博物館
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開陽丸内部の様子,大砲レプリカの展示.
開館時間9:00〜16:30,入館料\500,夏季無休,駐車場有.開陽丸青少年センター 美術館・博物館
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開陽丸内部の様子,引揚品の弾丸.
脱塩処理の説明展示もあった.開陽丸青少年センター 美術館・博物館
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開陽丸内部の様子.
沈没船の海底調査,引揚に関する展示.開陽丸青少年センター 美術館・博物館
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開陽丸内部の様子.開陽丸模型.
開陽丸青少年センター 美術館・博物館
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開陽丸デッキの様子.
台風の影響が出始めて曇り空.海は荒れていない.開陽丸青少年センター 美術館・博物館
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開陽丸デッキの様子.舵のレプリカ.
開陽丸青少年センター 美術館・博物館
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開陽丸デッキからの眺め.
かもめ島,今は地続きだ。
この島があることで江差が天然の良港として繁栄した.開陽丸青少年センター 美術館・博物館
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