思い立って、ベルリンに一人旅。<br />ベルリンは一人歩きに持ってこい。<br />再訪ということでメジャー所はあまり出てきませんが、ベルリンらしい場所を訪れました。<br />もちろん、食べ物の記録も忘れずに。笑<br /><br />３日目は戦前の官庁街であるヴィルヘルム通り（Wilhelmstraße）を歩いた後、ナチス時代のレジスタンスについて展示があるドイツ抵抗運動記念館を訪れました。<br /><br />1日目の旅行記：http://4travel.jp/travelogue/11160041<br />2日目の旅行記：http://4travel.jp/travelogue/11160056

ベルリン一人歩き　3日目はヴィルヘルム通りからドイツ抵抗運動記念館

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2016/08/14 - 2016/08/16

906位(同エリア2515件中)

#街歩き

エリア

ベルリン(ドイツ)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 一人旅

交通手段: 鉄道徒歩

３日目もホテルの朝食からスタート。
今日はカットフルーツがありました。
本当はヨーグルトをかけて食べるんでしょうが、あえてそのまま。
今日はゆでたまごにしてみました。
パンケーキも。
パンやハム・チーズ類。

このあと、チェックアウトをしてホテルに荷物を預かってもらうことにしました。荷物にタグを付けてくれるので、タグの半券が引き取り券として渡されます。鍵付きの荷物室に保管してくれるので安心です。
さて、この日はブランデンブルク門近くにあるヴィルヘルム通りを歩く予定ですが、天気がいいのと交通費節約のために、中央駅から歩くことにしました。

今回の旅では予めだいたいの市内交通移動の回数を計算しておきました。そうすると交通パス類を買ってもモトが取れないことが分かり、片道切符の回数券（４枚つづりで９ユーロ・片道切符１枚だと2,70ユーロなのでお得）を買ってあります。ただ、Sバーンや地下鉄３駅までは「Kurzstrecke（クルツシュトレッケ）」と呼ばれる1,70ユーロの短距離切符が使えるため、片道切符と短距離切符をうまく組み合わせて交通費節約しました。

ちなみに短距離切符も4枚つづりの回数券（5,60ユーロ）がありますので、短距離移動が多い場合はおすすめです。回数券は一人で4回使っても、二人で2回使ってもOK。購入すると一気に4枚チケットが出てくるので、一枚ずつ乗る前に駅で刻印します。未使用のチケットをなくさないようにするのと、刻印を忘れないようにするのだけ気をつければ、便利なチケットです。

駅からブランデンブルク門まではじゅうぶん徒歩圏内な上に、景色もいいのでオススメです。
駅前のシュプレー川を渡ります。
首相府の前を通り過ぎます。
国会議事堂が見えてきました。
議事堂は見学者のセキュリティーチェックで列ができていました。
議事堂の前を通り過ぎてブランデンブルク門前にでると、あと少し。

目当てのヴィルヘルム通りはアメリカ大使館の裏からはじまります。
さて、ヴィルヘルム通りはかつての官庁街で、戦前の省庁が立ち並んでいました。
しかし、戦争中に爆撃で壊されたり、東ドイツ時代に取り壊されたりしたため、今は建物は残っておらず、集合住宅になっています。そのため、当時の省庁の位置に、このような説明書きの看板（英・独併記）が立っています。

ヴィルヘルム通りの地図（戦前に何が建っていたか書いてある。テロのトポグラフィーのサイト）：http://www.topographie.de/fileadmin/topographie/public/pdf/GeschichsmeileWilhelmstrasse_Plan.pdf
数メートルおきにこのような説明書きが立っているので、ゆっくり読みながら歩く場合は時間に余裕を持っておいたほうが良いです。
こちらは、比較的新しい看板。
ヒトラー暗殺未遂事件の首謀者として最近になって再評価され、映画でも有名になった、ゲオルク・エルザーの記念碑です。
記念碑の本体はこれ。
エルザーの横顔をかたどったモニュメントです。
更に進むと、ドイツ航空省の建物があります。
この建物は珍しく戦前から残っており、ナチス時代に航空省として使われていました。戦後は東ドイツ誕生の地となり、また、1953年の東ベルリン暴動のデモが起きた場所でもあります。現在は財務省となっています。
更に進むと、テロのトポグラフィーです。

ヴィルヘルム通りを引き返して、ホロコースト記念碑の方に向かいます。
すると、このような何も変哲のない駐車場があります。

じつはここ、ヒトラーの地下壕があった場所です。今は何も残っておらず、説明書きの看板が立っているだけです。
さて、お昼ごはんはソニーセンターにあるワインレストラン「Lutter & Wegner」。
ワインレストランと言っても、お昼はビジネスマンがちょっといいランチを食べに来るといった感じです。

Lutter & Wegner：http://www.kaisersaal-berlin.de/

アップフェルショーレを頼んだら、さすがの脚付きグラスで出てきました。
実はここ、シュニッツェルがとても美味しいのですが、この日は平日のビジネスランチにしてみました。

ツァツキソースのギリシア風（？）のハンバーグ。
トマトサラダ付き。
全部で17ユーロと、ちょっとお高め。
ソニー・センターを出るとレゴ・ランドの入り口にキリンさんがいました。
地図を見る

ソニー・センターからフィルハーモニーを通り過ぎて更に進むと、ドイツ抵抗運動記念館（Gedenkstätte Deutscher Widerstand）に着きました。

記念館のHP：http://www.gdw-berlin.de/en/home/

ドイツ抵抗運動記念館博物館・美術館・ギャラリー
入り口を入って階段を登ると、常設展が上階、特別展が下階にあります。
ナチス時代の様々な抵抗運動について、説明書きと写真で展示があります。
展示は二階分しかないのですが、詳しく説明されており、ここも時間をとって見学をするのがオススメです。
さて、地下鉄に乗ってホテルに荷物を受け取りに帰るついでに、ヴィッテンベルク広場駅で降りてみました。ここは有名なデパートもありますが、ユニクロもあります。
中は日本の大型店よりややゆとりがある感じです。値段は日本よりやや高め。サイズが日本と違うので注意が必要です（S・M・Lといった表記はドイツサイズでの表記）。
最後に夕食はまたまた「Jim Block」。
１日目に来たとき気になっていた、バンズなしのメニューです。パテ、グリル野菜、ポテト、ソフトドリンクのセットです。野菜はグリルかコールスローサラダが選べます。また、パテだけじゃなく、グリルチキンもありました。
パテもいい感じでしたが、グリル野菜がとてもおいしかったです。９ユーロ。

ということで、この後、中央駅からICEに乗ってベルリンを発ちました。

ベルリンの感想は、ともかく一人旅がしやすいということ。観光する場所は治安も比較的良いですし、見る場所もたくさんあります。また来たいと思います。