タイ航空国内線ビジネスクラス搭乗記（バンコク→プーケット編）

2016/07/28 - 2016/07/28

タイ航空国内線のビジネスクラスが意外といい。特にバンコク→プーケット間は国内最大のドル箱路線なのでタイ航空も力が入っている。大型の機材をデイリーで何本も飛ばし、国際線の座席と違わない快適なフライトができる。わずか1時間20分のフライトであるがビジネスクラスの雰囲気は体験できる。
写真：タイ航空国内線ビジネスラウンジ「ガーデン」

◎私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
（新刊『夢の豪華客船クルーズの旅
ー大衆レジャーとなった世界の船旅ー』案内あり）

エリア プーケット(タイ)

7月28日（木）午前10:30頃、空港カウンターでチェックインを済ませ、タイ航空国内線のビジネスラウンジ（写真）に向かう。バンコク→プーケット路線はタイ国内最大の幹線空路なので、ラウンジも飛行機も充実している。

お昼前の時間帯（11:00頃）のためかラウンジ内（写真）は非常に静かである。好きな場所に陣取って持参のパソコンを開く。受付でセキュリティ番号を教えてもらいネットにアクセスする。

最近、私は自分のパソコンを持参して海外旅行に出かけるようになった。メカに弱い私は周回遅れでネット環境の進化についてっている。
写真：ラウンジの食材（新鮮サラダ）

パソコンを持参してネット接続さえ出来れば「海外のホテルでも空港ラウンジでも自宅＆オフィスになる！」今や当然のことであるが、私にとっては革命的出来事である。
写真：ラウンジの食材（サンドイッチ、フルーツ）

現地で撮った写真をパソコンに入れ、即座に4トラの旅行記作成をはじめる。空港のFクラスラウンジに入れば気分は盛り上がり、その高揚感のまま旅行記が書ける。飛行機の機内でもホテルでも観光地でも同様だ。自称ライターにとってこれはありがたい。
写真：タイのスイーツ（Pudding with Coconut Milk Topping）

また、株や為替等、日々変動するマーケット情報をチェックして、利益を確定することもできる。もちろん損失確定もありだが…。
写真：Chicken Roll

パソコンを手に、世界を旅して高級ホテルに泊まり歩き、時々利益を確定して旅行費を稼ぐ。という「うまい話」も不可能ではない。以前、私は本気でそんな「うまい話」を夢見て、真剣に投資の勉強をした。
写真：Chicken Sausage Bread

反対に気分が舞い上がって大損失を抱えることもある。投資は実に難しいが、これほど面白いものもない。世界を相手に勝負ができる。
写真：Khao Tom Mud(Banana and stuffed glutinous rice in banana leaf)

ちょっとだけバラせば、私は以前から為替取引のFXをしており、先日全てのポジションを閉じて決済した。1年前（1ドル＝120円レベル）から円高にかけて（ドル売り）1ドル＝100円に接近した時、ドルを買い戻して利益を確定したのである。FXの短期売買はせず中長期のトレードである。
写真：ナッツ類のスナック

タイ航空の国内線のラウンジは狭い！前回使った時の印象である。今日は時間がたっぷりあるのでラウンジ探検してみた。書籍コーナーの奥（写真）にもテーブルと椅子があり、この先をどんどん進んでいく。

すると、驚くほど広いラウンジ「ガーデン」（写真）に出た。ここはれっきとしたタイ航空の国内線ビジネスラウンジである。何だか宝物を見つけたような嬉しい気分になった。タイ航空さん、やってくれるね〜。

ここは天井が高く非常に開放的である。今日はお客が誰もいないせいか、エアコンが効いておらず、やや暑い。書籍コーナーには各国の新聞が置いてある。

窓側にもテーブルがセットされ、おまけに日除けのパラソル（写真）まで備え付けられている。空港内のラウンジにあって屋外にいるような雰囲気を演出している。Good！
注：ひょっとして常にエアコンなしの自然状態か？それはないでしょう、タイ航空さん

コーヒー、紅茶、ジュース類の飲み物（写真）はここでも用意されている。ただし食べ物は他のラウンジから運ばねばならない。

私は入口付近の通常のラウンジ内で早いランチにする。全く食べてばかりであるが、健康のために、新鮮サラダ＋フルーツ（写真）からはじめる。

チキンロールやチキンソーセージパンなどのメイン料理は飛ばしてデザートとコーヒーにする。ここのカプチィーノ（写真）は濃厚な味でうまい。

本日の機種はエアバスA330（写真）。日本からタイまで飛んでいるワイドボディーの大型機である。

ビジネスクラスの座席配置は横2-2-2の6席（写真）。Fクラスがない分、先頭から7列（合計42席）もビジネスが占めているので、かなり広いビジネス空間である。

シートピッチ（座席間隔）が広く、非常にゆったりとした座席配置である。実際に座ってみると足が前の座席に届かない。一方、エコノミーは横2-4-2の8席で263席ある。窮屈感は避けられない。

先ずは離陸前のウエルカムドリンク（写真）

天気晴朗で青空に熱帯の白い雲が浮かぶ。そして隣にはボーイングB747（写真）の優美な機体が見える。気分が盛り上がってきた。

そして、離陸！

飛行機は一気にスワンナプーム空港を飛び立ちアンダマン海上空（写真）にくる。

わずか1時間20分のフライトであるが、しっかりした食事が出た。私はラウンジでサラダとフルーツを食べてきたので、ここではご飯抜きで野菜のソテーと鳥肉を食べる。結構うまい。

最後にコーヒーをもらいタイ風のスイーツと共にデザートタイムにする。私はプチ糖質制限食をしているので、ご飯・パン類はあまり食べない。その代わり野菜たっぷり、肉・魚も普通に食べる。そして、お楽しみのデザートも少し味わう。

窓の外には熱帯の雲がどんどん湧き上がってきている。プーケットが近い。

ヒルトン成田の前泊から数えれば２泊３日もかけてやっとプーケットに入ることになる。全く無駄な日程ながら、超豪華、VIP待遇のタイ航空ファーストクラスの旅に私は十分満足した。人生は旅そのもの、このような無駄はあってもいい。リタイヤおじさんとしては焦る必要はもうない。焦ったら早死にする。
→タイ航空（超大型機A-380）ファーストクラス搭乗記（帰路編①）に続く
注：プーケット滞在記は後日記載予定