2016/07/29 - 2016/07/29
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belleduneさん
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旧英国大使館別荘から5分ほど歩くと、旧イタリア大使館別荘に着きます。建物はこちらの方が少し大きく、離れ(副邸)もあるため、ゆったりとしています。アントニン・レイモンドの設計で、イタリア大使家族のための別荘でした。この別荘の特徴は、杉皮張りの内外装でしょうか。天井、壁など至る所に使われていて、そのパターンも異なっていて、見ていて飽きることがありません。
- 旅行の満足度
- 4.5
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本邸の玄関横の杉皮張りのパターンに先ず目がいきます。
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2階も面白いです。
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玄関辺りの柱周りや軒下などじっくりと眺めていました。
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よく見ると、両脇の扉と正面の扉2枚の少し変わった玄関です。
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玄関横の外壁は全て杉皮張りです。
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湖畔に面したテラス側面です。
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暖炉と煙突部分の石積みが面白いです。
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湖畔に下りるデッキから
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開放的なテラスです。
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湖で泳いだ若者達もいました。
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別荘の見取り図です。1階は開放的な部屋となっています。食卓側と応接側に暖炉が2つ付いています。
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天井の杉皮張りもご覧の通り、ユニークです。
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室内に展示してあった杉皮ですが、樹齢百年ほどの皮を剥いで、2〜3ヶ月積んでおくと発酵した熱で、虫が逃げていく。外壁に使っても、長持ちするそうです。
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応接側から食堂方面を見ると、一応欄間らしきところにも、勿論杉皮張りを使ってあります。
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広縁は広々としていて、ここで読書とか物思いに耽るとかお茶を飲んだり、お酒を飲んだり....
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天井も網代で全て異なるパターンで張ってあります。
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広縁の天井と室内の天井とでも異なっていますね。
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広縁の天井部分の杉皮張り
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室内の壁と天井を見ると、こんな具合に異なるパターンで仕上げられています。
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暖炉のある書斎となっています。
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食卓から見た居間方向
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食卓傍の暖炉です。この後にこじんまりとした喫茶室に使われている「休憩室」があります。眺めが良くなかったので、2階へ上がります。
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内装全て杉皮張りです。
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階段横も一部が物入れとして設えてあります。
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階段上の踊り場から見ると、手前の引き戸が物入れになっていることが分かります。
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階段上の窓にもちゃんと雨戸が付いています。
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湖と反対側にある休憩室は、広くありませんが落ち着く場所です。
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階段上の踊り場にあるランプが暗くなると雰囲気があって良いでしょうね。
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湖側に4室あります。お子さん達の部屋だったのでしょう。
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その部屋の化粧台
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その部屋からの眺めです。丁度1人座っている人がいて、映画の1シーンのようですね。
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こちらは、大使の間となっていた大きな寝室です。
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その部屋からの眺めです。
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屋根部分
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離れ(別邸)に行ってみます。
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段差があるので、この位置からさきほど居た2階の休憩室が同じ高さにあります。
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屋根の線と杉皮張りのパターンが見事に調和しています。
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副邸です。居間は、展示室に使われています。
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ここにも本邸と同じ暖炉と煙突があります。
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副邸の見取り図です。
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苦労して当初の姿を復元したのでしょうか。
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「刺楸」とありました。ウコギ科のハリギリ(針桐)、センノキだと思われます。刺があるのが特徴です。
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こちらはマツ科モミ属のウラジロモミ、ニッコウモミだと思いますが。
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