バラの花咲くルーマニア・ブルガリア8日間の旅②シナイア～ブラン～ブラショフ

2016/05/27 - 2016/06/03

第二日目(5月28日)の後半は、シナイア僧院、ペレシュ城を見て、ブラン城を廻り、ブラショフで泊まりとなります。
【【旅程】
5月27日(金) 28日(土) 成田～イスタンブール～ブカレスト～シナイア～ブラン～ブラショフ (泊) ←
5月29日(日) ブラショフ～ピエルダン～シギショアラ～サスキズ～ブラショフ(泊)
5月30日(月)　ブラショフ～ブカレスト～イワノボ～ベリコタルノボ(泊)　
5月31日(火)　ベリコタルノボ～カザンルク～プロプディフ～ソフィア(泊)　
6月 1日(水)　 ソフィア～ボヤナ～リラ～ソフィア(泊)
6月 2日(木) ・3日(金) ソフィア～コプレシティツア～ソフィア～イスタンブール～成田

エリア シナイア(ルーマニア)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

11時40分シナイア僧院に到着
門の右側に見える2つの塔は付属の大教会です。

門の左側が僧院です。

僧院です。この中に入ります。

入ると中庭の中心に17世紀創建の古い教会が有ります。

ルーマニア正教の教会なので正面はイコノスタスと呼ばれる聖所と至聖所を区切る壁が有ります。

イコノスタスにはドアが有ります。
正教会では、信者は手前の聖所(内陣)に居て、聖職者が奥の至聖所で祈りをささげるのだそうです。
このドアは至聖所へ入るためのものです。

ドームが有り、その周囲にはフレスコ画が描かれています。

こちらは入口の天井に描かれたフレスコ画

古い教会は周囲をこのような建物で取り囲まれています。

大教会、創建200年を記念して19世紀に建てられました。ロイヤルチャペルと言うことで内部の撮影は禁止。正教会なので同じようにイコノスタスがありました。

シナイア僧院の下で、歩いても行ける所にある大きなホテルで昼食です。

ホテルのレストラン
少しくたびれていましたが立派なホテルでした。

野菜のスープ
ビールは10ルーマニア・レイ、ミネラルウォーターが付きます。

サルマーレ、ルーマニア風のロールキャベツ。付け合わせはポレンタというトウモロコシの粉はいまいちでした。

チョコレートエクレア

ホテルを出てシナイア僧院を通り越し更に上って行くとペレシュ城が有ります。
ペレシュ城入り口前の道路の両側はおしゃれな建物が並んでいます。

13時20分ペレシュ城に向かって歩きます。
途中に有ったホテル、旧共産党時代に党の幹部だけが使えたホテルだそうです。

こちらはその前にあるレストラン

更に進むとペリショール城が現れます。

ルーマニア国王・カロル1世の狩猟用の城で1902年の完成

ペレシュ城に到着です。
1875年にカロル1世が夏の離宮として8年がかりで建てた宮殿

ペレシュ城
旧共産党政権が崩壊した後、国有化されていた土地や建物などは旧所有者に返還されました。
ペレシュ城も、旧所有者のルーマニア国王・フェルディナンド1世の末裔に返還されました。
末裔は国に売ろうとしたが、国に買い取る余裕がなく、現在もこの末裔の私有財産だそうです。
最も、管理は国が行っているようですが。

中庭に入りました。

上層部は木造です。
建物の中に入りましたが木彫りの彫刻が一面に施され、その緻密さには驚かされます。

14時50分ペレシュ城を出発し、ブラン城に向かいます。

山の頂上には十字架

街道沿いの廃墟と化した建物ですが、手入れをすれば洒落た建物になるのでしょう。
シナイア僧院の周囲にもこのような建物がいくつも有り、「売り出し」の看板が出ているのを見ました。

田舎道を進みます。

更に田舎道を進みます。

羊さんです。

道端には牛さん

馬車が使われています。

町の中を通り抜けます。

広々とした草原に出てきました。

羊さんもいます。

遠くには雪を残した山並みが見えます。

15時55分ブラン城に到着。
メインストリート？

ブラン城の入口はごった返しています。

ブラン城です。

坂道を上がって行きます。

ブラン城に辿り着きました。
吸血鬼ドラキュラの居城のモデルとなった城で中世の城砦です。

城の内部に入ります。
ここもペレシュ城と同じ、ルーマニア国王・フェルディナンド1世の末裔の私有財産だそうです。

クイーンズベッドルーム

何かの部屋です。

細い階段を上がって行きます。

ミュージックルーム

中庭を見下ろします。

見張りの塔でしょうか？
この城は、1377年、ブラショフのドイツ商人がオスマン軍をいち早く発見するために築いたのがはじめとされ、15世紀、ドラキュラのモデルとなったヴラド・ツェペシュの祖父が居城としたそうです。

こちらも何かの部屋
調度品はレプリカです。

ダイニングルーム

甲冑が有りました。

城から外を見ます。

こちらはブラン村

中庭から城砦を見上げます。

ブラン城の前は土産物を売る店でいっぱいです。

こちらは一寸した広場ですか沢山の土産物屋が周りを取り囲んでいます。
新緑が綺麗です。正面に残雪を頂いた山が見えました。

19時30分、ブラショフに向けて出発
途中の町

ブラショフに到着です。

ブラショフの旧市街、正面は黒の教会
ツアーの旅程では旧市街観光ですが、飛行機が夜行便、かつ朝からの観光で疲れているのではとの配慮から明日に変更です。

スファトゥルイ広場、建物は旧市庁舎。

スファトゥルイ広場前の大通り、奥に黒の教会の塔が小さく見えます。

大通り沿いのレストランで夕食

室内、洒落ています。

ドブルジャ地方のサラダ

ビールは10レイ
ミネラルウォーターは、今回の食事に全て付いていました。

グリルチキン＆ポテト

パパナスサワークリーム＆ジャム

19時30分にレストランを出発、20時前にラマダに到着

ロビー
ロビーで参加者の一人から「添乗員さん枕銭は」との質問、さすがパッケージ・ツアー慣れしている？これに対して「強制ではないが、1人1ユーロもしくはこの額と相当の現地通貨」との返答がありました。
この「枕銭」は翌日のバスの車内で添乗員さんからの「おはなし」が有りましたので、そこで長文となりますが記したいと思います。

室内
ベッドが異常に高い

バスルーム
少し小さめですがとても綺麗でした。