2016/07/11 - 2016/07/18
945位(同エリア1805件中)
欧州鉄子さん
北欧めぐりの旅を計画を変更して、初めてのロシア訪問+ヘルシンキ再訪⑦
5日目
午前
新エルミタージュ美術館へ。
チケットは2日券を利用。
午後
ホテルをチェックアウトして、フィンランド駅へ。
アレグロ号でヘルシンキへ戻ります。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
昨日の晴天から、本日はうってかわって、朝から土砂降り。美術館日和です(笑)
二日券を利用して旧参謀本部にある新エルミタージュ美術館に行ってみます。
中に入ると、真っ白でモダンな内装。旧エルミタージュと対照的ですが、こちらも明るく美しい美術館です。
鑑賞客が誰もいない!!!どうやら、旧エルミタージュにいた中国の団体もこちらには来ない模様。平日午前中ということもありますが、余りにも閑散としていて驚きです。警備のおじさんの視線に緊張しながら入場します。やはり、旧エルミタージュ美術館は宮殿鑑賞がメインなんだなと実感しました。
因みに、当日券を購入する場合は、別ブログで述べた通り、Eチケット保有者入場入り口のチケット売り場での購入も可能ですが、共通券なので、新エルミタージュで購入して、旧へ移動する手もあります。だれも並んでいないので、待ち時間なく買えます。旧参謀本部 建造物
-
印象派はすべて新エルミタージュにお引越ししています。
旧エルミタージュは、宮殿自体が美術品なので、絵画まで目に入らない場合がありますが(人が多過ぎて、絵が見えないとも言えますが)、こちらは絵画が主役。
一点、一点をじっくり鑑賞することができます。
ロシア人知人は、新エルミタージュができたことで、絵画そのものを楽しむことができるようになったと喜んでいましたが、実際に訪れて、その意味がよくわかりました。 -
セザンヌ、ルノワール、ゴーギャン、ドガ、モネ、ピカソ。。。。ほぼ独り占めで鑑賞できる贅沢な時間です。間違いなく、入場者より係員の数の方が多い。
-
日本にエルミタージュ展として来日にした際に見た絵画を再び本場で観ることができる喜び。感慨深いです。
-
にしても、人がいない。。。。
-
館内はどこも真新しいです。
-
ファベルジェの宝石。今回は、ファベルジェ美術館に行く時間がなかったので、ラッキー!ただ、もっと展示物があれば良いのになぁ。
-
途中、通過した部屋も美しいのですが、何の部屋だかよくわからず。
ここは、ひたすら燭台が並ぶ部屋。 -
もちろん、印象派以外の絵画もありました。彫刻や、近現代絵画や、ルーベンスなども。
ただ、旧エルミタージュと同じく、縦になが〜く、広〜い新参謀本部。まだまだ空き部屋も多く、展示もまばらだったり、説明が少なかったりでよくわからない事も多く、開発途中だなと感じました。
次回、再訪することがあれば、きっとまた違う印象を受けるでしょう。
鑑賞終了後、館内のカフェで友人と合流。ホテルに戻って荷物をまとめてチェックアウトします。旧参謀本部 建造物
-
こちらも可愛らしいお部屋だったのですが、何の部屋だかわからずじまい。。。。
さて、最後の最後でロシアならではの出来事。
4日目のバレエ鑑賞は終演時間が遅かったので、新マリインスキー劇場からホテルまでのホテルタクシーを予約しました。ところが、フロントとコンシェルジュ間の連絡ミスで、タクシーが間違った劇場に行ってしまい、深夜0時近くに30分以上屋外で立ちっぱなしで待ちぼうけを食らうという事件がありました。(季節が夏で良かった…)
フロントはミスを認め、請求書から当然ながらこのタクシー代金を除きましたが、精算中にコンシェルジュがデスクから怒鳴り込みにやって来て、「こちらのミスかもしれないが、アナタは最終的に乗ったんだから50%は払え」(深夜ですから、乗らないとホテルまで戻れないし。。。)と捲し立てられました。フロントの責任者が、「もうこの件は、解決済だから」ととりなしてくれましたが、捨て台詞(ヒアリングできず)まで言われる始末。恐らく、キャンセルでコンシェルジュに入るコミッション収入が減ったのではないかと推測しますが、一応、五つ星と言われるホテルのスタッフが理由はどうあれ宿泊客に怒鳴るかなぁ。。。
サービス業においては、ロシアはまだまだ発展途上国だと悟った瞬間でした。ということで、次にサンクト訪問する時は必ず別のホテルに泊まります(笑) -
列車の時間までまだ少しあったので、サンクトペテルブルクの最後の食事へ。
フィンランド駅近くの「シュトーレ」で。
チェーン店なので、街中あちこちにありますが、行き損なったと思っていたのでうれしい!
焼きたてのパイが沢山あります。 -
せっかくだから、いろいろトライしてみなさいと、サーモンやキャベツやほうれん草の食事系パイからベリーなどのデザート系パイまで複数種類を小さめに切ってもらい(こういう時にロシア語が話せる人がいると有り難いです)、いろいろ食べ比べしてみました。どれも美味しかった!
これで、食べたかったロシアグルメはほぼ制覇! -
フィンランド駅外観。
国際列車アレグロの停車駅の入口と隣接する地下鉄駅の入口は全く場所が違います。ロシア人ですらわからず、係員に確認したぐらいなので、間違える観光客は沢山いると思います。要注意!
ヘルシンキから出発する時は、ノーチェック、そのまま乗車して指定座席につきましたが、サンクトから出発する時は、パスポートチェックを受けてゲートを通ります。
ささやかではありますが、Duty Free Shopもあり、国際列車な雰囲気はありました。 -
乗った途端、車内食がサーブされました。往路と違うメニューをチョイス。写真に収めたもののパイでお腹いっぱいだったので、食べられませんでしたが。
サンクトペテルブルクに別れを告げてフィンランドに戻ります。
復路も出国審査や税関や入港審査、麻薬犬まで登場して、バタバタしているうちに到着。
行きと違い、友人も一緒。今回は車内にほどほどに乗客がいて安心できました。 -
ヘルシンキのホテルに戻ってきました。今回もアップグレードしてもらい、ビジネスラウンジでくつろぎます。大画面テレビを見ながら、軽く一杯!(食事の写真ばかり。。。笑)
明日は旅行最終日!ヘルシンキ観光します。ラディソン ブル プラザ ホテル ヘルシンキ ホテル
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- muroranさん 2016/08/21 01:12:16
- サンクトペテルブルク旅行記 楽しく拝見しております
- 欧州鉄子さま
はじめまして、Muroranと申します。
3日前にヘルシンキより、St Peter Lineという船を利用してVISAなしで、サンクトペテルブルクを旅してきました。
書かれている内容を見て、あーそうそう!と思うことが多くて、行く前にちゃんと読んでおけばよかったなーと思っています。
エルミタージュや大聖堂が10:30開始だったり、マリインスキー劇場でタクシートラブルにあったり。(僕らは男2人旅だったので、歩いて帰り、ホテルにクレームをしてもちろん費用ははらいませんでしたが)。
旧参謀ビルの印象派絵画もがらがらでゆっくり見ることができました。
(エルミタージュは大混雑で、入場制限かかってましたが。。。)
今は、”奇跡の美術館エルミタージュ”という杏さんが紹介していたテレビ番組をYoutubeでみて、復習しております。
欧州さまの旅行記、とっても面白かったです。 それでは。
- 欧州鉄子さん からの返信 2016/08/22 23:42:50
- RE: サンクトペテルブルク旅行記 楽しく拝見しております
- muroran様
旅行記読んでいただきありがとうございます。
muroran様の旅行記も読ませていただきました!船で入るとヴィザ無し観光も可能なんですね。幼馴染との旅行、楽しそうです!
サンクトペテルブルクは、観光するにはかなり難易度が高そうなイメージがありましたが、百聞は一見に如かずで、実際に訪れると非常に見応えがある美しい街でしたね。
今となればコンシェルジュに怒鳴られたことも、英語が通じなくて苦労したことも笑い話でネタとなっております。
もう少しどうにかすれば、もっと観光客を誘致できそうなのに、いろんな事が少しずつ垢抜けないロシア。
でも、文化芸術的にはさすが!と思わずにはいられない奥深い国。
10年後ぐらいに再訪したら、ものすごく進化しているだろうなぁと思いました!
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
欧州鉄子さんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
17