北欧ミーハーが行くフィンランド2歳児連れ家族旅行記【2】

2016/07/11 - 2016/07/16

2歳児と行くフィンランド家族旅行2日目。
午前中は母時間、
カンピ教会の訪問に
マリメッコのファクトリーアウトレットでお買い物。
午後は娘＆父時間、
ヴァッリサーリ島を散策。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

フィンランドの現地時間で午前3時、
日本時間は午前9時。
むすめっちがバッチリ起床、
当然大人も強制的に起床。

2歳児の体内時計は簡単にリセットされないよね、
ってことで旅行2日目は早朝のスタート。

窓の外は深夜にも関わらずうっすら明るい夜空。

旅行2日目の朝ごはん。

昨日買ったシナモンロール、ブルーベリーのパン、チーズパン。

シナモンロール、大きい！

シナモンロールといえばIKEAの味が染みついている我が家。
ヘルシンキの老舗ベーカリーのお味は、ほどよい甘さでスパイシー。
シナモンだけではないような複雑なスパイスの味がしました。
パン生地はわりとパサパサ。
これはIKEAと同じ食感。
この味が食べられてよかった。ごちそうさまです。

6時過ぎ、散歩も兼ねて出発。
カンピ地区を目指します。

早朝のヘルシンキ。
人の姿はなく静か。

カンピのショッピングセンターに到着。
ヘルシンキっ子の朝は意外と早いようで、
一部のスーパーは7時から営業していました。

手持ちの現金が少ないので
ここでユーロをおろすことに。
ヘルシンキ市内でよく見かけるOttoのATMを利用します。

いかに良いレートで現地通貨を得るかが毎回悩みどころ。
今回はクレジットカード会社のキャッシングに挑戦してみました。
現地通貨を得る手段の中では一番レートがいいということで。

利用したのはアコムが発行するACマスターカード。
キャッシングなので当然利息が発生しますが、
即日返済なら金利０。
このカードの利点は、ネットバンキングを利用してオンラインで返済ができるところ。
ネットさえつながれば、海外にいてもその場ですぐに返済できます。

そういうわけで、ユーロを引き出した後、速攻返済を完了して金利を0に抑えました。

注意点としては、
即日返済の「即日」は、日本のカレンダーに準拠しているので、
時差がある国で利用するときは、
日本の日付をまたがないように。
ネットバンキングも遅い時間だと
振込処理は次の日になったりするので
時間には余裕を持って。
まさに「ご利用は計画的に」。

気になる交換レートは・・・1ユーロが111円。
なかなか魅力的なレート！

ちなみに、
空港の両替所は1ユーロ154円。
実勢レートは114円でした。
少し前のレートが適応されたのかな？
何にしてもラッキー☆

以前は銀行の国際キャッシュカード
(海外のATMで日本の銀行口座から出金)も使っていましたが、
現金を両替するよりもレートが悪いことが多々あり、使い勝手が良くないことが判明。

キャッシングって敷居が高かったけど、
海外出金の手段としてはなかなか有用です。

無事にユーロがゲットできたので、街歩きを再開。

カンピ静寂の礼拝堂へ。
この木目の美しい円筒形の建造物を
写真で見たときから訪れてみたかったのです。

静寂という名が表すとおり、
静かで心が落ち着く空間です。

天井が高く、
上からの光が優しい。

お祈り中。

【ヘルシンキ子連れ旅行事情】その2
歩道が広くてベビーカーでもスイスイ。
大抵の建物は入り口にスロープが用意されているし、
エレベーターも完備。
街全体がベビーカーに優しい印象。

【ヘルシンキ子連れ旅行事情】その3
集合住宅前の歩道には
雨どいからの雨水を道路に流すための溝が多数存在。
この溝が厄介で、日本のメーカー製で華奢なタイヤの我が家のベビーカーは溝にはまるはまる。
外国のメーカーのゴツイタイヤのベビーカーなら、これくらいの溝へっちゃらなんだろうな〜。

ヘルシンキ中央駅から地下鉄に乗って
マリメッコのファクトリーアウトレットへやってきました。

アウトレットの店舗内にはすてきなキッズエリアが！
ママさんが買い物に夢中になってしまったお子様たちのための配慮でしょうか。
我が家もむすめっちとダンナにはここで待機してもらって、母はマリメッコ製品の海へダイブ〜。

お目当は端切れコーナー。
布の柄・種類に関わらず1kgで25ユーロ。
狙っていた黒ウニコ柄をゲット！

お買い物の後は併設の食堂へ。
こちらはマリメッコ社の社食ですが、
一般客にも開放されています。
ビュッフェ形式で食べ放題、1人11ユーロ。
食器にトレーにカトラリーもすべてマリメッコ製品。
マリメッコ好きにはこれだけで垂涎モノです。

食堂といえど、椅子がアアルトデザインのアルテック社製だったり、さすがデザイン王国！
と、北欧ミーハーは1人で興奮。
そしてむすめっちは何故かフィンランド人家庭の席へ勝手に入り込んで着席。
フィンランドのお父さんは邪険にせず、話しかけたりかまってくれたり、優しく接してくださいました。

道行く人々も子供に親切。
子供好きな国民性なのかもしれません。

旅行2日目の昼ごはん。

野菜たっぷり！
肉っけなし、メインはサーモンのグリル。
全体的に薄味だったけれど淡泊ではなく、
素材の味が引き出されている感じ。
ひいき目無しに美味しかったです。
旅行中はどうしても野菜不足になるので、
ここはありがたい〜。

ちなみに、むすめっちは無料でした。

フィンランドは国民1人あたりのアイス消費量が世界のTOP5に入るとかなんとか。
それならきっとアイスが美味しいに違いない！と思い、滞在中に1度は食べておこうと思っていました。

こちらはフィンランド産の材料にこだわったオーガニックアイスクリーム、ユミュ。
フィンエアの機内ではビジネスクラス以上で提供されているそうで、
成田発着便ではエコノミーでも食べられるとか。
でも今回我が家は名古屋発着・・・残念。

写真はブルーベリー味。
見た目からして濃い紫色で、味もとっても濃厚でした。

マリメッコを後にして、
再び地下鉄に乗り今度は海辺のマーケット広場へ。

どこへ行っても人混みとは無縁のヘルシンキですが、
ここでは渋谷のスクランブル交差点を彷彿とさせる人だかりに遭遇。

さすがヘルシンキッ子の台所！？

フィンランドはベリーの季節まっただ中。
色鮮やかで大ぶりで、いかにも美味しそうなベリーがあちこちの露天で並んでいました。

マーケットを散策していたら、ヘルシンキ市のゆるキャラ（？）ヘルッピに遭遇！

ヘルッピがフェイスブックで発信してくれていた観光情報が、今回の旅行ではかなり役に立ちました。
キートス、ヘルッピ！

むすめっち：「へっぴーとあくしゅする！」

へるっぴ、むすめっちと握手してくれました。

マーケット広場から出航しているフェリーに乗って
ヴァッリサーリ島を目指します。

こちらの島は今年の5月に一般公開されたばかりの新名所。
どんなところかワクワク。

片道約15分の船旅。

ヴァッリサーリ島に到着。
島の全景図。
時間の都合で左の島だけ1周することにしました。

ヘルシンキの街が出来上がるずーっと前から存在するというこの島。
自然散策＆歴史探索へ出発！

緑のトンネルが気持ちいい。

島内は砂利道ですが、歩道が整備されているのでベビーカーでもなんとかなりました。
我が家以外にもベビーカーで散策している家族が何組か。

昔は飲料に使うことができたほど澄んだ水があったとか。
美しい眺めに癒やされます。

もともとはフィンランド国防軍によって使用されていたというこの島。

歴史を遡ると、幾度となく戦場となっていたそうで、
戦を彷彿とさせる建物が点在しています。

歴史的な要塞施設だったと思われるこの建物も
緑に埋まり、今では自然の景観の一部に。
平和を感じます。

展望台へ。

展望台からの眺め。水平線がきれい。

手つかずの自然を楽しみつつ、
ところどころに出現する古い要塞を観察したり。
ちょっとした冒険気分を味わえたハイキングでした。

大人だけなら1時間もあれば1周できそうな大きさのヴァッリサーリ島。
2歳児とのハイキングなので、2時間ほどかけてのんびり島を1周し、
ふたたびフェリーでマーケット広場へ戻りました。

旅行2日目の夜ごはん。

ストックマンデパートで買ってきたお総菜。
ラザニアにモッツァレラチーズのサラダ。
野菜多めで美味しかったです。

明日は朝早いので早々に就寝。
お休みなさい。