2016/05/19 - 2016/05/25
755位(同エリア6057件中)
陽菜さん
Viennna Passは3日間用を購入したので、使えるのは今日までです。
本当は、4日間用が良かったのですが、3日の次は6日間用でした。
まだ行っていなかった王宮周辺を中心に周ります。
ウィーン少年合唱団が歌う王宮礼拝堂のミサをネットで予約していたので、9時までに礼拝堂に行かなければなりません。
それまでの時間、古の雰囲気を残す路地を散歩してみました。
午後からは、ホップオンホップオフバスのグリーンラインでカーレンベルグの丘に行きました。このバスが利用できるのも今日まで。
オペラ座の予約があるので、早めに戻らなければなりませんでしたが、丘からの眺めも堪能しました。
※以下 Vienna Pass で入場したところに(VP)のマーク
●5/20(金)
シェーンブルン宮殿(VP)フランツヨーゼフ特別展(VP)
ミニトレイン(VP) グロリエッテ展望台(VP) シェーンブルン動物園(VP) オーストリア応用美術博物館(VP) ホップオンホップオフバス(VP) クンストハウス(VP) フンデルトヴァッサーハウス 楽友協会ウィーンフィル定期演奏会
●5/21(土)
ミノリーテン教会 フォルクス庭園 国会議事堂 自然史博物館(VP) 美術史美術館(VP) レオポルト美術館(VP) オットーワグナーパビリオン(VP) ウィーンミュージアム(VP) カールス教会(別料金) シュテファン寺院と北塔エレベーター(VP) モーツァルトハウス(VP) 音楽館(VP) ミュラーバイスル(夕食)ペーター教会オルガンコンサート
●5/22(日)← この旅行記
エンゲル薬局 アムホフ教会 ナーグラーガッセ 王宮礼拝堂(ウィーン少年合唱団のミサ)王宮(VP) 新王宮(VP) アウグスティナー教会 アルベルティーナ(VP) プルンクザール(VP) カプツィーナ納骨堂(VP) 市庁舎(外観)グリーンラインバス(VP)でカーレンベルクの丘 オペラ座(ドン・カルロ)
●5/23(月)
市立公園 ブルグ公園 カフェザッハ アンカー時計 ルプレヒト教会 ナッシュマルクト カフェアマコード(ランチ)マヨルカハウスとメダイヨン館 ベルヴェデーレ宮殿(別料金)ハイリゲンシュタット ヴォティーフ教会 カフェツェントラル(夕食)オペラ座(外のスクリーンで椿姫)
●5/24(火)
ユリウスマインル ドブリンガー楽譜店 カフェデーメル 帰国
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ハースハウスに映るシュテファン大聖堂を見ながらグラーベン方面に向かいます。
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ウィーン旧市街は一つ一つの建築物がどれも素晴らしいので、目についたものを写真に収めながら歩きます。
ゴシック、ルネサンス、バロック様式などいろいろあって、それぞれの特徴をもっとよく調べてから来ればさらに面白いと思うのですが、素人としてはガイドブックだけが頼りです。 -
「地球の歩き方」で有名なダイヤモンド社が発行している「ウィーン旧市街 とっておきの散歩道」は路地裏歩きにとても役に立ちました。
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街中の看板もおしゃれ。
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グラーベンからコールマルクト方面に曲がらずに、反対側からアムホフ広場の方に進むとボーグナーガッセです。
写真はユーゲント・シュティール(アールヌーボー)様式に改装されたエンゲル薬局。
天使のモザイク壁画が目をひきます。 -
アム・ホーフ広場にあるバロック様式の中央消防局。
かつては、武器庫だったとか。 -
アム・ホーフ教会。
この「W」のマークは、ウィーンの史跡の目印です。
ナポレオンに敗れた神聖ローマ皇帝 フランツ2世が神聖ローマ帝国の終焉を宣言した場所として有名です。
この建物は、もともとゴシック様式だったものをバロックに改装したもの。 -
アム・ホーフ広場の中央にあるマリア記念柱。
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まるで中世にタイムスリップしたかのようなナーグラーガッセ。
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天使のレリーフ
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デア・マンというチェーン店のパン屋さん。
帰国日に大きなヒマワリの種の入ったドイツパンを買って帰りました。 -
ウィーンは、こうやって小さな路地にも通りの名前が書いてあるので、地図があれば迷わず歩けます。
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天使や女性をモチーフにしたものが多いですね。
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今日は王宮礼拝堂の日曜日のミサに参列するのが目的なので、路地裏散歩をこの辺で切り上げ、コールマルクトから王宮に向かいます。
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朝の王宮。
手前はミヒャエル広場です。 -
王宮前の古代ローマ遺跡。
こんな場所にこのまま残っているのって不思議ですね。
今もまだ発掘調査が行われているそうです。 -
図解入りの説明もあります。
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観光客を待つ馬車。
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ミヒャエル門には豪華な彫刻が施してあり、とても立派です。
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ここから中に入ります。
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中庭のフランツ2世像
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スイス門は中庭に入って左側にあります。
礼拝堂はこの中にあるので、ここから入ります。 -
予約したチケットを持っているので、右手の階段から礼拝堂に入ります。
当日でも、早い時間に並べばチケットを買うことができるそうですが、数も少ないので予約が確実です。
予約の仕方は、1日目の旅行記で。 -
座席は、祭壇に向かって右手の2階席でした。
ウィーン少年合唱団は一番上のフロアで歌うので、歌っているところが見える席は左側の窓があるところの最前列じゃないかと思います。 -
礼拝堂のステンドグラス。
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最後に1曲だけ下に降りてきて歌ってくれます。
本当に天使のような歌声です。 -
さらに、ミサが終わった後 中庭で待っていると少年合唱団のメンバーも出てきて、サービスで観光客と写真を撮ったりしてくれます。
家族が迎えに来ている子もいるし、あまり長い時間は申し訳ないので私も1枚だけ。 -
満面の笑顔で写真のリクエストに応えてくれました。
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さて、礼拝の後は王宮を見学します。
まずは銀器コレクションから。
ここは写真撮影可ですが、次の皇帝の部屋とシシィコレクションは撮影禁止です。 -
カトラリーの数々。
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マイセンやヘレンドなど、豪華な陶器のコレクション。
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こんな豪華な器にスープを入れたりしたんですね。
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うっとり。
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テーブルセッティングの展示もあります。
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シシィ博物館や皇帝一家の住居を見学した後、再び中庭に出てきました。
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新王宮前の「オイゲン公騎馬像」
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向こうに見えるのは「ブルク門」
ちょうどミヒャエル門の反対側になります。
屋根だけ見えているのが美術史美術館と自然史博物館。 -
次に新王宮の見学です。
ここには「狩猟・武器コレクション」「エフェソス博物館」「古楽器博物館」の3つの博物館が入っています。
とてもめずらしいコレクションなのですが、あまり人がいません。 -
私も時間がないので、好きな「古楽器博物館」に目的を絞って見学しました。
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チェンバロ
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管楽器もいろいろあります。
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リュートとリコーダー。
横笛なので、トラベルソかな。 -
形も大きさも様々です。
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ここまでくるとキーがたくさん使われているので、現代のフルートに近くなってきますね。
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弦楽器の数々。
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これは、音というより形で楽しんでいる?
運指はどうなっているんだろうと心配になります。 -
チェンバロには、1台ずつに豪華な装飾や絵画が描かれています。
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解説の図
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古楽器を堪能した後は、ヨーゼフ2世像のある広場に戻って世界一美しい図書館を見にいきます。
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プルンクザール。
入った途端、ため息です。
ここが国立の図書館だなんて信じられません。
本当に本を読んだり、借りたりするために利用している人なんているのかな? -
イチオシ
でも移動式の階段があるし、高いところの本も取れるようにはなっています。
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天井のドーム部分。
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望遠で拡大してみました。
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イチオシ
この写真だけ見たら、どこかの美術館です。
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図書館の次は、アウグスティナー教会。
14世紀に創設され、17世紀に宮廷教会となったそうです。
ナポレオンやマリアテレジア、フランツヨーゼフ1世とエリザベートの結婚式もここで行われました。 -
ゴシック様式の内部。
白く美しい教会です。 -
教会の中のロレット礼拝堂には、ハプスブルク家の心臓を納めた壺が安置してあるそうです。
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王宮を後にして、アウグスティナー美術館にやってきました。
ここは、常設の「デューラーの野兎」が有名ですが、期間ごとに企画展をやっていて、この階段を見るとその時の特別展が何かがわかります。
左手を上げている女性の絵がわかりますか?
なんと大好きなシャガール展がこの時期の企画展だったんです。 -
新コレクションによる常設展も充実しています。
写真はドガの「踊り子」 -
ルノアールの「少女」
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ミロの画風も可愛くて好きです。
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たぶんピカソでしょう。
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企画のシャガール展の方は撮影禁止だったのですが、このシャガールは新常設展にあったものです。
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これが有名なデューラーの野兎。
デューラーは、数年前ドイツのニュルンベルグで工房を訪ねたので、親近感があります。 -
ここは、カプツィーナ教会の地下にある納骨堂です。
棺の数々に圧倒されるのですが、何となく観光気分で写真を撮っては申し訳ない気持ちになります。
今回は、フランツヨーゼフ1世の没後100年ということで、この1枚だけ写真を撮らせていただきました。
お隣には、エリーザベトの棺や、ご子息の棺もあり、たくさんの花が手向けられていました。 -
Vienna Pass では、平日のスペイン乗馬学校の朝のトレーニングも見学できるのですが、今回日程が合わなかったので断念しました。
ちょうど王宮にある乗馬学校の通用門から訓練されたお馬さん達が出てきてくれたので写真だけ。 -
コールマルクトに戻って、改装工事中?の「MANZ書店」
アドルフ・ロースが設計したユーゲントシュティール様式の書店 -
ウィーンの建築物は、どれも絵になります。
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市庁舎だってこんなに美しい。
と優雅そうですが、ホップオン・ホップオフバスのグリーンラインが「カーレンベルクの丘」まで連れて行ってくれるので、急いで乗り場に向かっている途中です。
バスは、ブルク劇場の前から出発します。 -
バスの車窓から。
ちょうどグリンツィングのあたりです。
この辺りには「ホイリゲ」と言われるワインの造り酒屋が自家製ワインと簡単な料理を出す店がたくさんあります。 -
30分〜40分でカーレンベルクの丘に着きました。
駐車場から5分ほどは歩かないといけないのですが、同じバスがUターンして市内に戻るので、大急ぎで見にきました。 -
晴れててよかった。
ウィーン市街からドナウ川まで見渡せます。 -
丘の上にあった教会。
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帰り道、こんな緑がいっぱいのウィーンの森の中を通るので、森林浴ができます。
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丘の途中からの眺めもきれい。
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この建物の前にバスストップがあったのですが、有名なところなのでしょうか?
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あっという間に市内に戻ってきました。
カーレンベルクの丘は、どうしても登ってみたかったのですが、夕方からオペラ座に行く予定があったので、乗っているだけの観光バス利用にしました。
それでも、途中フンデルトヴァッサー設計のゴミ焼却場が見えたり楽しい時間でした。 -
バスを降りたところがヴォティーフ教会の前だったので、入ってみました。
一度ホテルに帰り着替えてから、いよいよオペラ座に向かいます。 -
オペラ座に入ってすぐの吹き抜けです。
今まで、仕事の関係で夏休みは7月〜9月に取らなければならなかったので、ヨーロッパに来るのは7月初めがほとんどでした。
だからどうしてもオペラシーズンを外してしまい、こうやってシーズン中に来られるのがとても嬉しい。 -
今回の席は、オペラ座のサイトから座席まで選んで購入し、自宅のプリンタで印刷しました。
最初「ラ・トラヴィアータ」のチケットをリクエストで入れていたのに、発売日にすでに完売。
仕方なく「ドン・カルロ」の空いていた席を選んで購入。ボックス席の中では3列目でしたが、センターに近く、前の席より椅子が高くなっていたのでしっかり見えました。55ユーロで、まずまず良い席だと思います。
そして、ドン・カルロにして良かった。舞台は地味ですが、その分 登場人物の心情がよくわかります。 -
席を確認してから、もう一度オペラ座の中を見て回ります。
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自席から。
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同じく上の座席を撮ってみました。
この辺りは220ユーロぐらいします。 -
回廊には作曲家達の胸像や絵がたくさん展示されています。
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外に面したバルコニーからの眺め。
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何気なく描かれている壁の装飾もクラシックな雰囲気でとても素敵です。
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本当に美しくて、オペラ座内を見るだけでも価値があります。
次回は、見学ツアーにも参加してみたくなりました。 -
幕間にカナッペとノンアルコールの飲み物を注文しました。ゲルストナーが入っています。
この雰囲気も独特で、日本の劇場では味わえないですね。 -
ロドリーゴ役のルドヴィック・テジエと、エリザベス役のアニヤ・ハルテロスの声が生で聴けて最高でした。カルロ役のレイモン・ヴァルガスは素晴らしく上手いのですが、ビジュアル的にヒーロー役が辛いと感じてしまうのは私だけでしょうか。。。
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オペラが幕を閉じて帰路につきます。
今日も充実の1日。
ウィーン最高です!!
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この旅行記へのコメント (2)
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- sanaboさん 2017/06/29 00:53:03
- はじめまして
- 陽菜さん、はじめまして
最初はプラハの旅行記にお邪魔させていただきましたが
ウィーン旅行記もとても内容が濃くて楽しく拝見させていただきました。
ウィーンは大好きな街なのですが、随分とご無沙汰しています。
それに以前は街歩きがメインでしたので、オペラも見たことなくて・・・
「ベートヴェン・フリーズ」は実は私も次回の宿題になっています!
陽菜さんは本当にしっかりとご計画され、精力的かつ効率的に
街歩きをなさってらしてとても感心しました。
お礼が後になりましたが、私の旅行記へもご訪問下さり
またフォローもしていただきまして、ありがとうございました。
私もフォローさせていただきましたので、
これからもどうぞよろしくお願いいたします♪
それから、、、プロフ写真のワンちゃん、もう可愛すぎます〜(#^.^#)
sanabo
- 陽菜さん からの返信 2017/06/29 15:00:09
- RE: はじめまして
- sanaboさん
私の旅行記、たくさん見ていただきありがとうございます。
フォローも嬉しいです。
sanaboさんの旅行記はどれもあまりにも素晴らしくで思わず見入ってしまいました。
ヨーロッパが大好きなのも、できればヨーロッパに生まれたいのも同じです。
私の場合は、前世が中世ヨーロッパだったと信じています(笑)
なんか懐かしくて落ち着くんですよね〜。
そして旅行時期は高くても初夏がいいですよね〜。
ウィーンは一人旅だったので、思いっきり好きなところを巡りました。
ヘルシンキとプラハは友人といっしょだったので、かなりセーブしています。
私のペースで動いてしまうと同行者がたいてい具合悪くなってしまうので・・・。
でも二人だとホテルがちょっと豪華になったり、食事が充実するのでそれも楽しいです。
次はポルトガルとスペイン(別々の日程で)を目指しています。
旅行記、再度じっくり読ませていただき、参考にさせていただきますね。
他に行きたいのはモロッコとクロアチアです。(ここも共通ですね)
sanaboさんと共通点がいっぱいあったのが嬉しくて思わずフォローさせていただきました。
これからもよろしくお願いいたします。
陽菜
(プロフの写真は「もも」という家のチワワです。陽菜(ひな)は「もも」の母親犬の名前です。でも残念ながら「もも」は12歳で亡くなってしまったんです。ここに写真を載せていつも見ています。「ひな」は老犬ですが、まだ元気です)
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