2016/05/19 - 2016/05/25
644位(同エリア6070件中)
陽菜さん
新緑が美しい5月にウィーンを訪れることができました。
数年前にザルツブルグに行った時、ザルツブルグカードがとても便利だったのでウィーンカードを検討しましたが
交通機関は無料になるけれど、美術館などの入場料は 1〜5ユーロ 割引になるだけ。
見どころ満載のウィーンを楽しむにはちょっと物足りないなあと思っていました。
そんな時に知ったのが、2015年に登場したばかりの VinnaPass!
あまり情報はなかったのですが、多くの施設の入場が無料、トラベルカードは付けても付けなくてもOK、使う日数も選べるということで3日間用をNewYearSaleで10%Off(約1万円) の時に購入。
このカードのおかげでウィーンを満喫することができました。
※以下 Vienna Pass で入場したところに(VP)のマーク
●5/20(金)← この旅行記
シェーンブルン宮殿(VP)フランツヨーゼフ特別展(VP)
ミニトレイン(VP) グロリエッテ展望台(VP) シェーンブルン動物園(VP) オーストリア応用美術博物館(VP) ホップオンホップオフバス(VP) クンストハウス(VP) フンデルトヴァッサーハウス 楽友協会ウィーンフィル定期演奏会
●5/21(土)
ミノリーテン教会 フォルクス庭園 国会議事堂 自然史博物館(VP) 美術史美術館(VP) レオポルト美術館(VP) オットーワグナーパビリオン(VP) ウィーンミュージアム(VP) カールス教会(別料金) シュテファン寺院と北塔エレベーター(VP) モーツァルトハウス(VP) 音楽館(VP) ミュラーバイスル(夕食)ペーター教会オルガンコンサート
●5/22(日)
エンゲル薬局 アムホフ教会 ナーグラーガッセ 王宮礼拝堂(ウィーン少年合唱団のミサ)王宮(VP) 新王宮(VP) アウグスティナー教会 アルベルティーナ(VP) プルンクザール(VP) カプツィーナ納骨堂(VP) 市庁舎(外観)グリーンラインバス(VP)でカーレンベルクの丘 オペラ座(ドン・カルロ)
●5/23(月)
市立公園 ブルグ公園 カフェザッハ アンカー時計 ルプレヒト教会 ナッシュマルクト カフェアマコード(ランチ)マヨルカハウスとメダイヨン館 ベルヴェデーレ宮殿(別料金)ハイリゲンシュタット ヴォティーフ教会 カフェツェントラル(夕食)オペラ座(外のスクリーンで椿姫)
●5/24(火)
ユリウスマインル ドブリンガー楽譜店 カフェデーメル 帰国
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
成田からオーストリア航空の直行便。
2016年9月初めで日本路線から撤退してしまうのが残念です。
その影響もあり、通常11時20分発が13時40分発に変更になっていました。
日によっては急に欠航になった便もあり、帰国日は前日帰国予定の人も乗っていました。
ヨーロッパは直行便で行くと、着いてすぐホテルで休めて時差を感じにくいから好きなんだけどなあ。 -
日本から事前に用意して行ったのは・・・
楽友協会のウィーンフィル定期演奏会のコンサートチケット
https://www.musikverein.at/
国立歌劇場のオペラチケット
https://www.culturall.com/docs/452
王宮礼拝堂のミサ(ウィーン少年合唱団)のチケット
http://www.hofmusikkapelle.gv.at/content/service/
→Service & Tickets のLINKから
https://www.culturall.com/ticket/hmk/
そして「Vienna Pass」の予約
https://www.viennapass.com
ネットで公式サイトから座席まで選んでクレジットカード決済ができるからすごく便利です。 -
ホテルは「アム・シュテファンプラッツ」
シュテファン寺院の目の前で、地下鉄駅から上がったところ。
それなりの値段はしましたが、どこに行くにも便利で朝食時間も早く(6時30分から)観光にはうってつけのホテルでした。
シングルはシャワーのみかと思っていましたが、念のため事前にメールしてみたら、案の定「シングルルームはすべてシャワーのみです。よろしければ1泊50ユーロの追加で、カテドラルが見えるバスタブ付きのお部屋を用意します」という返事。
ただでさえ高いホテルだったので「アップグレードしなくていいです」と返事を返していました。
でも、この部屋 シングルだけどちゃんとバスタブ付きだったんですよ。
なかなか商魂たくましいホテルです。
事前にメールしておいたのは覚えてくれていたみたいですが・・・。
サービスがいいんだか悪いんだか・・・。 -
朝食は種類も豊富で美味しいですが、何でも自分でやるスタイルのようです。
コーヒーか紅茶、メランジェやカプチーノのリクエストはできますが、あとはセルフサービス。
好きな具材を入れてオムレツを作ってくれるシェフもいません。
塊のパンは自分でカットします。 -
フルーツもたっぷり。
プレーンヨーグルトにこのカットフルーツを入れて毎日食べていました。 -
シリアルコーナー
-
生のオレンジを絞ってジュースにできます。
最初、コツをつかむまで大変ですが、ホテルの人もこちらから聞かなければ何も教えてくれません。 -
窓から見えるのはシュテファン寺院。
早朝から礼拝の人々が出入りしています。 -
地下鉄 U1からU4を乗り継いで シェーンブルン駅で下車。
トラベルカード(公共交通機関が無料になるカード)はVienna Pass に付けなかったのですが、初日の空港からの移動でCATから乗り換えた時に買った24時間フリーのチケットを使います。
ウィーンは、最初に使う時に刻印をするだけで、あとはチケットを持っていさえすれば、改札で見せたりする必要がありません。
万一、検札に来てチケットを持っていなかったら多額の罰金を取られるのですが、一度もそんな目には会いませんでした。 -
早朝の混まない時間にシェーンブルン宮殿に到着。
チケット売り場はこの門のすぐ左の建物内にあります。
最初、写真を撮りながら宮殿の入り口まで行ってしまい、チケット売り場がなかったので戻ることに。。。
まだ混んではいませんでしたが、係員はのんびり仕事をするので、もっと遅い時間になるとかなり待つことになるかもしれません。
Vienna Pass はチケット売り場で裏面のバーコードを読んでチケットに交換する施設と、いきなり入り口でバーコードをチェックする施設の2種類があります。
シェーンブルン宮殿は、チケット交換が必要でした。 -
テレジアイエローの美しい宮殿。
マリアテレジアが金箔にするとお金がかかるので、この色を選んだとか。
宮殿内は写真撮影禁止でしたが、ハプスブルク家の離宮ということで華やかな世界を堪能しました。
今年はフランツヨーゼフ没後100年ということで、彼の幼少期からの人生を説明した特別展示もありました。 -
優雅に馬車で観光される方もいらっしゃるようです。
-
そしてこの可愛いミニトレインが30分に1本、庭園内を回っています。
グロリエッテまでは徒歩で20分ぐらい(上り坂)と聞いていたので、このミニトレインに乗ることにしました。
今回の目標はあまり歩きすぎないこと。
体調管理をきちんとすること。
な〜んて思っていたのですが、実際は1日3万歩以上歩いています。
ひとり旅をすると行きたいところ、見たいものが山のようにあって、ついつい欲張ってしまいます。 -
ラクラク☆グロリエッテに到着。
グロリエッテは、プロイセン戦の勝利と戦没者の慰霊のために建てられたギリシャ建築の記念碑です。 -
屋上へ上がれるのは4月から10月のみ。
-
真横から見たグロリエッテ。
展望台へは、こちら側から入って左に入り口(階段)があります。 -
グロリエッテの展望台から見た宮殿。
奥に広がっているのがウィーン市街。
そしてその向こうに見えるのはウィーンの森でしょうか。
天気は快晴。
素晴らしい眺めです。 -
帰りは下りなので、徒歩で。
水面に映るグロリエッテも綺麗! -
ネプチューンの泉。
-
半分ほど下ったところにシェーンブルン動物園があります。
現存する世界最古の動物園ということで入ってみました。
Vienna Pass があると、とりあえず入ってみるということができるのもいいですよね。
マリアテレジアの夫であるフランツ1世は大の動物好きだったとか。 -
動物たちは自然な状態で飼育されていて、すぐ近くまで行って見ることができます。
でも、この日は暑かったのでお疲れのご様子。 -
フラミンゴ
-
そしてここが「カイザーパビリオン」
フランツ1世とマリアテレジアはここで動物たちを見ながら朝食を楽しんだとか。
優雅ですね〜。
ということで、ここでお茶することにしました。 -
フレスコ画が美しい天井。
-
肖像画はマリアテレジアでしょうか。
1759年に建てられたそうです。 -
喉が乾いたので、冷たいものをと思って「アイスシュペナー」を注文。
ウィーンのアイスコーヒーは、生クリームとアイスクリームがどっさり入っています。
写真入りの英語メニューがありました。 -
この動物園には中国から贈られたパンダ2頭があるのですが、この時間は室内に入ってしまっていて残念。
でも可愛いコアラがいたので満足です。 -
動物園を出て芝生の公園をぶらぶらしながらヒーツィング門を目指します。
-
温室
ここもVienna Pass で入れたのですが、時間がないので次回に。 -
帰りはヒーツィング駅から地下鉄に乗ろうと思ったのは、この駅の建物がフンデルトヴァッサーによるもので、内部も見学できる(VP)からです。
でも、土日以外は見学時間が限られていてクローズドでした。 -
美しい外観の装飾だけ見て地下鉄 U4に乗ります。
-
カールスプラッツで降りて「楽友協会」へ。
ネットで予約しておいた今夜のウィーンフィル定期演奏会のチケットを受け取ります。
演奏会の直前は混雑するといけないので、昼間のうちに。 -
ウィーンに来るちょっと前に突然メール(ドイツ語と英語)が来て、指揮をする予定だったエサペッカサロネンの体調が悪いため、クリストフ・エッシェンバッハに変わります・・・とのこと。曲目も少し変わりました。
ベートーベンの序曲「シュテファン王」が「コリオラン」になったり、シューマンの交響曲3番「ライン」が2番になったり・・・。
「ライン」聞きたかったなあ。 -
でも、ウィーンフィルの演奏を「楽友協会の黄金の間」で聞けるだけで幸せです。
チケットゲット!!!
チケットまで金色に輝いています。 -
オペラ座の方は、ネットで予約後に印刷したチケットがそのままチケットとして使えるそうです。
確認のため、ボックスオフィスに行きましたが、そのままでOKでした。 -
アルベルティーナのピンクのうさぎ
-
オペラ座前から地下に降りてすぐのところにあった「オペラトイレ」
ヨハンシュトラウスの「美しき青きドナウ」が大音量で流れる有料トイレだそうです。 -
そのまま地下鉄 U1とU3を乗り継いで「応用美術博物館(MAC)」に来ました。
-
オーストリアの中世から現代に至る家具、ガラス製品、陶磁器、テキスタイルなどが展示されています。
またデザイナーに焦点を当てた企画展などをやっていることが多いようです。
ここのミュージアムショップもセンスが良くて素敵でした。 -
博物館のレストラン「エステライヒャー・イム・マク」が美味しいとの事前情報で、ランチはここでとることにしました。
観光客はほとんどいなく、地元のビジネスランチ客が多いようです。 -
ランチメニューがいくつかあって、どれも10ユーロ程度です。
バジルとチーズのパスタとガス入りのお水を注文。
旅行者はあまりのんびりしていられないのですが、レストランで食事をしようとすると、まず注文を聞きに来てくれるまで10分〜15分、料理が出てくるまでそこから15分、チェックをお願いして支払いが終わるまでにまた時間がかかります。
美術館内のレストランなので、まだ少しは早い方ですが。 -
MACの中。
建物そのものも芸術的。 -
こんな曲木の椅子や・・
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飾り棚の展示
-
ここに来た目的のもうひとつは、クンストハウスまでの観光バス乗り場が目の前にあるから。
「ホップオンホップオフ」という観光バスで、リンク内を回るレッドライン・シェーンブルン宮殿方面に行くイエローライン・プラーター公園やクンストハウスに行くブルーライン・カーレンベルクの丘まで行くグリーンラインなどがあります。
そしてVienna Pass はこのバスまで無料で乗れるのです。 -
「ブルーライン」ですが、車体はどの路線も全部黄色なので、車体の文字を見ないとわかりません。
-
クンストハウスは路面電車からだと少し歩かなければならないのですが、観光バスなので目の前に止まります。
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新緑がきれい。
-
外観やカフェだけ見てもカラフルで可愛すぎます!!
館内の写真がNGなのが残念。
もちろん可愛かったです。
窓枠から見たグリーンのあしらい方とかもちゃんと計算されていたり、なぜか床が真っ直ぐでなかったり。 -
ここでゆっくり本でも読みながらお茶したい。
-
地図を見ながらのんびり歩いて10分ほどでフンデルトヴァッサーハウスに着きました。
ここは今でも普通に住人がいる建物なので内部見学はできないのですが、壁の色やらエントランスへのアプローチがとても可愛かったです。
住んでいる人たちもフンデルトヴァッサーの意図を理解して、その世界観を大切にしているように思いました。 -
ここからは路面電車でホテルに帰ります。
一番上に書かれている H の下の文字がここの停留所の名前。
路面電車には路線番号と終点の駅名が書かれているのでわかりやすいです。 -
シュテファンまで戻って来たので、寺院内を覗いてみましたが、ミサが始まるようでした。
見学はまた後日。 -
19時からの楽友協会のコンサートに備えて軽く「ウィーン風カナッペ」を買ってきました。
シャンピニオン、人参、ツナ、卵などいろいろな種類があって選ぶのに迷います。
これは、シュテファン寺院近くの「ツェスニエフスキー」のもの。 -
楽友協会の黄金ホール。
写真はNGのはずなのですが、ほとんどの人が撮っていたので、始まる前に少しだけ撮らせていただいちゃいました。
あまりにも美しくて、ため息が出ます。 -
座席はParterre-Loge 1階のバルコニー席の一番前の列です。
このホールは、あまり前の方だと音が良くないので、中央より後ろがおすすめだとか。
初めてなので、110ユーロの席にしましたが、音だけであれば一番前の列でなくても十分だと思います。
ブラームスのヴァイオリンとオーケストラのためのコンチェルトD-Durはそのまま。
Lisa Batiashviliのヴァイオリン、迫力ありました。 -
帰りにホテルまでのんびり歩きながらオペラ座の前を通ります。
ライトアップが綺麗!! -
この日のオペラ座はヴェルディの「ラ・トラヴィアータ」でした。
外の大型スクリーンで、ライブ鑑賞できるなんてかなり太っ腹です。
月曜日の同じ演目を予約したかったのですが、まったく取れずだったので、このスクリーンで見よう!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
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- しましまねこさん 2017/02/06 00:05:24
- 初めまして!
- こんにちは。しましまねこと申します!フォロー有難うございます♪
陽菜さんも昨年ウィーンに行かれてたのですね!Vienna Passの存在は全然知りませんでした(>_<)楽友協会、音も建物も最高でしたよね♪旅行記を拝読して、記憶が蘇ってまた嬉しくなりました!続きも拝読させていただきます♪
- 陽菜さん からの返信 2017/02/06 15:24:11
- Re: 初めまして!
- しましまねこさん
旅行記訪問ありがとうございます。
ウィーン本当に素敵なところでしたね。
住みたいぐらいです(´∀`)
ちょうど同じ季節に行かれて、同じように楽友協会やオペラ座の予約をして、、、。
なんだか嬉しくなってしまいました。
これからもよろしくお願いいたします ♪
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