保科正之のあしあとを追って

2016/07/08 - 2016/07/10

夏の会津若松へ。

目当ては、会津藩初代藩主であり、徳川秀忠の息子・保科正之について知ること。「ならぬことはならぬ」の言葉を作った人です。

しかし、戊辰戦争で寺社仏閣も焼かれてしまい、新政府に会津の教えが全否定されたので資料が少ないとのこと。
歴史は勝者が作るとは言うけれど、後世の人間が埋もれてしまった史実を掘り返さない真の歴史とは言えないな、と。

会津若松市は白虎隊などの幕末にスポットを当てていて、保科の資料は少なかったです。

大内宿、猪苗代にある正之を祀る土津神社にも行きました。

エリア 会津若松(福島)

大内宿。
平日だから、人はまばらでした。
この撮影ポイントまで石段30段ほど上がります。

大内宿 名所・史跡

水路が良かった。
きれいだし、涼しい。
水路にラムネ入れて売ってるお店もありました。

大内宿 名所・史跡

大内宿といえば、ネギ蕎麦！
リアルなネギが民芸品として売られてました笑

大内宿 名所・史跡

上の撮影ポイントまで石段登ります！

大内宿 名所・史跡

湯野上温泉に1泊。
洗心亭の露天風呂付部屋でした。檜風呂最高！

Tabist こぼうしの湯 洗心亭 会津湯野上温泉 宿・ホテル

会津若松の鶴ケ城。
内堀がなかなか立派でした！
松山城に似てるなと思ったら、同じ加藤嘉明が携わってたことを知る。

城内は1フロアずつに展示があって、会津藩の歴史を葦名氏時代から勉強できます。

上りと下りで別の階段を使用するのが◎。

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

写真微妙ですが、会津藩武家屋敷。

松平容保の家老、西郷頼母の家。戊辰戦争で家族みんな自害しました。中には10歳に満たない女の子もいたようで…
西郷本人は明治後半まで生きました。

会津武家屋敷 美術館・博物館

武家屋敷のトイレの下の部分。

屋敷の人がここで家族の体調の異変とかをチェックしてたらしい。。気まずい。。

ここの武家屋敷の残念なところは部屋に入れず、ひたすら外から見学しなきゃいけない。うーん。

会津武家屋敷 美術館・博物館

七日町通りにある、昭和なつかし館。

昭和後半生まれの私には、黒電話とだっこちゃん人形くらいしかわからなかったけど
それでも時代を感じさせるものがたくさん！
よくこれだけ集めたなー

昭和なつかし館 美術館・博物館

中町グランドホテル。
客室にマッサージチェアと、あかべこの巨大ぬいぐるみが！！
首から「スタッフです」という名札をぶらさげてました。ステキ！

中町フジグランドホテル 宿・ホテル

いよいよ、保科正之が眠る土津神社へ。
松平家の墓がある会津若松から車で40分くらい離れたところ。

磐梯山などの山々を背に、猪苗代湖を望める山間にあります。
保科正之が生前に訪れて気に入ったそう。

土津と書いて「はにつ」。保科が尊敬した神学者から貰ったもの。

土津神社 寺・神社・教会

境内へ行く石段は、見事な緑のじゅうたん！
見上げれば緑紅葉！
秋にも行ってみたい…
※写真は加工してません

土津神社 寺・神社・教会

墓所までの道。
義を重んじるかのような一本道！

土津神社 寺・神社・教会

立派な墓所。

土津神社 寺・神社・教会

土津神社は、日光東照宮と比較されるほどの絢爛豪華なものだったそう。
しかし、戊辰戦争ですべて焼失。ただただ悲しい。そこまでしてやるべき戦だったのかと、問いかけたくなりました。

土津神社 寺・神社・教会