2016/03/18 - 2016/03/18
652位(同エリア3770件中)
Keiさん
あわただしいオヤジ一人旅シリーズ。華やかさやおしゃれ感は全くありませんが、イタリアの歴史や素晴らしさを街を歩きながら味わいたい。
3月にフィレンツェに行きました。観光2日で相変わらずの弾丸一人旅。
フィレンツェは人気の観光地なので、4トラの皆さんの旅行記にもたくさん登場していますが、今回はドゥオモ、鐘楼、洗礼堂、ウフィッツィ美術館等のメジャー観光スポットではなく、あまり観光客の来ないスポットを中心に歩き回って訪れてみました。
残念ながら閉まっていて中を見学出来ていない所もありますが、次回にリベンジするとして、オヤジも初めて訪れるスポットもあり、改めてルネサンスの奥深さを味わえた(大げさ)今回の旅となりました。
?はヴェッキオ橋周辺から坂道を上って丘の上方面をウロウロします
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ヴェッキオ橋まで戻ってきました、今度は丘の上に向かって歩いていきます
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サンタ・フェリチタ教会の脇からコスタ・ディ・サン・ジョルジョを上っていきます
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坂の途中にもタベルナーコロ
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古い町並です
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写真だとあまり感じませんが、物凄い急坂です
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途中の家の壁にガリレオの顔が
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ガリレオ・ガリレイの家だそうです。実際に本人が住んでいたわけではないそうですが、プレートに「彼の家である」とありました。
ガリレオ ガリレイの家 史跡・遺跡
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ひたすら上っていくとサン・ジョルジョ門が見えてきました。
サン ジョルジョ門 史跡・遺跡
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アーチの部分に聖母子と聖人のフレスコ画
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門の外には竜を退治するサン・ジョルジョの浮彫がありますが、これはコピーのようです。
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門の外は三叉路になっていて右に行くとベルヴェデーレ要塞です。
オヤジはまっすぐ進みました -
古そうな祠です
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フィレンツェ郊外の田舎道といった雰囲気、天気がいいので気持ちよく歩きましたが、時折車が通るので注意
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教会らしきものが見えてきました
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サン・レオナルド教会です。ここは来たことがありません。入口にネコ君がいますね。
サン レオナルド教会 寺院・教会
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創建は11世紀でロマネスク様式のファサードですが、20世紀に修復されたようです。
見所は2本のコリント式円柱に支えられた説教壇で12世紀のレリーフが素晴らしいとの事です。 -
扉は開いているのに門が固く閉じられており、敷地内に入れません。
ネコのレオナルド(勝手に名づけました)が馬鹿にしたようにオヤジを見ています。
そのうちに扉の中に入って行ってしまいました。
この教会は日曜のミサの時にしか開かないようです -
せっかくここまで上ってきたのに、開いていないわ、レオナルドに馬鹿にされるわで、打ちひしがれて先ほどの三叉路まで戻ります。
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こちら側はベルヴェデーレ要塞なので、別の道を
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城壁に沿って道を下って行きました
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サン・ミニアート門まで下り、そこからミケランジェロ広場まで続く階段を上っていきます。
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今回の表紙です
ミケランジェロ広場でハト君もお出迎えミケランジェロ広場 広場・公園
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ちっともマイナーな観光スポットじゃないですね
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ミケランジェロ広場にほど近いサン・サルヴァトーレ・アル・モンテ教会
サン サルヴァトーレ アル モンテ教会 寺院・教会
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ミケランジェロが「美しい田舎娘」とたたえた話は有名
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明るい教会なのでステンドグラスがきれいですね
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さらに上っていくとサン・ミニアート・アル・モンテ教会です
ビザンチンの影響を受けたロマネスク様式サン ミニアート アル モンテ教会 寺院・教会
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ここもマイナーな観光スポットとは言えませんね、でも5年振り位に拝観します。
ファサードの13世紀のモザイクは「聖母マリアと聖ミニアートの間にいる玉座のキリスト」 -
最上部は十字架ではなく黄金の鷲ですが、
これはスポンサーだった商人ギルド(カリマラ組合)の象徴です -
ミケランジェロ広場よりも高い位置から1枚
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三廊式の内部は中央から中二階の内陣と半地下のクリプタに分かれています
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身廊右側には12〜14世紀に描かれたフレスコ画が沢山あります
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身廊左側にあるルネッタのフレスコ画
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内陣奥の上部には1260年に作られた「聖母と聖ミニアートの間にいる玉座のキリストと4人の福音史家の象徴」のモザイク画がありますが、とても暗かった。
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身廊中央にあるニッチは上部がロッビア様式のような感じ
15世紀のルネサンス期にミケロッツォ・ミケロッツィ作 -
中の祭壇画はアーニョロ・ガッディ作の「サン・グアルベルトとサン・ミニアート」
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内陣の手前部分には箱型の説教壇があります
13世紀初めに作られ、鷲と修道士とライオンの柱状彫刻と幾何学模様の象嵌は手が込んでいてきれいです -
内陣から行ける聖具室にスピネッロ・アレティーノの「聖ベネェィクトの生涯」の連作フレスコ
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交差ヴォールトの天井にある「4人の福音史家」
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内陣から入口方向
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クリプタは12世紀に作られ、7つの小さい身廊に分かれ36本の大理石に支えられています
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観光スポットでも上位に来るだけあって見所多いです
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サン・ミニアート・アル・モンテ教会からの帰り道、ミケランジェロ広場の下に広がるバラ庭園
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まだバラの季節ではないようです。5月〜6月半ばまでがオープンと聞いていますが、その時期に来たことがありません
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坂道を下り切ってサン・ニッコロ通りを右に行くとジュゼッペ・ポッジ広場があり、そこに1324年に作られたサン・ニッコロ門があります
昔はこの門からフィレンツェの城壁は始まっていて、アルノ河岸の要塞を対岸のゼッカ塔と連なって構成されていたそうですサン ニッコロ門 建造物
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15世紀のフレスコ画は「聖母マリアと聖人達」聖母子の隣、左は
洗礼者ヨハネ、右は聖ザノービ -
サン・ニッコロ通りを戻るようにヴェッキオ橋方面に歩くとバルディ通りに入り、右側にサンタ・ルチア・デイ・マーニョリ教会があります
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見所はピエトロ・ロレンツェッティの「聖女ルチア」(1332年)という事ですが、ここも一度も入れたことがありません。
近くのサン・ニッコロ教会と交互にミサをやっているとの情報を仕入れたので次回リベンジしたいと思います -
この教会前の土手には聖フランチェスコがフィレンツェ到着した記念の最初の地という小さな古い祠があります。
当時隣の病院でサン・フランチェスコとサン・ドメニコが出会ったという伝説もあるようです。
サッカーのペレと野球のベーブルースが出会うのとは次元が違います。 -
そうこうしているうちにサンタ・フェリチタ教会に戻ってきました。
厳しい坂を上ったり下りたりで倒れそうです。この続きは次回
最後までご覧頂きありがとうございました
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