最果ての地、下北半島を巡る三泊四日の旅

2015/10/27 - 2015/10/30

下北半島を巡る旅
レンタカーを借りて三泊四日でゆっくり下北半島を巡りました。

【1日目】
JR八戸駅～青い森鉄道～大湊線～下北駅
レンタカーにて～霊場恐山～下風呂温泉郷泊

【2日目】
下風呂温泉～湯の川温泉～大間町～佐井村・民宿泊

【3日目】
観光船にて仏ヶ浦～レンタカーにて下北駅へ
下北駅～大湊線・青い森鉄道～三沢駅～青森屋泊

【4日目】
青森屋～八戸観光（遊覧船・蕪島神社・種差海岸・八食センター）
～JR八戸から帰路

エリア 下北半島(青森)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

【一日目】
新幹線・八戸駅を下車し、ここからは青い森鉄道で移動です。

八戸駅 駅

駅弁をゲットしてここからはローカル線の旅です。

八戸駅 駅

列車から見える風景。ススキの穂。

下北駅到着です。
ここからはレンタカーを借りて霊場恐山を目指します。

山門

恐山 自然・景勝地

御朱印をいただきました。

お地蔵さんと風車

古滝の湯と冷抜の湯
無料の女湯・男湯があります。

お天気も曇っていたので、何だが寂しい気持ちになります。

参道を歩きます。

山の紅葉を見ながら参拝順路に従って参拝します。
約40～50分

ススキがゆれています

火山ガスが噴出する岩肌の一帯には草木が生えていません。

草木がはえていない岩肌一帯は「地獄」になぞられています。

所々にたむけられている風車は亡くなった子どもが寂しくならないように。

湖は白浜があり「極楽」になぞらえています。
地獄の向こうに極楽の湖が見えます。

所々に、風車がカラカラとまわっています。

岩間の間からは硫黄の匂いが漂っています。

八角円堂とお地蔵様

順路に沿って参拝します。

山の紅葉と

岩肌にカラスが・・・。

宇曽利湖

曇ってきて、寂しい気分になります。

極楽の湖

荒々しい岩肌

延命地蔵尊

地獄谷

40分ほどかかって、参拝順路を巡って戻ってきました。

とても静かな場所で、厳粛な気持ちになりました。

参道を振り返る。

参道右奥には宿坊「吉祥閣」があります。
季節柄、宿坊には宿泊できませんでした。

無料の男湯（冷抜の湯）

無料の女湯（古滝の湯）

温泉の効用

晴れていたら印象も違っていたのかもしれません。

帰りの時間になり日が差してきました。

極楽と太陽と

岩肌の地獄とは対照的な湖の極楽の風景が印象的でした。

三途の川を渡ったので俗世界に戻ってきました。

俗世界に帰ってきて、少しホッとしました。

目と鼻の先なのに、見える風景が違ってきます。

一日目の宿
下風呂温泉「かどや旅館」に到着しました。
お疲れさま。

下風呂温泉　かどや旅館 宿・ホテル

【2日目】
宿をチェックアウトして、宿周辺をを歩いてみました。
津軽海峡の先に北海道。

下風呂温泉海峡の湯 温泉

鉄道アーチ橋・メモリアルロード

戦時中、工事が中断された幻の大間鉄道橋がに遊歩道として復活した場所。
足湯は終了していました。

イカを干している！すごいたくさん！

下風呂診療所

電灯にもイカが。

下風呂温泉の街
静かでのんびり温泉に浸かって、癒された。

仏ヶ浦に行きたかったのですが、佐井村の定期観光船が悪天候のため運休です。
予定を変更して、佐井村から湯の川温泉に向かうことにしました。

途中の峠で、野生の猿を発見！
北限のサルか？

これは、お母さんの猿。

子ザルが木登りの練習中なのか？
親猿が見守っていました。

佐井村から福浦を経過中。

仏ヶ浦展望台で現在地を確認します。

悪天候の為、観光船からは仏ヶ浦は見られませんでした。
遠くからですが、展望台から覗いて見ます。

ズームにすると仏ヶ浦が見えました。

波が高くて残念。
白い岩がとても美しい。

明日はお天気になるといいのですが。

この展望台から歩いて降りて行くと仏ヶ浦に行けますが、波が高いので眺めるだけで行くのはやめておきました。

佐井村から川内川渓谷・道の駅かわうち湖を経由して湯野川温泉に向かいます。
くねくねとした山道です。

市営の日帰り温泉　湯野川温泉・濃々園に到着しました。

湯野川温泉郷 温泉

「飢餓海峡」のロケ地になった場所ですが、当時の建物はありません。
館内には撮影時の写真が展示されていました。

山間の静かな温泉で、地元の方が来ている印象でした。
浴槽から川の流れる景色が見えて、紅葉が絶景でした。
とてもいい温泉です。

湯の川温泉～佐井村～経由して大間にやって来ました。

大間崎の沖合を眺めます。

大間崎 自然・景勝地

アップすると、白と黒のストライプの大間埼灯台です。

本州最北端の地　大間崎

大間崎 自然・景勝地

マグロが壁を泳いでいます。

ここ本州最北端の地　の碑

アップしてみます。

マグロ一本釣の地です。

本日は、とっても風が強いです。

まぐろ一本釣りモニュメント

大間のマグロは食べれなかったけど、モニュメントを見て満足としておきます。

大間～佐井村の本日の宿へ向かいます。
途中、大間原発の工事をしていました。

途中、佐井村から美しい夕日が見られました。

【3日目】

民宿を後にして、津軽海峡文化館アルザスで仏ヶ浦観光船の運行状況を確認にやって来ました。
チケットはこちらで購入できます。
ニューしもきた号　往復￥2,400

佐井～仏ヶ浦遊覧船(仏ヶ浦海上観光(株)) 乗り物

波は高めですが、運行するとのことです！
ちなみに、民宿の女将さんは「この波だったら、私は乗らないね。」って、いうぐらいのギリギリの波です。

他の観光客の方々と出発です。

予想していた以上に、揺れる～揺れる。
波が高い。

しかし、皆さんがんばります！

海上から念願の仏ヶ浦が見えてきました。

仏ヶ浦 自然・景勝地

小雨が降っていて、レンズも曇ります。

佐井港を出発して、仏ヶ浦にやって来ました。

上陸ですが、波がザブンザブンと押し寄せてきます。

上陸時間が普段よりも短めですが、何とか着岸です！
着岸出来て良かった。ホ！

仏ヶ浦の自然美です。

お天気がいまいちですけどね。

いざ、上陸。
観光船はしばしの休憩タイムです。

神秘的に並ぶ奇岩。

みんな、自然の波や風によって作り上げられた自然の美です。

すごい！美しい！

つげ義春のマンガを読んでいつか来たいと思っていました。

雄大な景色に、感激です。

しかし、小雨＆高波でコンディションは良くは無かった。

如来の首

如来様が海に向き、浜に上がる人達を優しい顔で出迎えているように見える。
（佐井定期観光株式会社・パンフレットより）

巨大な岩

美しく、圧倒されました。

陽がさしてきました。

雄大すぎる。

陽があたると、白い岩が違う顔を見せてくれます。

自然から作り上げられた、美。

あっという間の滞在でした。

波が高く、滞在時間が削られました。
出発するよ！ボーボーと、船が催促していました。

佐井村～大間～風間浦～下北駅を目指しドライブです。

赤石海岸

佐井村～大間に向かう国道３３８号線沿いにある岩礁の海岸

ここから色々な場所につながっているんですね。

佐井村～大間町～風間村～むつ市～とドライブしてレンタカーを返却し下北駅まで戻って来ました。

本州最北の駅　下北駅

下北駅に戻って来て、別世界のような気がしました。

ここから大湊線～青い森鉄道と乗り継いで本日の宿に向かいます。

今晩の宿は、小牧温泉　「星野リゾート　青森屋」

みちのく祭りや (星のリゾート 青森屋) グルメ・レストラン

夕食時に、津軽三味線などのショーが見られるとのことで予約を入れました。

お囃子の生演奏

迫力ある「青森ねぶた」の山車が動いて、本物さながらの祭りを体験することが出来ました。

津軽三味線と民謡のショー

スコップ三味線のショー

色々な催物があり、楽しめました。

【4日目】

青森屋さんを後にして、八戸へ
青森屋さんのオプショナルツアーを利用しました。

十月限定
うみねこツアー

八戸へ到着
遊覧船に乗船します。

うみねこ

かっぱえびせんをあげると、うみねこ達がよってきます。

遊覧船についてきます。

お天気も良く、気持ちいい！

八戸湾

どこかの大きな船です。

漁港

蕪島

蕪島 自然・景勝地

山頂に鎮座する蕪島神社を目指します。

蕪島神社に到着しました。

うみねこの繁殖地で有名ですが、繁殖時期ではなかったのでうみねこの像だけを拝みました。

不幸なことに、私達が訪問した一週間後に火事になってしまい、この建物も焼けてしまったんですよね。

いつか、再建した蕪島神社に行ってみたいと思っています。

葦毛崎展望台からの景色

荒々しい岩礁が続いています。

葦毛崎展望台 名所・史跡

お天気が悪くなり、曇ってきましたね。

種差海岸

種差海岸 自然・景勝地

2013年に日本ジオパークに指定されました。

モグラさんの穴かな？