２０１６ＧＷ　初の中部～北ドイツ　【８】ヴィスマール　その２

2016/04/25 - 2016/04/25

ヴィスマール街歩き後半は、港へ向かいました。
この街はバルト海沿いの東方にあるシュトラールズントとともに、
「シュトラールズント及びヴィスマールの歴史地区」として２００２年に世界遺産に登録されています。
この２つの街の中間にあるのがロストック。
（この日訪ねる予定にしていたのに断念した街です。）
この３つの街はいずれもハンザ同盟都市。リューベックの姉妹都市で、それぞれが
６０ｋｍほどの間隔で存在しています。
当時のハンザの輸送船の１日の航行距離が６０ｋｍほどだったのが理由とか。
なるほど！と納得の理由ですね。

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記です。）
　４月２３日（土）　福岡～関空（こちらで大波乱）～香港
　　　　　　　　　　　　～深夜便でフランクフルトへ
　４月２４日（日）　早朝フランクフルト着～フルダ～リューベック
☆４月２５日（月）　リューベック～ヴィスマール～バート・ドーベラン
　　　　　　　　　　　　～リューベック
　４月２６日（火）　リューベック～シュヴェリーン～リューネブルク
　　　　　　　　　　　　～ハンブルク
　４月２７日（水）　ハンブルク～ブレーメン～ハンブルク
　４月２８日（木）　終日ハンブルク
　４月２９日（金）　ハンブルク～ツェレ～ハノーファー～ゴスラー
　４月３０日（土）　ゴスラー～クヴェトリンブルク～ヴェルニゲローデ
　　　　　　　　　　　　～ゴスラー
　５月　１日（日）　ゴスラー～ヒルデスハイム～ゴスラー
　５月　２日（月）　ゴスラー～ライプツィヒ～エアフルト
　５月　３日（火）　エアフルト～アイゼナハ～エアフルト
　５月　４日（水）　エアフルト～フランクフルト～ベンスハイム
　　　　　　　　　　　　～ゲルンハウゼン～フランクフルト
　５月　５日（木）　フランクフルト～バッハラッハ～ボッパルト
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト
　５月　６日（金）　フランクフルト～バート・ホンブルク
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト空港から帰国
　５月　７日（土）　羽田～福岡

エリア ヴィスマール(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

「精霊教会」を出て北へ歩きます。

すぐお隣のこの北ドイツらしいレンガ造りの建物、
警察署でした。

びっしりと敷かれた石畳。味があります。
でもトランクだと大変ですね。（笑）

視界が開けてきました。

振り返ると「聖ゲオルグ教会」の塔が。

もうしばらく進むと港が見えてきました！

ヨットがたくさん停泊しています。

どこかシーフードがいただけるところはないのかしら・・・？
とキョロキョロ。
正面の白い建物はレストランのようなのですが、近くにいたおじさまが
「そこはもう閉まってるよ〜！」。
港で働く人のために早朝に営業しているお店のようです。
ほかにレストランがないかと聞くと、「向こうの方、向こうの方！」と
東の方を指されるので、そちらへ移動してみます。
そろそろ駅の方へ戻る時間でもありましたし。

お魚の絵の建物があるんですが、ここはレストランかな〜？
でも入口が見当たらない。

右手を見ると「聖ゲオルグ教会」と「マリエン教会」が。

もう少し歩くと左手にここが現れました。

まさにシーフードレストラン！
いい雰囲気です。

日替わりランチなどもあって魅力的なのですが、
あまり時間もないのでサーモンサンドをテイクアウト。
あとで列車内でいただいたのですが、これがとても美味！

あら、２階建てバスが。
こういう観光手段もあったのですね。

Ｂｒｅｉｔｅ通りを東へ歩きます。

分かれ道に出ました。
右へ行くとマルクト広場方面。
私はもう１ケ所寄り道をして駅へ向かいたいので左へ。

その先にあった黄色い建物はＬｏｗｅｎ−Ａｐｏｔｈｅｋｅ〜
獅子薬局。
どこの街にもある名前の薬局ですね。

先ほどの分かれ道を左へ。
この辺りは普通のお宅かしら？
立派な建物が並びます。

前方右手に目指すところの一部が見えてきました。

この辺りの建物も大きくて立派！
オフィスかな〜？

また案内板が登場しました。

小さな川沿いに出ると・・・

目的地「ニコライ教会」の姿が。

立派なレンガ造りです。
そういえば、この街は「ヨーロッパ・レンガゴシック街道」に
属すらしいです。
確かにレンガ造りの建物満載でした。

入口周囲も堂々のレンガ造り！
では、お邪魔いたします。

入ったところは側廊。
とても高い天井です。

側廊にある礼拝堂だったでしょうか。
修復中の箇所がそこかしこに。

ここが中央祭壇だったと思われます。
ドイツで４番めに大きな身廊を持つとのことですが、残念ながら
修復箇所が多く、全体を眺めることができませんでした。

そのせいかあまり記憶が定かでないのですが、確か中央祭壇の後部にも
ぐるっと回ることができ、そこにもこのような祭壇があったような・・・。

とても渋いパイプオルガン。素敵でした。

船乗りや漁師のための教会とあって、このようなオブジェも。

幾つもの筋が走る柱。

こちらも中央祭壇の外側にあったような・・・。
どうにも曖昧な記憶です。

精巧な彫りの祭壇画。

とても心惹かれた十字架と磔刑像。
このような色合いのものは初めて見ました。

外へ出ると川沿いにこの像。
ブタさん？イノシシさん？

そのお向かいのおうちは古そう！
この辺りは比較的小さめの建物が並びます。
レンガはもちろん多いですが、左側に見えるような白い壁の建物も
リューベックでもこの街でもよく見ました
木組みとはまた違って素敵ですね。

川沿いを東へ歩いたらヴィスマール駅へ出ました。
２時間ほどの街歩きでした。
では、バート・ドーベランへ向かいます！

この旅行記へのコメント （2）

• frau.himmelさん 2016/06/26 11:28:11

  ヴィスマール、いったはずなのに・・・？

  ハッピーねこさん、こんにちは。
  
  旅行記を拝見しながら、ヴィスマール？
  2013年北ドイツを中心に回ったとき、行ったはずなのに、見覚えがない・・・？
  と思って調べたら訪れていませんでした。
  
  そして、発見、そうだ、あの時の旅行記も中途半端だったのだーー（笑）
  
  ハッピーねこさんは教会がお好きだから、お写真充実してますね。
  北ドイツの教会って、どこも帆船が屋根からぶら下がっていて面白い。
  
  次はバート・ドーベランですね。
  ゆっくり見せていただきます。
  
  himmel
  

  ハッピーねこさん からの返信 2016/06/26 21:48:33

  RE: ヴィスマール、いったはずなのに・・・？

  himmelさん、こんばんは。
  
  > 2013年北ドイツを中心に回ったとき、行ったはずなのに、見覚えがない・・・？
  > と思って調べたら訪れていませんでした。
  
  思わず笑ってしまいました。
  たくさんの街をお訪ねになっていますから、思い違いも起きますよね。
  
  北ドイツへの出発前に、himmelさんが「南とはまた違う風景に出会えますよ」と
  おっしゃっていただきましたがそのとおりでした。
  レンガの建物、ハンザ繁栄の印・破風・・・街並みが、空気感が、やはり南ドイツとは違いました。
  
  大好きな教会も特有の雰囲気でしたね。
  南のように、外見からは想像もできないようなコテコテのバロック、なんていうのはまずありませんでしたし、
  お書きいただきましたように船がぶら下がっていたり。
  北も奥深くて興味が深まってきました。